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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

伊東二輪 TC同好会

勝手にお題の通り 今名付けました(笑)。
因みにオンロード側のお話しです。

表題は『伊東二輪 筑波サーキット同好会』の略ですよ(笑)。

同好会って言ったって 現存するお客さんではほぼいないですが(笑)。
tetsuも30年 継続して持ち続けていたTCのライセンス 4年前に切らせましたしね。
そもそも最後に走ったのは 2011年ですし.......



伊東二輪には以前から極少数ですが筑波サーキット(略して TC)で 主催者ありで行われる 走行会に定期的に行かれる 人がいます。
現在では tetsu 旧友にて超長期常連さんの asaPくんが年に 2~3回は行ってます。
継続は力なりなので エライと思います。
それより やっぱり 全開で気兼ねなく攻めれるというところに 『サーキット走行のススメ』 はありますし。勿論 好きだから続くのでしょうがね。

筑波サーキットは フルコースの TC2000と ショートコースの TC1000がありますが asaPくんが走るのは TC2000の方。

これらの走行会のたぐいは、TCの会員になって走るのと違って 一回の走行料は高めですが 車種の制限はある程度ありますが車体が基本 公道使用のまま(ナンバー付き)で走れるというのが前提なので ファンライダーとしてはハードルがそれほど高くなくいいと思います。
それこそ いい意味で 大人の遊びですね。
ま、それでも 皮ツナギ(上下分割でもファスナーでつながるものは可)は必須なので 大抵の一般ライダーは持ってませんのでそこは若干ハードル高いかな?
でも レンタルという手もあるので それを上手く活用すればいいのではとも思ったり。

で、先週 asaPくんが今年最後の走行会に 今年6月頃に導入した GSX-R600で初参加でした。
今までは 先の愛車 ドカの 998Sベンボストロム号でしたが tetsuの熱い勧めに乗らされて(?(笑))R600を入手することになったわけで、その主の目的がサーキットで使ってみることでしたので 今回はウキウキだったことでしょう。
いつもは寂しく 一人TC行きでしたが 今回は 走行会見学に興味がある他 お客様、yossyくんとK平くんが同行してきました。
ここまで書いて 「アレ?」って思うかもしれませんが tetsu 今回の走行会には どこにも同行、関与してません(笑)。別用がありまして 行けなかったのですが 本当は同行したかったのですがね。
久しく TCにも出向いてないし たまにはasaPくんの生の走りも見学して やいのと言ってやりたいところです(笑)。

当日は朝は今季一番の冷え込みプラス、都心より更に寒い TCです。



写真は全部 yossyくんからいただきましたが 空も雲一つない キレイな青空で「ザ 快晴!!」で気持ちよさそうですね~。

朝のミーティング風景。

走行会ですので 初心者もいたりしますが基本 毎回 ちゃんと行われます。注意事項等 厳重順守な事も含め しっかり聞くことが大事です。

各自 主催者に割り振られたゼッケンを車体に貼ります。

asaPくん自身のR600にゼッケン貼るの図。

その手前 二台が yossyくん 900SSと K平くん 996 です。
どちらも そのまま一緒に走れそうですよね(笑)。


走行は一枠 15分を 時間別けて 3本。自己申告のタイム別けで 上級と中級以下と分けております。asaPくんは勿論 上級です。
ピット前に一列に並んで 出走待ちしてます。



時間になったのでコースイン!



今回は TC初R600にも関わらず 二本目の走行で 本人的にはまぁまぁなタイムが出たので 車両との親和性は良かったと思えます。
本人も 初乗りでも メチャ楽しかったとの好評だったので。


楽しく走っている(であろう(笑))asaPくん

ま、しかし 3本目にちょっとしたオイタをしてしまいましたがね(トホホ...)

でも K平くんと 主催者クイーンのツーショットを撮ってあげる ライダー asaPくん。



みんなでTC名物の もつ煮込みも食べれてよかったですな。


写真見て tetsuも久しぶりに食べたい!

