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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

37th パワーエンデューロ8時間耐久エンデューロレース 参戦  後編

そして 夜が更けて 更に寒くなっていきます。

K主任のコメントの通り、宿で 主任とSinくんは tetsuは絶対 寒さで死んでいると話していたそうですが......

実際は 予想以上に快適でした。
テントも山岳2人用なので中が狭いぶん 何気にテント内もそれほど寒くなく 普通に寒がらず着替えられました。
シュラフ内では どの程度着込めばいいのか分からなかったので 最初はインナーウェアの上にフリースを着て寝ましたが30分もしないで暑くて脱ぎました。
ただ テント泊も初めてだしマミー型シュラフも初めてだったので 熟睡とは程遠く、ウトウトしながら朝を迎えましたね。
でも 8cmインフレータマットのおかげで 布団で寝てるくらい寝心地良かったので身体は休まったのかなと
あと やはり 段ボール効果は絶大で 底冷えは皆無でした。

ここまで レースレポではなくて 『初軽トラ荷台にテント泊レポ』になってますね(笑)。

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本題の PE8Hに戻ります。

今年のコースマップ。

っていうか このマップ、3回連続 同じような気もします(笑)。
昨年も 下見していても 「?違くね?」って箇所や不明なルートが多く 参考にならない気がしてきました(苦笑)。まっ こんな感じですよ~ってことで(笑)。


まぁ 無事に朝5時にノソノソと起き出して 早めの朝ごはんを食べたところに 主任、Sinくん他 やってきました。

部長組の ヨシケンくんと渡くんも 無事夜中に到着していたようです。

前日車検や受付をしてない人は まだ暗いですが 当日の朝5時から 車検・受付始まってます。


それに伴い 参加車両をスタート位置に並べるのも開始。
各車マシンのタイヤ空気圧調整他 一通り点検確認して所定位置に持っていきます。
主任が暖気しながら 走行チェックがてら #19号を並べに行ってくれました。

毎度ながら PE8Hは 本場の鈴鹿8耐と同じく ルマン式のスタート。
ゼッケン順(エントリー順)に並びますので #19号は今年も 前の方に並べます。
今回は 後ろは97番までいますので スタート後一周目では その位置で 結構違います。

伊東二輪林道部。用意している人もいれば まだのほほんとしている方々も。



そして 6時15分からブリーフィングです。丁度 日の出とほぼ同時な感じですね。

主催のモトパワーレーシング代表の小林さん。

レース日当日がご本人の誕生日だったそうで。おめでとうございます!
小林さんがこのPE8耐を始めたのが 28歳の時だそうです。そこから37回(単純に37年ではないです、間 開催年がないのもあるので)約40年 を数えるほど続けられているのは素晴らしいですね。
今後も 小林さんが動ける限りは開催していくと 頼もしいお言葉でした。

今回は 日の入りいが 午後4時30分頃を顧慮して スタート7時。チェッカー15時のレースタイムです(いつもは 8時~16時)。
なので ブリーフィング後はバタバタとアッという間にスタートです。
その前に 全員撮影。




今年も#19組は スタートライダーはエース K主任。
実は K主任、今年 初レースなんです。仕事が忙しすぎて 5月の日野ハードもキャンセルしたくらい...... でも 大丈夫でしょう!!

セカンドライダー Sinくん。サードライダーtetsuという順番で交代。今まで通り この順番がベストとtetsuは確信しているのです。
考えてみると 今年はこのPE8Hが 三人チームで走るのが初となります。昨年まではPE以外でも ハッピーエンデューロに3人体制で出たりしてましたので。
さぁ! 今年の結果いかに!!


午前7時、花火の打ち上げが合図でスタート!!






K主任今年も初動よく 一コーナーから大阪へは 4番手で上がって行きました。流石です。

#71号、#72号も 無事スタートしていきました。



#19初回の交代は一周づつという作戦も昨年通り。一周目は各自 コースを覚える意味もありますので。

手足ながいな~SILくん

 
今年は K主任が戻って来た時にtetsuに伝えてくれた通り 今までで一番ハイスピード設定。
「tetsuさん好みですよ」と言っておりました。
とはいえ 明け方降った雨と朝露のおかげで コースは各所濡れていたり マディな箇所もあり ドライとは言えない路面状況でした。
それでも 今まで参戦した中では一番路面コンディションは良かったと思います。
Sinくんからtetsuに交代、この日初ライド。
 
コースレイアウトは主任が言う通り tetsu好みな設定でした。まぁ 激マディ箇所さえなければtetsuはどれでも好みになりますがね(笑)。
一周目を結構いいペースで戻ったと感じながら tetsu意気揚々とクイックピット入ると 次のK主任がまだヘルメットも被ってないではないですか(ナゼ?)!
代わる時に「思ったより早く帰ってきた」と言っていたので tetsu ちょっと寂しかったのは 本当の話しです(笑)。


