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2022 ハッピーエンデューロ in 日野 前編



久しぶりのレースレポとなります。
7月24日に群馬県 日野カントリーオフロードランドで開催された 伊東二輪ではお馴染みの ダートスポーツ主催のエンデューロレース「ハッピーエンデューロ」です。
毎度書いてますが このレースがハッピーな設定かどうかは 走った人の判断だと伊東二輪林道部では解釈しております(苦笑)。

今回は 40分超ビギナークラスに ayamedonが昨年に続き 参戦。車両は今年は 軽量小型なヤマハ TTR125にスイッチ。今年はコースコンディションもいいので 昨年より飛躍の結果になるのか?

レギュラー組は いつもの3時間クラスに今年も各自アイアンマン参戦。
とはいえ レギュラー組と言っても 今回もtetsuとSinくんのみ。
部長は渋ったうえに参戦しないし..... K主任は仕事が忙しすぎて参戦不能に.....
他二人も仕事に子育てに忙しいようですがそれはしょうがない。
その代わりではないですが 今年は新参者として 2人ペアですが M倉氏とS藤氏が 昨年までのtetsu 耐久愛車だったハスク FE250で参戦。
色々経緯があったのですが M倉氏がFE250の新たなオーナーさんです。
しかもレース自体初となります!若いから期待大ですね(笑)。


朝一発目のレースが ayamedonが出場する 「40分超ビギナークラス」。本当に初心者級な方や キッズ達も走っております。コースも 難所は省いた設定..... とは言いながらも本当に初めてオフを走る人では登るのが難しいところもあるでしょうねっていう設定。


スタートはル・マン方式。鈴鹿8時間耐久レース等で見た事あるでしょうが マシンを進行方向に対して 水平に並べて行き ライダーはその反対側 に整列、スタート合図と共にマシンに走って行き エンジンスタートでGO!っていう方式。
ハッピーは ゼッケン順に並びます。ゼッケン順=エントリー順となっておりますので エントリー完了した人ほ前の方に並べるので何気に有利です。

ayamedonはゼッケン27。参加台数中かなりの後ろです。



日章旗振り下ろしでスタート! ビギナークラスらしく マシンに走り寄ってからスタートまでもみなさん周りに気を遣いながらゆっくり目にスタートしていきます。見てて安心します。


無事 #27もスタートしていきました。
車体が小さいから子供に見えますね(笑)。

スタート後の最初のプチ登りで前走車が数台転倒しているところを無理矢理左のラインを行こうとして #27もあえなく失敗(苦笑)。。。 エンデューロアルアルです。
ここで登るまでのリカバリーに時間をとってしまったのがもったいなかった.....

とはいえその後は大きなミスもなく 淡々と走ること。

走行前に Sinくんのアドバイスの「兎に角 無転倒で走る事」を肝に 他のライダーに抜かれても気持ちが熱くならないよう 走る事を心がけたとレース後 ayamedonは言っておりました。
それが功を奏したのも エンデューロアルアルです(笑)。
無事40分を走り切り チェッカー。

「え?もう終わったの?」って感じな顔してます(笑)。

結果、27台中 完走 15位。練習もほぼしてないにも関わらず 予想外の結果でした。
コンディションが昨年に比べ良かったのもありますが マシンが軽くなったのが大きいと本人も言っておりました。

後編に続く
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プロテクターのならし

自分の用品ネタです(笑)。
本日 この格好で仕事しました(苦笑)

新規の原付お客様のタイヤ交換とか来ちゃったりして 変な人と思われないように 一言 説明したりしましたが(笑)。

昔 ロードレーサー時代に 新品のレーシングブーツを慣らすために 仕事中も履いていたことありますが まさか 同じような事を25年振りにしようとは(笑)。

ならしと言っても少し違いますがね。

新調した チェストプロテクターの重さになれるためです(笑)。
まだ肩の調子がよくないので おそらく次のレースまで練習もできそうにないので着心地も含めてなんですけどね。


tetsu 一か月半ほど前のエンデューロ練習での肩負傷に反省して 上半身プロテクターをグレードアップする決意に。
今までは 軽装重視で アルパインスターズのA-1プロテクターを使用していました。
 

 写真では解りずらいですが  胸部と背中以外は防御力ゼロなんです。
やらかした肩部分も皆無ですね......
更に 肋骨とかもヤバイんですよね.....
実際 オフは転倒したときにハンドルが脇腹刺さって 肋骨折るっていう実例も多いそうで(汗)。
で、林道部プロテクション重視派のSinくんの意見も聞きつつ 決めたのが リアット 6.5PRO。
今までのA-1が「子供用?」って思えるほど 樹脂部のプロテクション力が上がり 写真では分かりませんが 脇腹の防御もしっかり。全体防御力も超絶期待できそうなくらい いいのですが.....

