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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

JNCC ビッグバード高井富士

久しぶりのエンデューロレースネタとなります。

っていうか、今年初レースなのでね(苦笑)。

先々週 6月11日に開催された JNCC ビッグバード高井富士 の FUN Cクラスに tetsuと部長で参戦してきました。


当ブログではほぼ出て来なかった『JNCC』。
以前にここが主催する  WEXには幾度か部員共々参戦しており 当ブログにもアップしております。そのWEXよりより 本格派向けレースという感じなのでしょうか。
「Japan・National・Cross・Country」の略でして 要は 「クロスカントリーレース」を主に主催する団体です。tetsuが以前から出ている MFJ主催の 『JEC』とは全く別のレースカテゴリーとなります。
ググってみて要約だと
野原,草原,丘陵,森林など自然の地形を利用し,変化のあるコースを選んで行う長距離競走。』
日本では主だったところでは今回のレースのような スキー場ゲレンデ等での ある程度ハイスピードを主とするレースと言いましょうか。勿論 ウッズなんかもあるのですが比較的それでもテクでハイスピード気味で通過していけるレイアウトです。

アメリカで行われている 『GNCC』(アメリカ東部を舞台に年間シリーズ戦で行われているクロスカントリーレース)というレースが有名です。

平均レーススピードが比較的 上がる....と言っても 平均時速 30キロ台まで出れば速いほうなので ロード側の人にはハイスピード気味のレースと言ってもピンと来ないでしょうね(苦笑)。

実は 昨年の8月に JNCC 神立(神立スキーリゾート)に同じく 部長と参戦したのですが それはネタにするヒマがなくお蔵入りしてました(笑)。

今回の会場は 長野北部の高井富士スキー場。 FUNクラスは 全長5.9kmのコースとなります。
こちらが 今回のレースのコースマップ(最下部辺りからスタート、右周りです)。



見ずらいですが 白いラインが基本コースで赤は上級クラスのCOMPクラスで使用するところ。
FUNは白のみです。
マップ上 上が登っていくことになりますので 途中、登ったり下ったりをしながらなので ハイスピードと言えど 下りはそれほど飛ばせません。また 下りから上りに切り替わる箇所は キャンバーターン気味になるので 難しいですね。
特に今回は レース当日が雨模様だったので 軽いマディ路面というのも相まって更に加速体勢に入るのがムズかったです。
更に ウッズがなかなかクセもので、それほど飛ばせないのですがラインが数本あり どれも走破力あれば難なく通れるのですが 場所によって連続丸太越えがあったりして、やはり今回のように雨模様だと丸太他 木の根、石も滑るので油断大敵でした。
また スキー場特有の水切りがある箇所でも大き目の部分は底辺部がかなりぬかるんでマディマディ状態になっていたため 集中力が大事でした。


ということで前日下見も大事なので 前日10日の昼過ぎに現地到着。
本来 部長が先に着いているはずなのですが 出がけにトランポのバッテリーが突然死したためバッテリーをホームセンターに買いにいったりしたりその後のプチトラブルで家を出たのが 11時過ぎになってしまったため いません(涙)。
しょうがないので テント出して まずは場所取り。

この後 コース下見行くのでバイク等はまだ降ろしません。一人寂しくコース下見行きましたよ!部長!!

前日は雨もまだ降っていなく この状態で走ればかなり気持ちよさそうな雰囲気でした。
今回のゲレンデは一部 草の上も走るので新鮮です。グリップ感が判らないのでその辺が気になるところでしたが 実際レース時は思った以上に直線はグリップしてましたね。
ウッズも長短 合わせて 5か所あり、特に前半の長いところと後半最後のウッズはライン選択誤ると難しくなる感じでした。レース当日は ハマる人等で渋滞を顧慮してか 2カ所のウッズはカットになりましたが.......

そんなウッズの途中の 『枝くぐり』ライン。

下見を終えて駐車場帰ると部長が到着しておりました。この時点で午後4時なので部長は下見諦めてました(トホホ....)
しょうがないので二人で寂しく写真でも(笑)。


受付行って 後は夕ご飯食べて 寝るだけです。

tetsuキャンプ派ではないですが、昨年の8耐で軽トラ泊に目覚めて 今回も軽トラ泊です。
8耐の時ほど寒くないので今回は幌の下に直接 コットにマットに寝袋という手法で寝てみます。
予報では明け方から雨が降るようなので その対策で幌の内部に 屋根のみの簡易テントを取り付けておきました(これ正解でした)。


