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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

久しぶりに自分時間


水曜日の定休日.....といえどなにかと仕事絡みでやることがあったりしてここ最近自分の時間での休みをしたことがありませんでした。というか色々忙しくて あまり乗りたい気持ちも無かったのが事実です。たまたま 気持ちにも余裕がでたのか・・・・トラスト時代のお店ツーリング外ですと実に 1年半ほどは走ってないでしょう......
朝の晴天を見て、「あ、今日 バイク乗りたいかも......」と久しぶりに 「乗りたい」欲求が沸きました。特に用意もしてませんでしたが、愛車996Rの外装付けて(自宅待機中はカウル類、ミラーを外してありますので.....)約半年ぶりにエンジンに火を入れてみました。
久しぶりの出動でも愛車996Rはレーサーとしても苦楽を共にしてきましたので(笑)いつ乗ってもすぐに思い出します。やっぱり tetsuの性に合っていて楽しいですね。
とはいえ、走りに行くといってもこの時期 山はあまり向かないですし休みといえど 時間的制約もあったので 平塚辺りにプラっと行って帰ってくるのみの いたって何事もない状況を走って来ました。天気は非常に良かったので、途中 新湘南バイパス走っているときに 富士山含む遠くの景色の綺麗だったこと...... 気持ちよく走れました。やっぱり 短時間でもこういう 気持ちオフ時間は必要ですね。
よし、来週は これまた久々にCRMARでオフだ♪
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カブ男くんの次は現行SS


今年モデル、現行 BMWS1000RRさんの登場です。
新車購入 2回目のオイル交換です。BMWの新車はウチでは納められませんが昔からの常連様兼困った時の電気屋さん 宮デンさん号です。前モデルを乗ってましたが車検と同時に なぜか新型へスイッチ!(笑)前モデルでもオイル交換は ウチで任せてもらっております。オイルは伊東二輪ご推奨の「NUTEC」NC50&NC51のブレンド仕様です。
もうここいら辺の車両はなにがなんだか解らない電子装備満載で、書く気も失せるので(笑)割愛しますが tetsuの関心はある装備へ......
今回感心したのが この車両 標準装備で「グリップヒーター」もついているのです。
そのスマートさがいい!
元々この手の前傾SS フルカウル車は、カウル効果は大きいので 特に下半身なんて冬用アウターとか着なくても十分寒くないですが、手は違います。手だけは...... tetsuも寒い(苦笑)
これを緩和してくれるものとして最近は 国産メーカーや外車メーカーもこういったグリップヒータ類に力入れてますが、大抵はオプション装備です。S1000RRも前モデルまではオプションでしたが今モデルより標準装備だそうです。

写真の右ハンドルスイッチ部にある赤丸印がヒータスイッチです。グリップもヒーター配線が入っているとは思えないくらい通常の細さで よくできています。
逆に趣味のグリップ交換ができないとも言いますが(ヒータやめれば可能ですが.....)
いるいらないは個人差ですが、tetsuが言いたいのは こういったSSな車両なのに 一般快適性な装備をさせられるBMWの考えはいいと思うんですよ。「SSに快適性なんて」って言葉は一昔前のお話し。今のSSは快適装備を導入しても有り余る性能で宇宙に連れてってくれますからね(笑)。基本は街乗り車両ですから。これなら寒い冬も乗りたくなるし!
宮デンさんも、「もう止められませんよ!」と豪語していました(笑)

ドカレーサーの次はカブ男くん

クローズドユース車両から打って変わって現実実用車の修理です。
スーパーカブ50FI車さん、キックはできるけどキックアームが元の位置に戻らないとのこと。この部分の修理はカブの場合、どの年式も忘れた頃ありますね。
理由はキックシャフト部のリターンスプリング折れが大半のパターンです。
「いつ」「どのタイミングで」「距離は」等、あまり関係ないですね。こういったリターンスプリング系(シフト等にも使用してますね)は その往復運動で破断するわけなので 多く使えば原理的には折れるのでしょうが....... 今回の車両は 新車より約22000km車両。これ以内の距離で折れた車両も勿論ありますのでいたしかたないですね。
内部で折れたスプリングが悪さする前に治した方が賢明です。よくキックできるからと言ってゴムをキックアームに巻き付けたまま使用し続けている車両もありますが、この時点で修理しておけば部品自体は 全部でも 1000円強ですので........

カブ男くんの場合、右ケースカバー外すのに「ステップ回り」「マフラー」等外さないとです。更に、自動遠心クラッチ本体よプライマリードリブンギアも外さないとです。
で、出てきました。やはりバッきり折れてますね。

左が新品、右が折れた物。折れた先も右ケース下に落ちてましたので一安心です。
新品装着してキック戻り等OK。全部戻してクラッチ調整して試走して完了です!

