忍者ブログ
あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

リトルカブ ボアアップ


先月販売した、リトルカブ セルさん。合法ボアアップ依頼です。ちゃんと黄色ナンバー申請しますので。今回はライトなチューンで見ため変えたくないのにうってつけな、キタコ製の「75ccライトボアアップキット」の装着となります。セル付きのリトルくんは「4速ギア」なのでライトなボアアップでも効果は大きいです。
たまに忘れたころ、こういった改造依頼が来ますが やっぱり普通に焼き付き等で修理するカブをバラした経緯の方が遥かに多いですね。

これがライトボアアップキット。何度見てもカブのピストンは可愛いですね。約40数ミリの直径です。ドカの900ccなんて 約90mm~100mmですからね。
この可愛いピストン一つで頑張っているのは、いつも感心してしまいます。
ま、やる作業は同じ(どころか、焼き付いたカブエンジンは大抵、腰下 クランクまでダメですので ボアアップの作業の方が全然楽です。)ですので ちゃっちゃかやって行きます。

これらの作業でなにが一番時間がかかるかって、新車時より組み込まれている 各部の「ガスケット剥がし」ですね。これがまた 本当に 経年によって、石のように固着してしまっているので どんなに高性能なスクレパー(ガスケット剥がし)で作業しても手は痛くなるは、剥がれないは.....と作業工賃に見合わない 地道な作業なのです。

今回の車両は比較的キャブ車でも高年式の部類だったのが助けてか、比較的 少しの頑張りでとれてくれたので良かったほうでしたが。
ガスケットが剥がれれば、後は 丁寧に淡々と組んでいくだけなので 組みあがりまでは早いですね。


こんな時のヘッドナット規定トルクで締め付けるのに活躍するのが、tetsu大好きな 1/4ドライブのスナップオントルクレンチくん。低トルクで締め付けるのにはうってつけです。
組みあがり、エンジン始動。ライトボアアップキットは基本的にキャブも手を出さないでいいのでエンジン始動後の調整もそれほど不要なので楽でいいですね。
ナラしはせねばいけませんが、楽しくのってください。
PR