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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

暖かくなったので山梨方面へツーリング

4月も後半になり流石に 気温も上がってきたので 今年初の 山梨方面のお山交えてのツーリングに行ってきました。

tetsu、お客様交えて 10台でしたので ここ最近としては久しぶりに多めの台数でした。

10台中 8台がドカという、『ウチはドカ屋ではない!』のいつもの発言には説得力ない様相でしたが まぁそれはそれ(笑)。
しかもドカでもレア車傾向な車両ばかりですが 再確認ですが 『ウチはドカ屋ではない!』ですので(笑)。



tetsuは 今回は やはり851出動です。

昨年と今年初めのツーリングで使用してみて あまりの高速でのオーバークールの現状がイヤでしたので暖かくなってからと思ってましたので。
そのために R600から外した前後タイヤ、ミシュランパワーGPも入れて万全の状態。
本格的にお山走らすのも初ですので 楽しみでもありました。
元祖 ドカのSBKホモロゲ車両の走りはいかにです。
そんな浮かれから 兼ねてから851に装着したかったものをツーリング前日夜に お店で交換してみました。
マフラーなんですが、当時の851 スーパーバイクキットとして装着されていた 本物の『ベルリッキ』製 メガホンマフラーです。


やっぱりこの車両にはこのマフラーが似合いますよ!
とはいえ 以前からこれを装着するのに躊躇していた懸念材料もありまして.....
それは『音量』....... 昔聞いていたので知ってはいたのですが 改めて装着させて始動させた音はというと....... 「マジ!ウルサイ!」の5倍くらいな感じですか......マジ笑えないです。
この時点で この音で ツーリング参上するのは 消極的に思ってましたが、一応試走してみようと思い店の回りをグルっと乗ってみました結果.....
「どう考えても 俺には無理!」という結論になり 結果 ベルリッキ装着は断念しました(涙)。
カッコはいいですが カッコで乗れるのは若い時だけ(笑)。
年寄りには ある程度 癒しが必要なのですが この音では癒しのかけらもないです(マジ)。
もう 音がウルさすぎて 乗っている自分も気分が悪くなる感じなので それで一日中ツーリングで乗っている事考えると ツーリング後半でバイク捨てたくなりそうなのが想像できたので却下でした(笑)。
でも やはりマフラー交換していい感触の部分もあり、エンジン回転がスムースに上がるのとエンブレも穏やかになる方向になるのと やはり マフラー2本分軽くなるので 車体の運動性能的にも良くなります。押し引きでも分るレベルですしね。
これで ノーマルに戻すのもな~っと思案して 個人的には 見た目的に本意ではないながら 手持ちの900ssのテルミニョーニ カーボンマフラーを装着することでまずは決定しました。

という くだりで始まりました今回のツーリング。

参加車一覧

くまさん GSXS1000F


Y澤さん 999


asaP 998S ベンボストロム


yossy 900SS(1991 ブラックエディション)


N藤さん 900SS(1997 最終モデル)


Sinくん R-1M


西Dさん 998S ベイリス


S部長 M900Sie


K平くん 996

朝6時15分に中央道上野原インター近くのコンビニに集合出発としました。
参加者年齢層が高いので 集合時間よりかなり早い時間帯で ほぼ集合していたのが笑えました。


みんな早く起きてしまうからですね(笑)。まぁ 今回初参加の996のK平くんは 参加者唯一の 20代でしたが 興奮しすぎて寝れなかったということで 伊東二輪にtetsuと待ち合わせ 5時にしてあったのですが4時30分に来てましたからね(笑)。
そして 集合時間チョイ遅れでやってきたのが 林道部部長の S部長M900。
彼 30代ですので 若さが反映されてましたね(笑)。



まぁ来たと同時に出発でしてので 予定より5分遅れくらいでしたのでなんのことはない。

この日は当初天気予報的に下り坂予報もあったことからか 道中のルートでは 車もバイクも終始少なく 久しぶりに 超快適なツーリングだと思いました。

7時15分頃には 小菅の道の駅到着。

ここで知ったのは トイレは午前9時からでないと開かないという事実....
これは知らないと (大)をしたくなった場合は 悲劇となるので皆さん要注意ですよ(マジ)。

みんなで記念撮影の図


ということでここでも休憩はテキトーにサッサと先に行きます。
国道411に出て 塩山方面に。
ここも 丹波山~塩山に抜ける間に 遭遇した車はたったの2台。
なんて快適なんでしょうでした。