#71号チームはtetsu達と同じく クイックピットで交代。

 
このチームは3人共 レース参戦歴が浅い3人なのですが Mくらくんの若さと Sとうさんのアグレッシブさ、ハセGさんのハードエンデューロ体質をミックスして結構ダークホースかもしれないです。Sとうさんと はせGさんは背が高いのもエンデューロ有利ですね。


#72号チームはレース前もドタバタでしたが レース始まってもドタバタの様相。


特に ヨシケンくん、渡くんは公私共に忙しく レース前もほぼ練習できなかった状況での参戦ですので 是非 落ち着いて走って 怪我無く完走してほしいところです。
マシンは 部長号なので 部長が気を吐いた走りをしてくれればいいのではと思うところです。
そんな中 スタートライダーのヨシケンくんがやらかしました?。
一周目にパドック帰ってライダー交代だったはずが クイックピットに入って来てしまい 交代ライダー誰もいないっていう事態に(苦笑)。
クイックピット使用のtetsuは 次の交代の為待っていたところでしたので「なんで入って来ちゃったの?」と聞いたら ヨシケンくんの次のライダー 部長との意思疎通がなってなかったようです(笑)。しょうがなく ヨシケンくんもう一周行きました。
 これ以降は 当初の予定通り #72号チームはパドック内交代としておりました。

その後は #19号車は 各自2周づつ交代と これも昨年と同じルーチンにしてみました。ただし昨年と少し違う様相だったのが 燃料補給のタイミング。昨年までの使用のFEより燃料タンクの容量が約2L少ない今年の車両。そのうえ ハイスピード設定のため 燃費も悪いと推測されてました。
その辺を顧慮して 燃費いい4ストと言えど 1回給油では最後までもたないと判断して 2回給油という事に決めて 早めの給油としていきました。FIはガソリンコックがないので 燃料補給のタイミングを間違うと 本当のガス欠になりかねないので。

#19、#71、#72 共に レース中盤過ぎまで順調に走行していきます。
















天気は予報では晴れで 降水確率0%だったのですが......基本晴れ間の見える 曇り空で たまに小雨がパラつくこともあって 今年も安定した天気とはならなかったですね。気温も当初の予報の15度ほど上がらなく 北風が冷たい 10度近辺でした。まぁ その分 ハイドレーションが減らないのでいいですが、ピットにいる間はすぐに寒くなるので上着必至でした。

昼頃には各自 交代の合い間に食事します(アイアンマンの方々はしないのかな?)。


tetsuなんかは 数周に一度 バナナ食べたり 交代の合い間に連続してパンにカレー付けたりしてエネルギーを補給してました。
エネルギー補給は大事なんです。お腹すくと スイッチ切ったように走れなくなるんですよ(マジ)。

中盤辺りからは この『小手調べ』と言われる セクションが一つのポイントとなっていきました。

プチクライム& 木々を抜けてのキャンバーターンを盛り込んだ箇所なのですが 走るラインによってなかなかイヤラシク 段々路面が荒れて行ったのもあり 木の根がガッツリ出てきたりして 後半は渋滞ポイントになっていきましたね。
レース後半では 進入手前で待つマシンが多くなり それをすり抜けて行くのも 至難な事になってました。
スモール(小排気量)の方々にはツラかったようです.....

結構やらかしている人が多かったようでしたが tetsuは最終乗車時に最後の木の根にハマった以外は全周 問題なくクリアしてました。

そしてレース後半に入る辺り#19号車の Sinくんにプチトラブルが。
左手の疲れの蓄積で 走行に支障が出るとのことをK主任と話した上で tetsu交代後のK主任が連続3周走ることに。
K主任のおかげで通常より長く休めたので その次の走行では Sinくん復活!
予定通りのルーチンに復旧。しかし ここで新たな問題が......
主任が3周走ったので 今のペースで周回すると ラストライダーがtetsuになってしまう計算に(汗)。tetsu自体は走る事はいいのですが より上位へのレースリザルトを目指す#19号車としてはベストの選択ではないと考えました。

PE8耐には『チェッカー前 30分ルール』というのがあって チェッカー前30分よりピットインでのライダー交代の禁止及び ピットアウトの禁止が行われます。なので ライダー交代するなら ラスト30分前に済ませないといけないのです。
そこまでに時間に 戻って来れない場合 ピットインせず走り続けるしかなくなるのです。
なので 今のルーチンですと tetsuがラスト2~3周走ることになります。
それでは前走車に追いつくよりも後続に追いつかれてしまうリスクがありますので やはり最後は絶対的スピードと安定感の& パワーの(笑)、K主任に託すのがベストというのが tetsu、Sinくんと同意見でした。
昨年も同様でしたが 今回も tetsu組は 最後半は 各ライダー周回や順番を調整して ラストライダーもエースK主任のルーチンになるように最後は組み立てました。

