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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

MAX10A レース報告 後編

お昼ご飯を食べる間際に タカミ氏応援のため来場してくれたご両親が 本人忘れたバッテリーを持ってきてくれました。 タカミ氏の自宅に立ち寄って 回収してくれたのです。ありがたや。これで ストレスなく始動も出来て 後は決勝に臨むのみです! 



午後1時40分から決勝です。周回数は7週。前のレースで転倒者続出で赤旗中断となりました。ウェイティングエリアでの待ち時間が長くなりますが ここは精神統一でじっと待ちます。
8番グリッドは 3列目 真ん中からのスタートです。予選タイムを見ても 正直レースになりそうなのは 7番グリッドの ジレラサトルノさんまでです。(それ以上は 予選タイムで2秒以上開いてますので現実的ではないのです) なので まずは決勝 ジレラさんより上でチェッカー& 決勝歴代ベストラップを出すことを目標に 頑張ってもらいましょう!



グリッド整列から 2週ウォーミングアップを行い 再度グリッド整列。赤シグナルが消灯にてスタートです。決勝前に 今回の仮想スタート想定でタカミ氏に話した 気を付ける点は 7番グリッドアウト側のジレラさんよりイン側のタカミ氏が スタート上手くいき 頭抜けて一コーナー進入しても 前走者に行く手を阻まれてしまうライン取りはしないこと。さもないと 軽量ジレラさんはそのままアウトラインからまくっていって結果 抜かれてしまうからとも。

で、スタートです!
いつものようにグリッド横から見守っていましたが 今回は 初動から加速まで今三でしたね。超失敗というわけではなかったですが 問題はその先の一コーナーへのアプローチ......
仮想設定での注意点 そのまんまの展開で まんまと走行ラインを前走者と合わせて進入してしまい 詰まったところを アウト側からジレラさんに抜かれて行きました。さぁ どうしますか タカミ氏。


1週目 最終コーナー立ち上がり 軽量 コーナリング車のジレラさんに少し離され気味で帰ってきました。インフィールドでは 分が悪いでしょうから パワーに物言わせて 裏ストレートで抜き去ってくるしかないでしょう。問題は そのあと 抑え込めるかが一つのカギです。メンタルが成長していれば その先インフィールドでも抜かれず 自分との闘いに専念できるはずなので。
2週目もポジションは変わらずでしたがその差は縮まってます。勝負の3週目か.....



tetsuの思惑通り 3週目 ジレラさんの前で帰ってきました。やはり 裏ストレートで抜いた模様。しかしその差はまだ僅か。インフィールド、特にタカミ氏が苦手な第一ヘアピンが肝です。tetsuの見ているところから後ろを振り返ると S字から侵入して第一ヘアピンを立ち上がるところが見えます。そこを見ていると 立ち上がりで真後ろにジレラさんが来ています、が なんとか抑え込んで4週目も帰ってきました。その後はペースを落とすことなく 安定した走りで 周回を重ね 無事その順位でチェッカーを受けました。 総合 7番手。MAX10Aクラスでは1位 表彰台です! やったー!!
手元計測でも 決勝ベストタイムを更新したはずです。




久しぶりの表彰台風景です。他のクラスと 同時表彰で タカミ氏の左右の方々は MAX10B(外車水冷10秒以上クラス)の1位、2位です。なので 1位に二人立っているのです。






表彰台インタビューもありました。ここで タカミ氏の発言にtetsuクレームです(笑)
今日のレースはと聞かれて タカミ氏「今日 実はバッテリーを忘れてきてしまいましたが 表彰台に登れることができて良かったです。」というもの。
コラ!! 頑張ったスタッフへの感謝の言葉がないじゃね~か!!(笑) ま、それは冗談としても 素直な感想で タカミ氏らしいインタビューでした(笑)


なにはともあれ 表彰台に登るのは気持ちいいですよ。タカミ氏はピレリタイヤ装着なので しっかりピレリ帽子をピレリスタッフさんから頂いてました。
シャンパンファイトも みな遠慮しがちなのがちょっと笑えました。まぁ シャンメリーなので激しくやると ツナギもバイクもベタベタになってしまいますから いいのか(笑)




