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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

2022 ハッピーエンデューロ in 日野 後編

40分レースの後には90分クラスがありますが 今回は伊東二輪からは 誰もエントリーしませんので 午後の3時間まで結構余裕があります。
曇りベースな天気でもありましたが 午後に向かうにつれ日差しも出てきて 気温も上昇。
それでも コースもハッピー日野では初と言えるのではないかくらい フルドライなのでtetsu 気分的には良かったですね。マディ嫌いなので(笑)。
マディ好きなSinくんは 謎の雨乞いしてましたがね(笑)。
ま、雨降れば 少しは涼しいですけど......

レース前 暑さ対策に向けて 上に着るもの談義で tetsuは今回久しぶりの「ノージャージ」で行くことに。

それを見てSinくんも「ノージャージか~ それありですね」と 言いながらも見た目カッコわるくなることを気にして 通常スタイルのジャージ姿で行くことに。元々 8時間耐久パワーエンデューロ アイアンマンで乳首見せながら走った男なのに....(笑)。

スタート前の整列です。
 
tetsuゼッケン6番。Sinくん 8番。M倉・S藤組 24番。
でここでtetsuしでかします。集合に遅れて 本来並ぶべき 前の方に並べず ペナルティで後ろに回されました(泣)。なので 何故か ゼッケン22番と23番さんの間に入れてもらうことに......
ゼッケン6番が泣いてます.....反省でした。

スタート前の皆元気な頃の写真。



tetsuのノージャージ姿。上にプロテクターは着てますが 後からの脇がスカスカなのが変態チックですね(笑)。でも これが熱中症対策には大きかったと思います。

3時間クラス レーススタート。

いつもならtetsu ルマン式スタートは得意の方でしたが 今回はスタート前の自分の不手際もあり 平凡なスタートに。Sinくんはいつも 少し余裕見てのスタートでしたので 丁度一コーナーに入るのはtetsuと同じくらいの位置だったようです。

Sinくん快調に抜けて行ってます。


そして一周目の一つ目のプチ難所の登りで tetsuのすぐ前の前走車がハマって tetsuの登っているライン上に倒れ込んできました。これもエンデューロアルアルですが しょうがない。

別の周の写真ですが こんな登りセクションです。

手前で止まってしまうともう一度下りてやり直しになるのがイヤなので 前走車が倒れきる前にアクセル開けて 転倒してきた車両よりなんとかチョイ前に出て同じく転倒に持ち込みました。
この事で ここからは右の転倒車より先に登っている事もあり なんとか押しを入れながらも登り切れる事ができたので最小限のタイムストップで切り抜けられました。

この間に結構Sinくんとは離された模様だったので ここからはまだまだレースが長いのでまずは 自分のペースを作って走ることに。兎に角 無駄な転倒での体力消費を無くすことです。

約1時間にかかる辺りで予想外に前にSinくんが見えてきました。
この時のニアミス写真の連写です。




Sinくんの走りを見ていると いつものキレがなく 疲れてそうで気迫がない(苦笑)。
これはチャンス!と思い 追いすがって行きメインストレートに戻って来た時点で久しぶりの身内バトルかと思いきや Sinくん ピットインしていってしまいました(ナゼ!)
後で聞いたら その2周前くらいに一度ピットインして小休憩後出ていったのだけど 足を攣りはじめて そのままでは走り切れなさそうだったので再度ピットイン、ここで約10分の休憩を入れたそう...... tetsuが言うのもなんですが 「ノージャージ」作戦に切り替えなかったからだと思いますが....(苦笑)
そうとも知らず tetsuは淡々と走りながらも なんとかSinくんに抜かれないように頑張ったつもりで後半戦に。

#24の二人も大きなトラブルなく元気に走っている模様。


この二人、Sinくんと同じく 背が高いのでマシン負けしていないので写真写りもカッコよくて羨ましいです(笑)。
途中 コース後半のウッズ下りでM倉くんがtetsuの前で転倒してしまい そこにtetsu突っ込むという 身内つぶし合いもしてしまったり(泣)。まぁ お互い 大きなトラブル、怪我もなく tetsuもすぐさま起こして 「じゃ、先行くから!」っと先にサササと去って行きましたが(笑)。



