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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

またしても.....まったくもぅ!

先日 通勤途中にエンジン異音により停止したアドレスV125さんを引き上げてきました。
セル回すとかなりの異音と共にエンジンかかりそうになりますが、即 止めて バラします。
と、その音の元に行く際に作業能率上 エアクリーナカバーを外しましたら......
バラバラ エアクリーナエレメントの登場です(汗)
随分前にバラバラになったことでしょう。

それもそのはず、乗りっぱなしの 約5万キロ車両。一度ベルト周りは他のお店で交換したとのことですが......ついでに プラグも一度も交換していないと暴露!さすがインジェクション車。基準寿命はともかくプラグは本当に持つようになりました。
奥の網で一気に大きなバラバラフィルターは吸い込まなかったようですがそれでもBOX内は細かいフィルター片がベッタリ付着しておりました。その他はエンジン内に吸い込まれて燃えてしまったのでしょう。後で組み上げた後も、何事もないようにアイドリングしていましたし(苦笑)

で、本題のエンジン異音でしたが ドライブプーリーの締め付けナットがクランクシャフト先端より抜け落ちそうになっていたのが原因でした。そのことにより、キック受けギアが外側に出てきてしまい キックギアに接触していたのが異音の元でした。なぜ緩んだのか、経年走行の距離から推測しても解りませんが、ひとまず ベルト、ウェイトローラは交換時期だったので新品交換してクランク先端ネジ山が少しダメージを受けていたので修正して 通常トルクより高いトルクで締め付けて 作業完了です。
これらとは別でしたが、勿論 プラグも新品交換しましたよ!
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ファミマ派

朝に結構な確率で自宅近所のファミリ○マートでホットコーヒーを買ってくるのですが、お店まで約4km。通勤スペシャルのV125の足前についているコンビニフックにコンビニ袋にてぶら下げてくるのですが 試行錯誤の結果、この写真くらいの「漏れ」で運んでこれます(笑)。
しか~し、これが たまにお店近所、約1km以内のセ○ンイレブンでホットコーヒーを買ってきて、同じように運んできても 絶対 漏れ漏れになります(汗)。
どこが違うのかと容器を検証していたら、フタの飲み口の部分ががセ○ンさんの方が やわく作られていてその部分から一番漏れていました。

ファミマさんのは その部分がしっかりしているので、空気穴からしか漏れてこないようです。
たまに 45度傾いたまま運んでこられても 結構漏れてませんしね......

ということで tetsuはホットコーヒー買うなら 「ファミマ」です。
あと、Tポイントつきますしね(笑)。

SRブレーキ



10月に車検整備を承りましたSR400くんのフロントブレーキキャリパーOHです。
整備の際にフロントブレーキの摩耗があり出来れば交換したかったのですが、キャリパーピストンの表面の腐食がヒドく、ブレーキパッドを交換しようにもできない状態でした。
この度、修理予算も目処がつきキャリパーOHと共にブレーキパッド交換となりました。
SRと言わず、昔からヤマハのキャリパーピストンのメッキは比較的腐食に弱い特性です。
このままの状態でブレーキパッドの交換したら二次災害の恐れが十分にありますね。
ピストンシールキットにて総OHにて修理完了しました。

スクーターあれやこれや

今日もよくあるパターンの連チャン作業の一部です.......
 
①ホンダ フォルツァZくんリヤタイヤ交換です。


丁度 約10000km過ぎですが、ご覧のとおり 丸坊主です。なぜだか本当にこの丸坊主の方々は 小~大スクーター全ての人たちに多いです。パンクしても治らないことを考えてないのでしょうね.....って言うか、バーストしますよ....本当。


ついでにリヤブレーキパッドの残量も少なめで、本来なら交換しても損はないのですが 予算の兼ね合いもありますので こちらは来月辺りに交換することに。
大体 こう言っている人は、使用限度越えて 「ジャリジャリ」っとなってしまうんですよね~
必ず!来月またきてください!と毎度ながらに伝えておきましたが....

②スズキ アドレスV100さん、ドライブベルト切れました......の図。

こちらも 所有者は常連様なのですが、いかんせん社用車として社員に貸している状況。勿論、なにかなければ点検すら持ってこられません。定期点検させていただける方の場合、早期発見で「切れる前に交換」となるのですが......乗り手が気にしてない限り、借り物、 特に社用車の場合 雑に扱われている場合がほとんどです。ということで結果このようになってしまうのでしょうね。運よく 切れたままベルトはその場に残ってましたが、高速回転で切れると 最悪 ドライブプーリー周り他を破損or クラッチ周りにはまり込んで後輪ロック!なんてことにもなりますのでね..... 今回は通常交換と変わらず ベルト、ウェイトローラ交換対処で修理完了でした。

とまぁ...... どうしてこうも使用限度ギリギリまで使いますかな~......
特にスクーター乗りの方々に多いような..... 勿論 痛い目逢って、その後 定期点検に持ち込まれる方もいますがね。  皆さまも気を付けてください。伊東二輪では ちょっとの点検、修理見積もりでも対応してますのでお気軽にお立ちよりください。

納車整備


昨日納めました、ヤマハ マジェスティSさんの納車整備の一環です。
なにをしているかというと、要所の部分のボルト類を取り外し 「スレッドコンパウンド」という焼結防止グリスを塗布して締めなおしておく作業です。当該車両、2014年型にて走行4000km。まだブレーキ周りや足周りと特に問題なければ取り付けボルト等を緩める作業はないのが普通です。よっぽど新車整備の時に気が利くメカの方が携わっていれば別ですが......

写真は マフラーステー取り付けボルトです。アルミ製のクランクケースに直接締め付けられてますが、最近の新車ではあたりまえですが 全くなにも塗られてませんね。これらは高トルクで締め付けられている場所ですので このまま経年過ぎたら.....と思うと恐ろしいですね。
以前は緩み留めの「ネジロック剤」が塗られていましたが、これはこれでまた邪魔な扱いにもあることが多々あるので 使用箇所や使用用途を考える必要もあります。
で、なぜこのようなことをやっておくかと言うと 長年の経験で 新車時に締め付けられているボルト類は大抵 「オーバートルク」で締め付けられています。心配するほどのことではないのですが、稀にこのトルクが仇となっていて、後日 ボルトが緩まないなんてことになるのです。多いパターンはスクーターのリヤタイヤ交換の際に取り外すべくマフラーの取り付けボルトが緩まない.....やブレーキパッド交換のためにキャリパー外そうとして やはり 取り付けボルトが緩まない.....なんてことに直面したことがありますので。結果緩まなくて ボルト折損と追い込まれることもありました。
これらはここまでの経緯でなにかしらの対策をしておけば防げるのです。
勿論 要所の緩み確認もできますので、一石二鳥ですね。
こういったことを顧慮しながら、これだけではありませんが その車両ごとの整備をして納めるのが 伊東二輪の 「納車整備」と考えております。
因みによく言われるのは、新車をバラバラにして丁寧に組みなおした方が 本来の姿になると言われていますよね。当たりの車両はここいら辺のバランスがよりこの数値に近いのでしょう。
逆にハズレの車両はどこかが大幅に違っているのでしょうね....... がんばってください、メーカーさん!