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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

996 タイヤ交換

常連さま 大Nさんの ドカの996の前後タイヤ交換依頼です。

今までは ミシュランの パワースーパースポーツEVOでした。 タイヤ業界的に2世代前くらいの 公道ハイグリップタイヤの位置づけですね。
ピレリでいう ロッソコルサくらいです。

で、オーナー ここ2回連続ミシュランだったので 今回は趣向を変えてピレリ履きたいということ。
そうなると 迷わず ロッソ4コルサ ですね。
安定趣向の ミシュラン パワー系から カミソリのようにスパルタンなピレリ ディアブロ系へ。
さて どう感じますかね。
tetsuは 歴代 996Rは ロッソコルサ(スーパーコルサの時もあり)系でしたが 昨年 R600に 公道では久しぶりのミシュランの パワーGP入れてみましたが やはり 如実にそのタイヤ本来の持つ 方向性が違うと感じました。
個人的にはどっちもいいところはあるというのが印象です。


そして 外した リヤタイヤ、あまりにセンター部は減りすぎていて そもそも外径が違いすぎるので 新品入れただけでかなりリヤの車高上がりましたよ!(笑)。
アルアルですが これだけで車体の運動性能が上がったと感じますが、『正常に戻った』が正解ですので(笑)。
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元気な大阪人

昨日  前ネタ 998引き取りのN谷さんは 新幹線に乗り 無事 夜 19時ころにご来店。
東京の雪も 止んでおり 既に晴れ間もあったのでよかったです。

新大阪から東京まで 2時間30分なので『速いね~、さすが 新幹線』って言ったら それ以外の在来線移動に時間がかかるらしく 自宅から伊東二輪までは 4時間30分ほどと言ってました。

998で無給油で(無給油で大阪まで行けませんが)そこそこ飛ばしていく高速移動と同等くらいなので やはり電車は偉いです。
いや、新幹線が偉いんだな(笑)。

N谷さんも 伊東二輪 851号の 復活を楽しみにしていてくれたので エンジン始動させたり約1時間ほど雑談後 予約しているホテル(厚木の方)で一泊して今日 tetsuも知り合いの 平塚のバイク屋(ここが彼をウチに紹介した)に寄っていくとのこと。

その前に 折角東京来たから 首都高一周していくと 極寒 外気温 約4度くらいのなか 元気に帰っていきました(笑)。
因みに その後 tetsu バイク仕舞っていても 死ぬかと思うくらい寒かったので あの中 首都高走りに行った N谷さんは 意味不明です(笑)。

そして 帰る直前 後ろから 写真撮らせてもらった一枚。


当時の日本正規販売車輛に付いてくる『DUCATI JAPAN』の ロゴが入った純正カーボンナンバー台座。
そこに 伊東二輪のステッカー貼ってくれているのはありがたいですが これそのまま読むと....


『伊東二輪 DUCATI JAPAN』となっていますね(苦笑)。
ここで定番フレーズの 『ウチ ドカ屋ではないです』って言ってしまいました(笑)。


ま、どうでもいい話しですが(笑)。
因みに tetsu号 996Rは開店当初から貼りましたが そうなるのがイヤだったので 『伊東二輪 JAPAN』となっております(笑)。


大阪からの998

DUCATI 998のもろもろ修理依頼です。

が 依頼主さまは大阪在住の N谷さま。
遠くからありがたいことです。

こちらのオーナー 3年ほど前までこちらで仕事していましたが配置転換の関係上 本人地元の大阪に戻った経緯のお客様です。
この方 バイクで 大阪から東京方面に出てくるのは 全く苦ではないと以前も言っていましたが 今回は年末年始も絡めてだったので レッカー搬送で送ってきました。

依頼内容はフロントフォークオイル漏れ修理と レギュレータを 国産 R1や他車両なんかに使用している 新電元製 MOSFET型に換装してほしいとのこと。
ついでに エンジンオイル&オイルフィルター交換も。


外装外した 998は虫みたいですね(苦笑)。


フォークシールは左右とも結構漏れてましたね。ここまで引っ張りすぎのような気配も(汗)



当該車両 4万キロ越えですが乗り手が無茶していないであろう、エンジンはすこぶる絶好調。
なのでフォーク内部のスライドメタルも全くダメージない優秀な状態なので交換必要なし。


で、レギュレータは当該車両 まだ壊れてませんが本人希望だったのでMOSFET換装しました。
998のレギュレータの搭載位置は結構タイトな位置に取り付けられているのとMOSFETにする場合 純正と同じ位置ではカプラの形状上取付できないのでステー台座を作る必要があります。996系と998系も取付方法が違うのもあるし、カウルに干渉もしないようにしながら毎回ワンオフ製作です。

ノーマル状態。



そして MOSFET換装状態。



因みに MOSFETにすると 996、998系なんかは始動性が若干よくなる傾向と 始動直後のアイドリングの安定性もよくなりますね。
一番は ノーマルより安定の電圧制御がなされることですかね。
ただ 換装するのに配線加工やカプラ製作、台座製作があるので 純正交換よりかなり金額は上がります。
この作業 予算がある方向けですが 特に ドかのこのころの年式で未だレギュレータ交換したことない車両はお勧めですよ。
純正で新品交換するだけでもいいと思います。
因みに 同じ形している安い無名物がありますが あれはダメですよ。ちゃんと制御されてないものが多いようなのと 熱を持ちすぎるので 下手すると燃えます(これは他の 無名レギュも同じ)。


ドカのSBK系のレギュレータ搭載位置は 部品にとっては過酷な個所に取付けられているので 定期的に壊れるのは必然といえます。特に 998はサイドカウルにダクトが無くなったのでより低速時にはエンジン熱がカウル内に留まるので より過酷です。


実際 当該車両から外したレギュレータは 各配線がエンジン回りの熱でかなり硬化してましたので 結構これだけでも配線抵抗が大きそうですので 新品に交換するだけでも効果ありますのでね。

ということで本日大阪から新幹線載って オーナー引き取りに来ます。
東京は夕方~夜は雪なのに どうすのかな(笑)。

新年 初仕事

本年も宜しくお願い申し上げます。

ということで新年 初仕事は 昨年より依頼されていたけど なかなか来店できなかった XR250のシート張り替えとオイル交換。


後期モデルのXR250ですが 既に 20年ほど経ってますので シート表皮もカピカピになってこのように切れてきてしまうのも仕方ないです。
しかも 通勤車とくれば使用頻度も多いのでね。

シートスポンジも若干の削れが発生してしまってましたが まだ酷くなる前だったので表皮のみ張り替えれば まだまだイケるでしょう。


ということで 社外品で張り替え完了の図。
オーナー T口さん、いつもタイミング合わないですが 今年は林道中も行けるといいですな。