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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

アドレスV100 ウェイトローラ粉砕


常連Oくんの通勤 アドレスV100くん。約65000kmでしたが 通勤途中にベルトが切れて仕事帰りに 5キロほどを押してもってきました(エライ!)。
早速バラシてみますと 経年での切れとおもいきや、直接の原因は ドライブプーリー側に入っている ウェイトローラが一個 粉砕して飛び出したのが原因のようです。
そもそもそれが粉砕した理由が、ドライブプーリのボス部分(中心にあるカラー)が経年距離使用でガタガタになったのが直接の原因のようでした。(こういうのもよくあります)


V100はエンジン本体は頑丈ですので(伊東二輪でも 3台 10万キロ越えました)修理していけば乗れますが それにも限度があると思います。その費用を足掛かりに新たな車両を導入した方が 特に通勤使用の方には賢明な選択とも思います。実際 当該車両はそれ以外にも 次から次に問題が出そうなので今後の修理代も考え ここは流石に買い替えを勧めました。
トラスト時代に数多く販売したV100も伊東二輪になり 4分の3以上のお客様が既に V125に乗り換えました。よほど2ストにこだわらない限り存続修理代との兼ね合いでそちらの方が賢いので。実際維持費はV125の方が遥かにかからなくなりますしね.....
修理主義のtetsuですが 状況、場合によってはやはり買い替えもすすめますね。
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SL230 クラッチ焼損


たまに林道ネタや情報でお世話になっている、渋谷 ベルボトム屋さん 「DeeDee」のオーナー、IKAROCKさんのSL230さん。パン屋モリくんと林道に行く予定の高速中に クラッチが滑り出したとのことで電話があり.....
以前はスズキのジェベル250XCに載ってましたが、寄る年波に負けて 小型軽量に昨年乗り換えた次第です...... 
そういえば.....ジェベルの時も クラッチで泣きましたね(苦笑).....どんだけですか!?

話は戻りまして。
その時クラッチレバーの遊びが全くない状態とのことだったので 極力遊び目いっぱいとってもらいましたがそれで なんとか走れるレベルだったのでひとまず自力で東京までは走って帰ってこれましたがもぉ ちょっとの坂道もツライ感じです..... かなりクラッチが逝ってますね.....
オイルを抜き クラッチカバーを開け.....で、意外にも クラッチ焼損になった時にオイルが劣化して焼けた臭いがするものですが それほどでもなく.....乗れるライダーさんが バンバンクラッチ使いまくり負担にして乗っている車体はクラッチカバーの内側もスラッジで汚いものですが 写真の通り全くキレイで.....後で聞きましたが、オイル交換はマメにやっていたそうなのでそれが良かったです。



で、外したクラッチ板達ですが.....ドライブプレートの減りよりも ドリブンプレート(スチール側)が真っ黒ですね~(汗)


先日パワーエンデューロにてクラッチが逝った、ササくんCRM号に似てますね。しかしこちらは普通に公道&林道使用.....

ですが!このIKAROCKさん達はゲロ道をキャンプ道具満載でしかも ギア比もノーマルで行かれる tetsuに言わせれば 「真相マゾ」な方たちですので このようなクラッチになるのもうなずいてしまいました....(笑)。
SL230は元々ファンバイクの方向での造りです。車体の小柄さも相まって、クラッチ容量(大きさも枚数も)が同じホンダのフルスケールオフ車のXR250等より大分少ないですので、どうしてもハードに使うと 無理がきますね。
故障は笑えないですが結論には笑ってしまったのが、tetsu的見解では「IKAさんの走りにSLがついてこれない!」という結論になりましたが、本人も現代車両で乗りたいものもないようなのでしばらくはこれで行くようです。
新品クラッチ周りも部品が出たので問題なく修理完了にて送り出しました。

CRM250AR タイヤ交換


ご近所さんのARさん。通勤主使用のようですが元々 オフ車をオフロードで普通に乗れる方。やはりタイヤはブロックタイヤで!(tetsuもその心境、非常に解ります)という要望。
当該車両、今まで入っていたタイヤが BSさんの TW301、302。偶然 長年tetsuが自分のCRMARくんに(というか以前はウチのオフのお客様80%これ入れてました)入れているのと同じで おススメを聞かれましたが そのまま「いや、同じタイヤでいいと思いますよ」と。このタイヤ、オン70%、オフ30%の比率での方向性タイヤですので 舗装路でも結構減りません。それでいて普通の林道は全く問題なく行けるのと 主観的には他メーカーの同じ系統タイヤでは一番減らなったのでtetsuも好んで入れてました。ご本人も前回、偶然選んで入れたそうですが気に入っているとのことでしたので 今回も同じタイヤでということで。

危機一髪

ドカ特有の定期交換部品のタイミングベルト。車検預かりの900SSさん、ドカ基本点検内容のタイベル点検で 発見しました。


表面に亀裂発覚。通常 2万キロが基準ですが今回は前回交換から約16000キロでしたが、使用環境が下道使用や都内使用が多かった事と ベルトテンショナ―のベアリングの表面状態がよろしくなかったのも影響があったことでしょう。兎に角 良いタイミングで発見できました。タイベル、テンショナ―ベアリングとも新品交換してまた次の交換時期まで元気よく乗ってください。
因みにドカのタイミングベルトは使用距離が少なくても使用環境によるところとある程度の経年でも交換が推奨です。

セロー225 ブレーキパッド摩耗限界


ご近所の通勤、ツーリングのオン使用のセロー225さん。別件で来店時に発覚の「パッドギリじゃん」状態。
即リヤブレーキパッド発注にて交換です。


で、すぐに部品入荷にて交換来店。間一髪な状況でした。

伊東二輪ではパッド交換ではブレーキオイル交換もセットでやるのが基本ですが 当該車両 新車から1万キロ一度も交換していなかったらしく、こちらの方がヤバかったです。
やはり定期点検に持ってきてくれないと軽車両(250cc以下)は危ういことが多いですね。