M900Sie レーサー


常連様T見くんの愛車。サンデーレーサー仕様の M900Sie 2000年モデルです。今となっては旧車ですね。本人も言ってますが、筑波サーキットでも同様の車両は皆無だと言ってました。でもいいんです、趣味のサーキットなんて楽しく走って、楽しく攻めて、楽しくレースできればいいんですから。車種選びは、乗り手が楽しくなきゃね。
かれこれこの車両で4年ほど走ってますかな。本人サーキット歴は10年以上ですが。月一は欠かさず、筑波に出向いているT見くんはエライです。少しづつですがタイムも向上していっているので 練習の賜物です。
余談ですが、特に公道を攻めるのが好きな方は 是非 機会があったらサーキット走行してみることをオススメします。色々な考え方があるでしょうが、tetsu的には いかに公道をマジメに攻めるということが無意味か解ると思います。サーキットがエラいとか言っているわけじゃないですよ。限界低いところで他に障害要素が多いところでいかに飛ばせるかなんてマシン性能差以前に、いかに人間捨てているかだと思うからです。サーキットは人間捨てても、早く走れませんし..... その速度差ややれることの違いに、逆に 公道では余裕も出ることもメリットの一つです。サーキットみたいな全開からフルブレーキングなんて芸当も公道ではありませんから(やってらっしゃる方もいるのでしょうが、それは本当のフルではないです....と思います。)
T見くんもこの車両以外に公道車両で、998Rを所有しております。車種的な使用環境に「逆だろ」という意見も聞こえそうですがそれは本人の趣味性の話なので置いておいてください。
そんなレーサー。先日、前後タイヤ交換の際に発覚したことが......

リヤブレーキパッドがマイナスまで減りきっていたのです!・・・・・普通気が付くでしょう~
でも本人気が付いてませんでした。しかもリヤブレーキ多用なライディングなのに。
せめて ピット裏とか低速走行中でも解りそうですが、本人曰く「マフラーの音がうるさくて解らなかった....」と。それって、ライダー失格でしょう。ある意味、危ないので..... ねぇ。

これではディスク側もガリガリです。ということで、ディスクはtetsuも996Rに導入して純正より持ちも性能も数倍良かった「ブレーキング」社製の ウェーブディスクをチョイス。
ついでに、tetsuの誘惑に負けて マフラー&ECU交換です。
マフラーは今まで、ダウンの定番 「テルミニョーニ」のカーボンだったのですが 兼ねてからアップタイプを入れたがっていたので tetsu手持ちの 「SHARK」製 カーボンアップタイプを譲ってあげることに。ついでに ドカティパフォーマンス製の当時の レース向きECUの新品も手持ちで持っていることを示唆したら「それも.....」ということになり 両方装着ということに。



装着前と装着後のエンジン他状態を ダイアグで検証して 完了。
アップタイプマフラー、かっこいいですね!初代モンスターフレーム車なので 車格も小さいので
尚更いいですね。
カッコもいいし、走りも良くなりますよ~。楽しみですね。

V100あれこれ

もう長く乗ってらっしゃる常連様V100さん。とは言っても距離は 約3万キロほど。長老11万5千キロに比べればまだまだな感ですが.....長老もこのような洗礼(もっとヒドイのも...)を受けて到達しているのを忘れてはなりません。
最近冷間時の始動性が悪いと言って、一昨日 とうとうエンジンかけれなくて押してこられました。
ごくろうさまでした。
で、原因ですが。


①エアクリーナーBOXからのインシュレータ切れ。左が今までの物。右が新品です。
バックリ切れていますね。
ここはV100は経年使用にてその装着位置や方法にて切れます。どのタイミングとは言い難いですが、長く使っていれば 「ゴム」製品なので硬化して耐振動性能が落ちて切れる模様です。これも症状で解るものと、結構穴が大きくても解りづらいというケースがあります。特に始動性が微妙に悪くなってくるのですがエンジンかけれてしまう人(tetsuのようなバイク屋業とか)はそんなものだと思って乗れてしまっているのも事実です。最終的に雨天走行でこの穴から水を吸い込んで調子悪くなる症状でわかりますがね.....

それ以外の気になる点が、左ベルトカバー内からの金属「カシャカシャ音」が最近ウルさくなってきたとのこと。これは、バラさずともおおよそ判定できるのが クラッチの裏側のバックプレートの3点留めの部分がバカ穴になってきているもの。当該車両は CE11Aという型式で、V100での前期モデル。この型式のモデルは距離走ってくるとこのプレートがバカ穴になって「カシャカシャ」という音がアイドリング時に出やすくなってきます。クラッチの寿命より先にこのプレートが逝ってしまうことがほとんどです。そのまま放置しているとプレートが破断して結構な修理となってしまう恐れもありますので早めに交換が望ましいですね。


バラシてみて案の定。赤丸三か所の部分が全て楕円に広がって削れてしまってます。今回は絶妙に良かったタイミングでした。ついでにベルト、ウェイトローラと点検、こちらは一回交換しておりまだ大丈夫でしたのでそのまま継続使用です。

バッテリーも弱くなっていたので、こちらも新品交換。
色々とリフレッシュされて走りが良くなることでしょう。
元気に治り、昨日復帰していきました。