問題は.....「重い」っす......
元々 tetsuは ロードレーサー時代は 極力プロテクションなしの用具が好きだったので(ブーツもツーリングブーツなみ)ゴテゴテ身体中に着くのは好きではないのです。動きづらくなるのがイヤだったです。
オフの場合 ある程度の防御力も必要なので 特にオフブーツは致し方ないとしていたのですが やはりそれ以外は軽装で行きたかったのですよね。暑いし(苦笑)。重いと疲れるし(苦笑)。
実際 真の林道中時は 上半身はプロテクターなしで走ってましたし。

でも痛い事に遭遇すると 色々思う事あるわけで(苦笑)。
なにより 歳には勝てないので(色々な意味でね(笑)) やはり怪我のリスクを抑える努力も必要だと思い 実体験での反省もあったわけで(笑)。
現行でもプロテクション効果高そうな物にしてみました。

しかし 今日 3時間ほど装着しながら 仕事してましたが 疲れましたよ。
この時点でもジジィですかね?(笑)。

ロードレースのツナギを着ると 走行レベルが数段アップする感と同じ感覚があればいいんですがね....
まだオフはそこまでの人間レベルになってないので そこはプラシーボ効果で期待!(笑)。

連日 通勤でも着てみようっと(笑)。

2022 JEC東日本選手権 第一戦 日野

今年 JEC東日本戦の初戦に昨日 4月3日 NBクラスに出走してきました。

前日までは 晴れ時々曇りの天気予報が 大外れに外れ、くもりスタートの 結果的に 後半 雨のレースとなりまして またも「マディ」なレースでした。
毎回 「レースが練習」かのごとく 今回もお山練習なしのぶっつけ本番です。
っていうか左肩の件が治癒してませんので3週間 練習すらしてません。(泣)

写真はまた 「ぼっち参戦」なのでレース後の車両の写真しかありませんが....


なのでまたもほぼ文章でのお伝えとなります。

JECなので 今回はオンタイムエンデューロです。しかも 久しぶりのちゃんとしたルート&テストの日野でのオンタイムレースですので楽しみでもありましたが 実際走った感想は ルートの設定が予想以上にキツかったです。あと やっぱりマディは苦手ってことかな....(苦笑)

下の表が今回当日に配られた タイム表です。
各自ゼッケンで 決められた周回時間が分かる表です。

黒いペンで囲っている部分が tetsuの走る枠です。

下 拡大図。


基本JECは三台一組づつの出走です。
tetsuは今年は ゼッケン 486です。
今回は TC(タイムチェック)を計 5回 こなす設定。その間に タイム計測の「テスト」区間があります。一周の持ち時間は 45分。
45分で ルート+テストを周って 時間通りにタイムチェックできるのが 普通の優等生となります。

テストは一周目のみ計測せず 残りの4周を計測した中で一番速い順で順位決めです。
ここで良いタイムを集めたものが「勝者」ってことですが....
これに オンタイム特有のペナルティ 主だったものでは 早着(早くタイムチェック受けてしまう)、遅着(遅くタイムチェック受けてしまう)、またその他細かいペナルティで分刻みでテスト結果に加算されるというもの。
合計30分のペナルティ以上が失格となります。
ですので 最終的にいくら良いテストタイム出して周回も最後まで周っても ペナルティが加算されると最後は 失格、DNFとなるルールです。

下が今回のレース前に発表されたコースMAP


あまりに簡素化されすぎている感のMAPでして 実際レースで走ってみて理解できたのは あくまで「イメージ」なMAPということでした(笑)。こんな直線的では勿論ありませぬ。
一見 これ見るだけだと簡単と思えてしまうのが絵の表現力ってことでしょうか?(苦笑)

今回は 一周 約10キロ。
10キロ45分は 普通のエンデューロコース走るなら「楽勝」と思うでしょうがこれまたルートがそれほど簡単な設定にはなってない事もあるので 楽観視はできません。それを5周こなすわけで。
合計 約50キロ。走行分数だと 3時間45分。
実際 今回の設定は tetsuの短い エンデューロ人生でも結構 上位に入るくらいキツかった。
毎回日野のJECのルートは 日野ハードエンデューロも企画に携わる ビッグマンことIA 栗田氏によるものなので そう考えると納得のルート設定でした.....