更に ご飯も簡易的ながら作ってみたくなり アルコールバーナーでご飯炊飯&サバのトマト煮なんかを作って どちらも上手くできたので満足でした。


で、レース当日は先に明記した通り。朝方5時くらいから雨が降ってきて時折 強く振る事......
しかしFUNクラスがスタートする午前9時頃には降ったり止んだりと小康状態になってました。
このおかげでレース中 ゴーグルが見えなくなることはなかったのでラッキーでした。
tetsuはゴーグルにロールオフという対雨、マディ対策グッズを装備してないので 見えなくなったら『ジ・エンド』なので(苦笑)。コンタクトライダーなのでゴーグル外すのは決死の覚悟ですので 実際そうなったらペースあげれないですが(ゴーグルあってもペース上げれませんがね(笑))。

FUNクラスのでレースは 通常 100分走りますが、今回は路面コンディションも顧慮して10分短縮という形になりました。
途中 ウッズ内で滑る丸太で一回、後半 集中力が落ちて来たところでキャンバー直線でフロントが石で滑って 左に結構な勢いで転倒....まんまと治り切ってない左肩をまた強打してしまいました。
が それでもtetsuは 1時間25分強走りチェッカーは受けましたので 練習もほぼしていない中 なんとか走り切れただけでも良かったかなと自己肯定(笑)。
ついでに 部長に一分差で勝てたのも プチ嬉しかった(笑)。
部長は毎週 ウッズでなにかしらハマったらしいこと言ってましたが、前日下見が出来なかったことが敗因でしょう(苦笑)。
部長、ここで言っておきますよ!
「レースはレース前から始まっているんですよ!(笑)」

上り激走中のtetsu マシンは MY23 KTM250EXC-F


同じく激走中の部長 マシンは MY22 BETA RR2T200


どちらも前走車の泥を受けているのでゼッケン見えませんがね(苦笑)。

そんな事いいながらも二人のリザルトは Cクラスで 87台中 51位と58位。
FUNクラス総合で 220台中 118位と127位だったのでどちらも半分以内にも入れず 「ま、こんなものでしょう」的な平凡な成績でした。
唯一 「50歳~59歳」クラスでは tetsu 78台中 36位でしたのでなんとかここだけでも半分以内に収まることができたかなという感じ。でも結果的にあまり変わらないですがね(苦笑)


因みに 年齢別のクラス分けで 興味深いのがその参加者人数。
40歳~49歳 =56人
50歳~59歳 =78人
60歳~69歳 =23人
70歳~   =3人

実に FUNクラス 参加者220人中 40歳以上が160人というのも、tetsuの年齢層が一番人数多いのもバイク人口比率として納得してしまいますが....70オーバーもお三方いらっしゃるのはメチャ励みになります。

いや~、大怪我しなければ モータースポーツのくくりではオフのエンデューロレースがある程度高年齢でも一番楽しめるかもしれませんね。

今回のレースは生憎の雨となってしまいましたが それでもtetsuのレース平均時速は 約28キロだったのでハッピーエンデューロやクロスカップからしたら大分速いほうです(ま、走行環境自体が違いますので一概に比べるものではありませんが)。
今回2度目のゲレンデレースでしたが 個人的には 楽しいと感じられたので是非次回にはベスコンでゲレンデを走破したいものですね。

ということで なんの感動もない ありきたりなレースレポでした(笑)。
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37th パワーエンデューロ8時間耐久エンデューロレース 参戦  後編

そして 夜が更けて 更に寒くなっていきます。

K主任のコメントの通り、宿で 主任とSinくんは tetsuは絶対 寒さで死んでいると話していたそうですが......

実際は 予想以上に快適でした。
テントも山岳2人用なので中が狭いぶん 何気にテント内もそれほど寒くなく 普通に寒がらず着替えられました。
シュラフ内では どの程度着込めばいいのか分からなかったので 最初はインナーウェアの上にフリースを着て寝ましたが30分もしないで暑くて脱ぎました。
ただ テント泊も初めてだしマミー型シュラフも初めてだったので 熟睡とは程遠く、ウトウトしながら朝を迎えましたね。
でも 8cmインフレータマットのおかげで 布団で寝てるくらい寝心地良かったので身体は休まったのかなと
あと やはり 段ボール効果は絶大で 底冷えは皆無でした。