ハッピーエンデューロには毎回 大物ライダーがゲスト出走するのですが、今回も トライアルIASライダーの野崎選手はダートスポーツの編集長と組んで毎度の セロー250でトレールクラス参戦。「今回も!」レース中の全車両のベストラップを野崎さんが出してました。
#4番が 野崎氏。



乗りかたはどこでもトライアル車乗っているスタンディング姿ですが本当に速いです。「無駄な動きなくスムースに速い」というのが正解か。
動きもセロー250とは思えません。とはいえ歴代その走りに車体が着いていけないのか かなりの確率でマシントラブルでリタイアとなります..... 今回も「やはり」という感じでマシントラブルでリタイアしておりました。

もう一人 今回からのゲストですが 全日本モトクロスと共に 最近 JNCCでも大活躍している 小方選手。 賞典外ながら #5の CRF125で3時間クラス出走。




その存在感を存分に見せて こちらは 総合ブッチギリの優勝してました(笑)。
周回数も一人 26周(tetsu 22周)一緒に走ってましたが 後ろに迫って来るマフラー音が125cc4ストFunバイクのそれとは違う感じで 抜かれた後もほぼ全開にてスライドコントロールしながら 駆け抜けていく姿はカッコイイのなんの。
因みに 先日 8月6日にtetsuが参戦しに行った JNCC神立でのCOMPクラスにて小方選手 初優勝しておりました! いや~、スゴイ! ハッピーでお会いしていただけに おめでとうございますでした

そして本題レースに戻り レースも終盤。後半になり ずっとtetsuと絡んでいる(とは言っても ほぼtetsuの前を走っておりました)車両がいましたが  抜きつ抜かれつのバトルをしながら なんとなくこの車両がtetsuの順位的に一つ上の人だと直感。そしてラスト2周のウッズ下りでなんとか前に出る事に成功。


メインストレートでは気合いを入れている風に 珍しく 頑張っている感を出したつもりでしたが そのお蔭か 比較的 まともな写真を撮ってもらえました(笑)。
でもノージャージですがね(苦笑)。

ラスト一周に。
その頃 Sinくんは 「あれ?まだもう一周あるの?」的なこの笑顔の写真。


見知らぬ周りの人達も応援しているこの写真が ハッピーエンデューロらしい いい写真だと思いました。ということでSinくん 気合い入れて もう一周 行ってください(笑)。
因みに もう一周行くのが嫌で チェッカー前にコース上で止まって待っている人もいます。
8時間パワーエンデューロでも多く見る光景ですが 長丁場レースならではです。

そしてチェッカー。



無事 #6、#8、#24 と完走しました。

レースリザルトですが 最終正式結果が出るまでに時間がかかってました。
tetsuがラスト1時間前に給油でピットインした際には7位とのことだったので微妙な感じ。ラスト2周で抜いた方が6位の人だったとしたら tetsu 6位なはずなのですが.....と期待しつつも 結果が発表されないまま表彰式開始に。
と思いながらも着替えもせずに後片付けとしているところに 3時間の表彰式の放送が.....
「3時間耐久レーサークラス 第6位 イトウ サトシ選手」と呼ばれているではありませんか。
はい tetsu ハッピー初の 独りライデインングにで 初の表彰圏内 6位でした。
ということでこの時点で 駐車場からダッシュで表彰式まで走って行き ギリ 表彰台写真に間に合いましたよ(笑)。

他のみなさんはしっかり着替えてさっぱりしている格好でしたが tetsuのみ上はインナープロテクターにタオルハチマキ&作業半パンツという 「どこの土建屋さん?」とう恰好でした(笑)。
因みに tetsuの向かった右に写っている方が 小方選手です。意外と 小柄筋肉質なのが印象的でした。所謂 「チビマッチョ」ほどでもなかったですね。鈴木健二選手の方が 「The モトクロスライダー」的な体格な印象でした。

他結果ですが Sinくんは 10位。M倉氏・S藤氏組が初参加にも関わらず 健闘 11位。
Sinくんは途中の「10分休憩」が大きく響きました。それがなければtetsuと順位争いになっていた感じですが......