ここまで #19組、一周平均15分前後 で全員周回しているので まぁまぁいい感じでした。本当に大きなハマリやトラブルなく来ています。このままのペースで最後まで突っ走るのみです!
因みにこの時点で総合7位でしたが 順位は考えないようにしていました。


レース終了34分前(30分規制より4分前)にSinくんから無事 K主任に交代して#19号 ラストスパートへ。



これでそれまで通りのラップタイムなら後3周は行けます。

その次の周に 何故かそれまでのペースより 約2分遅いタイムで主任が戻ってきました。
「???どこかハマった?」と思いつつ 次の周回はまた14分台に戻っていたので あまり気にしなかったですが チェッカー後 判明したのが シフトペダルの先端がなにかしらの原因で 折りたたんだ状態になってしまい シフトチェンジが思うようにいかなくなったためでした。

そんなトラブル抱えながらも#19号 ラスト一周。


#71号 Mくらくんもラストラップに突入。


その間に 8時間経過と共に チェッカーの合図の 花火が打ちあがりました。

午後3時 チェッカーです!

小林さんが振り下ろすチェッカーに続々とフィニッシュしていきます。

最初に #72号 ヨシケンくん。

今年もヨシケンくんがラスト3周でしたね。


次に #19号 K主任。

戻って来るやいなや 我々の方に来て シフト先端のトラブルを言ってきて最後交代前のライダーのSinくんに 「Sinさんのせいですよ」って言ってました(笑)。
なにやら最後は 4速固定で走っていたそうです(汗)。トラブルが ラストで良かった~。


 
最後に#71号車。

Mくらくんがラスト3周走りましたね。
この喜びのガッツポーズがいいですね。本物の写真では拡大すると嬉しそうな笑顔がゴーグルの下に見えるのです。いや~その達成感が癖になるのが エンデューロレースでしょうね(笑)。

伊東二輪林道部 3チーム無事 メジャートラブルや怪我なく 完走しました!

そして 今年の伊東二輪林道部 各 リザルトです。
tetsu組のものは 先のブログに発表しておりますが再度しつこく ちゃんと発表です。

#19号車

念願の オープンクラス 6位入賞で~~~~す!
総合でも 7位と 両方10位以内に大満足な結果です。
10位以内での 表彰を目指していたのに 昨年の12位から一気にジャンプアップの6位まで来ました。3位まで あと一周差です。
(まぁ その3位はアイアンマンな方なので 現時点で順位以上の差を感じますが(苦笑))

#71号車

大健闘の オープンクラス14位! 
周回数も#19号車より3周遅れで収まっているので tetsu個人の下馬評以上の成績でしたね。
個人的に Sとうさんが『小手調べ』で放った事件を激写したものを入手したので それを元に 別ブログネタとして後日検証アップしますのでこうご期待(笑)。

#72号車

オープンクラス 24位。
こちらも レース前のトラブル続き等を顧慮すると 予想以上に良い結果になったと言えました。
ヨシケンくんと渡くんは ほぼ2スト経験なかったので 色々不安がありましたが 意外と乗りやすかった 部長の2T200との相性が 二人共 良かったのかなと思います。
因みに当の部長はレース前、「完走できない可能性大」なんて言っていたりしてた事もあったのはここだけの話ですよ(笑)。

そして 表彰式。
オープンクラス 念願の表彰へ呼び出されました。
何故か「Sinく~ん、tetsuく~ん、Kく~ん」ってな感じで呼び出されました(笑)。
6位入賞ですが盾が貰えるのは 3位まで。

6位は この手書きの紙と 賞品が 証となります(笑)。
珍しく 主任が笑っている写真があるとは(驚)。

オープンクラス全員での表彰写真です。


この全体写真は一年間 モトパワーさんの PE8HのHPに掲載されます。

レースリザルトはコチラ➪ 37th PE8H リザルト


レース翌日の#19号車。
あらためて 8時間走ってくれてありがとうです。

MY21 KTM250 EXC-F   
最高のマシンでした、と3人共絶賛。
更に K主任の300XCより移植したスペシャルフロントサスの威力は凄かった.....
密かに 俺も欲しい(笑)。と思えるほどでした。
因みに どうでもいい話ですが、各ゼッケンに3人各人のライダー名が載ってますが 一部間違いがあるのは わざとだそうです と 製作者 K主任 談(笑)。  
(「Sin」改め 「SIL」 =『 汁』?(笑))

tetsu 参戦 3回目、3人体制では2回目にて 野良ライダー3人の力の結集で ここまで到達できたことに レース後 東京への帰り道 tetsu 一人でじーんと来ました(笑)。その後 空腹と疲れから 安積PAで爆食い後 爆睡しましたがね(笑)。

