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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

今年も一年ありがとうございました!

2019年もあと2時間。
年末もバタバタと忙しく(一年中ですが) 年始も色々と作業は目白押し。
修理作業がメインなので ご依頼の方々には嬉しくない事ですが、作業依頼を伊東二輪に頂き ありがたく存じます。
毎年 月並みで同じとなりますが 今年一年も伊東二輪をご利用ありがとうございました。
来年も 変わらずご利用いただければと思います。

2020年も宜しくお願いいたします。

748R ウォーターポンプ修理

埼玉川口方面のお客様 ドカ 748Rさん修理です。サーキットにて転倒、身体の怪我は皆無でしたが車両は左側に転倒、滑走していった際 不運にもゼブラゾーンで跳ね上がってしまい それが原因か ウォーターポンプカバーが割れてしまいました。更に ポンプシャフトのプロペラ部分も吹き飛んでしまってました(汗)



ということでこの周辺 全交換です。シャフト交換なので 写真の四角印カバー(ジェネレーターカバーとなります)を外さなければいけません。

交換後の新品のシャフトプロペラ部。こんなにあったんですね。


ついでに タイミングベルト点検、調整依頼も承りましたので ベルトカバーアクセスのため タンクはぐって エアBOX内とご対面の図。


この車両 2000年式ですので まだメカメカしい トップフィード型のインジェクターですね。いつみても 「カッコイイ」とtetsuは思ってしまう。ピカピカなファンネル&スロットルボディは既に十分 大口径です。因みに 2000年までの上位機種の996SPSは この部分のインジェクターが「ツーインジェクター」となっており 2段構えのタワー型装着となっており それはそちらで見るだけでカッコイイんですよ(笑)。2001年~は996R,748R共 更に大口径スロットルボディ&シャワータイプのインジェクターと進化していきます。
既に 修理のお話ではなくて ただの 鑑賞素材のお話ですな(苦笑)

諸々修理を終えて 無事納車されました。外装早く修復して また元気に走ってください!

ベータ祭りなるもの

一昨日 エンデューロ研修の一環として 年に一度行われる 「BETA オフロードパーティ」 通称 「ベータ祭り」なるものに参加してきてみました。場所は 茨城県にある オフロードパーク白井。
tetsuは初めて行くところですが トライアルでの方が有名なのかな。あとは 沢アタックできるところが ハードエンデューロ系の人には有名のようで...... tetsuはそれは目的ではありませんが。

「ベータ祭り」を説明する前に......
ここで 「BETA」を知らない人(特に舗装部側の人は知らない人多いでしょうね)は説明面倒なのでググってください(笑)。とは言いながら 簡単に説明補足入れておきます。
イタリア製 にて元々 トライアル部門で老舗的に有名な会社。2010年くらいからエンデューロ部門に参入してきた模様ですが 今では エンデューロ界で KTM、ハスクバーナと肩を並べるくらい知名度があります。車体の構成、方向性も 他社の外車勢とは趣が違い よりトライアル的使い方に長けている方向性のようですね。小柄な日本人にもその車体の方向性で人気があるようで 今年tetsuが参戦したエンデューロレースでも KTMと同じくらいかそれ以上にベータ勢のエントリーが多いように思いました(ハスクは少ないです)。伊東二輪では S部長が RR2T250、Yossy氏がXトレーナー250乗ってます。この2台が日本でのエンデューロレースで走っているのが多い車種ですね。
参考写真は以下

RR2T250




X-trainer


そんなベータを取り扱う「BETA Motor JAPAN」が ライダー皆への感謝を込めて オフロードパーティと名をうって開催しているもの。当日は BETAプロライダーによる トライアルスクール、エンデューロスクールがあったり 最新BETA車の試乗会、フリー走行、プロライダーによるデモ走行とあったり盛りだくさん。しかも 参加に辺り ベータ車所有でなくても OKなところが 一番 イキなところです。

ということで tetsuはS部長と共に エンデューロスクール 初級に参加してきてみました。

諸事情によりここ数か月 走行不能だったS部長&RR2T(奥)&tetsu FE250。

S部長と走るのは 8耐久以来でしたので感無量でした(笑)。
初級と言いながら そこそこの走破力がないと 会場となっているオフロードパーク白井でのイベント場まで行けないというのは昨年参加した S部長とK主任に聞いておりましたが、その通りだったので笑ってしまいました(笑)。
スクール内容もJNCCやJECでのトップランカー達が 各個人的意見もふまえて 基本的なことから小技まで教えてくれました。tetsu的には 一年エンデューロをやった後だからこそ 「なるほど」と分かるところも多々あり 今後のエンデューロライディングに対して 大変参考になりましたね。
フリー走行での白井は痛かったですが(苦笑)。

これに参加して思ったのは 参加者の年齢層が 若い方が意外に多いというもの。エンデューロレース全般そうでしたが おそらくロードより圧倒的に若者が多いでしょうね。勿論 高年齢も変わらずいますが(笑)。やはり ロードレースより 圧倒的に気軽に体験できるからでしょうかね。
スクールではtetsuぶっちぎり最年長だったでしょう(笑)。また tetsuと同じく 他社製車両での参加も多かったですね。tetsuのスクールでも 10台中 BETA車両の方は一人だけでしたし(苦笑)。それでも  「俺BETAに乗り換えよう!」って人がいてもおかしくないくらい フレンドリーなイベントでしたよ。 BETA Motor JAPANさん ありがとうございましたって言ってしまうくらいに。
でも tetsuは乗り換えませんがね(笑)。来年も 「ハスクでGO!」です。

リード100 ベルト切れにて

リード100さん 思いっきりドライブベルト切れたの図です。


走行中粉砕だったので ケース内 いたるところにベルトが粉々になった破片や繊維が吹き飛びまくって 掃除と除去が大変でした。
そんな中 配線被服が一部 剥がれてしまっているところ発見。とは言いながら、この不具合は今回が原因ではない模様。この車両、以前に ウェイトローラ粉砕も経験しているらしく その破片が飛び回った形跡も多々ありました。


黄色丸印部分なのですが、リード100はこの奥にセルモータがありまして、セル配線がここを通っていっています。赤色という事は プラス側ですね。この部分は セルを回す動作時のみプラス電源が流れる仕組みですが、それでも被覆が剥がれたままっていうのは危険極まりないです。ショートの原因ですので。剥がれているのを気が付かなくて 前修理者は蓋をしてしまったのかな?
ひとまず シリコンパッキンを塗りたくり 硬化させて絶縁できるようにしておきました。
ベルト、ウェイトローラ交換にて 修理完了しました。