という2022のハッピー日野の結果でした。

今までハッピーエンデューロ参戦経緯では  アイアンマンとしては 部長の3位を筆頭に K主任の4位。
また K主任・Sin・tetsuの3人組で ここ数年は好成績を残してこれてましたが 今回は tetsu独り参戦での6位表彰だったので これはこれで嬉しいものでした。



そしてとうとう 伊東二輪にハッピーエンデューロの盾シリーズ。
集めているわけではないですが(苦笑)、もっていないのは 「優勝」のみとなりました。
こうなると いつか優勝したいものですね(笑)。

ということで今回も楽しいレースな2022 ハッピーエンデューロ in 日野のレポートでした。
無事 怪我もなく、マシントラブルもなく 各自良かったです。

掲載写真は多くがダートスポーツ誌のものより使わせてもらいました。
良い写真ありがとうございました。また楽しいハッピーお願いします!

参加した方々 お疲れさまでした!
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2022 ハッピーエンデューロ in 日野 前編



久しぶりのレースレポとなります。
7月24日に群馬県 日野カントリーオフロードランドで開催された 伊東二輪ではお馴染みの ダートスポーツ主催のエンデューロレース「ハッピーエンデューロ」です。
毎度書いてますが このレースがハッピーな設定かどうかは 走った人の判断だと伊東二輪林道部では解釈しております(苦笑)。

今回は 40分超ビギナークラスに ayamedonが昨年に続き 参戦。車両は今年は 軽量小型なヤマハ TTR125にスイッチ。今年はコースコンディションもいいので 昨年より飛躍の結果になるのか?

レギュラー組は いつもの3時間クラスに今年も各自アイアンマン参戦。
とはいえ レギュラー組と言っても 今回もtetsuとSinくんのみ。
部長は渋ったうえに参戦しないし..... K主任は仕事が忙しすぎて参戦不能に.....
他二人も仕事に子育てに忙しいようですがそれはしょうがない。
その代わりではないですが 今年は新参者として 2人ペアですが M倉氏とS藤氏が 昨年までのtetsu 耐久愛車だったハスク FE250で参戦。
色々経緯があったのですが M倉氏がFE250の新たなオーナーさんです。
しかもレース自体初となります!若いから期待大ですね(笑)。


朝一発目のレースが ayamedonが出場する 「40分超ビギナークラス」。本当に初心者級な方や キッズ達も走っております。コースも 難所は省いた設定..... とは言いながらも本当に初めてオフを走る人では登るのが難しいところもあるでしょうねっていう設定。


スタートはル・マン方式。鈴鹿8時間耐久レース等で見た事あるでしょうが マシンを進行方向に対して 水平に並べて行き ライダーはその反対側 に整列、スタート合図と共にマシンに走って行き エンジンスタートでGO!っていう方式。
ハッピーは ゼッケン順に並びます。ゼッケン順=エントリー順となっておりますので エントリー完了した人ほ前の方に並べるので何気に有利です。

ayamedonはゼッケン27。参加台数中かなりの後ろです。



日章旗振り下ろしでスタート! ビギナークラスらしく マシンに走り寄ってからスタートまでもみなさん周りに気を遣いながらゆっくり目にスタートしていきます。見てて安心します。


無事 #27もスタートしていきました。
車体が小さいから子供に見えますね(笑)。

スタート後の最初のプチ登りで前走車が数台転倒しているところを無理矢理左のラインを行こうとして #27もあえなく失敗(苦笑)。。。 エンデューロアルアルです。
ここで登るまでのリカバリーに時間をとってしまったのがもったいなかった.....