今年は マシン選択からレース前セッティングは時間があまりなかったですが、その後の3人合わせての短時間でのセッティング、またレース当日の レース運びまで 全てほぼ現状出来得るパーフェクト感で掴んだ 6位入賞でしたので 本当に嬉しい限りです。


#71、#72も無事完走できて尚 喜ばしいことでした。

参戦した内内の方々 お疲れさまでした!


また モトパワーレーシング他 スタッフの方々 レース運営にマーシャル、スタックスイーパーとお世話になりました。
来年以降も楽しい8耐 楽しみにしております。

またレース参戦、お手伝い、観戦した方々 寒い中 お疲れさまでした。
来年も宜しくお願いいたします。

以上 2022年 のPE8H のレースレポ終わります。

*掲載写真は 大会公式フォト他 身内色々なものを組み合わせております。皆様 ありがとうございます。*
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37th パワーエンデューロ8時間耐久エンデューロレース 参戦  前編

先日 10月30日に 伊東二輪林道部として参戦してきました 『パワーエンデューロ8時間耐久エンデューロレース』のレポートとなります。




今年で37回目を数える、日本最大の 草エンデューロレースと言っても過言ではないでしょう。
草レースなので 上はライセンス保持者 下は 全くの初心者もOK。なので 国際A級やB級も関係なく出れてしまうのがミソ。昨年の一位は そんな風な ガチな3人組が異次元の周回数してました(汗、泣)。
それ以外でも 『8耐』ならではの強者も多数いて 名もないライダーが上位者なんてことも多々あります。

思えば 最初は 部長、K主任、渡くん の3人で部長のCRM250で参戦したのが 2018年のこと。
その時のブログ内容はコチラ➪ 2018年 PE8耐

今見ると ある意味 なんの情報もなしに無謀にチャレンジしておりました(苦笑)。
ま、それがあったからその後があるのでしょうが......
それから tetsu参戦して今年で3回目となります。

 強豪ひしめく上位に 『野良ライダー組合』のような伊東二輪林道部が10位以内に食い込む事を目標にしているのは 昨年も書いていること。
単純に10位以内が表彰してもらえるのですよ。でも これ重要。
このPE(パワーエンデューロ略)に参戦して以来の 勝手な 内輪の最大の目標となっているのです。
昨年は tetsu、K主任、Sin 組は12位。
目標の10位以内まであと2台と迫りながら ラップタイムや周回数からしてもあと2位あげるのも かなりの至難かと思われました。

それでも今年は 同じく目標高く、一年分の鍛錬を各自積んだ成果がどのように出るかというとこでしたね(成果は先にアップしてしまってますが(笑)。)

コースは昨年同様(というかtetsu参戦してずっと同じ) 福島県猪苗代の チーズナッツパークで開催。日程のみ昨年より更に遅い 初の『秋開催』となってしまったのは やはりコロナの影響ですね。とはいえ 一昨年は中止になっているので 今年も開催できているだけありがたいことです。

今年の大きな変化は tetsu達チームは マシンチェンジしました。しましたと言うか 昨年まで使用していたハスクのFEをお客様に売ってしまったのでtetsu所有の耐久レーサーがなくなってしまったのです。
 
どうしようかと思っていたところ そこそこ程度いい MY21 KTM250 EXC-Fを入手することができたので それを今回のレースに使用することに。
↑はおめかし前の状態。
それがレース前 2か月前。
ほぼノーマル車だったので そこから必要用品や部品を取り付けたので 8耐までの間にレースの実戦投入もするヒマも時間もなく レース前に全員で乗れたのも2回ほどとかなりタイトスケジュールでの新規マシン投入でした。

今回は tetsu・K主任・Sin組。 昨年と同じ組み合わせの 部長・渡・ヨシケン 組 。
これに加えて 旧tetsuFE号を駆って Mくら・Sとう・はせG 組が伊東二輪林道部より参戦。
合計 3チーム、9人での大所帯チームと成りあがりました。なにも偉くないですけどね(笑)。
でも なんというか、宣伝でもないのに 同じチーム名で走ってくれる『仲間』が増えたのは嬉しいことでした。

