忍者ブログ
あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

GB400 パンク⇒ チューブ⇒タイヤ交換

最近たまに軽作業のみ引き受けている お客様の ホンダ GB400さん。古いお客様は「懐かしい~」って言う方も。伊東二輪お客様も元 GB乗りが二人いますものね。
1980年代半ばの車両ですので勿論 部品はかなりないですが.....

で、タイヤの空気が定期的に抜けてしまうとのことでご来店。タイヤを見ると しっかりなにかが刺さってました。しかも狙ったように バッチリ センターに(涙)。
写真の通り タイヤの溝もなかったので作業はほぼ同じなので タイヤも交換となりました。


抜いた釘は廃材かなにかのサビた釘でした。運が悪かったですが、逆に タイヤ交換時期でもあったので運が良かったとも言えました。同じ ダンロップ TT100GPでチューブも交換完了しました。
PR

スペイシー100 フォークOH

ホンダ スペイシー100さんのフロントフォークOHです。レース前の作業ですが 何気にレースレースとばかり言ってられないくらい 先週は忙しかったんです。これと並行して何故か スズキ アドレスV125のフォークOHも入庫してましたし......


初のお客様ご依頼でしたがご近所さんのようで。長らく フォークのオイル漏れたまま使用されていたようですが流石にマズイと思い修理依頼でした。

左右ともかなりの漏れです。なんたって、この年式のスぺイシーのフォークのアウターの色は本来グレーですが、艶なし黒の塗装に普通に見えてます(苦笑)

片側ざっと洗った図。この違いです.....



フォークインナーチューブに細かな点錆がありますね。

これも結構な車両、経年で使用しているものではよくあるものです。本来はインナーチューブ交換が望ましいですがこれくらいの点錆での交換ほど安くないので 今回は細かい耐水ペーパーで修正にて再使用です。

で、フォークをバラしてこれもよく見る風景ですが.....

オイルほぼゼロ。逆に水が進入して乳化している状態..... ま、この手の原付のテレスコフォークはそんな凝った造りではないので 全バラでキレイにするのもわけないです。
入るオイル量も 両方で 200cc行かないですしね(笑)。これでしっかり仕事しているのが逆にエライです!

FE250 化粧直し

そして 明後日 28日に決戦の日を迎えます 第35回8時間耐久パワーエンデューロ。その出場に向けて、tetsu FE250 外装化粧直ししましたよ。


今年前半戦の tetsuオリジナルパターンカラーリングを止めて、新たに シェラウドは ファクトリーエフェクツの EVO16デカール導入。ファクトリーエフェクツのデカールは以前CRMでも使ってましたが耐久性があって良かったのとEVO16のデザインがカッコイイので導入しました。前後フェンダー部分は引き続き tetsuオリジナルです。

ゼッケン部分は 第一ライダーのK主任 作です。


左右サイド部は 各ライダー名入り。


そして 各ゼッケンの左横に立っている 怪しい人物らしいものは(黄色印)



伊東二輪林道部 愛されキャラの ミヤザワくんが(笑)。

K主任の「ミヤザワさんも一緒に8耐連れて行きましょう!」愛です(笑)。

ということでこれで8時間闘ってきます!!

カブタイヤ交換 

ご近所お蕎麦屋さんのカブさん パンクではなく通常タイヤ交換です。とは言っても こんなに使い込んでましたが(汗)

なぜかこの日はこの後 ご近所新聞屋さんのカブのタイヤ交換も依頼され、更に オイル交換でご来店した常連様のカブもフロントタイヤの摩耗があり交換依頼と カブカブDayでした。
ま、「スクータータイヤ交換祭り」や「オフ車タイヤ交換祭り」「900SS祭り」ってたまにありますからね(笑)。
祭りは疲れるんですよ(苦笑)。しかし ご用命ありがたいことです。

フォルツァSi スタータリレー焼損

近年物の車両では珍しい事例です。ご近所さんのホンダ FORZA Siさん、始動不良にての修理依頼でした。事前の確認内容で 走行中に突然全電源消失したとのこと。その後 再度キーオンにしても一瞬 インジケーターランプが点くけどすぐに消失するという内容でした.....
車両はなにも改造なしのノーマル。新車からのワンオーナーでもあるようでした。距離も1万キロそこそこで。tetsu的には優等生くんなのですが、はてどうしたことか.....

一番の疑いはやはり バッテリー周辺か メイン系統の配線、カプラ、そして忘れた頃ある アルアルのメインキー接触不良ですが まずは見て診ないと何とも言えないですね。
まず バッテリー各端子の緩み等はありませんでした。そのバッテリーはテスター上12.7Vありましたので 数値上問題ありません。数か月前に新品に交換したとも言っていたので ここは確率低いでしょう。一応 手持ちのテスト用元気いい12Vバッテリーに換装してみましたが全く変わりませんね。次に電源が回っているか プラス電源回路とアース側で見て行きます......
ヒューズBOX部でのヒューズ切れはないようですがやはりプラスの電源自体が来てません。ここでおかしいのがメイン部分にも来てないことでした。


そして主原因に辿り着きまして。メインの更にメインを司る スタータリレー部を見ようと思った矢先に異変に気が付きました。リレーが焼けてます。厳密に言うと リレーに装着されている30Aのメイン電源用ヒューズの部分が激しく溶けてました。黄色丸印部分です。この部分で メインの電源をセル始動時にセルモーターに大電流を送る役目をしております。
外したスターターリレー。30Aのヒューズ部分が溶けて一体化してます。



実は ここまで外すのにも 1時間ほど要したのです。幸い カプラ部分は4本配線入っている側(ヒューズの向こう側)は軽傷で再利用できそうでしたので。で、溶解してしまった部分をリレー側で壊していきながらの作業でした。この赤いカプラ部分(最初の写真の黄色印部分)は単体で部品が出ないのと外品で探しても出てこないので なんとかこれを再利用しないと 現実的な修理になりませんので。ダメな場合は 「メインハーネス交換」となりますので 恐ろしい見積もりになります。(汗)

こちらが新品スタータリレーです。


今回の事例はなぜこうなったのかは原因が分かりませんが リレーの製品自体の不良だったのかヒューズの差し込み部分が甘くて 振動で接点溶解を起こしていたのか....そもそも規格外の電流値が流れた場合にヒューズが切れる仕組みなので今回の溶解の場合は 大抵 接点での接触不良による熱が主原因が多いのですがね。配線周りもいじってない所謂「ノーマル」車両ですし 年式も新しい車両ですので すっきりしない作業でした。スターターリレー交換にて無事 お戻しできました。