とはいえその後は大きなミスもなく 淡々と走ること。

走行前に Sinくんのアドバイスの「兎に角 無転倒で走る事」を肝に 他のライダーに抜かれても気持ちが熱くならないよう 走る事を心がけたとレース後 ayamedonは言っておりました。
それが功を奏したのも エンデューロアルアルです(笑)。
無事40分を走り切り チェッカー。

「え?もう終わったの?」って感じな顔してます(笑)。

結果、27台中 完走 15位。練習もほぼしてないにも関わらず 予想外の結果でした。
コンディションが昨年に比べ良かったのもありますが マシンが軽くなったのが大きいと本人も言っておりました。

後編に続く

プロテクターのならし

自分の用品ネタです(笑)。
本日 この格好で仕事しました(苦笑)

新規の原付お客様のタイヤ交換とか来ちゃったりして 変な人と思われないように 一言 説明したりしましたが(笑)。

昔 ロードレーサー時代に 新品のレーシングブーツを慣らすために 仕事中も履いていたことありますが まさか 同じような事を25年振りにしようとは(笑)。

ならしと言っても少し違いますがね。

新調した チェストプロテクターの重さになれるためです(笑)。
まだ肩の調子がよくないので おそらく次のレースまで練習もできそうにないので着心地も含めてなんですけどね。


tetsu 一か月半ほど前のエンデューロ練習での肩負傷に反省して 上半身プロテクターをグレードアップする決意に。
今までは 軽装重視で アルパインスターズのA-1プロテクターを使用していました。
 

 写真では解りずらいですが  胸部と背中以外は防御力ゼロなんです。
やらかした肩部分も皆無ですね......
更に 肋骨とかもヤバイんですよね.....
実際 オフは転倒したときにハンドルが脇腹刺さって 肋骨折るっていう実例も多いそうで(汗)。
で、林道部プロテクション重視派のSinくんの意見も聞きつつ 決めたのが リアット 6.5PRO。
今までのA-1が「子供用?」って思えるほど 樹脂部のプロテクション力が上がり 写真では分かりませんが 脇腹の防御もしっかり。全体防御力も超絶期待できそうなくらい いいのですが.....

問題は.....「重い」っす......
元々 tetsuは ロードレーサー時代は 極力プロテクションなしの用具が好きだったので(ブーツもツーリングブーツなみ)ゴテゴテ身体中に着くのは好きではないのです。動きづらくなるのがイヤだったです。
オフの場合 ある程度の防御力も必要なので 特にオフブーツは致し方ないとしていたのですが やはりそれ以外は軽装で行きたかったのですよね。暑いし(苦笑)。重いと疲れるし(苦笑)。
実際 真の林道中時は 上半身はプロテクターなしで走ってましたし。

でも痛い事に遭遇すると 色々思う事あるわけで(苦笑)。
なにより 歳には勝てないので(色々な意味でね(笑)) やはり怪我のリスクを抑える努力も必要だと思い 実体験での反省もあったわけで(笑)。
現行でもプロテクション効果高そうな物にしてみました。

しかし 今日 3時間ほど装着しながら 仕事してましたが 疲れましたよ。
この時点でもジジィですかね?(笑)。

ロードレースのツナギを着ると 走行レベルが数段アップする感と同じ感覚があればいいんですがね....
まだオフはそこまでの人間レベルになってないので そこはプラシーボ効果で期待!(笑)。

連日 通勤でも着てみようっと(笑)。

2022 JEC東日本選手権 第一戦 日野

今年 JEC東日本戦の初戦に昨日 4月3日 NBクラスに出走してきました。

前日までは 晴れ時々曇りの天気予報が 大外れに外れ、くもりスタートの 結果的に 後半 雨のレースとなりまして またも「マディ」なレースでした。
毎回 「レースが練習」かのごとく 今回もお山練習なしのぶっつけ本番です。
っていうか左肩の件が治癒してませんので3週間 練習すらしてません。(泣)

写真はまた 「ぼっち参戦」なのでレース後の車両の写真しかありませんが....