出発前日の夜中、軽トラに ニューマシン積み込みの図。

フラッシュもあってか、おめかしして未走行の車体がキレイですわ。

今年も前日入り、場所取りは部長が一番。いつもいつもありがとう 部長!
tetsu、主任は午前8時過ぎには東京出て 現地到着は予定では12時頃のはず.....だったのが...... 東北道の途中 宇都宮辺りでの多重事故の影響で 到着までに大幅に遅れました。
到着したのは午後2時過ぎ.....もうこれで疲れました、っていうより お腹が空いた!!
本来なら到着後 まったりお昼ご飯しつつ コース下見に行くところなのでしたが、そんな時間の余裕もそれほどなく その時いたチーム員だけでサササと最終セクション辺りだけ見に行って ほどなくして受付、車検が始まりました。この時間がPM4時からでしたが 既にかなり暗くなってきましたね。


車検時必要な用具や消火器、マシンを持っていきます。同時に受付も済ませて 明日は走るのみとなります。




#19 tetsu・K主任・Sin 組   マシン KTM 250 EXC-F



#71 Mくら・Sとう・はせG 組   マシン Hasqvarna FE250


#72 部長・渡・ヨシケン 組   マシン BETA RR2T 200

*部長組は他2人が夜中着だったのでtetsuが車検等はお手伝いに行ったら 一緒に写真に写ってしまったっていう。同時に二組に渡り出場は出来ませんので(苦笑)。
なので 写真が寂しいので 他二人は 合成させていただきました。*



因みに 伊東二輪林道部全チーム 「オープンクラス」にエントリーです。
他に 「市販車」「スモール(小排気量)」クラスがあります。


そしてここからがtetsuにとっては 今回のレース前の第一関門でしょうか(苦笑)
K主任、Sinくん、また #71組は3人全員 宿に宿泊です。
残った 部長とtetsuは 現地で野営なのです。
野営と言っても 車中泊なのですが これがtetsuの場合 かなり微妙でして......
軽トラの荷台の幌の中にテントを張る作戦(苦笑)。
元々 ロードレース時代も車中泊でしたが 『ハイエースの中の車中泊』と『軽トラ荷台の幌内にテント泊』では 大分内容は違いますよね.....
因みにtetsu 今までにキャンプもやったことありません.... 
かと言って 今回キャンプがやりたいわけでもありません。
宿代がないわけでもありません(笑)。
単純に 会場からの出入りが面倒くさいだけですね(笑)。
今回は 朝のスタートも日の入りが早い関係上 朝7時スタートなので必然的に まだ日が出ていない暗い5時くらいから行動するようなのが最大の要因です。

それにしても 全く予想つかないのが 寒さ対策。
この時期の猪苗代周辺の夜中の気温は一けた前半......
はたして ちゃんと寝れるのだろうかという事が最大の不安材料でもあるのです。
とはいえ 事前に ちゃんとキャンプ慣れしている 伊東二輪のお客さまと 部長に ある程度知識をいただき 押えるべき キャンプ用具だけは ケチらず購入。
それに加えて 段ボールも多数 持ってきましたので なんとかなると いつもの楽観思想で乗り切りたいと思います。(笑)。
本当は心配性なので 事前演習をどこぞでやれれば尚 安心だったのですが そんな暇もなかったので そのまま本番となってしまいました。
テントも実際 幌内にちゃんと張れるのかだけは確認したかったので 店の横で 仮に一度張ってみただけですしね(苦笑)。

寒さ対策で一番は 『底冷え対策』と聞いており 何気に 段ボールが役立つとも聞いていたので 2週間ほどお店で段ボールを捨てずに確保しておき それらを全て持ってきました。

軽トラの荷台と幌内に収まるテントと出入り口の方向の問題があるため 使えそうな物を探すのも少し苦労しましたが 山岳用が最適となり、これこの通り キレイに収まりました。


段ボールは テントマットの上に敷き詰めて その上に銀マット、最後に8cmのインフレータマットにドイターのマイナス5度シュラフという組み合わせで夜中の寒さに挑むことになります。

組み立て前のこんな感じ。段ボールはもう少しキレイに敷き詰めました。
でもこれが かなりの効果だったんですよ(マジ)。


日が暮れて間もない6時頃。辺りは一気に冷え込んできましたね。
今シーズン初めて 息が白いのが見えました(苦笑)。

部長がせっせと 『部長鍋』を作ってくれております。


二種類のつゆを味わうために 鍋も2回戦ありました(笑)。
でも どちらも鍋好きのtetsuとしては 最高に美味しかったです! ありがとう部長さま!

