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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

XT250X改 お触り検証簿(笑)

最近tetsuの主通勤&行動メイン号となっている 伊東二輪号の XT250X改くん。

2年前に前後のホイールを21インチ、18インチ化して 『セロー化』したくらいで他はなにも変化はさせずにきていました。日常使いになにも問題ないですからね。
が ここ最近 自分の老後用バイクとして手に入れた(笑) FIのセロー250にたまたま装着されていた フルエキがありまして.......
伊東二輪号XTは型式 DG11J(2005年~2007年)のキャブですが 基本 型式 DG11Jのキャブセローも同じ。で DG17J(2008年~2017年)のFIセロー、XT、も 吸気がFIになってもエンジン側に大きな手は入ってないので 社外マフラーメーカーも 11J型と17J型は マフラー共用となっているようです。それは同型姉妹車の トリッカーも同じでしょう(情報不足ですが)。

そもそも tetsuは 街乗り車両、特に日常使いに求めるものは 使いやすさと整備性の良さ。
XTがここ一年 通勤で使ってみると 更に 『楽しさ』が加わり。まぁ 利便性では 今でも所有の アドレスV125系が一番ですが 陸運局とかに登録行くときには 断然 XTの方が楽しく、しかも機動性もいいので 総合評価は上回ってます。

そして 今更ながらですが 今回のお触り検証はと言うと.....
この手持ちの排気系を使用して ここに来て 排気系を交換した検証をしてみたくなり....
『楽しさ』に変化が出るのかというのが最大の関心がありまして。
世の中 様々な先人さまたちが 多々やっていたりしてブログやSNSで発信しているでしょうが 今回はあくまで 自分的検証の報告と思ってください(笑)。

排気系を交換して 皆さん変化を求めるのは 『音』もそうでしょうが 絶対的 『パワー変化』を求める人の方が一般的でしょう。
が、これまた難しいと感じるのは このパワー感の変化は 音で惑わされる部分もあったり 走らせ方によって 一部のパワー変化がプラスになるところとマイナスになる部分があるということ。
また そもそも無名の外品マフラーみたいなのは 音も今一、走りは今三以下くらいになるものも多数です。
tetsuは マフラー音は静かな方がいいので正直 ノーマルと変わらなくていいです。
性能も特に大きく上がることは求めません(上がればラッキーくらいです)。
250ccSOHC 空冷単気筒のセローなので そもそもの標準状態がハイスペックを狙って造り込んでいるわけではないところが過度な特性変化は期待しないところでもあるのですが、そういう感じのエンジンほど物によっては変化量も出せるのかなとも思ったり(スーパーカブなんていい例です)。
逆にセローのエンジン特性はノーマルは絶妙に気持ちいいので ノーマル好きな人達も多いのも事実。
一番はやはり マフラーの重さが社外で軽くなることです。運動性能が上がりますが、車体押し引き時に軽く感じられるのが一番幸せですかね(笑)。
さて、tetsuの感じ方ではどう変わるのか。

ま、長々と書いてきましたが ここからは実際に交換編。


まず tetsu セロー17Jに装着されていたのが ビームス製の チタンエキパイ(サブチャンバー付き)&パワートレックマフラー。


この写真はビームスさんの広告より拝借。


エキパイにサブチャンバーが付いているのは SP忠男が出している パワーBOXの方が有名です。
どちらも 変化特性的には 低速のトルクアップを狙っているよう。
対して パワートレックマフラーは セローの社外マフラーでは珍しい 外観が『ノーマル然』とできること。ヒートガードもノーマルの物が全て流用できる点が いいところ。
実際見た目がいいです。
『ザ交換しました!』ていう見た目が欲しい人には全く向きませんとも思います。
個人的にサブチャンバーという見た目形状と チタン色として新品時からつけられている チタン青が嫌なところですが。