なのでまたもほぼ文章でのお伝えとなります。

JECなので 今回はオンタイムエンデューロです。しかも 久しぶりのちゃんとしたルート&テストの日野でのオンタイムレースですので楽しみでもありましたが 実際走った感想は ルートの設定が予想以上にキツかったです。あと やっぱりマディは苦手ってことかな....(苦笑)

下の表が今回当日に配られた タイム表です。
各自ゼッケンで 決められた周回時間が分かる表です。

黒いペンで囲っている部分が tetsuの走る枠です。

下 拡大図。


基本JECは三台一組づつの出走です。
tetsuは今年は ゼッケン 486です。
今回は TC(タイムチェック)を計 5回 こなす設定。その間に タイム計測の「テスト」区間があります。一周の持ち時間は 45分。
45分で ルート+テストを周って 時間通りにタイムチェックできるのが 普通の優等生となります。

テストは一周目のみ計測せず 残りの4周を計測した中で一番速い順で順位決めです。
ここで良いタイムを集めたものが「勝者」ってことですが....
これに オンタイム特有のペナルティ 主だったものでは 早着(早くタイムチェック受けてしまう)、遅着(遅くタイムチェック受けてしまう)、またその他細かいペナルティで分刻みでテスト結果に加算されるというもの。
合計30分のペナルティ以上が失格となります。
ですので 最終的にいくら良いテストタイム出して周回も最後まで周っても ペナルティが加算されると最後は 失格、DNFとなるルールです。

下が今回のレース前に発表されたコースMAP


あまりに簡素化されすぎている感のMAPでして 実際レースで走ってみて理解できたのは あくまで「イメージ」なMAPということでした(笑)。こんな直線的では勿論ありませぬ。
一見 これ見るだけだと簡単と思えてしまうのが絵の表現力ってことでしょうか?(苦笑)

今回は 一周 約10キロ。
10キロ45分は 普通のエンデューロコース走るなら「楽勝」と思うでしょうがこれまたルートがそれほど簡単な設定にはなってない事もあるので 楽観視はできません。それを5周こなすわけで。
合計 約50キロ。走行分数だと 3時間45分。
実際 今回の設定は tetsuの短い エンデューロ人生でも結構 上位に入るくらいキツかった。
毎回日野のJECのルートは 日野ハードエンデューロも企画に携わる ビッグマンことIA 栗田氏によるものなので そう考えると納得のルート設定でした.....

約一か月前の肩の負傷が治癒してないオヤジ身体の状態でも走る事にはさほど問題はありませんでした。
そんな事よりも 日頃練習、経験値が足りない 「登る」系のセクションがルートに組み込まれていたのが 後半になるほどtetsuにはキツかった..... 要所は 4か所でした。(もう一か所は前半一度苦しんだ後に簡単ラインを発見してしまいその後問題なしに)
周回ごとにそれまで使えていたラインが掘れて行き 前走者ハマってる⇒ しょうがなく他のラインチャレンジする⇒ 失敗する⇒そのシチュエイションごとにに様々な苦難が待ち受けました。

①失敗して キャンバー側にキマる(バイクが谷側に倒れることです)
②木に挟まるorバイクの下敷きになる
③強烈な押しを入れる必要が出る
④前周は成功したが翌周は 超失敗して それが泣きそうな状態に陥る

そんな中でも 前半から最後までイヤだったのが ダム横後に現れる 「登ってる途中から90度左にターンしながらキャンバー突っ切る」短いけど斜面角度があり 難しかったところ。
毎周 誰かしら 大変な状態になっていたところです。
最終週は 元々のラインが掘れすぎてしまって 既にそこにスタックから抜け出せない車両がドハマった状態になっており 他ラインをチャレンジして斜面でもがいている車両が他にもいて アタック待ちが数台溜まっている状態に。

それでも他のラインがまだあるよのごとく マーシャルが参考ラインを通っていくので このハマった人は助けられません。
オンタイムのルールで 「基本ライダー以外のヘルプは禁止」というのがあるのですが ライン上を塞いでいる場合はやむを得ず マーシャルが手を貸して 車両をライン上から外す行為も認められます。
しかし マーシャルもさることながら 後ろから来たIBの方々達は流石の難しいラインでもクリアしていくので この時点でお助けはないのです。
この時 tetsuの前にいたマーシャルは「あんな風に行けばいいんだよ~!」なんて軽く言っておりましたが.....「それが出来れば みなIBだよ!」と言いましたよ(笑)。

