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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

やっぱりカッコイイ!!

常連さまタイヤ交換依頼です。996系では珍しい イエロー車体です。
とは言いながら 知っての通り、えこひいきバイクネタです(笑)。伊東二輪に来るドカの タンブリーニデザイン車、916系ですが どの車両が来ても 自分のバイクのように 「カッコイイ!!」ですね(笑)。

前からも


後ろからも


ま、tetsu 自分の愛車 996Rは既に 新車より18年乗っていますが今だ 眺めるのも乗るのも◎ですから。なので 916系の車両は お客様車両を見ていても、試走してもやっぱり嬉しくなってしまいます(笑)。デザインもいつまでも色褪せないのが 尚素晴らしいです!!
因みに 大好きな車両だからと言って 工賃が安いとか他の車両より手を入れて診るなんてことはありません。作業によっては空冷ドカより大変な事の方が多いのでね.....(苦笑)
それより 伊東二輪の基本は ブログカテゴリーのように「全車皆兄弟」ですからね。
でも、やっぱり カッコイイ!!(自己満足)
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V100あれこれ

スズキアドレスV100 諸々整備のおはなし。
 
当該車両 実は 元tetsu号。10年以上 通勤主力で乗り 3年ほど前まではV125のサブバイク兼 代車で活躍してました。
現在はウチのドカ常連さまにお譲りして日常の足に使用しておりまして 現在6万キロ。最近 出だし加速と登りが登らないとのこと。マフラーは4万キロ時に交換してますし キャブ周りも5万キロでお渡しする前に診ていましたので 予想 駆動系ドライブプーリー周りかドリブン側に問題か。6万キロなので そろそろドリブン側に支障が出てもおかしくない距離ですし。


で、ベルトカバー外して。「オー!セーフ!!」って感じな光景が。ベルトが切れる寸前でした。写真の通り コグ(溝)が数個吹っ飛んでないです。使用距離自体は 12000kmほどでしたが 他の駆動系の作動不良によりこうなってしまったかと。加速しないので無理にアクセル開けて ベルトに負担がかかっていたのでしょう。今回は ケース内駆動系部品はオール新品交換します。そうすれば 不慮なことがなければ10万キロまでは行くかも(実際 歴代3台は10万キロオーバーですからね)。


ついでに フロントブレーキの交換依頼でしたが こちらは既に「ガリガリ」言っている状態だったので 想像できましたが。

まさかのバックプレートまでこんなに削っているとは(汗)
みなさん、ブレーキはこんなになると 最悪パッド交換だけでは済まなくなるので定期点検で残量少ない時点で交換しましょう。

ムルティストラーダ620 ネタ

先週お預かりした ムルティストラーダ620さん。お知り合いの方からのご紹介でご来店いただきました。ありがとうございます。tetsuより大分 先輩な年齢の方ですが 元気に乗っています。昔は 空冷 RZ250を2台乗り継ぎ、パラツインのTZR(初代1KTでしょう)も乗っていたそうで 2ストのあの感じが大好きだそうです(tetsuわかります)。それにしても MTS(ムルティストラーダの略)の620とはまた レアな車両です。走行距離 21000kmでしたが それまでのタイミングベルト等の整備履歴は知らないとのこと。ご本人も 20000km時から中古で購入後乗っているとのことでそれまでオイル交換のみしかしてない模様。およそこの手の車両なので 予想 新車時より一度もタイベルは触ってないでしょう。

そしてタイベルカバー御開帳。

案の定、新車時のタイベル出現。経年劣化のベルト状態.....カサカサです。しかも 一度も調整もしていない模様で テンションもユルユルです。ということで タイベル注文にて 車検だけ先に完了。タイベル入荷後再度お預かりにて交換作業となります。

余談ですが、この頃のMTSシリーズは タイベルカバー開けるのが超楽で 歴代 ドカ空冷系でも一番交換しやすいかも。それ以外は 意外と整備性 悪しですがね(苦笑)。
そしてこれまた余談其の二ですが、tetsu MTS620初めて試走させましたが tetsu的には 「非常に良い!!」車両ですよ。車体も軽く クラッチも湿式ですし、予想以上によく走るエンジンです。また 車体構成バランスが非常に良い印象でした。街乗りからロングツーリングまで全方位にいいですね。一年前に納めた スズキのVストローム650もかなり良い印象でしたが それと同等くらいですね。やはり パッと乗って楽しい車両は 欲しくなるものです(笑)。一か月前に ヤマハのMT07の極上中古車を納めましたが MT07も非常に乗りやすく ヤマハハンドリングらしい車両で楽しかったので tetsuは普通使いなら 中間排気量2気筒が好きかもと最近感じでます。
公道で100馬力以上いらない男なので(笑)