で、このフルエキ装着する前に まずは ノーマルエキパイにパワートレックという組み合わせを試してみました。
これはかなりの変化が出まして、まず 音がウルさめになりました。tetsuのパワートレックは全バッフル装備なのでメーカー発表では84db(ノーマル80db)と決してうるさいとは言えないはずですが 走ると回転域によってウルサイ。気分悪し。
特に加速音量はボアアップしたのではと思わせるくらい。
でもそれが ヤル気を出させる感じでもあります(笑)。
ヤル気が出たって所詮セローですが(笑)。
ヤル気が出るくらいなので 走りにもまた変化が出まして
① ノーマルだと エンジン回転上げて行った時にある一定からフン詰まり感が出るのですが、それが無くなって キレイに引っ張っていけるようになったこと(これ高ポイントですわ)。
②アクセル戻した時に 排圧によるものか エンブレが過度に効く特性が緩くなったこと。
この2点は 走りで圧倒的に楽しくなりました。
それと 特性変化のせいか 本来のセローでのトコトコ走りもできるのですが それよりも一段上の走りが許容できるようになってしまったことに驚きましたね。
ただ その走りをいつでもしてしまうと おそらくエンジンも短命で終えそうであるのも事実でしょう。でもそのくらいの変化が出ました。この仕様をVer1とします。

で、次に 当初の予定の パワートレックサイレンサーはそのままでエキパイをサブチャンバー付きのものに交換してみました。

すると 予想外の方向性にガラリと色々な部分に変化が出ました。
①排気音がほぼノーマルくらいに静かになった印象。
②エンジン振動も Ver1 より半分以下くらいまで無くなり 気持ちよくなりました。振動に関しては ノーマルからver1にした時も半減ほどしましたが。
③低速からのアクセル開け始め~1/4ほどアクセル開ける箇所での排気音とアクセルを開けている時の感触がなんとも言えない気持ちよさになりました。これは本当に秀逸です。
④パワー感は正直 Ver1より 全体的にマイルドになった感があり。
こちらの仕様をVer2とします。

そして更に 最近入手した ビームス製は同じでも SS300ソニックアップタイプフルエキのセット(全バッフル付き)。


これに交換してみましたら 更なる予想外の方向性に困惑(笑)。

①今までの仕様で一番静か&振動も皆無に近くなる。
②トルク感はあまり 感じないけど 速く走らせるのには一番適している。かと言って マイナスなトルク感ではないこと。
これをVer3とします。

ここまでのバージョン検証で 優劣をつけるのは難しいですが 各感じ方の違いでの順列は付けれます。

一番 走っていて気持ちいいのは
2➪1➪3

ヤル気を出させるのは
1➪3➪2

速く走れるのは
3➪1=2

装着時のカッコよさ
2➪1➪3

静かさ
3➪2➪1

各仕様を人間男子に例えると

Ver1= イキッてる 職人系 オヤジ

Ver2=ジェントルな サラリーマン

Ver3=ヤンチャな体育会系 中高生

こんな感じな印象でした(笑)。
因みに重さに関しては そもそもサイレンサーがどれもノーマルよりは軽いですが それでもビームスさんのは 騒音対策もあるからか 重さはある方なので(これが音質にも影響はしていそうです) その差での変化は車両押し引きでもそれほど驚く変化は感じられませんでした(因みにドカの900SSなんかはノーマルからカーボンに交換するだけで かなり軽さの変化を感じますです。)
こうなると同じような検証をFIの17Jでやてみたくなってきました。
感覚的に ビームスのエキパイでの変化は FI車でのアクセルのツキの良さで出てしまう『ドン突き』の感触を柔くする印象に変化させたいのかなというのが考えられる 低速時から感じる味付けと感じました。

余談ですが SS300のサイレンサーは車体との隙間ができるのがカッコ悪いと感じます(これはウチの他お客さんとも同意見)。

やはりパワートレックマフラーの造り込みのキレイさには感心しますね。

またこれはtetsuだけが感じるのか、SS300のフルエキのノーマルヒートガードの取り付け位置(角度?)がいただけない。
この角度からの写真を参考に。

手前の突起部分が 走行時、丁度 ヒザに当たるのですよ。しかも 熱いです。 
ここはハンマーで叩いて変形させてしまおうかと思うところです。
まぁ マフラーメーカーもベント(曲げ)を入れる方が労力と費用アップとなるのでこの部分を極力 ストレートにしたかったのかなとも考えられますが。

でも この中では SS300フルエキを入れて走らせる感覚が一番 セロー250に合っているような気がします。
背伸びしてない感があって、それでいていざとなると 速く走らせられるのはいいですね。ガチ 静かだし。
ただしなんの鼓動感もないので その辺がなんとも言えませんが。

とここまでで 個人的マフラー検証は一旦終わるはずだったのですが

次 番外編に続く(笑)。
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SL230 ステムベアリング交換

