忍者ブログ
あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

プレスカブ 75ccボアアップ


忘れた頃にネタに上がる、『伊東二輪 スーパーカブボアアップ』。今回もプレスカブさん。
あ、tetsuが個人的にボアアップが好きな訳ではありませんからね(笑)。あくまでお客様依頼がなぜか定期的にあるだけです。
こちらのお客さまは千葉でお花を栽培している長きに渡るお客様でして カブだけで 4台所有している謎のお客さんです。「家族一人にカブ一台」だそうです(笑)。

で、もうかれこれ 2年ほど前から 合法ボアアップ計画を巡らせており 前回の伊東二輪で行った プレスカブボアアップ偏で背中を押されたようで依頼されました。

走行12000kmほどの車両でしたが 放置歴があるようでその環境もよくなかったらしく、分解時にマフラースタッドのナットが錆で固着していて 緩まなくて困った経緯でした。それさえ緩まれば 後は ヘッドがはぐれるのに~..... 結局 ラスペネ漬けとヒートガン攻撃で 半日かけて緩ませることに成功(ホっ)

ここから分解はあっという間。ここから苦労は ノックピンがすんなり外れるかと 鬼門のガスケット剥がし次第です。


キタコライトボアアップキット  75ccになります。キャブもマフラーもノーマルでOKなのがいいところです。新品はやっぱりキレイ(当たり前)



ノックピンは苦労しながらもとれてくれたのでOK。

で、やっぱり最後は 「人生はガスケット剥がし」でした(笑)。
まぁ この子は普通レベルでしたのでまだ良かったですがね。




無事組み上がり、昨日 喜んで引き上げて行きました。
PR

カブカブ祭り

連続カブ祭りの様相です。


その一部。作業台の上のプレスカブさんは長年来お客様 千葉のお花屋さんの車両。ボアアップ依頼です。2年来の紆余曲折による実行です(笑)。

そして、手前のカブさんは....... オイルなし男くんの為の クランク焼き付きです(悲)久しぶりの案件でしたが、ご本人はオイルチェックをしていたと言っていましたが 持ち込まれた時には ドレンから50ccほどのオイルしか出てきませんでした......
こうなっているカブを何台か歴代修理もしたことありますが、内部被害状況が開けてみないとわかりません。十中八九 クランクはダメです。運が良くて ピストン、シリンダーが生きていることもありますが そもそも オイルが少ない状況での焼き付きなので 当然 ヘッドのカム周りやミッション周りにもオイルは少なかった状況です。なので 焼き付き部分だけ交換すればいいものでもないのですね、こういうケースは。
この車両は 元々伊東二輪で購入いただいたお客様でしたので tetsuもご協力できる範囲で ということで 困った時用にと保管してあった 部品取り車のエンジンへと丸ごと換装する予定です。信頼できるエンジンなのでそちらの方が今回は安くも済むので。この他 駆動系修理のカブと事故修理のカブが続くのです.....

Ash Engine Detergent

珍しく、取り扱い製品 おススメ情報です(ホントに珍しい(笑))
Ashと書いて アッシュと読みます。日本製オイルメーカーさんです。伊東二輪主力取り扱いの NUTECと並んで マニアックオイルの部類ですか(苦笑)。
昨年から 車種や使用用途によってAshのオイルも導入しておりますが、今回のはオイルではありません。



『Engine Detergent』英語読みするとカッコイイですが.... エンジンでたーげんと、いや出たーじぇんと(笑)。要は 燃料添加剤です。

この手の物は他でも出てまして、ワコーズさんのFuel1なんか有名ですかね。
で、tetsuはこの手の添加剤に昔からあまり関心なかったのですが導入して良かったので書いているわけです(笑)。
昨今の 排気ガス規制の強化のおかげで 何気に現代のインジェクションバイクは排気量問わず頑張らされています。これ乗っている人は勿論気が付いてないのですが、特に通勤のみやエンジン温度が下がられない過酷条件下で走らされている車両については10万円台の50ccだろうが500万の高性能車両だろうがエンジンへの負担は同程度で要注意なのですね。
この事により 予期せぬカーボンがエンジン内に蓄積するわけでして(どうしてそうなるかは文で説明が超絶長くなるので割愛します。知りたい方はtetsuに直接聞いてください。ヒマな時のみ説明します(笑))
話しは戻り、このカーボン蓄積によってエンジン不調になるものが多いです。不調のなり方も様々で、アイドリング不調はまだしも 突然エンジン不始動になる事もあります。
簡単に言うと この製品はこのような事象を緩和してくれる効果もあります。ま、他の燃料添加剤も同じような事 うたっているので 詳細説明は省きます。
なので コイツを定期的に入れると効果性能も高いようです。tetsuは 自身のアドレスV125Sと長年乗っているハイエースで体感済みですので。
あ、だからと言って 永久的にエンジンが好調を維持するとは限りませんので。あくまで予防の一環としては効果的ということです。
一本 200ccで 1600円ですが 計り売りもしますので たまに入れたい方もどうぞ。
燃料タンク 60L~80Lで一本の割合なので、バイク的には 5~6Lで15cc。15~18Lで45ccって感じです。満タン時に投入がよく、続けて入れるとより効果的だそうです。
気になる方はご相談ください。

スーパーカブ50 ボトムリンク式サス交換

新聞屋さんカブ 現在 12万キロのキャブのカブくん。最近フロントタイヤがフォークに擦れるということでご来店。前から見ると 車輪が斜めってます!?
最近転倒やどこかの壁にぶつかったか問いましたがそんな事はない模様。基本 この車両使っているのは 毎日同じベテランさんなのでこのお話は信用できそうでした。

で、ひとまずバラしてみましたら カブのボトムリンク式サスにありがちな経年使用摩耗によるガタによるものでした。


写真が取り外したサス周り一式。カブのボトムリンク式サスとはこうなっているんです。

そのリンク可動部の回転部分が楕円に摩耗して削れてしまってます。


こちらがリンク部の新品。



同じく サスペンションをフォークに留めてある上部のラバー部も痩せて 内部のカラーがずれてしまってます。硬質ラバーですが流石に10万キロ以上は想定外でしょう(笑)。


こちらが新品。本来センター保持です。



ということでこの辺をオールNewで組んで全交換しました。


フロント周りだけ新車同様に様変わり。12万キロですが この子はまだまだ走りそうな キャブカブくんでした。

ビードストッパーも割れる

ヤマハ TT250Rさん タイヤ交換の図。

タンクにレッドブルステッカーのこのTT。林道部の方で見覚えある方はお分かりでしょうが、久しぶり登場のネギさんバイク。色々と手こづったイタリアンハスキーに別れを告げ、元の鞘に収まったってことです。
なにやら 譲った相手が結局それほど乗らなかったので 再度譲り受けたそうでした。
そんなタイヤ交換依頼作業中 装着されていたビードストッパーを組み込もうとした際に発見....


ビードストッパーが割れておりました。クラック入っているのが分ると思いますが、しっかり反対側まで割れております。経年激しく使っていると 割れるんですな~

何事もなければ 次回の林道中 久しぶり参戦ですね。