約一か月前の肩の負傷が治癒してないオヤジ身体の状態でも走る事にはさほど問題はありませんでした。
そんな事よりも 日頃練習、経験値が足りない 「登る」系のセクションがルートに組み込まれていたのが 後半になるほどtetsuにはキツかった..... 要所は 4か所でした。(もう一か所は前半一度苦しんだ後に簡単ラインを発見してしまいその後問題なしに)
周回ごとにそれまで使えていたラインが掘れて行き 前走者ハマってる⇒ しょうがなく他のラインチャレンジする⇒ 失敗する⇒そのシチュエイションごとにに様々な苦難が待ち受けました。

①失敗して キャンバー側にキマる(バイクが谷側に倒れることです)
②木に挟まるorバイクの下敷きになる
③強烈な押しを入れる必要が出る
④前周は成功したが翌周は 超失敗して それが泣きそうな状態に陥る

そんな中でも 前半から最後までイヤだったのが ダム横後に現れる 「登ってる途中から90度左にターンしながらキャンバー突っ切る」短いけど斜面角度があり 難しかったところ。
毎周 誰かしら 大変な状態になっていたところです。
最終週は 元々のラインが掘れすぎてしまって 既にそこにスタックから抜け出せない車両がドハマった状態になっており 他ラインをチャレンジして斜面でもがいている車両が他にもいて アタック待ちが数台溜まっている状態に。

それでも他のラインがまだあるよのごとく マーシャルが参考ラインを通っていくので このハマった人は助けられません。
オンタイムのルールで 「基本ライダー以外のヘルプは禁止」というのがあるのですが ライン上を塞いでいる場合はやむを得ず マーシャルが手を貸して 車両をライン上から外す行為も認められます。
しかし マーシャルもさることながら 後ろから来たIBの方々達は流石の難しいラインでもクリアしていくので この時点でお助けはないのです。
この時 tetsuの前にいたマーシャルは「あんな風に行けばいいんだよ~!」なんて軽く言っておりましたが.....「それが出来れば みなIBだよ!」と言いましたよ(笑)。

そんなこんな、そこからリカバリーで進めればいいのですが 後半は 体力消耗もしているし しかも難しくなったラインでの 再チャレンジを慣行しなければいけないので 心が折れそうになってきました。
結果 ここはIBのラインを参考に 2度目のチャレンジでクリアできて 超嬉しかった。
逆に違うラインをチャレンジしていき 結果そのセクションがクリヤ出来ると自ずと嬉しいもので こういう感覚の麻痺の真骨頂が 「ハードエンデューロ」な方々なのかなとも思ったり(笑)

で、ここがオンタイムレースの正念場。遅着しようがペナルティ範囲内なら順位はつきますので。諦めてはいけません!
兎に角走りきることを目標に置いているtetsuなのでなんとかチャレンジできる時間がある限りは頑張ったつもりで 結果完走までは漕ぎつけました。

NBクラス エントリー43台中 20台がDNF(Do Not Finishの略)となる 苦しいレースだったようですが やはり上位陣はそれ相応な方々なので18位までは 遅着などないですね。
tetsu なんとか 22位と完走できました。完走組ではほぼビリでしたが....
ラスト一周前まではオンタイムだったですが雨が降ってきてセクションも難所化していってクリアするのに時間がかかり最後は10分遅着ペナルティが加算でした。
ま、ペナルティがなくても 20位くらいとあまり変わらないくらいテストは大したことないタイムってことです。ポイントゲットまでにはほど遠い現実です。
それと 最終周回は 全員遅着とらずの特別ルールとなったのでそれもラッキーでしたが....

ま、「もっと精進しろ」ってことが再認識させられた今回のレースでした。
レース結果はこちらから見れます。
2022 JEC日野 リザルト

因みにここからは今回のレース結果からの余談ですが。
NBクラスの一位の選手は JNCC AAライダーで超有名な出口選手。今回テストのタイムがIBよりも早いのも当然でしょうくらいに速いライダーなのですが 周りも承知の速さですので 既にこの結果でIBライセンスを差し上げてもなんら問題はないと思いますがね(笑)。
tetsuの次の組だったですが ルート早々にいつも追い付いてくるので サササと先に行ってもらってましたが 毎回 大声で「ありがと~ございま~す!」と爽やかに手を振りながら豪快にかっ飛ばしていきました(苦笑)。
FC350ですが 後ろから迫ってくる排気音が 凄まじく大きいので なりに回転回して速いスピードってことですが 走っている姿は余裕な感じでしたよ。
しかしリザルトは 流石です。
本人曰く フルノーマルの モトクロッサーでサスセットもノーマル。タイヤがIRC VX30で空気圧 1.3だったそうです。 それで あらゆるセクションも後半マディMXコースも攻めているわけですが......恐るべしですわ......次回のSUGOも出走するようなのでIAタイムに匹敵するタイムを出せそうですね。

そして 今回のレース後のtetsuの出来高です。
TE250はレース後キレイに「ツッパリテール」となってました。勿論無改造ですよ(笑)。


因みにまともな状態はこちらね。

どうなったかは想像してくださいね(笑)。
これ見比べると 相当 ツッパってます(汗)。直さねば.....