ここまで レースレポではなくて 『初軽トラ荷台にテント泊レポ』になってますね(笑)。

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本題の PE8Hに戻ります。

今年のコースマップ。

っていうか このマップ、3回連続 同じような気もします(笑)。
昨年も 下見していても 「?違くね?」って箇所や不明なルートが多く 参考にならない気がしてきました(苦笑)。まっ こんな感じですよ~ってことで(笑)。


まぁ 無事に朝5時にノソノソと起き出して 早めの朝ごはんを食べたところに 主任、Sinくん他 やってきました。

部長組の ヨシケンくんと渡くんも 無事夜中に到着していたようです。

前日車検や受付をしてない人は まだ暗いですが 当日の朝5時から 車検・受付始まってます。


それに伴い 参加車両をスタート位置に並べるのも開始。
各車マシンのタイヤ空気圧調整他 一通り点検確認して所定位置に持っていきます。
主任が暖気しながら 走行チェックがてら #19号を並べに行ってくれました。

毎度ながら PE8Hは 本場の鈴鹿8耐と同じく ルマン式のスタート。
ゼッケン順(エントリー順)に並びますので #19号は今年も 前の方に並べます。
今回は 後ろは97番までいますので スタート後一周目では その位置で 結構違います。

伊東二輪林道部。用意している人もいれば まだのほほんとしている方々も。



そして 6時15分からブリーフィングです。丁度 日の出とほぼ同時な感じですね。

主催のモトパワーレーシング代表の小林さん。

レース日当日がご本人の誕生日だったそうで。おめでとうございます!
小林さんがこのPE8耐を始めたのが 28歳の時だそうです。そこから37回(単純に37年ではないです、間 開催年がないのもあるので)約40年 を数えるほど続けられているのは素晴らしいですね。
今後も 小林さんが動ける限りは開催していくと 頼もしいお言葉でした。

今回は 日の入りいが 午後4時30分頃を顧慮して スタート7時。チェッカー15時のレースタイムです(いつもは 8時~16時)。
なので ブリーフィング後はバタバタとアッという間にスタートです。
その前に 全員撮影。




今年も#19組は スタートライダーはエース K主任。
実は K主任、今年 初レースなんです。仕事が忙しすぎて 5月の日野ハードもキャンセルしたくらい...... でも 大丈夫でしょう!!

セカンドライダー Sinくん。サードライダーtetsuという順番で交代。今まで通り この順番がベストとtetsuは確信しているのです。
考えてみると 今年はこのPE8Hが 三人チームで走るのが初となります。昨年まではPE以外でも ハッピーエンデューロに3人体制で出たりしてましたので。
さぁ! 今年の結果いかに!!


午前7時、花火の打ち上げが合図でスタート!!






K主任今年も初動よく 一コーナーから大阪へは 4番手で上がって行きました。流石です。

#71号、#72号も 無事スタートしていきました。



#19初回の交代は一周づつという作戦も昨年通り。一周目は各自 コースを覚える意味もありますので。

手足ながいな~SILくん

 
今年は K主任が戻って来た時にtetsuに伝えてくれた通り 今までで一番ハイスピード設定。
「tetsuさん好みですよ」と言っておりました。
とはいえ 明け方降った雨と朝露のおかげで コースは各所濡れていたり マディな箇所もあり ドライとは言えない路面状況でした。
それでも 今まで参戦した中では一番路面コンディションは良かったと思います。
Sinくんからtetsuに交代、この日初ライド。
 
コースレイアウトは主任が言う通り tetsu好みな設定でした。まぁ 激マディ箇所さえなければtetsuはどれでも好みになりますがね(笑)。
一周目を結構いいペースで戻ったと感じながら tetsu意気揚々とクイックピット入ると 次のK主任がまだヘルメットも被ってないではないですか(ナゼ?)!
代わる時に「思ったより早く帰ってきた」と言っていたので tetsu ちょっと寂しかったのは 本当の話しです(笑)。


#71号チームはtetsu達と同じく クイックピットで交代。

 
このチームは3人共 レース参戦歴が浅い3人なのですが Mくらくんの若さと Sとうさんのアグレッシブさ、ハセGさんのハードエンデューロ体質をミックスして結構ダークホースかもしれないです。Sとうさんと はせGさんは背が高いのもエンデューロ有利ですね。


