シフトリターンスプリング
自宅帰没 手前の坂登る手前で 5速から下にシフトダウンできなくなったとウチに電話.....
現状のシフトペダルの感触と動きを聴取して ほぼほぼ シフトリターンスプリングが折れたと断定。
当日は 伊東二輪も満車で預かれなかったので 坂道頑張って押して上がってもらって後日レッカー手配で搬送されました。
ドカのL型エンジンの頃のは新旧問わず 忘れた頃に折れる事案がありますが(伊東二輪で一年に一回くらいかな)国産は結構稀ですね。
とはいえ tetsuバイク屋人生でも 片手くらいは交換してますかね。
やはり 走行時に随時 作動部分なので。
ただ今回の車両はまだ新車から約1万キロ走行ですし、オイル交換も短めに交換しているし 変に激しく乗られていることもないので 逆にツイてないとしか言いようがないです。
ということでクラッチカバー外します。
右側ケース内にシフト機構が組まれているのが 一般的です。
たまに 左側ケース内にあるものもあります。ドカはそれです。
この写真でリターンスプリング折れているのが確認できます。
これで分る方は 「おぬし やるの~」賞をtetsuより進呈します(笑)。
クラッチハブ周りまで外して やっとこ シフトシャフトが抜けました。
このシャフトが車体左側まで突き出し、先端に シフトペダルが装着されているイメージ。
スプリングは折れ切ってませんでした。壊れた直後からそのままだったからですね。
この 小さい 黄色丸印部分から折れ始めてました。
裏側から見るとこうなってます。
この部分 スプリングの片方のテンションがかからないので プラプラです。
正常な状態は 黄色印内の スプリングの左右の部分が 真ん中のシフトシャフトの受けに接触していないとダメなんです。
それが シフト時の 上下した時に正立に戻す行為をしている状態なんです。
文字で書くと難しいですが、わかるかな~?
こちら新品スプリング。
こっちは取り外した 折れかかったスプリング。
そして ここから エンジンカバーを外した際に 必ず発生するtetsuの人生 最大に嫌いなイベント.......
『人生はガスケット剥がしだよ!』が始まり 完成まではオイルまみれの手もあり 写真撮るのが面倒なので 完成後までありませんのであしからず(笑)。
おかげさまで 無事完成して 元に戻りましたよ。
今回のケースのようなものは回避は出来ませんね。
強いて言えば 「優しいシフトチェンジを心がける」くらいしかないですが それもいつもは難しいですしね。
どちらにしろ 国産車ではレアケースの方に入るので 部品さえあれば治るくらいな気持ちでいてください。
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