渋谷ベルボトム屋さん 『DEE DEE 』親方のイカさん ホンダ SL230。

近年の林道パトロールマシンですね。

先日 キャブのパッキン不良によるガソリン漏れを修理依頼された際に バイクの押し引きで 異様なハンドルの重さと引っかかりにtetsu気が付き イカさんに状態報告。
早速 ステムベアリング交換依頼となりました。

SL230はもうかれこれ販売から20年以上経つ個体が普通なので その間 一度も手入れをされてない車両は必然的にこの手の部分のグリスが切れてきてもおかしくありません。

とはいえ CRMやXRのようなテーパーローラベアリングではなくテーパーボールベアリングなので耐摩耗性的にローラタイプより良いと感じますが。

バラしてみたところ アッパー側はグリス切れ切れの段付き状態でよくある酷い状態でしたが 逆にアンダー側はグリスもキレイに残っていて 全くもって問題なさそうでした。



どちらにしろここまでバラしてますので 上下新品交換でしたが。
来年は イカさんに林道パトロールをご一緒するのを誘われたので まずは 気持ちを整えておかないとですね(笑)。
イカさん行くところは ちょっと意味分からないところが多そうなのでね(笑)。
勿論 その時は XT250改で行きますよ!

ハイパーモタード796 タイベル交換

ご近所さんのドカのハイパーモタード796さん 経年使用でのタイミングベルト交換依頼です。

ご本人 距離、時間等 ご自分で管理の上 新車時より二回目の交換です。

今回は距離的な問題よりも経年での問題で交換でしたが 外したベルトもまだ背面の文字は残ってましたが 全体的に硬化が始まっていて 特に空冷ドカは早めの交換に越したことはないのでベストタイミングだったでしょう。
しかし 748ハイパーはタイベル交換 歴代 2V空冷ドカでも楽ですわ♪
外すものが極少でいいんです♪
もし これの後に 自分の996Rとかヤル気も出ませんね(笑)。

DRZ400S オーバーヒート修理

ちょっと前の修理ですが。
スズキ DRZ-400Sの修理。

前回の林道中に一緒に行った F本くん号。実は 林道中の最中、途中辺りから 極低速で走っていると水温警告灯が点きっぱなしになるとのこと。 今まで 同様な走りでも点いたことはそれほどなく。
で、途中tetsuが変わって走って見ると ある一定のスピードを保てば警告灯が消えるので 基本 冷却はされていると判断。
見ていると 冷却ファンが回ってませんでした。見たところ ファン自体に外部ヒットでの破損変形もなさそうでしたがその辺は電気物なので ファンなのか、それを動かすスイッチなのかはその場では不明。ひとまず 走れば冷えるので帰りも高速主体なので 東京戻るまでは可能と判断。
エンジンもヒートアップしてもそれほど調子が悪いわけでもなかったので そのまま その日は乗り越えて後日修理ということになってました。

で、お預かり。バラしていき まずはファンをバッテリー直結で回して見ましたら問題なく回りますね。異音もないのでここは白。
次に配線周りチェック、ファンスイッチの部分から配線導通チェックしましたがここも問題なし。
一応 スイッチ部で直結させても ファンは回りましたので ここも白。
ということで ファンスイッチが黒という断定となり 新品交換へ。

因みに DRZは水路上 右のラジエターから左ラジエターに流れるようなので右ラジエターに装着されている 水温警告灯が先に熱い水を検知します。
水温警告灯の方が作動温度が高く(117度でON)、ファンスイッチは 96度でスイッチONなので やはり林道時に水温警告灯が点いたのはうなずけました。若干水が減ったのもあるのでしょうが。

作業後 エンジン始動、エンジン温度上げて ファンが回って止まるまで確認。
無事 修理完了、今年は 一気に寒くなるので林道中行けませんが また来年行きましょう!

ドライブレコーダー

今年に入って ドライブレコーダー装着依頼が多くなりました。


写真はちょっと前に車検時に 装着した ヤマハ MT07のお客さんの時のもの。
配線通すのに車種によって 難易度は違いますが......

みなさん 事故に対する意識が高いのも要因でしょうが、そもそも それに起因する案件で もめる事が 昔より多くなったこともあるのでしょうね。

伊東二輪では 推奨 ドラレコは ミツバサンコーワさんの EDR-21Ga。

本当は 最新鋭の22Gが本体が小さくて理想的なのですが 現在 ミツバさん側の事情か 長期BOで入手不能なので 性能は同じで若干本体が大きいですが 21Gaがいいですね。