#72号チームはレース前もドタバタでしたが レース始まってもドタバタの様相。


特に ヨシケンくん、渡くんは公私共に忙しく レース前もほぼ練習できなかった状況での参戦ですので 是非 落ち着いて走って 怪我無く完走してほしいところです。
マシンは 部長号なので 部長が気を吐いた走りをしてくれればいいのではと思うところです。
そんな中 スタートライダーのヨシケンくんがやらかしました?。
一周目にパドック帰ってライダー交代だったはずが クイックピットに入って来てしまい 交代ライダー誰もいないっていう事態に(苦笑)。
クイックピット使用のtetsuは 次の交代の為待っていたところでしたので「なんで入って来ちゃったの?」と聞いたら ヨシケンくんの次のライダー 部長との意思疎通がなってなかったようです(笑)。しょうがなく ヨシケンくんもう一周行きました。
 これ以降は 当初の予定通り #72号チームはパドック内交代としておりました。

その後は #19号車は 各自2周づつ交代と これも昨年と同じルーチンにしてみました。ただし昨年と少し違う様相だったのが 燃料補給のタイミング。昨年までの使用のFEより燃料タンクの容量が約2L少ない今年の車両。そのうえ ハイスピード設定のため 燃費も悪いと推測されてました。
その辺を顧慮して 燃費いい4ストと言えど 1回給油では最後までもたないと判断して 2回給油という事に決めて 早めの給油としていきました。FIはガソリンコックがないので 燃料補給のタイミングを間違うと 本当のガス欠になりかねないので。

#19、#71、#72 共に レース中盤過ぎまで順調に走行していきます。
















天気は予報では晴れで 降水確率0%だったのですが......基本晴れ間の見える 曇り空で たまに小雨がパラつくこともあって 今年も安定した天気とはならなかったですね。気温も当初の予報の15度ほど上がらなく 北風が冷たい 10度近辺でした。まぁ その分 ハイドレーションが減らないのでいいですが、ピットにいる間はすぐに寒くなるので上着必至でした。

昼頃には各自 交代の合い間に食事します(アイアンマンの方々はしないのかな?)。


tetsuなんかは 数周に一度 バナナ食べたり 交代の合い間に連続してパンにカレー付けたりしてエネルギーを補給してました。
エネルギー補給は大事なんです。お腹すくと スイッチ切ったように走れなくなるんですよ(マジ)。

中盤辺りからは この『小手調べ』と言われる セクションが一つのポイントとなっていきました。

プチクライム& 木々を抜けてのキャンバーターンを盛り込んだ箇所なのですが 走るラインによってなかなかイヤラシク 段々路面が荒れて行ったのもあり 木の根がガッツリ出てきたりして 後半は渋滞ポイントになっていきましたね。
レース後半では 進入手前で待つマシンが多くなり それをすり抜けて行くのも 至難な事になってました。
スモール(小排気量)の方々にはツラかったようです.....

結構やらかしている人が多かったようでしたが tetsuは最終乗車時に最後の木の根にハマった以外は全周 問題なくクリアしてました。

そしてレース後半に入る辺り#19号車の Sinくんにプチトラブルが。
左手の疲れの蓄積で 走行に支障が出るとのことをK主任と話した上で tetsu交代後のK主任が連続3周走ることに。
K主任のおかげで通常より長く休めたので その次の走行では Sinくん復活!
予定通りのルーチンに復旧。しかし ここで新たな問題が......
主任が3周走ったので 今のペースで周回すると ラストライダーがtetsuになってしまう計算に(汗)。tetsu自体は走る事はいいのですが より上位へのレースリザルトを目指す#19号車としてはベストの選択ではないと考えました。

PE8耐には『チェッカー前 30分ルール』というのがあって チェッカー前30分よりピットインでのライダー交代の禁止及び ピットアウトの禁止が行われます。なので ライダー交代するなら ラスト30分前に済ませないといけないのです。
そこまでに時間に 戻って来れない場合 ピットインせず走り続けるしかなくなるのです。
なので 今のルーチンですと tetsuがラスト2~3周走ることになります。
それでは前走車に追いつくよりも後続に追いつかれてしまうリスクがありますので やはり最後は絶対的スピードと安定感の& パワーの(笑)、K主任に託すのがベストというのが tetsu、Sinくんと同意見でした。
昨年も同様でしたが 今回も tetsu組は 最後半は 各ライダー周回や順番を調整して ラストライダーもエースK主任のルーチンになるように最後は組み立てました。

ここまで #19組、一周平均15分前後 で全員周回しているので まぁまぁいい感じでした。本当に大きなハマリやトラブルなく来ています。このままのペースで最後まで突っ走るのみです!
因みにこの時点で総合7位でしたが 順位は考えないようにしていました。


レース終了34分前(30分規制より4分前)にSinくんから無事 K主任に交代して#19号 ラストスパートへ。



これでそれまで通りのラップタイムなら後3周は行けます。

その次の周に 何故かそれまでのペースより 約2分遅いタイムで主任が戻ってきました。
「???どこかハマった?」と思いつつ 次の周回はまた14分台に戻っていたので あまり気にしなかったですが チェッカー後 判明したのが シフトペダルの先端がなにかしらの原因で 折りたたんだ状態になってしまい シフトチェンジが思うようにいかなくなったためでした。

そんなトラブル抱えながらも#19号 ラスト一周。


#71号 Mくらくんもラストラップに突入。


その間に 8時間経過と共に チェッカーの合図の 花火が打ちあがりました。

午後3時 チェッカーです!