来年はtetsuも R600を TC2000で走らせたいものです。
その前に 自前の古ツナギが着れるのかにかかってますがね(苦笑)

今回同行した yossyくん、K平くん 共々 見学だけでも超楽しかったと言っていたので良かった良かった。
そのうち 機会があったら 是非 自分達のバイクで走って生でサーキットを攻める感覚を感じて欲しいです。
それらを許容できる車両に折角乗っていることだしね(ニヤリ)。
サーキットの全開からのブレーキング~のコーナリングを知れば より公道は安全運転に徹っせますよ。と tetsuは思いますが。
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ストリートファイター848 車検他

ドカのストリートファイター(SF)848さん 車検他修理依頼です。


SF848にしかない 黄色ボディ色ですが tetsuも初めて見ましたが 旧来のドカの黄色とは違った色合いの黄色ですね。落ち着いた ジェントルなイメージがストリートファイターのイメージとは違った感じでなかなかいいです。
848なので 兄貴分の1100より車体も軽いこともありますが 見た目同じでも 随所に848オンリーの箇所も多く その恩恵で 走りも軽快で扱いやすい方向です。

オーナーさまも長年 数種のドカ歴があるので取り扱いも慣れたもの。
今回は 元々購入時に前オーナーの趣味性だったのか解りませんが、サイズ違いのリヤタイヤだったことが不満だったらしく 前後新品タイヤ交換のついでに正規なサイズに戻すこともご依頼受けました。
 
因みに SF848のリヤタイヤは標準 180/60ZR17 とこの手の車種では珍しく 扁平率60扁平なんです。
55扁平と60扁平でも結構運動性に違いが出ますので この設定は大分攻めてますね。


初見の車検なのでタイベルも点検。
車体が約2万キロに到達しそうですが タイベル点検の際に気が付きましたが、おそらくこの部分開けたのは tetsuが最初ではと.....(汗)
製造から約10年となるので 距離でも経年でも 近々交換推奨ですね。

ムルティストラーダ1000DS シフト不良

ドカの ムルティストラーダ1000DSさん、少し前に修理した内容ですが 通勤時に突然 シフトの感触が無くなったとのことでの修理依頼。

ほぼこのパターンは たまにアルアル シフトリターンスプリング折れです。
当ブログでも 何回か取り上げてます。
因みに 世間ではドカのこの部分は『よく壊れる』なんて言っているようですが よくは壊れないです(私の今までの経験上)。『国産に比べれば壊れるかも』が正解でしょう。
だって 国産もたまに壊れますのでね。乗り手の仕様勝手によるものの方が大きいイメージです。

ま、そんな事はさておき.......

レッカー搬送で入庫、シフトの状態を確認してもそれくさいですね。
早速 エンジンオイル抜いて 左エンジンカバー取り外し。
こんな時は空冷は楽でいですよ。すぐ ヤル気が出ます(笑)。
余談ですが 水冷は 同じ作業するにも まず水抜くところからだし カバー外すのにも水冷ホースを外さなきゃでなにかと時間かかるんです(これいつも言ってますがね 苦笑)。
ついでに組み上げ時も水入れなきゃだし.....ブツブツ....(余談で言うな!って?!(笑))

で、黄色丸印の部分にリターンスプリングあります。


この状態で ギリ スプリングが折れきってなく その場にとどまっていることもありますが 今回は折れ切ってました。でも これもいつものごとく 左エンジンカバーの下部に落ちて 滞在しておりましたので 良かったです。



シフトリンケージ外すのに フライホイール脱着が必要ですが これがちと面倒くさい。
恐ろしいトルクで締まってますので。取り付け時も それは 恐ろしいんです(笑)。

で、外した状態のリンケージ一部とスプリング(右)と新品(左)。

因みに これ組む時に 表裏があるんですが 当該車両 何故か表裏 逆に装着されてました(謎)。
新車時~なのか 稼働歴内で 不具合出て 交換されているかは不明ですが、なにはともあれ 新品交換して無事元通りでした。


S2R タイベル他交換

何気に今月2台目のタイベル交換です(実はもう一台来ます予定)。
今のところ ハイパー796、S2Rと 空冷2V続きですのでまだいいですが(苦笑)
次に控えているのがS4Rさんなので若干面倒です(水冷 4Vなので)。

今回のは 常連様 S2Rさん 6万キロ超えてきたので 3回目のタイベル交換です。

写真で分かりづらいですが 特に ベルト内側、経年・距離 使用でもその人の保管環境や稼働歴(真夏にも動いているかとか)で随分と使用感は変わりますが 当該車両は それ相応 使われているのもあり 大分ヤレでますね。背面側も若干のヘロり感と テンショナベアリングの隙間間(ベアリング2個の谷間)の跡がついてました。
少し交換時期も過ぎたので 2万キロほど使用しているのもありますが。