レースクイーンと 撮影タイム。


レース終了後、別室で MAXクラス全クラスの表彰式があり タカミ氏は 1位の盾と 賞品の「千葉のコシヒカリ」を頂いてきました。
朝のバタバタも終わってみれば 良きレースだったですね。手伝いのミヤくんも ハイエースのバッテリー脱着から 諸々の雑用手伝い 感謝感謝でした。



決勝結果のタイムは 1分12秒03が正式タイムでした。まだまだMAX10クラスを卒業できませんが、本人の筑波のベストが練習で出した 11秒代なので 7週のレースで今回の結果はかなりいいでしょう。継続は力なりな感じで 毎回少しづつでも進歩が感じられて 応援している方も嬉しい限りです。またこれからも 怪我に気を付け マイペースで走り続けてください。
MrT こと タカミくん おめでとう&お疲れ様でした!!
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MAX10A レース報告  中編

予選です。いつもならピットロードに入ってきて 通常スタートに備えて順に並ぶところですが、バッテリージャンプスタートしなければいけないのでピットウォール側でレーシングスタンド立てて 車体のタンクをリフトアップしてエンジンスタートの合図を待ちます。タンクを持ち上げているのが ライダー タカミ氏。外部バッテリー側のケーブルを装着する役とエンジン始動後のそれらの回収、片付け役がミヤくん。tetsuが車体側のバッテリーにジャンプケーブルを接続させてエンジン始動する役という役割分担です。



エンジンスタートの合図と共に 迅速にエンジン始動!ジャンプケーブルを取り外して タンク下して 固定金具を締めて いってらっしゃい!!

こんなバタバタな状態からの予選で ライダーのメンタルが心配でしたが 最近は強くなってきたようで(以前は弱かったですね....) 走りにも強さがあります。ちょっと一コーナーへの入り方(スタイル)が以前と違っていたのが気になりましたが 意図的に本人がやっているのならいいでしょう。
9分間のタイムアタックの終了間際、手元計測では 今までのタカミ氏レース歴で一番いい予選タイムが出てました。無事予選終了。


結果やはり今までで一番良い予選タイムでした。よく朝の状況から冷静にタイムを出したもので それが一番の収穫でしょうか...... まぁ バッテリーを忘れたヤツが一番悪いんですけど(苦笑)
予選が無事終わったので その事でタカミ氏をイジり回してやりました!(爆)

他のクラスとの混走ですが グリッドはタイム順。10台中 8番手となりました。しかも 同じMAX10Aクラスにエントリーしていた DB2さんは出走せずだったので これで 決勝 ちゃんと完走できれば 「1位表彰台」です。

とはいえそんな甘いものではないのがレースです。前にも言ってますが、「絶対」はないのです。レースで1位を取るのは どんな状況でも難しいのです。それをタカミ氏に申しつけ、決勝も守りの走りではなく自分との闘いで走りぬく事を目標にするようにしました。最低でも 昨年の決勝のベストタイムは更新してほしいですな。

ということで午後の決勝まで時間があるので、お昼ご飯に。

やっぱり筑波サーキットに来たらコレ!!



「もつ煮定食」ですよ~! 相変わらず 量も満足 まいう~!!でした!
初筑波サーキット名物にミヤくんも「美味しい!」と。それだけでも来てよかったでしょう(笑)
タカミ氏もこれでパワーアップでGOですな。

いざ 決勝へ。後編に続く。

MAX10A レース報告  前編



昨日 10月1日に筑波サーキットで行われた、MCFAJクラブマンロードレース内の一クラス 「MAX10A」(空冷外車 一周 1分10秒以上対象)にドゥカティ M900Sieで 長年参戦している お客様の Mr,Tことタカミくんのレースにピットクルーとして行ってきました。
天気もよく 絶好のレース日和でした。今回は もう一人お手伝いとして サーキット初触り(笑)の ミヤくんも同行。サーキット初心者でも 結果的に来てくれて非常に助かったっていう......




