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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

新聞屋さん号も大変だなぁ~

ご近所の以前からお付き合いのある新聞屋さんのところの一台です。現行カブプロ110さんですが....
チェーンが調整しきれないところにきて、チェーンダルダルで乗っていてこうなりました......
「チェーンが外れてしまったので診てください」との電話。もう交換とは解っていましたが、バラしている最中にチェーンのジョイント部を探していて発見!

チェーンの繋いでいる部分のローラ部分が一部粉砕している箇所が.....
もうここ何十年ちゃんとしているメーカの物で切れるというのには遭遇していませんが、やはり想定外の使用には無理もありますよね~。当該チェーンはRK製でしたが、決してチェーンに問題なんてありません。全ては使用側の問題です。まぁ 新聞屋さん号はこれに限らず タイヤやらオイルやらワイヤーやらと色々な部分で 使用限度を超えた状態で修理に来ることが多いので.....
お仕事内容上しょうがないのでしょうし、不特定多数の方々が使用するのでしょうし、いちいちバイクの事気遣っていたら仕事にならないのでしょうね.....重量物積んでのストップ&ゴーですし。
でも、もう少し 気を遣って欲しい! 今回の場合も一歩間違えば、チェーン破断 リヤホイールロックとなって転倒なんてこともありますし、チェーンの緩みによるバタつきでエンジンケース粉砕なんてことも十分あり得ますのでね。とりあえず、今回は 間一髪、在庫のチェーンで交換修理その場で完了でした。
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なぜか安心するのはナゼ(笑)


おっとここで「H」レンジに変換!(笑) トラスト時代からも地道に販売台数多いスーパーカブ系。実は伊東二輪でも独立後一番販売台数多いのはこの スーパーカブくん達です。いつの時代も、皆に必要とされる いいヤツらです(笑)。しかも しっかりした車両で、しっかりした整備して、その後のオーナー様もしっかり丁寧に乗られていれば まずそうそうトラブルもないのも流石の 「世界のカブ」ですね。部品もホンダの中では唯一 チョイ古まで出ますし。
で、在庫で仕入れて キャブの調子が今一悪かったプレスカブくん。今日 作業していましたら、まんまと店頭並ぶ前に売約済みとなってしまいました。作業していて思う。しばしのこの安堵感はなんだろう....。さすがカブだな(笑)。

やっぱりV100か.....

「D」レンジから「V]レンジに戻ってきてしまいました(笑)。
どうしても取り扱い絶対数なんですかね~。このブログに登場するのがほとんどシルバー色車体ばかりですが、決して皆 同一車両じゃぁありませんからお間違いなく。

昨日までセル回っていたのに突然セルで始動できず。おまけに、メインキーオンで動くはずの燃料計も動きません。となると勿論、ウィンカーも出ず、ホーンも鳴らず。
比較的新しいバッテリーですのでバッテリーが原因とは考えられませんが、絶対はないので セオリー通りバッテリー見てみますと しっかり12.6Vありますので電圧上問題ないですね。バッテリー端子も緩んでませんし。一応 テスト用のバッテリーでジャンプしてみても変わりません。となると メインキーの接触不良なんかもありえるかな~と考えつつ、ふっと思い出した 「アース線不良」。V100はボディへのアースが左側 ケースカバー前方辺りでエンジン本体にネジ止めされております。この取り付けボルトが緩んでいたりするとこういうケースはありますね。
確認した際には その部分のボルトも特にゆるんでいません。アース線部分を手でグリグリと動かすと、途端にウィンカーが動き出しました。手を放しても大丈夫でしたが、一度メインキーを切るとまたダメです。どうもアース線の先端端子部分で接触不良を起こしているようです。結局この部分を作り直して 修復完了しました。
もうそろそろ 違う国産車で書きたいな~(笑) でも また「D」レンジに戻ってしまうのかな。

Google map はスゴイぞ!エライぞ!感謝だぞ!

ふと思い出して.....「そうだ.... 今現在のグーグルマップで伊東二輪はどうなんだ?」とグーグルマップ上で伊東二輪の場所、世田谷区喜多見6-24-10を見てみたところ......

