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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

900SS パルサーコイル交換

常連さん yossyくんの MY91の900SS、先日 tetsuがゲリラ参加した際に 途中でエンジン片肺になった原因を修理。


先日のツーリング中 お昼ご飯を食べた後 始動直後に どうも 一気筒 点火していない感じ。
しばらく暖気しても変わらないので 本人 プラグがカブったかと思い 手持ちの予備プラグに交換。
しかし一向に変化ないので tetsuがプラグに火が飛んでいるか見てみました。
そうすると ホリゾンタル側(フロント側)が点火してませんでした。

なにかしら点火系統に問題発生(汗)。
ただの配線やカプラ接触不良ではない感じ。
点火系統関連の部品のどこか大物の部品がダメな感じが既に感じてましたが.......

この頃の900SSは各気筒 独立点火で、イグナイターも各気筒別に同じ物が二個装着されているのでひとまず現場である程度できることはこれを入れ替えてみること。
結果は同じくホリゾンタル側が点火しませんので tetsuの経験上 かなりの確率で パルサーコイルがダメになっている模様。
それ以上は現場ではどうすることもできないですが 途中 メインキーの入り切りで突然復旧することもありえるので そのまま片肺である程度まで走っていくことに。
途中 燃料補給後に 運がいいことに ホリゾンタル側が再点火してくれたので そのままメインキー切らずなら 二気筒のまま帰れる確率が高いと踏んで そのまま当日は無事帰ってくることができました。

その後 別日に伊東二輪に持ち込み時もホリゾンタル側は点火せず 片肺で乗り付けてきました。
パルサーコイルの抵抗値を測ってみますと バーチカル側は規定値の抵抗値出てましたが ホリゾンタル側は 0Ω という事実...... 完璧に壊れてますね。
よく千葉から無事に帰ってこれましたよ(汗)。

ということで新品がこちら。

ちゃんと現代パッケージなので 現行製作品。
今だちゃんと純正部品が出るところが 嬉しい限りですね。


で、交換のため 車体 左ケースを開けました図。



黄色丸が ホリゾンタル側のパルサーコイル。赤丸がバーチカル側のパルサーコイルです。



この台座で点火時期も変化できるのですが いちいちケース開けなければいけないので よほどの事がない限り 装着時の位置で再装着しますが コイルのエアギャップも規定値があるのですがこれを前後均等に合わせるのが毎回 結構面倒なんです。


更に yossy号は 900SS初期型の名残と言いますか、ケースカバーにガスケットが入ってましたね。下手すると 新車時から初めて開けたかもしれませんね。

因みに 94年辺りからは カバー類のガスケット装着がなくなって シリコンガスケット留めになっていきます。
経年経過のガスケット剥がすときは必ず 『人生はガスケット剥がしだよ!』って心の中で叫びながらやりますが ドカの場合は比較的短時間で剥がすのが完了できるのですが 手が痛くなるのは変わりません(苦笑)。いつやっても嫌いな作業です......

ということであとはバタバタと組んで行き 無事 再始動も問題なく復調しました。
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