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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

DRZ400S クラッチワイヤー交換


林道部のフジくん スーパー林道中で折った小指も状態が良くなってきて バイクを乗るのは解禁(オフ走行はまだダメ)になったので 早速DRZ400S修理依頼です。 
リヤキャリア、バッテリー交換でお預かりでしたが tetsuがやけに重いクラッチを指摘。走行 16000キロですがおそらく新車時のワイヤーかと..... 日ごろ乗っている車両は人間が慣れてくるのでクラッチの重さとかに意外と気が付かないんですよね。人間結構いい加減なんです。
あ、タイヤの空気圧も結構そんな感じです(ですので定期的チェックが必要です)。
ということで新品交換依頼をされましたが、何気に DRZは初めてクラッチワイヤー交換するかも...
というのが 「こんなに面倒くさいの!?」という取り回し方法。
長年 自分のCRMで慣れ過ぎていたので 基本的にオフ車は クラッチワイヤーの交換に せいぜいかかっても15分というのが図式だったので.....(というくらいCRMは楽勝です)


それに比べて DRZはというと.....タンクを外さないとはmustな作業ですが、 取り回しがキツく、エンジン上部のクラッチアーム部に接続しているスペースは、ゴツい手の人はおいそれと作業できませんよ(汗)。
写真黄色のラインがクラッチワイヤーの通し部です。左下のエンジン上部に入って行く取り付けスペースが狭いのです。


出先で予備のワイヤー持っていても tetsuでも一苦労します....
今回は 交換したワイヤーも動きは渋いですが予備としては使えるので ロングとか行くときには持っていけばと フジくんに渡しておきました。最悪 誰か整備経験者に遭遇して交換できる可能性が広がりますからね。
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900SS クラッチ周り交換

1992年型のお客様車両 メーター読み 39000キロ車両です。おそらく クラッチハウジングは新車時からのものでクラッチプレート周りだけは前回の車検時に あまりに状態が酷かったので(それまで伊東二輪にて診ていなかった車両で その辺はタイベル含め ノータッチ車両だった模様)tetsu手持ちの中古クラッチでまぁまぁな物を組み込み 「近々で交換だよ」と言っておきながら 早 約2年(あの~(-_-;)。そんなに持たせるために したわけではないのですが......
いい加減 打音もヒドイので 交換しましょうということで。

今回 他の案件で入庫でしたがそのついでに交換決定となり バラしたところ これまたビックリ!

クラッチドライブプレートの摩耗剤部が数枚 削り落ちて 鉄板状態になっていたっていう.....
今まで 他でも診ているのでビックリしませんが......



ということで今回は アウターバスケット、クラッチ一式共 オール新品交換でリフレッシュ。
勿論 打音もなくなり それこそ 「新車気分」ですが、納車された当の本人はそんな事も感じなかったようで 無感動な結果でした(苦笑)。

真 SWAT隊長 あらため 「DYNA」マイト?隊長(笑)

先日紹介した Goproコスプレオヤジさん。
更に進化して登場してきました。



もぉなんて言っていいのか分かりません。

背中のプラグは転んだら 刺さりそうです(苦笑)

右肩後ろ向きのGoproはダミーだそうです(謎)

なぜか 機関銃もってました(これも謎)


ただの営業妨害です(爆)

でも本人ご満悦なカワイイ おじさんなので許しましょう(笑)。

みなさん、この格好でこれまた怖い様相のハーレー ダイナに載ってますので 道端で遭遇したら 動画を撮ってあげましょう(笑)。
走りは下品だし、人の話を全く聞いてなく話し出すと止まらない 「これいいっしょ!」が口癖ですが、 悪気のないおじさんなので 皆さんも出先で遭遇したら 話しかけてあげてください(笑)。
寂しがり屋さんなので(笑)。

これは運以上にマジック的なパンク

常連さん バイク宅配仕様のスーパーカブ90さん。車種的にも仕事柄的にも アルアルなパンクなのですが今回は その刺さり方が普通でないのです。

伊東二輪 近所でパンクしたようで押してきました。刺さっている箇所はすぐに判明したのですが、なぜかその部分のタイヤ全体が凹んだままです.....
タイヤもそれほど古くなく、センターの山もまだ残っている状態でしたので 通常 チューブ交換で済むと思われましたが そうではなかっていう。この釘を抜こうと思いましたがビクともしません。zしょうがないので刺さったままチューブを引き抜いて タイヤを取り外し。そこで判明。



センター近くから刺さった釘が ほぼUターン上になってサオドウォールのリム接点部に突き抜けていたという(驚)
なんともついてなかったですが、これが新品タイヤ交換間もなかったら 悲しいですよ。
タイヤ、チューブとも新品交換となりました。

カブ50 75ccボアアップ


先週の原付dayの主役は なにげに伊東二輪主力のスーパーカブネタ(笑)。で以前からもちょくちょくやります 75ccボアアップ。キタコさんのキットを使って キャブもマフラーもノーマルでそれほど 必要部品としてお金をかけずできるのでお手軽ですし 耐久性もありますので一押しです。

で、そんな以前のブログネタを読んでのご依頼のお客様でした。ありがとうございます!
2000年頃のノーマル カブ50さん。どこぞの納屋に放置されていたものを譲っていただいたようです。外観それなりにヤレてますが しっかりしている状態でしたので問題なく乗って行けるでしょう。

開ける前も距離なりな打音がするエンジンでしたが 約2万キロの間の使われ方が不明なエンジンです。で、バラしていきまして気が付いたことが。
このエンジン一度開けてますな。そんな事を確認しながらあっという間にバラしまして ピストンを見たところ、オイルリングもしっかりしていてオイル吹き抜けも少ないようで2万キロの割に全体はキレイでした.....やはり交換してます。
しかし、なぜか ピストン 向かって吸気側の側面に中程度の傷発見。

軽く焼き付いてますね。オイル少な目で激しく乗ったのか...... 
ピストンピンはそれほど苦労せず抜けたので 一安心です。


しかしピストンピンもオイル少な目だった影響か 軽く焼き色がついてますね。


この頃のカブ系のエンジンは オイル少な目で負担をかけ続けた乗り方していると このピン部が焼き付くのが一番多いパターンです。よってその場合 ピストンが首をふれなくなり 最後はクランクコンロッドが逝くという 悲惨な結末になります......
「オイルが無くても走る」という伝説は 6Vのカブまででしょうかね。
12Vのカブはちゃんとオイルないと壊れますのでお間違いなく.....

本題戻りまして、シリンダー側を見ると ピストンと同じように縦傷がついてますね。
おそらくですが、一度軽く焼き付いたエンジンを修復した際 シリンダーのみ交換しなかったのではという感じです。
どちらにしろ今回の作業で ピストンもシリンダーもオール新品になりますので一石二鳥です。
一度バラしたエンジンでしたのでいつもこの手の作業で一番時間がかかるガスケット剥がしもすんなり剥がせて 今回の作業能率は非常に良かったです。


ボアアップと共に お手軽二次減速比変更も推奨して行いました。
勿論 合法 排気量変更にて黄色ナンバーです。
ナラシをしっかりして 楽しくカブライフしてください。