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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

SWAT参上?!


伊東二輪で知る人ぞ知る、GoProコスプレオヤジがまた こんな格好で参上しました(笑)。
今の時期は この『SWAT』だそうです(謎)
SWATで爆音で暴走です(爆)
寒くなったら 『マッドマックス』だそうです。
その時周りにいた人間の意見では、「肩部分にハートの形のかたびら」「拳から鉄の針状のクギ」「ブーツに羽の形をしたナイフ(風)」「ヘルメットのアゴ部分はアメフトのようなガード」にして バイクにチェーンと鞭、ハンドルにモデルガンの機関銃を装着してほしいと 提案しておきました。
そこまでやって どこまで パンダさん達に職務質問されずに済むか 検証してほしいです!(爆)
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筑波から通いの900SSさん


もう25年来お客さんの一人 つくばかさん。まさしく 茨城県つくば在住にて定期的に 所有のドカ 900SSSPを整備、車検に持ってこられます。本人 大学生の頃からの常連様です。仕事の関係上 乗るヒマもなかなかないなかでも しっかり一年に一回は見せに来られるのはいいことです。こちらも定期健診が出来る感じで安心しますので。
今回も定例 エンジンオイル交換、タイベル点検調整、クラッチ点検等をやりましたが問題なし。本人懸念のクラッチフルード減りはクラッチレリースシリンダーのおもらしと判断してピストン交換しました。益々寒くなってきますが これからの涼しい時期がドカには最高の時期です。楽しく乗ってください。

RG125ガンマ 腰上OH 其の二

で、スズキのこの頃の2スト乗りでは有名な言葉。
未燃焼の2ストオイルが集う場所。
『おたふくソース』化した排気バルブのカバー内......
正直、おたふくソースより かなり濃いですよ(笑)。
なにがどうなっているか分かりませんでしょう。


で、すくった固形おたふくがこちら.....ヘドロですな(苦笑)


まずは 第一難関、排気バルブシャフトとアームを固定しているイモネジが緩むか。
この部分は既に新品を用意してもらってますので容赦なくいけます。
ここはジワジワ行くより 一気に行った方がいいですが、今回は無事回ってくれました。

で、気をよくしながらもその次の難関へ。固形おたふくをかき分け 排気バルブストッパーのネジ3本を発掘。どれも熱で固着しているのが通例で インパクトでも緩まないことも.....
で、一本目にて その恐れが的中!!  



赤丸・黄丸部分がそのネジですが、赤い部分は インパクト先端が折れました(泣)しかも先端がネジの中に残ったままときたもので.....

予備のビットで 黄色2つは外れましたので、この折れた部分だけここから人海戦術で外しましたよ~。

無事取り外せて 一気に排気バルブ周りをキレイにした図です(笑))(間に色々やってますが写真ありません=撮っている場合ではないので)


更に排気バルブ、駆動シャフトを装着した図がこちら。


最初の写真と同一とは思えないでしょう(笑)。

後は そのままの滞りなく 組み上げて エンジン始動。ピストン新品ですので 数百キロはナラシですが 今回 排気バルブ周りも新調したので大分調子はいいはずです。その調子で開け過ぎないでくださいね。

RG125ガンマ 腰上OH 其の一


今年前半に点火不良で見ましたご近所の RG125ガンマさん。RG125ガンマとしての名称としては最後期に位置する車両ですか。1994年~辺りの車両となりますかね。
新品のイグナイターが手に入らなかったですが中古で点火も蘇り まだ延命もしたいとのことでその時気になったエンジン音側もみて診ることに。
今回もスズキのメーカーとしての姿勢を評価できることが、ピストン周りの部品は全て新品入手できました。また固着でシャフト周りを抜くのに苦労したりその後の清掃で手を患う 排気バルブ周りもほぼ部品が出たので 容赦なく挑めます(笑)。
この容赦なくというのが重要で 後でその困った状況に会います。
この年式のガンマ125さんは整備性は意外とよく 外装、タンクを外してしまえば かなり手が入るので好感もてます。同じ単気筒2サイクル部類でもこの頃の2ストオフ車は結構整備性が悪いですからね(あの狭さに色々押し込んでいるからとも言えます)。結構あっという間に腰上御開帳......
といくはずが シリンダーの位置決めをするノックピンが経年で錆びついていて おいそれと外せませんでした。他の2ストでもよくあることですが、今回のはかなりてこずりました。
時間をかけて人海戦術にて 取り外し成功。
聞いていた エンジンのピストンの打音の割に ピストン側面はキレイでしたね(写真撮り忘れました)。当該車両、バラしている時に気が付きましたが 以前に一度腰上を開けている形跡がありました。以前になにか不具合が起こったのか.....でもスズキさんの2ストなのでビックリもしません(苦笑)

シリンダー側を見てみますと 一見キレイですが特に排気側の排気ポート上部に細かい傷があります。メッキ剥離や焼き付きほどの形跡ではありませんが あきらかにピストン周りからのストレスがかかった痕跡です。こういうのは使用オイルやライダーのエンジンの回し方で随分と変わってきますので どの時点でなったのかは不明です。まぁ、スズキの2ストエンジンなので 長く乗りたい方でも回す方は短期でエンジン内部をチェックするのは必要なことだと思われます。(イレギュラーなアドレスV100を除いてですかな(笑))

クランク周りはキレイなものです。醜いオイルスラッジがケースに付着していることもないですし。いい感じです。コンロッドのサイドスラストも基準内でしたし 縦ガタも問題なし。コンロッド大端部のベアリングも異常な焼けもなく問題ありません。
ピストンピン部は少し変色してましたので良いタイミングで開けました。そのまま開けずに突き進んでいたらピン部で小端ベアリング側が焼き付いてました。

其の二に続く

CD125 ワイヤー類交換


1992年型 ホンダ CD125さん。 長いお客様の車両です。 通勤スペシャルとして毎日頑張ってますが、最近 車体の押し引きが重いとの事でご相談。車両を見て診ましたら フロントブレーキケーブルの固着が原因でした。ついでに クラッチも結構重かったので 両方のワイヤーを交換に。毎日乗ってますと 徐々に悪くなる症状は初期状態では分らなかったりしますね。ご本人も気に入っているこの車両。しかし この年式のCDもホンダでは部品欠品が結構ある車両です。 まだまだ長く乗れますよう 願ってます。
余談ですが この方 他に CB400SFSPEC3を乗ってまして それで日本各地を精力的に走り回ってます。毎回 日記のようにその旅内容を知らせてくれるのですが、先日 静岡 磐田にある ヤマハの『ヤマハコミュニケーションプラザ』を訪れた際も写真つきでいただきました。
YA-1(赤とんぼ)を始め、歴代のヤマハの車両はもちろん、昔からトヨタやF1のエンジンサプライヤーですので トヨタの往年の車(2000GTとかF1とか)も展示されていて、その管理も部品一つからの管理でやっているようで 見に行く価値はありそうです。こういう設備は今までの技術の推移が見て取れるので面白いです。tetsuも ツインリンクもてぎのホンダコレクションホールしか見たことないので(あそこも素晴らしいですね) 国内他メーカーも見ておきたいですね。

↓は頂いた写真抜粋です。皆さんも ツーリングがてら行ってみるのも。