900SL Ⅲ 復活への道のり
トラスト時代に 販売した車両で 伊東二輪になっても最初の一年くらいまでは 本人も乗られてましたが その後 ハタと連絡も途切れて 音信不通に.....
降りてしまったかなと思いつつ月日は流れ 約8年......
既に忘れかけていたところ 昨年末に突然 一通のメールが来ました。
それが このオーナー Hさんからの 『900SL復活のお願い』という内容でした。
名前も覚えていたので すぐに内容は理解しました。
当時 まだ彼自身 伊東二輪のお客様では 若い方でしたが 既に結婚していて 二人目の子供が生まれたのを機に なかなか乗れる時間も造れなくなったのとSLの調子維持のための休みの日に 義務的に箱根等に出向くのも飽きてきたというのが重なって 乗らなくなったとのこと。
こういうパターンは昔から よく目にします。
人それぞれの考え、人生がありますので タイミング的にそうなるのもうなづけます。
誰も否定できないので それはそれですよね。
ただ 普通ここで車両は手放してしまいそうですが 彼はそのまま車両を自宅保管しておりましたのは偉かったです(tetsu的にですよ)。
かれこれ8年間 音信不通でしたが 久しぶりに連絡もらった時は tetsu的には嬉しかったですね。
8年放置のバイクを復旧させるのは ドカに限らずどんな車両も かなり大変です。(費用も労力も時間もかかるので)
多分 tetsuバイク屋人生でも 最長放置車復活に入るかもです(汗)........
おそらく こういう長期放置車は 普通にはおいそれと引き受けないので.....
しかし、 トラスト時代からのお客様ですし ドカの 900SSシリーズですから(笑)。
tetsuがやらずに誰がやるでしょう(笑)。
なにより Hさん本人が 再度 ちゃんと乗りたいと思っているところが重要です。
tetsuの場合 乗り手の人間性や車両への思い入れも こういう作業でのヤル気にはかなり影響されますので。
しかし 復活に必要な部品がある程度新品で入手できなければどちらにしろこういう復活作業は例え 常連さんでも tetsuはしません。
でも この頃のドカの900SSはまだ重要部品は結構入手できるので エンジン始動さえ確認とれれば 復活への道のりへの作業の未来展望がグッと現実的に見れます。
ということでこういう車両はまずはエンジン始動できるかがカギです。
今週前半から早速手を付け始めて 写真のようにバラしていき タンク内の確認も必要ですが 腐ったガソリンで死にそうな中、放置エンジンの始動前の見るべき作業を確認、その後 車両のキャブは腐っているのでそれは取り外して まずはウチのテスト用FCRでエンジン始動までは確認しましたよ!!
エンジン始動できて良かった!!
これで確信のヤル気になりました(笑)。
まだ部品は入手できる車両なので tetsu やりますよ。
ま、色々ダメな部品や要交換部品がテンコ盛りなので まずはここからがスタートラインです。
さぁ 完成はいつになるか、いや サクサク出来る範囲で頑張りますよ!!
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