そして塩山市内に入りコンビニにてトイレ休憩。



しばらくして近場のガストが開いているのを知り 朝食へ行くこと決定。
ガソリン給油してガストで朝ごはんを食べに入ったのが午前8時30分頃。

何気に ドカのSBKシリーズが並んでいる図。
851、996、998S、999 と これに1098(1198)がいれば ドカのL型ツインエンジンのSBKシリーズでの大まかな外観違いでのモデルがコンプリートされるということです。
ドカ屋でもないのにです(笑)。


午前10時頃には 帰路の後半戦へと走り始めて 都留のコンビニで休憩。

そこから秋川抜けて 相模湖から中央道へ。

12時30分頃、石川PAで解散という流れでした。


天気も思ったより良く、それほど 寒くも、暑くもなく 皆 大きなトラブルもなく平穏に終了できた楽しいツーリングでしたね。

個人的には 851をまともに走らせられた意義が大きかったです。
自分が若かりし頃の憧れのバイクの筆頭でしたからね ドカの851は。

そこであらためて tetsu的に 851を 元気よく走らせてみての感想。
朝の気温が若干低かったのでラジエターのガムテープはそのまま 2月のゲリラ参加のとき 同様にしていきましたが それで今回は 丁度 高速 75度くらい。悩みのオーバークールは発生せず、下道前半では80~85度くらいを維持。塩山入って気温も上がった後半戦ではガムテは ほぼ剥がしました。 国道20号のトロトロ走では 90度超えてくることもありましたが ファンは回ることなく(95度手前で回る)安定していたので851には ベストな気温でしたね。
因みに 851は ラジエターファンが回ると996系とは違い 一応水温は下がって来るのですが 回っている時間も長く その分バッテリー消費するので低回転での充電能力が乏しいこの頃のドカではなるべく回したくはないのが正直なところなんです。
でも オーバークールがない安心感もあり お山でもそこそこマジメに走らせてみることができました。(それでも 年季ものバイクなので 気は使いましたよ)。
参加車中 唯一 80年代車両&正立フォーク。
でもその正立フォークは マルゾッキの M1フォークと言い、当時のレーシングフォークレプリカとも言われていたフォークなので 正立と言ってもそこそこいい仕事はしてくれていると思いました。
R-1Mのような現代車両からしたら ブッチギリの旧車の域ですが その走りは 「流石ドカのSBKのご先祖さま!」と言える走りをtetsuに感じさせてくれました。
現代タイヤのグリップ感が勝ってしまって車体が暴れる場面もありましたが それでも全体の車体安定感は 自分の996Rに通じるものを感じられました。
エンジンは普通に851ccしかない 100馬力ほど(多分軸出力なので後輪出力は90チョイなのかな?) なので エンジン回転まわして行ってもさほど感動もなにもないのは自分の996Rのパワーを知っているからですね。
4バルブ 851ccの割に 思ったより エンジン回転上昇は モッサリしているなぁとも思いました。
感覚的には 900SS+α 回りやすいエンジンかな~くらいな印象。
体感加速での速さは 自分の996Rの加速の半分くらいかなというのが正直なところ。
なので身構える必要もさほどないですが そのため 登りは思った以上に登りません。
車体構成上 現代バイクのようにフロントには乗り込んでいけないですが 逆に後輪で曲げていく L型ツイン時代の ドカ本来の持っている方向性通りでしたのでその通りに走らせれば 結構普通に攻め込んで走らせられる印象でしたね。
それを見た 走り側派の くまさんやSinくん(この二人は国産車)も 驚いてくれてましたので。(それはそうでしょうね(苦笑))。
特に GSXS1000Fを駆る くまさんは 心の中で 851をバカにしていた模様でしたのでね。
その気持ちも分かりますが(笑)、直線パワー以外では 意外と抜けそうな気配がないくらい 851の運動性には驚いてました。
それがお見せできただけで tetsuは ニンマリですよ(笑)。
逆にそのおかげで 851のポテンシャルもtetsuなりに計れたのでよかったです。
くまさんお付き合いいただきありがとうございました <m(__)m>。

また初期以降の年式の851~888では 車体、エンジンの進化もあり 違った印象があるのでしょうがそれは もしなにか機会があれば進化の違いを体感してはみたいですね。
 
851の先代オーナーさまへの楽しい報告がまた一つ出来て良かったです。

という楽しいロードツーリングでした。

写真はほぼ yossyくんによるもの、毎度ありがとうございます!

参加者のみなさまも おつかれさまでした!

ではまた。
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