朝5時にミヤくんと待ち合わせで 東京を出発、現地でライダーさんと合流の予定です。で 6時前頃にあと サーキットまで10分ほどというところでタカミ氏から電話がかかってきました。出るなり かなり神妙な困惑している様子な電話です。「tetsuさん、大変な事をしてしまいましたぁ」と 泣きそうな感じで言ってくるので 何事かと思って聞いてみると.....

レース車両に積む バッテリーを家に忘れた......と......!!!

しばし tetsuも言葉が出ませんでした..... とはいえ 予選も 8時30分からですので まずは現地まで行き合流してから策を練る事に。ま、こういう時はやってしまった事はこの際 しょうがないので あーだこーだ言う前に 前に進むことを考えねばです。走れないって決まったわけではないですしね。

現地につき 暗~~い硬い表情の タカミ氏と合流。 前日にバッテリー充電の為 車体から外して 充電したまま家に忘れてきてしまったと....... 自分のしてしまった事を自分で責めて悔やんでいました。気持ちは解りますが そんな事より先の事を考えるのが先決なので まずは 受付に行ってもらいます。(大丈夫!!なんとかなる!!)
その間 ひとまずエンジンかけて走るのに必要な策を考えます。要は 12VDCバッテリーがあればいいので 車体に搭載できるバッテリーをなんとか 他の参加者の方から借りるというのが現実的な方向でした。とはいえ なんでもいいわけではなく モンスターのバッテリーBOXに入るものでないと走行するのは無理ですので。しかも 車体に搭載されているバッテリーをお借りするのは道義的に申し訳ないので 予備のバッテリーを持っていないかという線で聞いてみることに。

そんなこんなタカミ氏が受付を済ませ帰ってきたので、当日予定と当日のレースのエントリーリストを見せてもらいました。ざっと眺めて 知り合いがいないか見ていると..... 「お!」旧車レースにエントリーしている人で 25年来の旧知の ライダーを発見。アニマルボートというカスタムバイク屋を経営している ムカサくん。ホンダの CB77でエントリーしておりました。早速忙しい朝の用意の中 申し訳ないと思いつつも 電話してみますと すぐにつかまりました。こちらの状況を説明して予備のバッテリー持っていないか聞いてみると 「一つ持ってるよ」と!!
しかも 大きさ的にはスクーター等に使う 一番小さいバッテリー型式だったので M900には余裕で搭載できるので まずは走らせるだけならなんとかなるので それを借りることに。

で、このバッテリーの大きさですとセル始動は単体ではできないので ここで登場させるのが車のバッテリー。タカミ氏がバッテリージャンプコードは持っていたので、タカミ氏のハイエースからバッテリーを取り外して これを外部始動用バッテリーとして使用する事にしました。

借りたバッテリーを車体に装着。端子の向きが本来と逆だったので少し装着には手間取りましたがなんとか搭載には成功。これで 外部バッテリージャンプにて始動させてみました。
見事 エンジン始動できてジャンプケーブルを取り外しても アイドリングもブリッピングも問題なかったのでこれで予選は走れるでしょう。




予選まであと 30分。装備一式を用意して 予選開始時の始動要綱の段取りや3人の役割分担を説明して いざ暖気場へ。そこで 一度段取りを確認しつつ エンジン暖気。

いざ 予選へ!!

中編に続く.....

VINO センタースタンド折れ


ヤマハVINOさん センタースタンド折れてしまって自立できない状態でのご来店。交換しかないですね。原付スクーターはサイドスタンドが併設されてないかぎり どんな車種でも 繰り返しセンタースタンドを使いますが スタンド自体が大型車のものと違い それほど頑丈ではないので いずれこのように折れてしまいますね。先月も v100のお客様が折れましたし.....
ということで新品交換ですね。


センタースタンドの取り付け方も車種によりまちまちで たまにスタンドのシャフトが変形していて抜けないなんてハマり方もありますが 当該車両はそんなこともなく終始作業は順調でした。唯一 自立できまないでの作業がなかなか困難ですがね......