そして久しぶりの泥だらけ片付け。これがまた疲れるんですよ.....
今日は雨だからまだ気が楽でしたがね......


バイクから掘り出した 「日野のお山のお土」はこれは氷山の一角(苦笑)

ま、勝沼の泥沼雨よりいいですがね.....

という今回のJEC日野レースレポでした。
参加された方々 お疲れ様でした!!

2022年 クロスカップ第一戦

久しぶりの伊東二輪林道部 エンデューロレースネタです。
とは言ってもtetsuのみのため  自分で撮った写真ほぼなしの文章主体の内容となりますのでご了承を(苦笑)。

先日 3月13日、山梨のクロスパーク勝沼で行われた エンデューロレース 「クロスカップ第一戦」に参戦してまいりました。
tetsu 今年のエンデューロレース 初戦となります。

*スタート前 一見爽やかそうですが.....イヤイヤ......*

クロスカップはクロスパーク勝沼で行われている 独自の地方シリーズ戦。
今年も 全5戦開催予定。
各クラス 順位によるポイント制となっており年間ランキングもつきます。

昨年は 初戦と最終戦に参戦しましたが初戦は雨の中の激マディレースで チュル沼勝沼の異名通りの 路面状況になり なにも楽しくなかった思い出しかないです(苦笑)。
最終戦も途中から雨が降って来たレースでしたが そちらは結果が伴ったので ちょっと楽しかったですね(笑)。

今回も エントリークラスは 120分 Cクラス(最上級クラスが A)。
クロスカントリー形式のレースですが クロスカップのコースはいつもSっ気バリバリなオーナー自ら練った イヤラシイコースレイアウトで なかなか難しいところもあり やりがいはあります。
また ライセンス分けは関係なく エントリークラスは自主申告。
とはいえ 上位を走るライダーは他のレースでも上位陣(国際AやJNCC COMPAライダーとかいます)を走れるライダーが多いので レベルは高いのです。
こういうところも 出るだけの価値もあるとtetsuは思っております。

参戦車両はいつもの ハスクバーナ TE250。


クロスパーク勝沼は土日祝日にしか練習ができないので tetsuはなかなか行けません。
今回は レース一週間前の土曜日に練習が行けましたが......
実はこの時の練習で 左肩を怪我してしまっていたのですがその後の回復状態的に なんとかなりそうだったので それこそ 半分無理して出場してきました(結果悪化しましたが.....)。
一週間前に練習行った際には まだ残雪が溶け始めている中 朝の零下で再度凍ったものが溶け始めている状況で 朝一のまだ溶けきってない走行は良かったのですが 11時くらいから次第に ウッズの登りとかが難所化していき そのセクションに入る手前に 1Mほどのステアセクションのようなところを降りる箇所があるのですが そこで進入手前でフロント滑らせ 左前に投げ出される形で 左肩上面を強打してしまいました。
その時は 超痛かったのですが 幸い 腕は動いたので折れてはなさそうだったので アドレナリンが効いているうちに練習切り上げ トランポ戻って 一時間ほど タオルで冷やしてから退散しました。結果的に左肩の靭帯を痛めてしまった模様でした。
それから一週間、勝沼方面の天気もよく 気温も連日15~18度くらいまで上がっていたので 流石に難所はなくなっていて 「初の勝沼 全面ドライで走れる!」と 甘い考えをもち、肩にもそれほど負担にならず 気持ちよく走れるだろうと思って 参戦したのですが レース当日のコース状況は全くの予想外れでした(泣)

コースの見える部分、特にスタート位置となるメインストレートは全面乾ききっていて 土埃も舞うくらいです。これ見たら どう見ても「フルドライ!」と期待するものでしたが.......
朝のレース前のミーティングにて 主催者情報として その先の最初の登りのウッズがかなりの難所ということが(汗)。
これはレース前の練習走行時のtetsuのインプレですが。
土の下から溶け切った地下水がわいてい来るのか 先週の難所ウッズは変わらず難所のままで 更にそこを登り切って一旦 フラット~ 斜度2度くらいで全長 20mほどの普通ならなんともない箇所が 激マディの超絶難所と化して 止まったら即 押しでも切り抜けられない状況になると予想(汗)
そのため 練習時から 本来ルートになかった ウッズと並走している 勝沼名物「大阪」もルートとして解放されて 大坂上部で本来のコースに戻れるようになっていて どちらのルートも選べるようになってました。


