アクセル戻らずは
走行中 ある程度アクセル開けると 回転落ちず走っていって困るという案件のご依頼。
車両見て 即原因判明。
単純にアクセルが固着気味で戻らない状態になってました。
まだ自力で戻せば戻るところでしたが 毎日 乗っていることで乗り手も慣れてしまってきて 徐々にアクセルが戻らなくなったのに気が付いてなかったのでしょう。
かなりアクセル開けるのにも重いですが 自力では全く戻る気配もないのでこれはアブナイです。
感覚的に アクセルワイヤーの動きが渋いのもありますが スロットルチューブとハンドルの隙間部分がサビている感覚でもあります。
スロットルハウジングをバラしてみたところ その通りの状態でした。
まぁ ここも用がなければ普通バラさないので 新車から約20年選手車両で14万キロとなると こうもなりますよね。
ハンドルのサビをヤスリで除去して 緩めのグリースで動きは復活。
14万キロでアクセルワイヤーは一度も交換していないとのことでしたが、それもそのはずです。
アドレスV125に限らず 丁度 2スト原付から4ストインジェクションの原付に移行する辺り(2005年辺り)からの車両はどのメーカーの原付も 各ワイヤー類の寿命が飛躍的に伸びた印象です。
伊東二輪ではアドレスV125である程度距離走っている車両が他にも多数いますが 本当に メーターワイヤー、リヤブレーキワイヤーも含め ほぼ交換したことないですね。
とはいえ 当該車両は動きも渋くなってましたのでアクセルワイヤーも交換してリフレッシュ。
今までとは雲泥の差に オーナーも驚くことでしょう。
PR