小林さんが振り下ろすチェッカーに続々とフィニッシュしていきます。

最初に #72号 ヨシケンくん。

今年もヨシケンくんがラスト3周でしたね。


次に #19号 K主任。

戻って来るやいなや 我々の方に来て シフト先端のトラブルを言ってきて最後交代前のライダーのSinくんに 「Sinさんのせいですよ」って言ってました(笑)。
なにやら最後は 4速固定で走っていたそうです(汗)。トラブルが ラストで良かった~。


 
最後に#71号車。

Mくらくんがラスト3周走りましたね。
この喜びのガッツポーズがいいですね。本物の写真では拡大すると嬉しそうな笑顔がゴーグルの下に見えるのです。いや~その達成感が癖になるのが エンデューロレースでしょうね(笑)。

伊東二輪林道部 3チーム無事 メジャートラブルや怪我なく 完走しました!

そして 今年の伊東二輪林道部 各 リザルトです。
tetsu組のものは 先のブログに発表しておりますが再度しつこく ちゃんと発表です。

#19号車

念願の オープンクラス 6位入賞で~~~~す!
総合でも 7位と 両方10位以内に大満足な結果です。
10位以内での 表彰を目指していたのに 昨年の12位から一気にジャンプアップの6位まで来ました。3位まで あと一周差です。
(まぁ その3位はアイアンマンな方なので 現時点で順位以上の差を感じますが(苦笑))

#71号車

大健闘の オープンクラス14位! 
周回数も#19号車より3周遅れで収まっているので tetsu個人の下馬評以上の成績でしたね。
個人的に Sとうさんが『小手調べ』で放った事件を激写したものを入手したので それを元に 別ブログネタとして後日検証アップしますのでこうご期待(笑)。

#72号車

オープンクラス 24位。
こちらも レース前のトラブル続き等を顧慮すると 予想以上に良い結果になったと言えました。
ヨシケンくんと渡くんは ほぼ2スト経験なかったので 色々不安がありましたが 意外と乗りやすかった 部長の2T200との相性が 二人共 良かったのかなと思います。
因みに当の部長はレース前、「完走できない可能性大」なんて言っていたりしてた事もあったのはここだけの話ですよ(笑)。

そして 表彰式。
オープンクラス 念願の表彰へ呼び出されました。
何故か「Sinく~ん、tetsuく~ん、Kく~ん」ってな感じで呼び出されました(笑)。
6位入賞ですが盾が貰えるのは 3位まで。

6位は この手書きの紙と 賞品が 証となります(笑)。
珍しく 主任が笑っている写真があるとは(驚)。

オープンクラス全員での表彰写真です。


この全体写真は一年間 モトパワーさんの PE8HのHPに掲載されます。

レースリザルトはコチラ➪ 37th PE8H リザルト


レース翌日の#19号車。
あらためて 8時間走ってくれてありがとうです。

MY21 KTM250 EXC-F   
最高のマシンでした、と3人共絶賛。
更に K主任の300XCより移植したスペシャルフロントサスの威力は凄かった.....
密かに 俺も欲しい(笑)。と思えるほどでした。
因みに どうでもいい話ですが、各ゼッケンに3人各人のライダー名が載ってますが 一部間違いがあるのは わざとだそうです と 製作者 K主任 談(笑)。  
(「Sin」改め 「SIL」 =『 汁』?(笑))

tetsu 参戦 3回目、3人体制では2回目にて 野良ライダー3人の力の結集で ここまで到達できたことに レース後 東京への帰り道 tetsu 一人でじーんと来ました(笑)。その後 空腹と疲れから 安積PAで爆食い後 爆睡しましたがね(笑)。

今年は マシン選択からレース前セッティングは時間があまりなかったですが、その後の3人合わせての短時間でのセッティング、またレース当日の レース運びまで 全てほぼ現状出来得るパーフェクト感で掴んだ 6位入賞でしたので 本当に嬉しい限りです。


#71、#72も無事完走できて尚 喜ばしいことでした。

参戦した内内の方々 お疲れさまでした!