*大阪手前、右のウッズに突入かそのまま直登か(他人さまより動画キャプチャ拝借です)*

結果的には どっちを行っても 登れるか登れないかの難易度は同じくらいで 最後は皆 この「押せない激マディ」に突入するという展開に。
この辺が 今回のレース結果を左右する 山場みたいな感じでコース後半は逆に全く難所なしという対局の様相レースでした。
言うならば 「前半 ハードエンデューロ&後半 平穏なクロスカントリー レース」っていう感じでしたね(笑)。
因みに tetsuは 全周 ウッズを登りました。
レースの前に事前練習が一周だけ許されたので走りましたが 解放された大阪の最上部をクリアするのが 見た目で大変そうだったので 登れそうな確率論でウッズ一択でした。

そしてレースの展開は 一周目はまだそれほど醜い展開にはならずに済みましたが 二週目以降は毎周 前半のウッズ~の辺りでなにかしらのイベントが発生して その都度 ハァハァ 頑張りましたよ
笑。

この辺りの「押せない激マディ」の状況が分かる動画がコチラ↓

泥の中から原石を見つけました。|クロスカップ Rd.1 120分クラス

勝沼スペシャリストの meganeoffroadさんこと 戸田さんのスタッフ側の動画です。
スタッフの苦労も分かる動画で面白いです。
途中の「お金払いたいくらいです」はtetsuも共感しますよ(笑)!

5周目辺りで ウッズ出口の泥沼地獄にハマっている車両が多すぎて 通行できず、その上に更に登って抜けれるウッズセクションが解放されました。
しかし そこで前走車がハマってるのを見て、tetsu欲張って 更にそこよりも山側に登って行きキャンバー伝いに直進しようと思ったのですが これが失敗(泣)。
このキャンバーで落ちて バイクの下敷きになってしばらくバイクの下でもがいてました(泣泣)。
↓ その前段階の動画キャプチャ見つけました(動画の主はこの時 総合優勝した 中学生ライダーK太くんの物より拝借)

これはキャンバー落ちて 木に挟まらないよう踏ん張っているの図。
この後 向きを変えつつ 後ろから向こう側のルートに降りようとしてそのままひっくり返って下敷きになるのです(泣)

その他 後半は他のヌタ場で転倒したり難所でハマって押したりして 結果 左肩はいやおうなしにフルパワーで使ってました。
後半はその押しでもどうにもならず 「押せないマディ」ではtetsu含め ほとんどのライダーはスタックスイーパーのお世話になったことです(大変ありがとうございました!!)。
 肩の痛みで 後半はちょっとした段差を越えるのも「うっ!」ってなりながら なるべく振動がこないように工夫して走ってましたが 最後はマヒしてましたね(笑)。



しかし これよりも笑えそうで笑えない事件がありまして.....
tetsu エンデューロレースはコンタクトで走っているのですが 途中 泥でゴーグルが見えなくなったので停まって外して ヘルメットの裏側に回している最中に 右目のコンタクトが外れてどこかいってしまったという事件がありまして。
この時点で 2時間レースの半分、残り約1時間でしたので 一瞬どうしようかと思いましたが どうせ難所があってスピードレースではないので 走れるところまで走ってみようと思い 結果完走できました(自画自賛(笑))
ロードレースだと動体視力の問題上 片目が見えづらいままで走るのは怖く 実際 昔 筑波の練習でコンタクトを試して 走行中やはり片目が外れましたが その時は走行継続は無理でした。
それに比べ エンデューロは絶対スピードが極端に遅いのでなんとかなるものです。
逆にこの事件は 今後の変な自信と安心感になりました(笑)。
危ないので良い子はマネしてはいけません(苦笑)。
レース結果ですが  全体 65台中 27位。 Cクラス 38台中 11位でした。
個人的には 身体の事とコンタクト事件を踏まえて まずまずの結果としましょう(笑)。
因みに Cクラスはエントリー数が多い場合 15位までが表彰してもらえます。


このように 勝沼ワインに独自のラベルを貼った トロフィーのようなものを頂けます。
サンデーレースとしても 洒落てますね。
やっぱり こういうのがあると嬉しいし 苦労したレースでも楽しく感じるものです(笑)。
でも やっぱり 今回も勝沼のレースは tetsuがあまり好きではない「ハードエンデューロ」要素があったレースでしたのでレース後心情的には モヤモヤです(笑)。


でも クロスカップは コースも路面も難しい中でのレースというのもあり ライディング向上にも役立ちますが、一番は やはり心が強くなれる(気がします (笑))!
ということで次回も出ますがね(笑)。

今回も愛車のTEくんは頑張ってくれました。いつもいつもありがとう!
レース前日に発覚した水漏れもインチキ処理で なんとかもってくれたので 次回のレースまでに直さねばですね。

という  クロスカップ第一戦模様でした~。

第36回 8時間パワーエンデューロ 後編

お待たせしました 8耐決戦の日曜日の朝です。

前日の雨は 朝方まで降っていたようですが 天気は回復傾向の様子。朝6時に会場に着いた時には 青空が覗いてまして 一昨年の時よりは コンディションが良くなりそうです。
一昨年は レース中盤まで雨が降ったり止んだりでしたので コース途中も結構なマディコンディションでしたので。