お~~~!! 地図上の店舗の場所に 「伊東二輪」としっかり載っているではないですか!
そこで、再度 スマホで 世界地図レベルまで引いてみて 検索で「伊東二輪」と入れたら ブワ~っと日本⇒東京と瞬時にズームしていって 同じ場所を探し出しています。素晴らしい。
しかも普通にググってみたら、しっかりサイドビュワーに出てきますね。さっき店舗写真が乏しかったので自前でアップしたら、即反映されて 益々 見栄えが良くなりました。
更に カテゴリーが「普段の買い物、サービス」となっており、「まぁ サービスですが バイク業とかないの?」と思い 情報編集に協力するべく 追加で業種を探したら 「バイクショップ」という項目があったので、その情報を自発的に送っておきました。
それにしても 恐るべし、グーグルマップ。
特にtetsuが なにをしたわけではないのですがね.....たかだか まだ 新参者のお店なのに......
しかし スゲ~な グーグル......  ありがたい話です。
これからも皆さん、ググってくださいね~。

996

昨日は珍しく「花粉症」での体調不良により ブログ更新すらできませんでしたが、今日はなんとか復活してまいりました。あ、tetsuは「真性 」花粉症ではなく、「後追い」でここ数年で発症した部類です。

今日は先月からお預かりしていた、中古新規登録車両の2000年型 996さんです。
お客様はメールでのお問合せからのディスカッションにてご依頼となりました。ナンバーが返納された状態の車両を個人売買にて入手、基本整備はオーナー様ができる内容でしたがその他、ドカ特有の整備部分を兼ねて、車検整備並びに登録をご依頼されました。お客様はお近くでしたのでころらからピックアップにお伺いしました。
当該車両 返納書上ですと 数年 検査切れでの不動車両のようでした。とはいえそれほどヤレているわけでもなく 状態は普通かと。走行14000kmを指しており、全体状態としてもそのような気配ではあります(アッパーカウルが97以前のものとシートカウルがSPSのものに変わってましたが。)
 
早速 タイミングベルト周りバラしてみますと、案の定 新車時より一度も手が入ってなかったようです。タイミングベルトの経年劣化もさることながら、ベルトテンションがゆるゆるでした。まぁここは新品交換依頼を最初にいただいておりましたので即交換です。


次にクラッチ周りですが、クラッチカバーに浅い傷があると思いながらバラしますと、この傷 実は裏側から凹みを修正してあり  なにかしらの深い衝撃がこのカバーにかかった模様です。その際エンジンが稼働状態だったらしく、クラッチスプリングのリテーナー部分に外周前週に渡って カバーの凹みをこすった跡が付いておりました。均等に円周上についていたので、その際以降にも一度もクラッチはバラされていないということです。しかしこの全オーナーさんはこれくらいで済んで良かったです。最悪なパターンはクラッチインナードラムのクラッチスプリング取り付け部から折れる、や クラッチプレッシャープレート大破⇒ミッションメインシャフト破損⇒ミッション交換、なんて大変な事にもなりえる箇所なので。

で、 実際全バラしてみましたら 激しい使われ方もされていなく、距離相応以上に状態は良かったです。ここは逆にラッキーなところでしたね。前オーナーさんはあまり低速走行でのクラッチ多用が無かったと推測されます。ここは基本整備のみでまだまだ大丈夫でしたね。
ノーマルマフラーなしのテルミニョーニスリップオンサイレンサー、ECUの封印カバーは開けた形跡がありましたが中のロムチップはノーマルでした。ECU内のトリマーが若干濃いめにふってあったようで、テルミに換装した際にどこぞでやったのでしょう。書類上排気ガス検査はありませんが一応状態を診て、少し アイドルバイパススクリューも合わせて再調整しておきました。
最終段階で色々とありましたが、終わりよく ナンバーも付き、オーナー様に納車することができました。オーナー様 初のリアルセパハンでしたが、初ライドではそのポジションのキツさに 首と手がイタい!と嘆いておりましたがそれ以上に、「速さとパワー」に感動したそうです。
これが大事ですよね! これからも安全運転で楽しく乗ってもらいたいものです。