2スト Dio 始動不能

2ストDioさん 始動不能での修理依頼です。以前は主力で走っていた ホンダの2スト原付 Dioさん。最近はかなりなくなりましたね~。最終モデルが 2002年頃ですし..... 伊東二輪でも久しぶりのホンダ 2スト車原付です。当時若者に人気の ZXですが、半年ほど放置での始動不能らしいですが、元々 ウチで診て来た車両ではないので そもそもエンジンかかっていた状態を見てないので  色々考えられます。
キックしてみると エンジン圧縮はあるようですし クランクもスムーズに回ります。次にプラグをみてみると オーナー様がエンジン始動で頑張った形跡が..... 電極ビチャビチャで点火する隙間すらありませぬ。ひとまず そこらにある点検用の中古のプラグで確認、点火もしてますね。ということでおおよそ 吸気系に問題あるかと。

で、2スト原付アルアルで一番多いパターンの「エアクリーナー粉砕」を疑い エアクリーナーBOXカバーを外しましたところ......「あれ?エアクリーナー 綺麗じゃね?」っていう展開に。


写真でも分かりますが、比較的真新しい クリーナー、しかもしっかり純正ぽいです。おやおや  ということはキャブがなにかダメ?とか思いつつ エアクリーナーを取り外して 原因判明。

当該車両は2000年モデルですが 2ストDioはこの頃から 排気ガス規制対策で 吸気周り、排気周り、点火周りに手が入ります。で、エアクリーナーBOX内にもう一つ 2ndエアクリーナー(厳密にはエアクリーナーの役目ではないですが)が存在してまして、今回はそれが 半分粉砕状態というのが原因でした。


こんな感じで奥に装着されてまして。ボロボロですね。

この破片を吸い込んで、キャブのエアバイパスを塞いでしまっていますので 生ガスのみしか入らないっていう展開に.....


新品装着前とBOXごと取り外しの図。



BOXもキレイにして、キャブも折角なのでほぼOHですね。キャブ周りパッキン交換して、2ndエアクリーナー交換、プラグ交換して 始動!! こういったトラブルでの始動時には 2ストDioの場合、煙幕モクモクくらい 大量に白い煙吐きます(汗)。 毎回 これがイヤなんですが、構造上の問題なので しょうがないんですがね(苦笑)
ご近所に申し訳ないながら しばらく暖気後 たまに全開にして煙をもっと出すの繰り返しで エンジンは問題ない模様。無事 オーナー様に引き取られていきました。その時も まだ煙モクモクでしたがね(苦笑)

半年ぶりの996R


昨夜 明日の舗装部ツーリングの為 半年ぶりに店の奥底から tetsu愛車 996R引っ張り出して エンジン始動させましたよ。朝から充電していたので 問題なく始動してくれました。しばらくエンジン温度をあげるべく暖気しながら毎度ながらの 点検をしていて 左側よりじっと見ていて気が付いたことが......

「あれ?チェーンスライダー短くねぇ?」と思った写真がこちら。

スイングアーム上部とチェーンの間にあるべきものがほぼないです.....

916系フェチでないとこの写真でなにがどうなのかは解りませんね。

正解となる写真がこちら(新品部品交換後のです)。


真新しい 白い物体が本来のチェーンスライダーです。


装着前の新品と取り外した 残骸です。これしか残ってませんでした。他は走行中粉砕してどこかにいってしまったのでしょう(苦笑)

916系の樹脂パーツ類には このチェーンスライダーのように 経年劣化による終焉となるものが他に数か所あります。そのため 幾つかはその部分のストックをお店で持っているのですが、伊東二輪在籍 タンブリーニ車でも半数以上はこの部分既に交換してあります。 それでもまだ 在庫で 3個ほどストックしていたので即交換できました。そんなことやりながらリヤブレーキパッドの残量がほぼないのを思い出し(前回のツーリング前に知っていたのですが 帰ってきてから交換すればいいやと思いつつ このありさまです....... 自分のやりたくない病ですので(笑)) 今日 時間みて変えます!!
ということで 明日のツーリング参加者皆さま。tetsuは 久しぶりの 「舗装路」走りですが 宜しくお願いいたします。