そんなこんな、そこからリカバリーで進めればいいのですが 後半は 体力消耗もしているし しかも難しくなったラインでの 再チャレンジを慣行しなければいけないので 心が折れそうになってきました。
結果 ここはIBのラインを参考に 2度目のチャレンジでクリアできて 超嬉しかった。
逆に違うラインをチャレンジしていき 結果そのセクションがクリヤ出来ると自ずと嬉しいもので こういう感覚の麻痺の真骨頂が 「ハードエンデューロ」な方々なのかなとも思ったり(笑)

で、ここがオンタイムレースの正念場。遅着しようがペナルティ範囲内なら順位はつきますので。諦めてはいけません!
兎に角走りきることを目標に置いているtetsuなのでなんとかチャレンジできる時間がある限りは頑張ったつもりで 結果完走までは漕ぎつけました。

NBクラス エントリー43台中 20台がDNF(Do Not Finishの略)となる 苦しいレースだったようですが やはり上位陣はそれ相応な方々なので18位までは 遅着などないですね。
tetsu なんとか 22位と完走できました。完走組ではほぼビリでしたが....
ラスト一周前まではオンタイムだったですが雨が降ってきてセクションも難所化していってクリアするのに時間がかかり最後は10分遅着ペナルティが加算でした。
ま、ペナルティがなくても 20位くらいとあまり変わらないくらいテストは大したことないタイムってことです。ポイントゲットまでにはほど遠い現実です。
それと 最終周回は 全員遅着とらずの特別ルールとなったのでそれもラッキーでしたが....

ま、「もっと精進しろ」ってことが再認識させられた今回のレースでした。
レース結果はこちらから見れます。
2022 JEC日野 リザルト

因みにここからは今回のレース結果からの余談ですが。
NBクラスの一位の選手は JNCC AAライダーで超有名な出口選手。今回テストのタイムがIBよりも早いのも当然でしょうくらいに速いライダーなのですが 周りも承知の速さですので 既にこの結果でIBライセンスを差し上げてもなんら問題はないと思いますがね(笑)。
tetsuの次の組だったですが ルート早々にいつも追い付いてくるので サササと先に行ってもらってましたが 毎回 大声で「ありがと~ございま~す!」と爽やかに手を振りながら豪快にかっ飛ばしていきました(苦笑)。
FC350ですが 後ろから迫ってくる排気音が 凄まじく大きいので なりに回転回して速いスピードってことですが 走っている姿は余裕な感じでしたよ。
しかしリザルトは 流石です。
本人曰く フルノーマルの モトクロッサーでサスセットもノーマル。タイヤがIRC VX30で空気圧 1.3だったそうです。 それで あらゆるセクションも後半マディMXコースも攻めているわけですが......恐るべしですわ......次回のSUGOも出走するようなのでIAタイムに匹敵するタイムを出せそうですね。

そして 今回のレース後のtetsuの出来高です。
TE250はレース後キレイに「ツッパリテール」となってました。勿論無改造ですよ(笑)。


因みにまともな状態はこちらね。

どうなったかは想像してくださいね(笑)。
これ見比べると 相当 ツッパってます(汗)。直さねば.....

そして久しぶりの泥だらけ片付け。これがまた疲れるんですよ.....
今日は雨だからまだ気が楽でしたがね......


バイクから掘り出した 「日野のお山のお土」はこれは氷山の一角(苦笑)

ま、勝沼の泥沼雨よりいいですがね.....

という今回のJEC日野レースレポでした。
参加された方々 お疲れ様でした!!

2022年 クロスカップ第一戦

久しぶりの伊東二輪林道部 エンデューロレースネタです。
とは言ってもtetsuのみのため  自分で撮った写真ほぼなしの文章主体の内容となりますのでご了承を(苦笑)。

先日 3月13日、山梨のクロスパーク勝沼で行われた エンデューロレース 「クロスカップ第一戦」に参戦してまいりました。
tetsu 今年のエンデューロレース 初戦となります。

*スタート前 一見爽やかそうですが.....イヤイヤ......*

クロスカップはクロスパーク勝沼で行われている 独自の地方シリーズ戦。
今年も 全5戦開催予定。
各クラス 順位によるポイント制となっており年間ランキングもつきます。