ついでに2V系ではよくある テンショナベアリングの表面にも点サビ等 発生してましたので こちらも新品入れ替えにて交換します。


この部分の点サビは 稼働歴が定期的にある車両はそれほど発生しないですが 保管環境が湿度が多いようなところでは それでも発生しやすいので定期的点検は必要です。これ放置していると ベルトの背面をこのサビで削ってしまいますので 寿命が短くなりますので 要注意なんです。
たまに ベアリング自体が固着してしまって動いてないなんて恐ろしいことも 以前に見たことあります(怖いですよ、そのベルトの状態は.....怖)。くらい 影の重要な部分です。
でも このタイプの頃のはベアリングのみ入れ替えられるので 都度安くすむのである意味いいですが。

新品入れ替え後


今回のオーナーさんみたいに 定期的にウチでタイベル点検・調整しているような車両はまだ発見も早いですが 交換~次回交換まで一切見ないような放置プレイ車両は要注意ですよ。

XT250X改 お触り検証簿(番外編)

この記事書く前に コメント欄に入れてきた『Let's Go Baby』と名乗っている者が 今回の元ネタの発端になる 提供者です(笑)。

本人が乗っている セロー250の名前を最近『Let's Go Baby』と名付け始めた 浮かれた困った人なんです(笑)。
これいちいち書くの面倒なので 記事以降は勝手ながら『文明開化号』にしておきます(笑)。

ま、そんな事はどうでもよく(笑) この持ち主 N田さんと言いまして トラスト時代からのお客さんですが かれこれハーレーと 高級アメ車しか乗っているの見たことなかったのですが 今年になって 何故か オフ車で通勤することに目覚め(本人曰く 以前からオフ車を乗って見たかったそう) セロー250(キャブ)を入手してからというもの 元々持っている 改造魂から セローに愛が芽生え 上記名前に命名となったらしいのですが....までしかtetsuも良く分からないのですが、それくらい 最近 自身のセロー250をお触りするのが大好きな方でして(笑)。
改造と言っても 性能を落とすような改造やコスプレ改造には興味なく あくまで 通勤車なので 扱いづらくなく それでいて 性能が上がる事を第一と考える改造をしているところが tetsu的にも好感はもてます。
その辺も踏まえて セロー250キャブであったのでしょうが。
そんな方針なので 大幅改造はしていなく、入手してから マフラー⇒エキパイ⇒キャブセッティング⇒謎のワイドカム と順に投入してきて 現在 かなり 『走るセロー250』に変貌しております。
実際 今日までに 自身のキャブは 30回以上は セッティングの為に脱着しているらしいので その魂に脱帽です。
それ以外で 2か月ほど謎の故障によりエンジン不動になって 原因究明できず あーでもないくらい何度も配線周りから エンジン左右のカバー開けているのですがね(苦笑)。現時点で tetsuよりセロー250には詳しいはずです(笑)。
『セローのためなら夜なべも辞さない』と本人が言っていたかは不明ですが(笑)。

因みに N田 文明開化号の現在の走りは もはや tetsu的には『セロー250ではない!』域になってます。
80キロまでの加速がエグいです。 tetsuが毎日通勤に使ったら 楽しくなりすぎて どこかで刺さります(笑)。
ま、でも 所詮セローですけどね(笑)。WRとかと比べちゃいけませんよ。

とここまで長くなりましたが 前回から続く マフラー検証ネタ。
実は N田氏のこのセロー改造計画の進行で度々 tetsuが相談を受けているうちに 何故か tetsuがテストライダーみたいな事 やらされているのですよ(苦笑)。
N田氏が 色々煮詰めては tetsu乗って インプレするっていう。
なんでそんな事 せなアカンのかは 私も不明ですが 乗ると驚きの発見もあるので面白いんです。
それとは別で tetsuは自分のXTで最近マフラー検証していたわけですが、結構走るようになったN田号に 試しにビームスのパワートレック(以降 PTと呼びます)フルエキ仕様を試してもらいたくなり。
更に どうせだから相互トレードじゃないですが、N田氏が装着しているエキゾースト仕様をtetsuのXTで試してみるという流れになったのが今回の続編です(笑)。