その脇で 翌日の出陣を待つ車両たち。

因みに一番手前の『サメ号』はSinくんの150EXC。
エンジン、電装以外の主要な部分が全て #19号に使えるのでいざというときの部品取り車として持って来てもらいました。

PEカメラマンに撮ってもらった 部長とtetsu。

部長が火を強くするため ブロワ―で空気を送っているので カメラマン 煙にまかれてます。
今思うと 部長 容赦なさすぎです(笑)。

コーヒー飲んでまったりして 午後9時頃には就寝につきました。
さて この後 tetsuは無事にレース当日の朝を迎えられるのでしょうか!

後編につづく

6位入賞!!

 


遅ればせながら 先日の 「第37回 パワーエンデューロ8時間耐久レース 」の 結果のみ先にお知らせです。


#19番 tetsu、K主任、Sin チームは 念願の表彰圏内(10位内) 到達しました!
しかも 飛躍の 「6位入賞」でした!!



一言 「超うれし~~~!!」です(笑)。

レースのリザルトはコチラから見れます。
➪ https://motopower.jp/race-result.html

近日 レースレポート アップします。

応援頂いた方々 ありがとうございました!!

今年も8時間耐久 行ってきますよ

今週末 29日、30日とレースで伊東二輪はお休みさせていただきます。
伊東二輪林道部としては 毎年ビッグイベントな位置づけの 「8時間耐久パワーエンデューロ」レースに参戦してきます。場所は昨年同様 福島県猪苗代湖近くのチーズナッツパーク。
今レースは 今年で37回目開催となります。
今年も新型コロナの影響があり 開催日程が大幅に遅くなりました。
本来 本家の鈴鹿8耐と同じく真夏の開催による 『灼熱のサバイバル』なんてキャッチフレーズもあるレースですが、今年は昨年の9月開催よりも更に遅い 「秋の開催」となり 逆に寒そうです。
ここ数年 tetsuもエンデューロをやるようになった関係か オフ系のお客様も増えた中、「昔出たことあるよ~」とか「たまに今でも出てますよ~」なんて方々に 5人ほど会っていますので 歴史を感じます。

今年は伊東二輪林道部から3チーム 9人エントリーです。
他昨年と同じく 部長、ヨシケン、渡 チームがもう一方。
更に 昨年までtetsuチームで使用していた ハスクFE250で 次のオーナー含め3人チームが伊東二輪林道部としてエントリーしてくれております。
オーナー 松さんと Sさんは 前回の ハッピーエンデューロ日野にもペアで出てます。
更にもう一人は K主任やSinくんとよく練習を共にしている Haseさん。
レースはあまり興味ないようですが 主任に連れまわされているので 変なハード耐性はついているはずなので 期待大ですね。
チームが増えて嬉しい限りです。
松さん他 ありがとうございますです<m(__)m>。

で、tetsuは今年も 今まで同様 K主任、Sinくんと組んで出ますが マシンは一新。
ハスクバーナからKTMへスイッチとなります。
元々 エンジンや基本の部分は どっちのメーカーだって大差ないですが 天秤にかける部分では。
KTMの方が 車重 軽い。ハスクの方が シート高低い。と それぞれ 悩める部分もあるのですが.....(主任が気にする ブレーキ周りがKTMのみブレンボっていうのもか(笑))
KTMにした大きな理由もないですが 基本的に他2人が日頃 KTM使用なので 同一車体の方が いざ乗る時も 今までより違和感ないかなというのが結構 期待するところでもあります。
tetsu的にはカタログ上としても 軽量な方というのもポイントはあったかな(2kgほど違います)。ま、ほぼ現行というのは外せなかったくらいですか。

MY21のKTM250EXC-F となります。耐久はやっぱり4ストです。
この年式だと なんと2ストよりもカタログスペックで車重が軽い 4ストなんですね。

エンジンのコンパクトさに拍車がかかっているので軽いのもうなずけます。
前者のFEより明らかに軽いですね。
前FEのエンジンより2世代進化したものになります。

ノーマルのカラーはこんなのではありません。ノーマルは「THE KTM」カラーですよ。
上写真は レースに向けて 外装デカールチューンも完了の図です。

名付けて『チンドン屋号』ですか(苦笑)。なんの宣伝もしませんがね(笑)。
チンドン屋知っている方なら分かるでしょうが 色見がそんな感じでしょう?
因みに 今の若者は 「チンドン屋」すらを知らないそうですがね(涙)。

車両は 実戦導入が今回初めてとなるのですが その分 今年は事前セッティング煮詰めを3人でしっかりやったので 現状出来うる範囲では ほぼ満足に近い状態まで仕上げられたと信じてます(笑)。
後は 主任、Sinくんの激走に期待して tetsuはいつも通り他の2人の足を引っ張らないように淡々と走って 結果を出すのみです!

