DUCATI 空冷 900 三連発
たまたまですが 全部 DUCATI 空冷 2V 900cc エンジンです。
『伊東二輪はドカ屋ではない!』のにですが(苦笑)。
① 1993年 900SLさん
どうも片肺な感じだと。走るけど 本来の力ない、生ガス臭いとのこと。
ほぼほぼ パルサーコイル不良かと。
以前にも数回 症例は載せてますが 今回は ホリゾンタル側(フロント側)が点火しなくなったパターン。色々パターンはありますが 今回のは一度も点火復旧しなかったようですね。
入庫して端子抵抗値計っても ホリゾンタル側は 抵抗 ゼロでしたので完璧に内部のどこかで断線か壊れてます。
で、当該車両は SLですがハーフカウルに換装されているのでカウル外す手間もなくチャッチャカ作業も進み 無事交換、元に戻りました。
毎回書きますが この年式の物でも 純正でこの手の重要電装パーツが出る事には毎回感謝しますよ、DUCATIさん。部品代は高いけど 治せるっていうとことが重要ですからね。
②1998年式 SS900ie タイミングベルト交換
こちらは DCUATI定番です。特に 空冷2V系はベルト消耗速いので 定期点検調整、交換距離管理、経年管理は大事。
ベルトすっからかんな状態。
当該お客様は 距離は全然到達してませんが 前回交換から約6年経過したのもあり今回交換依頼でした。
いいことだと思います。
外したベルトはまだ使えそうでもありますが 備えあれば憂いなしですので。
切れた時の悲劇を考えたら安いものですよ。
③1997年式 900SS クラッチ周り全交換
こちらもDUCATI 乾式クラッチ搭載車は 定期的交換がやってくる箇所ですね。
当該車両は 新車から約 23000km走行でしたが 当店で販売時 約12000km。その時点も まぁまぁクラッチプレート側の外側の爪の当り摩耗はありました。大抵 ここまで使用する間の定期メンテ(セミOH等)がなされてないと DUCATI乾式クラッチ車のクラッチプレートの寿命は短命で終わります。
以前 SS900のお客様のは新車から約15000km時点まで一度もクラッチ周りを観てこなかったようで かなりこの部分の消耗が酷かった憶えがあります。
今回も最終的にクラッチプレートとクラッチアウターバスケットの当り面の隙間が多大になり過ぎている事での交換推奨となります。
交換前と交換後の写真を見ると 隙間の違いが一目瞭然。
↑ 交換前
↓ 交換後
交換前の隙間くらいあると アイドリング時のクラッチ打音も相当うるさく 構造知らない人が聞いたら間違いなく『エンジン壊れている』と断定されるような異音しまくりなんです。
更に 走行でも影響出まして、特に 加減速時にチェーンが緩んでいるような ガチャガチャした振動からの不快感極まりない走りになるので 気持ちもよろしくありません。
こちらは外したクラッチアウターバスケット。
クラッチプレートの打撃痕が筋になって見えますね。
この辺が酷くなると セミOHしても短時間でジャダーも酷く出るようになってきます。
そうなると対処しようもなく 自然と全交換推奨となります。
2000年初頭くらいまでは ドカの乾式クラッチは 純正はプレート、アウターバスケット共 スチール製なので尚の事打音がウルサイし摩耗も早いです。
tetsuは歴代 このあたりの年式の車両のクラッチ周り交換の際には 双方 アルミ仕様推奨にてほぼ独断でそちらに交換します。
その方が クラッチの持ちもよくなりますし打音も角をとったような音になるのでいいと思います。
勿論 その後も定期的メンテしないと持たないのは同じですが。
今回もクラッチ周り、プレート一式、クラッチアウターバスケット共 アルミ新品交換しましたので 新車時同様の ほぼ『無音』なクラッチになり オーナーさまもビックリ。
走りもよくなる(いや 元に戻るが正解)ので 楽しんでくださいな。
以上 『伊東二輪はドカ屋ではない!』うえでの DUCATI 空冷 2V 900cc 三連発でした(笑)。
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