レース前のハスク FE250二台。


ゼッケン8号車は 2016年式。ゼッケン 52号車は 2019年式。
まだ走行前なので キレイです。2台共 トラブルなく走りきってくれる事を願うばかりです。

まだまったりの今回のメンバー一式


朝のコースマーシャル試走での報告では 駐車場の泥泥度合いに比べて コース内は それほど悪コンディションでもないようで ほぼカットなしの予定通りのコースレイアウトでレース進行になるとの事。
とは言いながら エンデューロレース、しかも8時間も走るので 前半難所でもないところが中盤辺りから難所化するのは予想つきます。そういった箇所でいかにハマらないかがレース結果に大いに影響するのですが こればかしは他の走行車両の動向にもかかってきますので ほぼ出たとこ勝負なんです。ただ 色々な経験値が多いほど こういった状況でも回避能力が高くなることもあります。
tetsu以外の二人はハードエンデューロ経験を武器に 進んでくれることでしょう。
問題は 私tetsu自身です(苦笑)。今年の練習量もあまり多くとれてなく、特に難所処理能力の経験値は高いわけではないので なんとか「全集中」をこころがけて 生粋のレーシングスピリッツで乗り切る作戦で参ります(笑)。なんとか2人の足を引っ張らないようにするだけです。
2年前に打ち立てた目標、3人で 「10位以内」を目標にスタート位置へバイクを持っていきます。
スタートライダーはやはり エースライダーのK主任。二番手を 堅い走りのSinくん。三番手をtetsuというオーダーにしました。このオーダーは結果的にも正解だったと思います。
ゼッケン52番車は スタートライダー S部長。二番手をヨシケンくん。三番手を渡くんというオーダー。こちらは心配するなら S部長と渡くんがヨシケンくんのFE250での事前練習がほぼ出来てないので ぶっつけ本番的に乗るところだけでしょうか。ま、渡くんは日頃 KTM250EXC-Fで基本 同型エンジンなのでそれほど問題ではないかと。唯一 部長が日頃 ベータRR2T200の2スト使いなので その順応性だけがカギかと。ま、tetsu個人的に言うと 2スト乗れる人は4ストは問題なく乗れるはずですがね。逆はやはり2ストの感触が合うか合わないかで結構 違ってきますから。


ゼッケン順なのでほぼ一コーナー側に車体を並べます。
150台なので 最後尾は 反対側の駐車場裏手の移動路までに及びます。
それにしてもいい天気になりました!!



スタートしやすいようにサイドスタンドは格納して車体をtetsuが抑えてのスタート。

スタートしてすぐに 「大阪」と呼ばれる 長い急坂を登って行きます。
3年前に初めて 部長・K主任・渡くん組でCRM250で参戦した時は レース中盤でこの大阪がコンディション悪化で登れなくなる車両続出で結果カットになったところです。
今回はその時よりはコンディションが良さそうなので 転倒渋滞等なければ問題なく使用でしょう。

午前8時にレーススタートです。
スタート合図は 主催者競技監督の 小林さんの打ち上げ花火が号令となります。
そして 号令スタート!







主任の初動も早く 乗車してエンジンスタート!
一番手で 大坂に向かっていきました!! 
「北川選手 見事なホーーーールショーーーーーーット!!」と実況を入れたいくらい気持ちよかったです!!

対して52号車は 部長がFEのエンジン始動に手間取って かなりのロースタートになったと後で言ってました。

ま、それでもまだ8時間 ここでの順位はそれほど問題にはなりません。

さて 最初の一周を何分くらいで戻って来るかが 後の一周のペース配分の指標になります。
12分越えた辺りからトップが戻って参りました。そして 順位的に覚えてませんが およそ15番手近辺で 主任が帰ってきました。主任のタイムは 約14分でした。
そして第二ライダーの Sinくんに交代。

8号車は スタート後だけは 1周交代とし その後は 基本的に各自2周での交代という作戦にしてました。tetsu達はこの後も 途中ガス給油も含め クイックピットで交代していきました。
その後 25分くらいで 52号車も戻ってきて ヨシケンくんに交代。
52号車も最初は一周交代だったようで その後はピットに戻ってでの交代をしていきました。
 ゼッケン8号車は  約16分でSinくんが戻って来てtetsuに交代。