昨年は 初戦と最終戦に参戦しましたが初戦は雨の中の激マディレースで チュル沼勝沼の異名通りの 路面状況になり なにも楽しくなかった思い出しかないです(苦笑)。
最終戦も途中から雨が降って来たレースでしたが そちらは結果が伴ったので ちょっと楽しかったですね(笑)。

今回も エントリークラスは 120分 Cクラス(最上級クラスが A)。
クロスカントリー形式のレースですが クロスカップのコースはいつもSっ気バリバリなオーナー自ら練った イヤラシイコースレイアウトで なかなか難しいところもあり やりがいはあります。
また ライセンス分けは関係なく エントリークラスは自主申告。
とはいえ 上位を走るライダーは他のレースでも上位陣(国際AやJNCC COMPAライダーとかいます)を走れるライダーが多いので レベルは高いのです。
こういうところも 出るだけの価値もあるとtetsuは思っております。

参戦車両はいつもの ハスクバーナ TE250。


クロスパーク勝沼は土日祝日にしか練習ができないので tetsuはなかなか行けません。
今回は レース一週間前の土曜日に練習が行けましたが......
実はこの時の練習で 左肩を怪我してしまっていたのですがその後の回復状態的に なんとかなりそうだったので それこそ 半分無理して出場してきました(結果悪化しましたが.....)。
一週間前に練習行った際には まだ残雪が溶け始めている中 朝の零下で再度凍ったものが溶け始めている状況で 朝一のまだ溶けきってない走行は良かったのですが 11時くらいから次第に ウッズの登りとかが難所化していき そのセクションに入る手前に 1Mほどのステアセクションのようなところを降りる箇所があるのですが そこで進入手前でフロント滑らせ 左前に投げ出される形で 左肩上面を強打してしまいました。
その時は 超痛かったのですが 幸い 腕は動いたので折れてはなさそうだったので アドレナリンが効いているうちに練習切り上げ トランポ戻って 一時間ほど タオルで冷やしてから退散しました。結果的に左肩の靭帯を痛めてしまった模様でした。
それから一週間、勝沼方面の天気もよく 気温も連日15~18度くらいまで上がっていたので 流石に難所はなくなっていて 「初の勝沼 全面ドライで走れる!」と 甘い考えをもち、肩にもそれほど負担にならず 気持ちよく走れるだろうと思って 参戦したのですが レース当日のコース状況は全くの予想外れでした(泣)

コースの見える部分、特にスタート位置となるメインストレートは全面乾ききっていて 土埃も舞うくらいです。これ見たら どう見ても「フルドライ!」と期待するものでしたが.......
朝のレース前のミーティングにて 主催者情報として その先の最初の登りのウッズがかなりの難所ということが(汗)。
これはレース前の練習走行時のtetsuのインプレですが。
土の下から溶け切った地下水がわいてい来るのか 先週の難所ウッズは変わらず難所のままで 更にそこを登り切って一旦 フラット~ 斜度2度くらいで全長 20mほどの普通ならなんともない箇所が 激マディの超絶難所と化して 止まったら即 押しでも切り抜けられない状況になると予想(汗)
そのため 練習時から 本来ルートになかった ウッズと並走している 勝沼名物「大阪」もルートとして解放されて 大坂上部で本来のコースに戻れるようになっていて どちらのルートも選べるようになってました。


*大阪手前、右のウッズに突入かそのまま直登か(他人さまより動画キャプチャ拝借です)*

結果的には どっちを行っても 登れるか登れないかの難易度は同じくらいで 最後は皆 この「押せない激マディ」に突入するという展開に。
この辺が 今回のレース結果を左右する 山場みたいな感じでコース後半は逆に全く難所なしという対局の様相レースでした。
言うならば 「前半 ハードエンデューロ&後半 平穏なクロスカントリー レース」っていう感じでしたね(笑)。
因みに tetsuは 全周 ウッズを登りました。
レースの前に事前練習が一周だけ許されたので走りましたが 解放された大阪の最上部をクリアするのが 見た目で大変そうだったので 登れそうな確率論でウッズ一択でした。