また モトパワーレーシング他 スタッフの方々 レース運営にマーシャル、スタックスイーパーとお世話になりました。
来年以降も楽しい8耐 楽しみにしております。

またレース参戦、お手伝い、観戦した方々 寒い中 お疲れさまでした。
来年も宜しくお願いいたします。

以上 2022年 のPE8H のレースレポ終わります。

*掲載写真は 大会公式フォト他 身内色々なものを組み合わせております。皆様 ありがとうございます。*

37th パワーエンデューロ8時間耐久エンデューロレース 参戦  前編

先日 10月30日に 伊東二輪林道部として参戦してきました 『パワーエンデューロ8時間耐久エンデューロレース』のレポートとなります。




今年で37回目を数える、日本最大の 草エンデューロレースと言っても過言ではないでしょう。
草レースなので 上はライセンス保持者 下は 全くの初心者もOK。なので 国際A級やB級も関係なく出れてしまうのがミソ。昨年の一位は そんな風な ガチな3人組が異次元の周回数してました(汗、泣)。
それ以外でも 『8耐』ならではの強者も多数いて 名もないライダーが上位者なんてことも多々あります。

思えば 最初は 部長、K主任、渡くん の3人で部長のCRM250で参戦したのが 2018年のこと。
その時のブログ内容はコチラ➪ 2018年 PE8耐

今見ると ある意味 なんの情報もなしに無謀にチャレンジしておりました(苦笑)。
ま、それがあったからその後があるのでしょうが......
それから tetsu参戦して今年で3回目となります。

 強豪ひしめく上位に 『野良ライダー組合』のような伊東二輪林道部が10位以内に食い込む事を目標にしているのは 昨年も書いていること。
単純に10位以内が表彰してもらえるのですよ。でも これ重要。
このPE(パワーエンデューロ略)に参戦して以来の 勝手な 内輪の最大の目標となっているのです。
昨年は tetsu、K主任、Sin 組は12位。
目標の10位以内まであと2台と迫りながら ラップタイムや周回数からしてもあと2位あげるのも かなりの至難かと思われました。

それでも今年は 同じく目標高く、一年分の鍛錬を各自積んだ成果がどのように出るかというとこでしたね(成果は先にアップしてしまってますが(笑)。)

コースは昨年同様(というかtetsu参戦してずっと同じ) 福島県猪苗代の チーズナッツパークで開催。日程のみ昨年より更に遅い 初の『秋開催』となってしまったのは やはりコロナの影響ですね。とはいえ 一昨年は中止になっているので 今年も開催できているだけありがたいことです。

今年の大きな変化は tetsu達チームは マシンチェンジしました。しましたと言うか 昨年まで使用していたハスクのFEをお客様に売ってしまったのでtetsu所有の耐久レーサーがなくなってしまったのです。
 
どうしようかと思っていたところ そこそこ程度いい MY21 KTM250 EXC-Fを入手することができたので それを今回のレースに使用することに。
↑はおめかし前の状態。
それがレース前 2か月前。
ほぼノーマル車だったので そこから必要用品や部品を取り付けたので 8耐までの間にレースの実戦投入もするヒマも時間もなく レース前に全員で乗れたのも2回ほどとかなりタイトスケジュールでの新規マシン投入でした。

今回は tetsu・K主任・Sin組。 昨年と同じ組み合わせの 部長・渡・ヨシケン 組 。
これに加えて 旧tetsuFE号を駆って Mくら・Sとう・はせG 組が伊東二輪林道部より参戦。
合計 3チーム、9人での大所帯チームと成りあがりました。なにも偉くないですけどね(笑)。
でも なんというか、宣伝でもないのに 同じチーム名で走ってくれる『仲間』が増えたのは嬉しいことでした。

出発前日の夜中、軽トラに ニューマシン積み込みの図。

フラッシュもあってか、おめかしして未走行の車体がキレイですわ。

今年も前日入り、場所取りは部長が一番。いつもいつもありがとう 部長!
tetsu、主任は午前8時過ぎには東京出て 現地到着は予定では12時頃のはず.....だったのが...... 東北道の途中 宇都宮辺りでの多重事故の影響で 到着までに大幅に遅れました。
到着したのは午後2時過ぎ.....もうこれで疲れました、っていうより お腹が空いた!!
本来なら到着後 まったりお昼ご飯しつつ コース下見に行くところなのでしたが、そんな時間の余裕もそれほどなく その時いたチーム員だけでサササと最終セクション辺りだけ見に行って ほどなくして受付、車検が始まりました。この時間がPM4時からでしたが 既にかなり暗くなってきましたね。