文明開化号には エキパイが SP忠男のパワーBOX。

サイレンサーが ビームス SS300ソニックチタンの組み合わせ。ただ パワーBOXは17J用のではなく 最終型 31Jの物をわざわざチョイス。
なにが違うかというと 31J用は サブチャンバーがなく エキパイ菅長の取り回しも長めにとっている模様。またO2センサーの取り出し口がありますがそこはボルトで塞いでしまえば問題ないのでそうして使ってますね。

N田氏本人的には サブチャンバーの見た目がイヤだったこともあるのと エキパイ長が長めになっていることからトルク落ちもなさそうなところから 31J用をチョイスしたよう。

パワートレックを文明開化号に装着して 文明開化仕様を外したので どうせなので 他のエキパイとの違いを見て見ますと。


まず tetsuのビームス SS300ソニックのエキパイと比べると(左上がSP忠男、右下がSS300) 大分 SP忠男の方がエキパイは長めですね。でも エキパイ太さはフランジ直後がSS300の方が 太いです。SP忠男はこの部分がテーパーのようになっていて 徐々に太くなっていく仕様です。ビームスのは 溶接部で太さを変えている模様で 各マフラーメーカーの目指す物がこの辺で違いが出ているのかなと思います。



対して こちらはノーマルエキパイとSP忠男31Jエキパイ。

サビている上になるのがノーマル。
比べると フランジ出口から下に下がる部分はSP忠男の方が長めですが その後はノーマルが上下でまげて 長さを稼いでるのに対して SP忠男は真っすぐ目なので 実際は長さ的にはそれほど変わらないのかなと思います。


更に ビームスのサブチャンバー付きとノーマルを比較。


ビームス の方が フランジ出てから下が長いし その後の立ち上がりも長く 取り回しもノーマルとさほど変わらずな感じ、またその間にサブチャンバーがあるので この辺で アクセル開け始めの気持ち良さだったり 優しい雰囲気だったりを出しているのかなと推測します。

で、文明開化号の ビームス PTフルエキを装着した仕様は それはまた秀逸に 大人の仕様になり、低回転時はPT特有の何とも言えない 優しさに包まれた『That's セロー』で気持ちよく走ります。でも 加速したいときにはいつでも豹変して『俺はカモシカじゃないぜ~!』ばりに(笑)走れるのでこの状態でも かなりの完成体の域になりました。
これは 持ち主N田氏も貸し出し二日間の印象でもかなり好印象だったようで ビックリしておりましたので PTフルエキはある程度 どんな方でも 裏切らないという 確実な情報として伝えられます(笑)。
ただ アクセル開けて行った時の上のパワー感は 本来装着していた SP忠男31JパワーBOX&SS300仕様の方が感じられるようですが その辺はちょっと違うような雰囲気もしたり。

というのが tetsuXTにN田氏仕様のフルエキで一日通勤してみましたが、いいところも多数あるのですが 一か所『おや?』って思うところがあり、この感覚は その後 文明開化号にこの仕様を戻した際にも乗ってみたら感じたので 感覚的には 31J用のエキパイが仇となっている感。
そもそも SP忠男も31J用のエキパイ開発時に そのまま17Jの物を最初装着してみたら全く力出なかったという製作秘話があるらしいので その辺の影響もあるのでしょうね。

とはいえ、前回といい今回といい ここまでの検証をしなければどれも 分からないレベルとも言えるくらい 普通に走りますし どれも ノーマルよりは 特に走りに関してはいい所が出るので 面白いですよ。

でも 文明開化号は ちょっと行き過ぎて来た感があり 乗ると ブレーキもサスも追いつけてない感じになっているので 変な意味で怖いです。ま、飛ばさなければいいだけですが.....
文明開化号のエンジンフィーリングだと街中ではかなりのポテンシャルで闘えそうなので(なにと?(笑))tetsuにはアブナイ乗り物です。

と お客さんと店主、いい歳したオヤジ二人(40オーバー&50半ば)で 昔の高校生のような改造を たかだかセロー250で楽しんでいる姿は キモチワルイですね(笑)。

以上 街のバイク屋 伊東二輪からでした(笑)。

こんなんでレポートはいいですか 文明開化さん?(笑)