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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

タイヤ交換


ちょくちょく登場しますVFR1200Fさん。前後タイヤ交換のご依頼です。この方は高速移動の遠出が多い方なので必然的に タイヤ交換頻度も多くなりますね。特に峠をどうのするわけではない走りなので装着タイヤも よりツアラー系のタイヤが持ちに対してはいいのですが、このオーナー様はずっと スポーツ系タイヤです。しかもメーカーは ブリジストンさん一本です。やはりタイヤというものは、路面からの色々な情報を教えてくれるものでもあり 操安性にも多大なる影響が出ます。長く使っているメーカーへのこだわりや使用タイヤの方向性も バイクを楽しく乗るためには 大事な部分だとtetsuも思います。こうやってメーカーを変えずでもいいですし、他も観てみたい っていうのもおおいにいいと思います。現在の大手のタイヤメーカーのタイヤはどれもハズレはないと感じますので。ただし、各個人の感覚もございますので、最後はやはり装着使用するまでは解りません。
伊東二輪では どこのメーカーにもとらわれず、色々なニーズに対して 個人の経験等の意見も交えつつ お客様に合った タイヤ選びでのご相談も乗れますのでお気軽にお問合せください。車種問わず 大手メーカーの物は全て取り扱っております。
倉庫在庫があるものでしたら、PM4時までの発注にて翌日入荷いたします。どうぞお気軽にお問合せください。
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ツーリング詳細

先日告知した伊東二輪初ツーリングの詳細をアップします。HP上により集合場所等の詳細は載せてありますので参加予定者の方は 再度ご確認ください。

日時:5月22日(日)
   *雨天の場合、翌週 5月29日(日)へ変更 (前日PM17時までに決定)
行先:富士山一周
集合場所:中央道 調布インター手前 「ファミリーマート調布インター店」(国道20号沿)
集合(出発)時間:AM7:30 (時間厳守!! 連絡なく遅れても一切待ちません。)

*参加予定者は必ず、前日までに お店までご連絡頂きますようお願いします。事前に どれくらいの台数、どのような車種を把握したいので。よろしくご協力お願いいたします。*

復活!!

 


4月半ばに不幸にもタイミングベルトが切れました97年 900SSくん。本日復活を遂げました!連休前に仕上げたかったのですが他の作業や納車等もあり 連休前にヘッド周りの作業までで終わってました。残り組み込み作業~エンジン始動までを本日行い、無事 エンジン再始動できました。
tetsuの経歴でもタイミングベルトが切れた車両は今回が初。やはり、使用環境が多大なる影響を及ぼすのは明白ですね。今回の車両、販売時 7000km、現在 42000km。ずっと、tetsuが見てきた車両で 放置歴もなく 逆に稼働しているのが日々多いと言った方がいい車両でした。21000km時に タイミングベルトは新品交換しおります。丁度 今回で 約20000kmでした.....今年1月に 丁度40000km時にキャブレターの点検、調整、セッティング変更でお預かりした際に、「もうそろそろタイベルは交換しましょうね~」と言ってあったのですが.....それから約 1500km走っておりましたので....
この方、遠出も勿論するのですが、近場 都内の走りもよくしてしまうのです。やはり、この使い方ですとどうしてもエンジン温度が高めのまま推移していきますので、自然とタイベル周りの部品にも影響が出ます。また今回は もう一つ原因が、タイミングベルトにテンションをかけておく調整式のアームに取り付けてあるローラベアリングの表面が一部 サビで表面剥離している箇所がありました。この部分も絶えず ベルトの表面に接触してますので 少なからず 攻撃していることになります。
これらの要因が加味されて 最終的に切れてしまったのです。運が良かったのは下道、しかも低回転だったこと。ホリゾンタル側(フロント、今回の被害の方)は 吸気側バルブが締まっていくときに ベルトが切れた模様で 本当に吸気バルブのバルブステム根元の傘部分が少し変形してしまっただけでとどまりました。排気側は無傷。ピストン側も問題は見当たりませんでした。この場合 上死点のタイミング的に バーチカル側(リヤ)がこの時には、ほぼ上死点のはずです。リヤは圧縮が問題なくあり、バルブ開閉もしているので、タイミング的にほぼ上死点で切れた模様でした。
とはいえ、この切れるタイミングも自分では決められませんので神のみぞ知る。更に予防するには、やはり 15000km~20000kmで もしくは 距離乗ってなくても 4~5年に一度交換。定期的な調整他の整備は必須と考えるのがベストですね。
今まで 定期点検を怠っていたり、過度に距離を走りすぎた車両で、片手ほどは この綱渡りな瞬間をかいくぐった車両もいますが、それはたまたま運が良かっただけですので。
このお客様もまだまだ元気に 乗っていけるよう、更なる手助けができればと思っております。
 

リトルカブ ボアアップ


先月販売した、リトルカブ セルさん。合法ボアアップ依頼です。ちゃんと黄色ナンバー申請しますので。今回はライトなチューンで見ため変えたくないのにうってつけな、キタコ製の「75ccライトボアアップキット」の装着となります。セル付きのリトルくんは「4速ギア」なのでライトなボアアップでも効果は大きいです。
たまに忘れたころ、こういった改造依頼が来ますが やっぱり普通に焼き付き等で修理するカブをバラした経緯の方が遥かに多いですね。

これがライトボアアップキット。何度見てもカブのピストンは可愛いですね。約40数ミリの直径です。ドカの900ccなんて 約90mm~100mmですからね。
この可愛いピストン一つで頑張っているのは、いつも感心してしまいます。
ま、やる作業は同じ(どころか、焼き付いたカブエンジンは大抵、腰下 クランクまでダメですので ボアアップの作業の方が全然楽です。)ですので ちゃっちゃかやって行きます。

これらの作業でなにが一番時間がかかるかって、新車時より組み込まれている 各部の「ガスケット剥がし」ですね。これがまた 本当に 経年によって、石のように固着してしまっているので どんなに高性能なスクレパー(ガスケット剥がし)で作業しても手は痛くなるは、剥がれないは.....と作業工賃に見合わない 地道な作業なのです。

今回の車両は比較的キャブ車でも高年式の部類だったのが助けてか、比較的 少しの頑張りでとれてくれたので良かったほうでしたが。
ガスケットが剥がれれば、後は 丁寧に淡々と組んでいくだけなので 組みあがりまでは早いですね。


こんな時のヘッドナット規定トルクで締め付けるのに活躍するのが、tetsu大好きな 1/4ドライブのスナップオントルクレンチくん。低トルクで締め付けるのにはうってつけです。
組みあがり、エンジン始動。ライトボアアップキットは基本的にキャブも手を出さないでいいのでエンジン始動後の調整もそれほど不要なので楽でいいですね。
ナラしはせねばいけませんが、楽しくのってください。