車検時必要な用具や消火器、マシンを持っていきます。同時に受付も済ませて 明日は走るのみとなります。




#19 tetsu・K主任・Sin 組   マシン KTM 250 EXC-F



#71 Mくら・Sとう・はせG 組   マシン Hasqvarna FE250


#72 部長・渡・ヨシケン 組   マシン BETA RR2T 200

*部長組は他2人が夜中着だったのでtetsuが車検等はお手伝いに行ったら 一緒に写真に写ってしまったっていう。同時に二組に渡り出場は出来ませんので(苦笑)。
なので 写真が寂しいので 他二人は 合成させていただきました。*



因みに 伊東二輪林道部全チーム 「オープンクラス」にエントリーです。
他に 「市販車」「スモール(小排気量)」クラスがあります。


そしてここからがtetsuにとっては 今回のレース前の第一関門でしょうか(苦笑)
K主任、Sinくん、また #71組は3人全員 宿に宿泊です。
残った 部長とtetsuは 現地で野営なのです。
野営と言っても 車中泊なのですが これがtetsuの場合 かなり微妙でして......
軽トラの荷台の幌の中にテントを張る作戦(苦笑)。
元々 ロードレース時代も車中泊でしたが 『ハイエースの中の車中泊』と『軽トラ荷台の幌内にテント泊』では 大分内容は違いますよね.....
因みにtetsu 今までにキャンプもやったことありません.... 
かと言って 今回キャンプがやりたいわけでもありません。
宿代がないわけでもありません(笑)。
単純に 会場からの出入りが面倒くさいだけですね(笑)。
今回は 朝のスタートも日の入りが早い関係上 朝7時スタートなので必然的に まだ日が出ていない暗い5時くらいから行動するようなのが最大の要因です。

それにしても 全く予想つかないのが 寒さ対策。
この時期の猪苗代周辺の夜中の気温は一けた前半......
はたして ちゃんと寝れるのだろうかという事が最大の不安材料でもあるのです。
とはいえ 事前に ちゃんとキャンプ慣れしている 伊東二輪のお客さまと 部長に ある程度知識をいただき 押えるべき キャンプ用具だけは ケチらず購入。
それに加えて 段ボールも多数 持ってきましたので なんとかなると いつもの楽観思想で乗り切りたいと思います。(笑)。
本当は心配性なので 事前演習をどこぞでやれれば尚 安心だったのですが そんな暇もなかったので そのまま本番となってしまいました。
テントも実際 幌内にちゃんと張れるのかだけは確認したかったので 店の横で 仮に一度張ってみただけですしね(苦笑)。

寒さ対策で一番は 『底冷え対策』と聞いており 何気に 段ボールが役立つとも聞いていたので 2週間ほどお店で段ボールを捨てずに確保しておき それらを全て持ってきました。

軽トラの荷台と幌内に収まるテントと出入り口の方向の問題があるため 使えそうな物を探すのも少し苦労しましたが 山岳用が最適となり、これこの通り キレイに収まりました。


段ボールは テントマットの上に敷き詰めて その上に銀マット、最後に8cmのインフレータマットにドイターのマイナス5度シュラフという組み合わせで夜中の寒さに挑むことになります。

組み立て前のこんな感じ。段ボールはもう少しキレイに敷き詰めました。
でもこれが かなりの効果だったんですよ(マジ)。


日が暮れて間もない6時頃。辺りは一気に冷え込んできましたね。
今シーズン初めて 息が白いのが見えました(苦笑)。

部長がせっせと 『部長鍋』を作ってくれております。


二種類のつゆを味わうために 鍋も2回戦ありました(笑)。
でも どちらも鍋好きのtetsuとしては 最高に美味しかったです! ありがとう部長さま!

その脇で 翌日の出陣を待つ車両たち。

因みに一番手前の『サメ号』はSinくんの150EXC。
エンジン、電装以外の主要な部分が全て #19号に使えるのでいざというときの部品取り車として持って来てもらいました。

PEカメラマンに撮ってもらった 部長とtetsu。

部長が火を強くするため ブロワ―で空気を送っているので カメラマン 煙にまかれてます。
今思うと 部長 容赦なさすぎです(笑)。

コーヒー飲んでまったりして 午後9時頃には就寝につきました。
さて この後 tetsuは無事にレース当日の朝を迎えられるのでしょうか!