コースも覚える意味でも 「そこそこペース」で、でも 「全集中」して走らないと何処でしでかしてしまうか解らないので上手くバランスとるのが大切です。
それと スタート後 しばらくは身体の動きも悪いのでそれにも注意です。
コースは一昨年走った時より 要所が同じレイアウトだったりもありましたが基本的には一周では覚えきらない感じでした。ただ 難所は基本的にない様相でした(しかし その後 一部 難所化するところが出現しますが.....)。tetsuは一周目に一度 右に軽度に転倒した以外は問題なく走破してきました。
一周約 17分でtetsu戻って来まして主任に交代。この時にフロントサスのセッティングを変更。
主任も最初の走行でフロントの硬さを感じたらしいけど、Sinくんが戻って来た際に 主任にキレ気味に「サス硬すぎ!!こんなの乗れないよ!!!」と 文句言ったそうで(苦笑)。
今回のゼッケン8号車のフロントサスは レース前にほぼぶっつけで K主任のKTM XC-WのXprorerサスを移植しての初レースで セッティングも河原で3人で仕様を確認した程度でしたので 実際のお山コースでの走行はこのレースが初めてだったというのが この辺の不満になったかと。
しかし 即席セット変更が当たり 以降問題なく乗れてました。
そして予定通り2周交代にして 約30分越えて戻ってきまして Sinくんに交代。
このときに今度は 主任がフロントの曲がり(正確には捻れ)を指摘。おそらくtetsuが一周目に右に転倒した際に発生したものか。曲がっている方向と度合いを主任の感覚で教えてもらい 次のtetsuに交代の際に修正してみることに。
Sinくんが戻ってきた時点で車体を主任が抑えておくことで、ハンドル左目いっぱい切った状態でフロントホイールを右側からテキトーな強さでtetsuが蹴り入れてみました(笑)。これが絶妙に効いたようで その後真っすぐに戻ったようでした。

ここらで各自の走行写真なんかを見てやってください(笑)。























 




そして 2時間過ぎた辺りから 途中のマディ気味路面が 「田んぼ」のようになっていき 難所化へと変貌してきました。(まったく笑えません.....)

非力な車両やトレール車、またスモール車(ホイールが小さい車体)がスタック続出するようになり 通れるラインも限られるようになってきて 一歩間違うと 自分がスタックしてしまう様相です。(ここの写真は別の方々です、晒してスミマセン<m(__)m>)


こういう路面でスタックしてしまったり転倒すると現状復帰までの体力をかなり使いますので 細心の注意での走破を目指します。
この箇所は この状況がしばらく続き この日一番の 難所となっていきました。


この田んぼエリアを突き進む Sinくん


同じく 主任


それほどの登りでもないですが こういう路面になると ホント難しくなるのもエンデューロアルアルです。田んぼ化になってからはtetsuもそのエリアで前走車がいないことを祈ってましたが 毎回 数台はスタックしており、中には横倒しになり隣のラインも塞いでおり 毎回同じラインを通れず
でしたが なんとかハマらず 走破することに成功。

こういう時には tetsu十八番(と言っていいのか(苦笑))の 「二足二輪」と 「一速でほぼ開けない」走行の写真。

これでも ズルズルと進んでいるんですよ。カッコ悪いですが いいんです(笑)。
転ぶのは悪! レースは全ては結果ですから。
勿論 横のハマっている人などかまっているヒマもありません。心に余裕があればお助けするのですがね(苦笑)。止まれないので(笑)。


そしてレース後半に差し掛かるところで この部分はコースカットとなりました。
更にもう一か所 コース後半のガレ場エリアも渋滞発生でカットに。
それとは逆に路面コンディションの回復と共に走りやすくなっていく路面も出てきました。
更に 6時間を越えた辺りから コースで遭遇するバイクの数も減って来た感じになってきて(リタイヤや途中休憩中だったり)大分走りやすくなってきました。





ゼッケン52号車組も 大きなトラブルなく 淡々と走れているようで 毎回ピットに戻ってきては交代でしたが、8号車側と違い みな のほほんとしているのが印象的でした。
部長なんて 渡くんが戻ってきてから出動準備してたし(笑)。
でも 趣味のレースなんて そういうゆとりも必要なんですがね。

