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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

ちゃんと仕事してましたよ~(笑)

林道中ネタに熱くなってしまってましたが ちゃんと休み前から休み後も仕事してますよ~
そんな一部ですが......

①ホンダ グロムさん ハンドル交換依頼
なんと 15cmほどアップ希望で パーツも駆使してです!!  クラッチワイヤーだけがノーマルが使えませんでしたが、他はなんとか ノーマル使用でOKでしたね。

交換前



交換後



②ヤマハ XT250Xさん フロントフォークオイル漏れ修理
フロントブレーキの鳴きの修理依頼で 本人はブレーキパッド交換で直ると思ってましたが 根本はフォークオイルが漏れていることでそのオイルがブレーキ周りにまわってしまってパッドにオイルがしみ込んでしまったため ブレーキ作動時に パッドが滑ろうとしてしまうための音でした。ので フォークシール交換が必然となりました。勿論 ブレーキパッドも交換です。


左側(ブレーキ側) フォークシールダダ漏れです。



③ホンダ プレスカブ ブレーキシュー交換。
ブレーキの効きが甘い+ブレーキが戻らないとの事で来店。ブレーキアームの調整部分を見てみると かなり奥まで入っておりもう調整は不能かと.....で そのせいでブレーキの戻りも悪いのかと思ったら この車両 どこぞで アームの取り付け位置をスプラインで2コマほどずらしており 正規の位置ではなかったためと発覚。たまにこういうインチキしている車両に出くわすんですよね。ブレーキシュー本体も新品と見比べればシューの部分がいかに減っているかがわかります。確かにとりつけ位置をずらせば使用可能域も増えますが ブレーキアームの構造上 効きっぱなしになりかねないのでやはり危険ですので 調整不能になったらシューは交換ですね。

左が新品。右が装着されていたもの。
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19日は伊東二輪周辺は 大きな雹が降りました(@_@)

19日 4時過ぎから 伊東二輪周辺は 猛烈な雨風(台風以上とも言えます)となり そのうち バラバラと音がするのでよく見ていると 雹が降ってました。そのうち段々とその粒も大きくなり 拾った 物は2cmほどのもの。


写真で タバコの箱との比較でもその大きさが分かります。
世田谷通り走る車に当たり跳ね返ってる様子が 恐ろしかったですね。
玉川花火大会も 即中止だったようで..... 延期がないので 楽しみにしていた人は可哀そうでしたね。っていうか あの時間から場所取りしていた人なんかは本当に大変だったでしょう。

8/9~8/14まで夏季休業します

夏季休業のお知らせ

8/9(水)~ 8/14(月) まで 伊東二輪は夏季休業します。
15日は平常通り営業します。
尚 20日すぎまではメーカーは大体数 お休みとなりますので 修理等にはお時間がかかる場合がありますのでご了承ください。
よろしくお願いいたします。

ビモータ DB3 諸々 其の三

ちょっと前からリヤブレーキの泣きと異音に悩まされていたのですが それは原因は見当がついていました.... しかし 長らく 部品が入手できなかったので修理を見送っておりました。


リヤブレーキディスクが使用限界にきていて 熱を帯びてくるとより変形してひきずってしまうようになってました。純正部品は勿論入手不可。
同年代の 900SS等のディスクに形状や穴位置、穴個数は似ているのですが これまたいやらしいことに 微妙に違いまして 互換性はないのですね......
社外ディスクも皆無な中 ブレーキパッドも方べりしてしまっていて そろそろこちらも使用限界になってましたので 致し方なく パッドの方を交換しようとして矢先に 海外から社外のディスクを入手することができました。

写真は方べりしてますパッド状態。




左が新品、右が装着されていた 終焉ディスク。


ALTH製の新品ディスクです。SB6とかとも同じようでしたが どちらにしろレア車両には変わりません。こんな車両のブレーキまで現在も作ってくれているとすると やはり海外メーカーは偉いですな。
ということで 交換完了して 今回の修理 すべて完了にて約 一か月ぶりにオーナーの元に帰れました。

ビモータ DB3 諸々 其の二

で、セルを長く回していると 突然 セルの回りが極端に重くなって回せなくなる時があります。何度か メインキーの入力を繰り返しても同じ時もあれば 途端に何もなかったように回るようになる場合もあります......
??? 見たところは セルが回せなくなっている瞬間が バッテリーが弱っている症状に近いのですが.....

DB3はその特異な外見上、装備面でも色々難儀しているのですが.....バッテリーを二個積んでいます。通常のドカに使っている辺りのバッテリーを搭載する場所がなかったのでしょうね。
それに近くなるように、7L系の物を(国産で言う250cc辺りに使うもの)2個 並列繋ぎで装着されてます。
頭をよぎったのは この並列繋ぎ部分の配線にトラブルが出ているのでは....と。
DB3はこのバッテリー搭載場所がおいそれと見えない部分にあります(タンク下、左右なんです、泣)  なんとか 少しタンクをリフトして 各端子で テスターを繋げて メインキーのON-OFFを繰り返して見てみました。通常 メインキーを入れると 各部に電気供給されるのでエンジンかけてないかぎり バッテリーの電圧は必ず落ちます。 それを見ていると、最初から片側のバッテリーは電圧に変動がなく通常 元気のいい状態のまま....... この状態でセルを回すと 重くて回りません。
バッテリー本体を揺さぶってみると いきなりテスターの電圧変動が出ました。ここでセルを回してみますと 何事もなかったように回りましたね。

なるほどです。セルが重くなる時は 片側のバッテリーのみになってしまい 役不足に陥ってしまうからですね。

推測するに バッテリー並列繋ぎ間のプラスかマイナスの配管でなにか起こっている模様ですね。
一番 あり得るのは 端子の緩みですが.....それでも そこまで到達するのが一苦労以上の車両なので.... とはいえ 見てみなければいけませんので  




ハンドル外して タンク持ち上げれるところまでしてなんとか配線に辿り着きました。どうも 端子の緩みではなく どれかの配線の圧着端子の根元が切れかかっている模様です。見たところ 結構疲れている配線でもあったのでこの際なので バッテリーケーブルとスターターリレー~セル間のケーブルを一新することに。 どれも長さ見て 制作しました。
スターターリレーの場所も オイルクーラーの奥の バッテリーケースの裏にあるので引っ張り出すだけで大騒ぎですね。

↓ 装着されていた配線類。


なぜか オリジナルでない配線もありましたが全体的に経年劣化していましたね。エンジンの真上を交差していたりとコードやバッテリーのおかれている環境もあまりいいものとは言えませんのでしょうがないのでしょう。
全交換して 始動。全く問題なく 何度でも始動できるようになりました。おそらく 元は 配線の劣化が先に起こっていたのがセル不良への負担にもなっていたのでしょう。

で、以前から 探してしたリヤブレーキロータが入手できましたのでそちらも交換へ....
其の三へ続く.....