後編につづく

6位入賞!!

 


遅ればせながら 先日の 「第37回 パワーエンデューロ8時間耐久レース 」の 結果のみ先にお知らせです。


#19番 tetsu、K主任、Sin チームは 念願の表彰圏内(10位内) 到達しました!
しかも 飛躍の 「6位入賞」でした!!



一言 「超うれし~~~!!」です(笑)。

レースのリザルトはコチラから見れます。
➪ https://motopower.jp/race-result.html

近日 レースレポート アップします。

応援頂いた方々 ありがとうございました!!

今年も8時間耐久 行ってきますよ

今週末 29日、30日とレースで伊東二輪はお休みさせていただきます。
伊東二輪林道部としては 毎年ビッグイベントな位置づけの 「8時間耐久パワーエンデューロ」レースに参戦してきます。場所は昨年同様 福島県猪苗代湖近くのチーズナッツパーク。
今レースは 今年で37回目開催となります。
今年も新型コロナの影響があり 開催日程が大幅に遅くなりました。
本来 本家の鈴鹿8耐と同じく真夏の開催による 『灼熱のサバイバル』なんてキャッチフレーズもあるレースですが、今年は昨年の9月開催よりも更に遅い 「秋の開催」となり 逆に寒そうです。
ここ数年 tetsuもエンデューロをやるようになった関係か オフ系のお客様も増えた中、「昔出たことあるよ~」とか「たまに今でも出てますよ~」なんて方々に 5人ほど会っていますので 歴史を感じます。

今年は伊東二輪林道部から3チーム 9人エントリーです。
他昨年と同じく 部長、ヨシケン、渡 チームがもう一方。
更に 昨年までtetsuチームで使用していた ハスクFE250で 次のオーナー含め3人チームが伊東二輪林道部としてエントリーしてくれております。
オーナー 松さんと Sさんは 前回の ハッピーエンデューロ日野にもペアで出てます。
更にもう一人は K主任やSinくんとよく練習を共にしている Haseさん。
レースはあまり興味ないようですが 主任に連れまわされているので 変なハード耐性はついているはずなので 期待大ですね。
チームが増えて嬉しい限りです。
松さん他 ありがとうございますです<m(__)m>。

で、tetsuは今年も 今まで同様 K主任、Sinくんと組んで出ますが マシンは一新。
ハスクバーナからKTMへスイッチとなります。
元々 エンジンや基本の部分は どっちのメーカーだって大差ないですが 天秤にかける部分では。
KTMの方が 車重 軽い。ハスクの方が シート高低い。と それぞれ 悩める部分もあるのですが.....(主任が気にする ブレーキ周りがKTMのみブレンボっていうのもか(笑))
KTMにした大きな理由もないですが 基本的に他2人が日頃 KTM使用なので 同一車体の方が いざ乗る時も 今までより違和感ないかなというのが結構 期待するところでもあります。
tetsu的にはカタログ上としても 軽量な方というのもポイントはあったかな(2kgほど違います)。ま、ほぼ現行というのは外せなかったくらいですか。

MY21のKTM250EXC-F となります。耐久はやっぱり4ストです。
この年式だと なんと2ストよりもカタログスペックで車重が軽い 4ストなんですね。

エンジンのコンパクトさに拍車がかかっているので軽いのもうなずけます。
前者のFEより明らかに軽いですね。
前FEのエンジンより2世代進化したものになります。

ノーマルのカラーはこんなのではありません。ノーマルは「THE KTM」カラーですよ。
上写真は レースに向けて 外装デカールチューンも完了の図です。

名付けて『チンドン屋号』ですか(苦笑)。なんの宣伝もしませんがね(笑)。
チンドン屋知っている方なら分かるでしょうが 色見がそんな感じでしょう?
因みに 今の若者は 「チンドン屋」すらを知らないそうですがね(涙)。

車両は 実戦導入が今回初めてとなるのですが その分 今年は事前セッティング煮詰めを3人でしっかりやったので 現状出来うる範囲では ほぼ満足に近い状態まで仕上げられたと信じてます(笑)。
後は 主任、Sinくんの激走に期待して tetsuはいつも通り他の2人の足を引っ張らないように淡々と走って 結果を出すのみです!

ま、怪我無く楽しく終われればなによりです。

ということで 伊東二輪林道部 3チーム各各 完走目指して頑張ってきます!