ゼッケン8号車側のお話に戻りまして、今回 3人で2周交代としていて実質 一回につき 一人休憩 約一時間ほど。レース前は随分休めると思ってましたが これが意外とそうではなかった.....
一昨年は 二人体制で一周交代していたので 休めるのは実質 20分くらいでしたがその分 ペースも今回より遅かったのでどうにかなったかのかと。
今回は 休める分を走り側に転嫁させて、なるべく 自分なりなハイペースを維持しながら走行なので 意外と身体は疲れてきているもので 6時間過ぎくらいには 各自 身体の各部が攣り始めました。
そして ラスト1時間が迫る前にK主任に交代してからその後の交代パターン通りでいくと ラストライダーがtetsuになる予想に..... 
パワーエンデューロのルールで レース終了30分前からはライダー交代含め ピットインができなくなるというものがあります。
K主任からSinくんへ交代が 6時間55分頃、次のtetsuに交代が このままだと 7時間30分手前くらいで交代。そのままtetsuが行くと おそらく残り 2周しかできない可能性大。
これは上位進出を狙うには よろしくないパターンと判断。また 既にSinくんもtetsuもラスト連続2周行くのは体力的にツライく それらをふまえ K主任には了承得ずに(走ってましたので(笑))勝手に判断しましたが Sinくんとtetsuの独断で 次の交代でSinくんもtetsuも各自一周づつ その分「超集中」して走ることでラストライダーをK主任にするという作戦に。やはり体力的には一番 頑張ってくれるだろうK主任にすることで 残り周回数を更に一周増やせる可能性を優先しました。
Sinくんは最後 この日ベストに近いタイムで戻ってきました、そしてtetsu こちらもベストを出すつもりで走破していましたが コース後半の激下り入口で痛恨のフロント滑らせるというミスで転倒。幸いまだ傾斜が緩いところでの引き起こしだったので タイムロスも最小限にできましたがこれは やはり反省点でしたね。それでも残り30分には余裕で帰ってこられて 無事ラストライダー K主任へバトンを渡せて作戦通りの展開になりホッとしました。
後は K主任の激走頼みです(笑)。



ゼッケン52号車もS部長が走行しており ヨシケンくんがラストライダーとしてクイックピットで待ってましたが 刻々と残り30分となりそうです(汗)。計算上ではギリギリ戻って来るはずなのですが......とラスト1分となった時に 部長の姿が確認されました!


皆で声援送る中 ピットが締められる前に戻ってくることが出来ました。無事 ヨシケンくんに交代して これで何事もなければヨシケンくんが残り2周は行けるはずです。
K主任の方も それほどペースを落とすことなく 予定通り 8時間のチェッカー前にもう一周突入することで tetsuの計算通り もう一周多く周れることに成功。

途中予定を変更した作戦成功です!(ヨシッ!)

そして8時間が過ぎた時点でチェッカーが振り下ろされました。
順次 戻って来るライダーに 拍手が送られます。いつもなら ハイタッチでのお迎えなのですが こういった部分もコロナ対策ですね。


そしてゼッケン8号車 K主任、ゼッケン52号車の ヨシケンくんと無事2台共 8時間完走のチェッカーを受けました。

そしてレース結果です。
ゼッケン8号車 総合=13位、オープンクラス=12位
ゼッケン52号車 総合=48位、オープンクラス=41位

こちらでリザルト見れます➪https://motopower.jp/race-result.html

ゼッケン8号車は残念ながら目標の10位以内まであと2台でした。
しかしタイム的にも上位進出までにはもう一周~二週多く周るスキルがないとダメだったので今回は今の三人各自持っている力は出し切って レース展開でも大きなミスやハマることもなかったこと考えると 満足行く結果だったとはtetsu的に思ってます。
また マシンのセットアップも全員不満なく乗れたこと考えると こちらも満足いくものだったと事に二年分の無駄がなかったとも言えましたので こちらは車両に感謝です。
なんといっても 3人「野良ライダー」の集団ですし 経験もまだ3年ないですからね(と勝手に自分達を鼓舞させます(笑))。
上位陣には国際AやB級や JNCC 上位ライダーもいたりと やはり野良ライダーでそれに食い込んでいくには、それ相応の練習や経験を積まないといけないというのも改めて思い知らされました。

ゼッケン52号車も健闘したものです。こちらの3人は3人共 レース前の練習があまり満足に出来てなかったのとレース前に急遽 車両も変更になり用意もバタバタだったこと考えると そこそこの周回数も回れましたし 大きなトラブルにも見舞われなかったので 本当に良かったと思います。

という感じの第36回 パワーエンデューロのレポートでした。
今年は熱中症での病院送りにならないようにと主催者側も考えての9月開催のおかげで それほど暑い中での走行ではなかったのが楽だったのもありますが やはり一位の周回数は尋常ではないですね.......

ということで既にtetsuとK主任は来年へのリベンジとして 再度 10位以内を狙うことを誓い。Sinくんは それに無理矢理付き合わされるという展開は変わらずで(本人ブツブツ言ってますが......)
また来年のパワーエンデューロのいつも通りの 「暑い夏」開催を祈り 今年の8耐の幕は下されました。
最後にメンバー写真

多くの写真を撮ってくれた Sinくんファミリー その他応援に来てくれた クマさん、ヨッシーくん始め 応援いただいた方々 ありがとうございました!
また来年もこのレースがある限り 出走いたします。

最後に 大会関係者並びにスタッフの方々、この難しい状況下での開催 ありがとうございました!
来年はまたレギュラーの7月末開催となれることを期待しつつ 楽しみにしております!!