ま、怪我無く楽しく終われればなによりです。

ということで 伊東二輪林道部 3チーム各各 完走目指して頑張ってきます!

2022 ハッピーエンデューロ in 日野 後編

40分レースの後には90分クラスがありますが 今回は伊東二輪からは 誰もエントリーしませんので 午後の3時間まで結構余裕があります。
曇りベースな天気でもありましたが 午後に向かうにつれ日差しも出てきて 気温も上昇。
それでも コースもハッピー日野では初と言えるのではないかくらい フルドライなのでtetsu 気分的には良かったですね。マディ嫌いなので(笑)。
マディ好きなSinくんは 謎の雨乞いしてましたがね(笑)。
ま、雨降れば 少しは涼しいですけど......

レース前 暑さ対策に向けて 上に着るもの談義で tetsuは今回久しぶりの「ノージャージ」で行くことに。

それを見てSinくんも「ノージャージか~ それありですね」と 言いながらも見た目カッコわるくなることを気にして 通常スタイルのジャージ姿で行くことに。元々 8時間耐久パワーエンデューロ アイアンマンで乳首見せながら走った男なのに....(笑)。

スタート前の整列です。
 
tetsuゼッケン6番。Sinくん 8番。M倉・S藤組 24番。
でここでtetsuしでかします。集合に遅れて 本来並ぶべき 前の方に並べず ペナルティで後ろに回されました(泣)。なので 何故か ゼッケン22番と23番さんの間に入れてもらうことに......
ゼッケン6番が泣いてます.....反省でした。

スタート前の皆元気な頃の写真。



tetsuのノージャージ姿。上にプロテクターは着てますが 後からの脇がスカスカなのが変態チックですね(笑)。でも これが熱中症対策には大きかったと思います。

3時間クラス レーススタート。

いつもならtetsu ルマン式スタートは得意の方でしたが 今回はスタート前の自分の不手際もあり 平凡なスタートに。Sinくんはいつも 少し余裕見てのスタートでしたので 丁度一コーナーに入るのはtetsuと同じくらいの位置だったようです。

Sinくん快調に抜けて行ってます。


そして一周目の一つ目のプチ難所の登りで tetsuのすぐ前の前走車がハマって tetsuの登っているライン上に倒れ込んできました。これもエンデューロアルアルですが しょうがない。

別の周の写真ですが こんな登りセクションです。

手前で止まってしまうともう一度下りてやり直しになるのがイヤなので 前走車が倒れきる前にアクセル開けて 転倒してきた車両よりなんとかチョイ前に出て同じく転倒に持ち込みました。
この事で ここからは右の転倒車より先に登っている事もあり なんとか押しを入れながらも登り切れる事ができたので最小限のタイムストップで切り抜けられました。

この間に結構Sinくんとは離された模様だったので ここからはまだまだレースが長いのでまずは 自分のペースを作って走ることに。兎に角 無駄な転倒での体力消費を無くすことです。

約1時間にかかる辺りで予想外に前にSinくんが見えてきました。
この時のニアミス写真の連写です。




Sinくんの走りを見ていると いつものキレがなく 疲れてそうで気迫がない(苦笑)。
これはチャンス!と思い 追いすがって行きメインストレートに戻って来た時点で久しぶりの身内バトルかと思いきや Sinくん ピットインしていってしまいました(ナゼ!)
後で聞いたら その2周前くらいに一度ピットインして小休憩後出ていったのだけど 足を攣りはじめて そのままでは走り切れなさそうだったので再度ピットイン、ここで約10分の休憩を入れたそう...... tetsuが言うのもなんですが 「ノージャージ」作戦に切り替えなかったからだと思いますが....(苦笑)
そうとも知らず tetsuは淡々と走りながらも なんとかSinくんに抜かれないように頑張ったつもりで後半戦に。

#24の二人も大きなトラブルなく元気に走っている模様。


この二人、Sinくんと同じく 背が高いのでマシン負けしていないので写真写りもカッコよくて羨ましいです(笑)。
途中 コース後半のウッズ下りでM倉くんがtetsuの前で転倒してしまい そこにtetsu突っ込むという 身内つぶし合いもしてしまったり(泣)。まぁ お互い 大きなトラブル、怪我もなく tetsuもすぐさま起こして 「じゃ、先行くから!」っと先にサササと去って行きましたが(笑)。



ハッピーエンデューロには毎回 大物ライダーがゲスト出走するのですが、今回も トライアルIASライダーの野崎選手はダートスポーツの編集長と組んで毎度の セロー250でトレールクラス参戦。「今回も!」レース中の全車両のベストラップを野崎さんが出してました。
#4番が 野崎氏。



