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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

カッターの刃でのパンク

リトルカブさん パンクでのレッカー。

実は この車両、予定では搬入日の次の日に既にタイヤ交換が決まっていた車両だったのですが 運悪く 一日前にパンクしてしまったというケース。

タイヤも坊主と言えば坊主ですが 前回のバーストさんよりはいいですよね。

外観的にはなにか刺さっている感じではなかったですが タイヤを外して チューブ単体にしてエアー入れた際に原因判明。

カッターの刃が タイヤ突き破って チューブに刺さったままになってました。


タイヤの山がなくて刺さったってことですが これはついてなかったですね。

原付スクーターでよく見る カーカス見えていてもパンクしない人もいるのに......

タイヤ、チューブを新品にして復旧です。
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マジェスティS 納車整備

常連お客様よりご依頼によりお探しした車両の納車整備中。


ヤマハ マジェスティS初期型 走行 17000km車。
群馬のご実家に常駐するようにとのことなので 向こうであまり困らないように ある程度診ておきます。

この手の車両は車検が無い事もありますが 前オーナーの整備状況等でかなり 車両が必要とする整備度合が変わります。
当該車両、駆動系は 多分 早めのベルト交換をしている模様で好感もてましたが 逆にブレーキオイルが前後共無交換だったので ブレーキオイルも真っ黒醤油のごとくでした(汗)。
タイヤは前後 近年に交換されている模様で ブレーキパッドも特にリヤは一度交換してそうな雰囲気でしたが その際にブレーキオイルは手を出さなかったのかというものか?

バイクのブレーキオイルはパッド交換毎か 一年に一度でも交換するのが望ましいです。

この後 グリップヒーター、USB電源、スクリーン装着させて完成です。

忘れた頃来る バーストタイヤ交換

定期的注意喚起となる案件。

先日タイヤ交換依頼でご来店のスクーター。
お電話ではパンクしたとのことで最初から交換依頼でしたが 実物見たらビックリ!


バーストでしたよ(汗)。

写真のように カーカスが多々見える状態でした(汗汗)。
しかしお客様は 前日まで普通に通勤で乗っていて家まで帰宅。
翌日 出社しようと乗り始めたら リヤタイヤの異変に気が付いたそうで......

いやはや恐ろしい....

走行中 スピード乗った状態でバーストしますとリヤタイヤでも最悪操作不能になり転倒しかねないです。
いつも言いますが タイヤの減りも要注意ですよ。
減りすぎて乗っていると 整備不良ともなりますので!

ハイパーモタード1100S 納車

DUCATI ハイパーモタード1100S 納車整備の図。


最近セロー250で伊東二輪ご利用いただいている お客様 岩Mさんからの車両増車でのご依頼で ドカのハイパーモタード1100Sか ハイパーモタード796 どちらかの二択でのご依頼でした。


tetsu的には 岩Mさんの走りや性格を分析して 1100S推しでしたが 結果 1100Sが見つかって良かったです。

車両状態は結構キレイで前オーナーの保管、整備状態も良さげな車両で 岩Mさんも喜んでおられました。
前後のタイヤが9分山残っていましたが 2018年製の ピレリ ロッソ2だったのもあり 新品交換推奨。更に 走りを楽しみたい傾向な方なので 現代ハイグリップ傾向のタイヤをチョイス。
丁度 今月キャンペーンで若干安かったのもある ミシュラン パワーGP2に。

今年出た 新作ですね。一つ前のモデルをtetsuはじめ 数人ウチのお客様達履いてますが 既に 初代で不満ない出来栄えだったので 新作はどうなのかも気になるところですがまぁ 間違いはないでしょうから。


少し前に当ブログで触れた『DLCコーティング』されたフロントフォーク。


ハイパーは初期モデルのみ空冷でセンターアップマフラーってところがtetsu個人的には好きですね。
センターアップなので やはりリヤビューの写真は迫力あってカッコいいですよね~(個人的ですが(笑))。

新品タイヤで更に精悍です。

楽しく乗れるといいですね!

こんなとこにもDLCコーテイング

先日 駆動系一新修理にてお預かりした スズキのアドレス110(4スト)で作業中に感心したこと。

ドライブ側のプーリーボス(カラー)。


写真のシャフト中心の黒いカラーが プーリーボス(写真は新品組み込んだところ)。
見ての通り 分ると思いますが 表面が黒っぽいですね。
これ 『DLC』コーティングかかっていますね。

アドレス110の前モデルとなるアドレスV125などは この部分は通例の硬質メッキ処理でしたが とうとうスクーターのこんな部分の部品にも DLCコーティングがなされるようになったことはある意味スゴイと思います。

DLCとは『Diamond-Like Carbon』の略で 金属の表面処理の事。
簡単に言うと 従来にない低摩耗係数の表面にすることができる技術だそう。
バイクで見た目でそれが施されているのが分るのは スズキのGSX-R1000の一部の年式やドカの1198やハイパーモタード1100辺りの オーリンズではない仕様のフロントサスのインナーチューブ摺動部が黒いのがこの金属表面処理が施されているものです。
それまで主流だった チタンコーティングより摩擦係数的にも耐久力も数段優れていると言われておりました。

今回バラしたアドレス110のボスも約5万キロ使用ですがほぼ表面が剥がれたような形跡がないのはやはりDLCのおかげでしょう。


左が新品、右が5万キロ使用のもの。
従来の硬質メッキだと5万キロも使用していると摺動部分に薄い焼け跡や傷が多くつくのが大抵なので やはり優秀な状態と言えるでしょう。