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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

水冷の方々 水は見ましょうね

こちら 常連さんのPCX150、先日バッテリー故障でレッカー入庫した際のこと。

このオーナーさん。消耗品交換等がないかぎり 滅多にお店に来ないので必然的に定期点検もおろそかに。
その結果の一つがこれです。


ラジエターリザーバタンク 全 空っぽなのを発見(怖)。
ほぼタンク分 補水液入りましたよ。

このリザーバタンク。水冷車両のほとんどが あります。
たまにしか乗らない人はこの部分のクーラントが減るのも穏やかな期間となりますので それほど煩雑に確認しなくても大丈夫かとは思いますが、当該車両のようにほぼ毎日通勤等で使用している車両の場合 最低でも一年に一度は量を確認しておくことです。

車検でしっかり点検する車両はほぼ大丈夫なのですが 250cc以下の方々はこれを知らず、怠っているので かなりの確率でヤバくなっていることが多いものです。
気が付いたら空っぽで 最終的にオーバーヒートでエンジン ジ・エンド ってことも原付乗りの方々ほど確率高いので。
特にここ昨今の酷暑の都内とか走っていたら アイドリングだけでもヤバイですからね。

水冷エンジンの水の大切さを知っておいてほしいところです。
なにもしなくて乗り続けられるように 乗り物全般できてませんのでご注意を。
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CB750 スタータモータ交換

スタータ関連続きですが こちらはお金かかるパターンでした....(泣)

CB750さん、最近まで教習車だった RC42ですね。
一般売りでは 2008年が最終年式ですが 教習車としての使命が終わったと同時にかなりの部品がすでに廃盤になりつつある 昨今の ホンダの風潮にさらせれている可哀そうなバイクの一つです。

今年 ご近所に引っ越してこられた縁で何度かご依頼いただきますが部品が必要な案件の時はいつも大手をふって引き受けられないのが気持ちよくないですね......

で、tetsuが携わるようになってから問題を抱えていたスタータ関連ですがスタータが回ったり、回らなかったりの症状。
最初に症状診たときに既に 原因はスタータモータということは判明してました。
最近極端に悪化してきた模様で いよいよ スタータモータを交換するしかない状況に。
今年初めに部品検索した時は まだこの型の車両のスタータモータは部品で在庫ありでしたがいかに....とドキドキでしたが なだ入手可能でしたので まずは安堵。


黄色丸印の物が スタータモータですね。
RC42のCB750はスタータモータの脱着が容易で それだけで愛着沸きそうでした(笑)。

こちらが新品。


言うまでもなく もの凄く気持ちいいスピードで始動できるようになってお客さんも驚きと共に嬉しがってました(笑)。
もっと早く交換しておけばよかったですね。

200DUKE スタータリレー交換

ウチでは珍しい KTMの 200DUKEさん。突然 スタータスイッチ押しても 「カチ」しか言わないとのことで診察。

セルモータの方への電源が来ません。
一応 スタータリレーの電源出口側も診ますが こちらも不通。
ということで スターターリレー不良により交換。

スタータリレーの装着場所が若干作業に手がかかるのが なんだかなぁとは思いましたが無事交換完了。
それにしても 国産では久しく見ない ふた昔前のようなリレーですな.....

996 チェーンスライダー粉砕

昨年納めた 996 K平さんの一年点検。




で、発覚した チェーンスライダー粉砕してましたの図........


写真はスイングアーム下部の写真ですが チェーンとスイングアームの間にあるべき 白いチェーンスライダーがありませんねぇ。
これ 916~996~998系は 経年使用では アルアルなんです。
経年劣化で加水分解して 最終的に粉砕となるパターンがほぼ通例です。

なので 何故か伊東二輪では 数台分は新品在庫しております(笑)。

新品はこれ。



で、装着された図はこれ。


因みにこれと同じような物がチェーンが通るスイングアームの上部にもありますが そちらの方が重要ではあります。
上部は粉砕したまま乗っていると ガチでスイングアームが削れてしまう悲劇となりますので。

大抵 粉砕しても乗り手は気が付かないことが多いですが稀に 今回のように点検や 修理・車検で入庫すると発覚することも多々あります。

ビームス パワートレックマフラー

最近 他の車種も含め 整備依頼されるようになってきました お客様 岩Mさん のセロー250(DG17J)の 社外マフラーのご相談を受けました。

音がウルサクないのがいいのと 見た目も行き過ぎてないものがご所望とのことでしたので、もれなく 伊東二輪 では tetsu老後号にも装着されている ビームスさんの 『パワートレックマフラー』が一押しですね。


ノーマルのヒートガードを移植する形なので 外観は一見ノーマルチックになるのがいいところ。
そして ビームス開発陣もこだわった 「音質」も非常に 心地よいところがなんとも言えません。
音質にこだわったからか サイレンサーボディ本体はステンレス製ですがマフラーエンドはチタン製。それでも ノーマルの重さより -2kgほど軽くなります。
軽さは正義です(笑)。しかも 後ろで高い場所のモノが軽くなるので なにかと運動性能もよくなるので いいことづくめです。
tetsu個人的には 青の焼き色はいらないんですがね~......


当該車両は 既に エキパイが SP忠男のパワーBOXが装着されてましたが それでも装着可能です(若干エキパイ繋ぎ部が緩みやすいイメージですが)。

装着された横からの図は 一件ノーマルですよね。これがイイ!

マフラーエンドは絶妙に右後ろウィンカーを回避しているところが ホントよく出来てます。


これで 月末の林道中で凹ませたら 悲しいですが それもオフ車としての運命! 
楽しく乗ってください。