そしてレースの展開は 一周目はまだそれほど醜い展開にはならずに済みましたが 二週目以降は毎周 前半のウッズ~の辺りでなにかしらのイベントが発生して その都度 ハァハァ 頑張りましたよ
笑。

この辺りの「押せない激マディ」の状況が分かる動画がコチラ↓

泥の中から原石を見つけました。|クロスカップ Rd.1 120分クラス

勝沼スペシャリストの meganeoffroadさんこと 戸田さんのスタッフ側の動画です。
スタッフの苦労も分かる動画で面白いです。
途中の「お金払いたいくらいです」はtetsuも共感しますよ(笑)!

5周目辺りで ウッズ出口の泥沼地獄にハマっている車両が多すぎて 通行できず、その上に更に登って抜けれるウッズセクションが解放されました。
しかし そこで前走車がハマってるのを見て、tetsu欲張って 更にそこよりも山側に登って行きキャンバー伝いに直進しようと思ったのですが これが失敗(泣)。
このキャンバーで落ちて バイクの下敷きになってしばらくバイクの下でもがいてました(泣泣)。
↓ その前段階の動画キャプチャ見つけました(動画の主はこの時 総合優勝した 中学生ライダーK太くんの物より拝借)

これはキャンバー落ちて 木に挟まらないよう踏ん張っているの図。
この後 向きを変えつつ 後ろから向こう側のルートに降りようとしてそのままひっくり返って下敷きになるのです(泣)

その他 後半は他のヌタ場で転倒したり難所でハマって押したりして 結果 左肩はいやおうなしにフルパワーで使ってました。
後半はその押しでもどうにもならず 「押せないマディ」ではtetsu含め ほとんどのライダーはスタックスイーパーのお世話になったことです(大変ありがとうございました!!)。
 肩の痛みで 後半はちょっとした段差を越えるのも「うっ!」ってなりながら なるべく振動がこないように工夫して走ってましたが 最後はマヒしてましたね(笑)。



しかし これよりも笑えそうで笑えない事件がありまして.....
tetsu エンデューロレースはコンタクトで走っているのですが 途中 泥でゴーグルが見えなくなったので停まって外して ヘルメットの裏側に回している最中に 右目のコンタクトが外れてどこかいってしまったという事件がありまして。
この時点で 2時間レースの半分、残り約1時間でしたので 一瞬どうしようかと思いましたが どうせ難所があってスピードレースではないので 走れるところまで走ってみようと思い 結果完走できました(自画自賛(笑))
ロードレースだと動体視力の問題上 片目が見えづらいままで走るのは怖く 実際 昔 筑波の練習でコンタクトを試して 走行中やはり片目が外れましたが その時は走行継続は無理でした。
それに比べ エンデューロは絶対スピードが極端に遅いのでなんとかなるものです。
逆にこの事件は 今後の変な自信と安心感になりました(笑)。
危ないので良い子はマネしてはいけません(苦笑)。
レース結果ですが  全体 65台中 27位。 Cクラス 38台中 11位でした。
個人的には 身体の事とコンタクト事件を踏まえて まずまずの結果としましょう(笑)。
因みに Cクラスはエントリー数が多い場合 15位までが表彰してもらえます。


このように 勝沼ワインに独自のラベルを貼った トロフィーのようなものを頂けます。
サンデーレースとしても 洒落てますね。
やっぱり こういうのがあると嬉しいし 苦労したレースでも楽しく感じるものです(笑)。
でも やっぱり 今回も勝沼のレースは tetsuがあまり好きではない「ハードエンデューロ」要素があったレースでしたのでレース後心情的には モヤモヤです(笑)。


でも クロスカップは コースも路面も難しい中でのレースというのもあり ライディング向上にも役立ちますが、一番は やはり心が強くなれる(気がします (笑))!
ということで次回も出ますがね(笑)。

今回も愛車のTEくんは頑張ってくれました。いつもいつもありがとう!
レース前日に発覚した水漏れもインチキ処理で なんとかもってくれたので 次回のレースまでに直さねばですね。

という  クロスカップ第一戦模様でした~。