乗りかたはどこでもトライアル車乗っているスタンディング姿ですが本当に速いです。「無駄な動きなくスムースに速い」というのが正解か。
動きもセロー250とは思えません。とはいえ歴代その走りに車体が着いていけないのか かなりの確率でマシントラブルでリタイアとなります..... 今回も「やはり」という感じでマシントラブルでリタイアしておりました。

もう一人 今回からのゲストですが 全日本モトクロスと共に 最近 JNCCでも大活躍している 小方選手。 賞典外ながら #5の CRF125で3時間クラス出走。




その存在感を存分に見せて こちらは 総合ブッチギリの優勝してました(笑)。
周回数も一人 26周(tetsu 22周)一緒に走ってましたが 後ろに迫って来るマフラー音が125cc4ストFunバイクのそれとは違う感じで 抜かれた後もほぼ全開にてスライドコントロールしながら 駆け抜けていく姿はカッコイイのなんの。
因みに 先日 8月6日にtetsuが参戦しに行った JNCC神立でのCOMPクラスにて小方選手 初優勝しておりました! いや~、スゴイ! ハッピーでお会いしていただけに おめでとうございますでした

そして本題レースに戻り レースも終盤。後半になり ずっとtetsuと絡んでいる(とは言っても ほぼtetsuの前を走っておりました)車両がいましたが  抜きつ抜かれつのバトルをしながら なんとなくこの車両がtetsuの順位的に一つ上の人だと直感。そしてラスト2周のウッズ下りでなんとか前に出る事に成功。


メインストレートでは気合いを入れている風に 珍しく 頑張っている感を出したつもりでしたが そのお蔭か 比較的 まともな写真を撮ってもらえました(笑)。
でもノージャージですがね(苦笑)。

ラスト一周に。
その頃 Sinくんは 「あれ?まだもう一周あるの?」的なこの笑顔の写真。


見知らぬ周りの人達も応援しているこの写真が ハッピーエンデューロらしい いい写真だと思いました。ということでSinくん 気合い入れて もう一周 行ってください(笑)。
因みに もう一周行くのが嫌で チェッカー前にコース上で止まって待っている人もいます。
8時間パワーエンデューロでも多く見る光景ですが 長丁場レースならではです。

そしてチェッカー。



無事 #6、#8、#24 と完走しました。

レースリザルトですが 最終正式結果が出るまでに時間がかかってました。
tetsuがラスト1時間前に給油でピットインした際には7位とのことだったので微妙な感じ。ラスト2周で抜いた方が6位の人だったとしたら tetsu 6位なはずなのですが.....と期待しつつも 結果が発表されないまま表彰式開始に。
と思いながらも着替えもせずに後片付けとしているところに 3時間の表彰式の放送が.....
「3時間耐久レーサークラス 第6位 イトウ サトシ選手」と呼ばれているではありませんか。
はい tetsu ハッピー初の 独りライデインングにで 初の表彰圏内 6位でした。
ということでこの時点で 駐車場からダッシュで表彰式まで走って行き ギリ 表彰台写真に間に合いましたよ(笑)。

他のみなさんはしっかり着替えてさっぱりしている格好でしたが tetsuのみ上はインナープロテクターにタオルハチマキ&作業半パンツという 「どこの土建屋さん?」とう恰好でした(笑)。
因みに tetsuの向かった右に写っている方が 小方選手です。意外と 小柄筋肉質なのが印象的でした。所謂 「チビマッチョ」ほどでもなかったですね。鈴木健二選手の方が 「The モトクロスライダー」的な体格な印象でした。

他結果ですが Sinくんは 10位。M倉氏・S藤氏組が初参加にも関わらず 健闘 11位。
Sinくんは途中の「10分休憩」が大きく響きました。それがなければtetsuと順位争いになっていた感じですが......


という2022のハッピー日野の結果でした。

今までハッピーエンデューロ参戦経緯では  アイアンマンとしては 部長の3位を筆頭に K主任の4位。
また K主任・Sin・tetsuの3人組で ここ数年は好成績を残してこれてましたが 今回は tetsu独り参戦での6位表彰だったので これはこれで嬉しいものでした。



そしてとうとう 伊東二輪にハッピーエンデューロの盾シリーズ。
集めているわけではないですが(苦笑)、もっていないのは 「優勝」のみとなりました。
こうなると いつか優勝したいものですね(笑)。

ということで今回も楽しいレースな2022 ハッピーエンデューロ in 日野のレポートでした。
無事 怪我もなく、マシントラブルもなく 各自良かったです。

掲載写真は多くがダートスポーツ誌のものより使わせてもらいました。
良い写真ありがとうございました。また楽しいハッピーお願いします!

参加した方々 お疲れさまでした!