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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

M1000Sie 納車前

このところ毎日なにかしらの「D社」のバイクをやってます。ていうか今週もその予定です(苦笑)週末に ハイパーモタード796納車しましたが、土曜日に入れ替わりで 900SSの作業車預かり。
昨日今日は 今週火曜日 登録予定の 売約済み M1000Sieさんの追い込み整備.....


をしつつ フュージョンさんのリヤタイヤ交換&ベルト等駆動系整備も入り....更には 長期納車待ちだった900SSの納車予定日が決まり その最終準備もしつつ~の.....
月曜日には 900SLさんの車検が来ます。
また来週くらいに ムルティ1000DSの修理車も.....
3台の重整備車の作業配分も考えなきゃいけない中.....どううまく息抜きしましょうかね~(笑)
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ハイパーモタード796 納車


昨日、ハイパーモタード796を納車しました。20数年来の付き合いのある お客様からの 車両捜索願いによるものでした。tetsuがその昔 やってました GP125のレースのノービス時代に 一緒にレースをしていた方です。ずっと公道走るバイクには乗ってませんでしたが、最近乗りたいモードになったらしく 最初の ヤマハのMT09辺りが良さげだと思ったらしいのですが、色々物色しているうちに ドカの「ハイパーモタード」を見て 「これは面白そう!」ということで相談に来たのがきっかけでした。ハイパーは大別して、1100Sと1100EVO、それに796が空冷エンジン。近年の821が水冷エンジンとなっており 本人は特にどの車両でも良いということで。そこそこ程度がよければということで予算も頂いてました。とはいえ ハイパーはどの車種も玉数が少ないものですので そうすぐには出てこないかと思いきや.....一週間ほどでこの796くんが見つかってしまいました。
ハイパーに興味ない方は解らないでしょうが、当該車両はお金かかってます。なにがって、赤フレームに白外装の796は存在しません。1100はあるんですがね。この車両、元は 新車時4万円高の
「赤」外装の車両ベースに外装を白に換装しているのです。車体の綺麗さあからして、なにかやらかしての外装交換ではなく、この色にしたくて交換したのがうかがえます。
因みに本来のホワイトの796はこれです。

フレームが黒でなにか落ち着きすぎている感ありますね。
伊東二輪では初のハイパー系でしたが、乗ってみて 感じたことは このポジション、車体構成、使用環境(主に一般道使い)を顧慮すると 1100はもてあましすぎるだろうと....
796は絶妙にその車体の軽さとパワー感がバランスとれていて楽しいものでした。
伊東二輪ではこのような事前ディスカッションにて車体をお探しできます。ドカに限らず、他メーカーの車体でも勿論OK。お気軽にお問合せください。

うわぉ!

Dモータに携わって16年.....初の洗礼が参りました......
常連様 97年型 900SSさん.......街中走行中突然のエンジン停止.....電話で応対しきれない内容そうでしたので、レッカー搬送してもらいました。
伊東二輪到着後 セルを回してみてその回り方で すぐに予想が立ってしまいました......
エンジンの圧縮が抜けた セルの回り方です。
残念なことに タイミングベルトが切れました~.......

タイミングベルトカバーを開けてみて.....案の定でした。
救いは 高速域でのベルト切れではないことです。 どちらかのヘッドは助かっていて欲しいものです。
丁度タイベル交換してから 約20000km 仕様車。そろそろ交換しましょうと言ってあった矢先でした......
さぁ 治しますよ~!

もう好きにして....



現在の伊東二輪、開店以来 最大にDモードが全開です。
店の外、店の中と撮ってみましたが......(更に店奥のまだ仕上げてない在庫もあります....)
D系の方達だけで、13台いらっしゃいます!
ここ数日でハイパーさんは納車されますが、週末に900SS、週明けに900SLと作業車、車検車とやってまいりますので.....
来週におそらくモンスター兄弟達が3台ほど旅立っていくはずですが.....
これでも 「D専門店」ではありませんから!
初めて 当ブログをご覧になった方!
普通のスクーターも世界のスーパーカブも、優等生のCB400SFでも 普通に診ますので!Dばかりが表に置いてあるからといって敷居が高いお店じゃぁ~ありませんので!敷居などない「土間」のようなお店ですので!(笑)
そこのところよろしくお願いいたします!

ビモータ乗りの宿命....


たまに登場します、ビモータDB3さんです。最近、スタータのワンウェイクラッチが冷間時にスベリ始めました。この手の症状は国産も含め、早めの対処が必要です。無理に引き延ばすと、他の部分まで損傷して余計な(ドカエンジンの場合多大な....)出費となってしまいます。
DB3はD社の900SS空冷2Vエンジンを積んでおります。フレームワーク等、エンジン以外がビモータ作と言えます。で、この「ビモータフレーム」。造りは非常によく、このDB3も鈍重に見えるデザインとはウラハラに、900SSよりも、M900よりも 操安性は上と言えます。しかも車体も軽い。ですが、このフレームワークが整備性の部分で大きな障壁になってしまうのも 「ビモータフレーム」です。他のヤマハエンジンのYBシリーズ、スズキエンジンのSBシリーズの車体でも多々あることなのですが......エンジンカバーがフレーム搭載状態だと外せません......
今回の修理、左のエンジンケースカバーを外して フライホイールの裏側にあるワンウェイクラッチを交換という作業なのですが、通常の900SSですと なんやかんや 2時間ほどあれば交換完了して元に戻せます。
それが....今回のDB3さんはそんな簡単どころの話ではありません。
エンジン下さないと無理です。
写真を見てください。赤い線で囲った部分まで左ケースカバーなのです。ご覧のとおりフレームが表側に被ってます。フレームとエンジンカバーの間もカバーがずれるほどの隙間はありません(泣)。

因みに↓の写真、91年型900SSの左エンジン側写真ですが 赤い線の部分が上写真のDB3でのフレームに隠れている部分です。

たったこれだけなんですがね.....まぁ SB6よりはまだいいのか.....っていうか、よくないだろ!
昔から整備性は無視なビルダーなのです。走り重視よいえば、潔いですが.....
至極の車体の代償なんですよね.....ビモータは.....
でも tetsuは悪あがきしてみますよ.....まずは 「スクロール作戦」でやってみることからかな....どうなりますか(考)