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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

群馬県 栗原川林道中 前編


ちょっと前ですが 先週初めの事でしたが 10月15日(日)に伊東二輪 日帰り林道中に行ってきました内容です。今回は メンバーの予定が色々とあり 総勢3台での少数林道中でした。行先は 群馬県 栗原川林道とその上の赤倉山林道。栗原川はそこに繋がる 小中新地林道を合わせると 総距離 35キロほどある 関東屈指のロング林道です。tetsuはその昔 一度しか通行したことがありません。こちらの方面はここの林道のみでしか目的として来れないので(周辺に他の林道がない) 通行止めだったりすると ジ・エンドというのもありなかなか出向いていませんでした。昔はよく途中が崩落して通行止めになっている可能性の方が高かったのですが 近年は途中の皇海山(すかいさんと読む)への登山道アクセスの為に 整備がよくなったのでしょう、通れることが多いようなので行ってみました。
当日の天気はあいにくの雨予報。出発時点からカッパ装着です。

林道ツーリングは舗装路ツーリングと大幅に違い 「雨でも楽しめる」というより場合によっては「雨でもサイコー!!」という風に走れるのも ポイントですね。勿論 カッパ着て走るので 外気温によっては蒸し風呂ですが今回のような天候だと丁度よかったりもします。汚れるのがイヤな人は楽しくないでしょうが そこはオフロードバイクですのでね..... 帰宅後にちゃんと洗車してあげればOKです。

関越道 高坂PAに朝6時集合。メンバーは ヨッシーくん690EDとパン屋くん XR250。パン屋くんとは一年ぶりの林道中同行です。

北関東道の 太田藪塚で下車、下道をしばら~く走ります。途中のコンビニで 朝飯&飲み物調達。この時点では雨もほとんど降っていなく 予報も少し変わってきたのか。その先 燃料入れて 山に入っていきます。昔はこの途中からも林道だったのですが 今では 小中新地林道が 約 3キロほど残るのみです。途中 新地林道という10キロほどの林道がショートカットであるのですが それは現在 国有林保全のためゲートで通行止めになっているようです。



山に入って行くにつれてキリと小雨も降ってきました。路面も濡れてきましたね。慎重に走り抜けながら 小中新地林道に入ります。この区間は少しガレている部分もありますが そこも短い区間なので 気を付けて走っていれば問題ありません。そして 本題の栗原川に突入です。
で、ここで ハプニングが(結果 良いハプニングだったのですがね)。9月に一度ここに走りに来ている ヨッシーくんを先頭にしていたのですが(道を知っているためと思い.....) なんと 分岐で道を間違えたっていう.....しかも その間違えた林道が 「新地林道」だったという。結局 通行止めのゲートの裏側まで行けたので 寄り道林道として 往復約20キロ稼いだっていう..... 戻って 分岐の看板にも 右側は ×となっていて そこに新地林道の看板がちゃんとあるっていう.....誰もなにも見ていないっていう...... っていうか 一か月前に来たヨッシーくん 妄想で走ってたの?(笑)



ということで仕切り直しで本道へ。栗原川林道は基本的に路面は走りやすい部類です。途中途中突然 轍や段差が登場しますのと やはり車の往来があるところなので そこに注意をしつつ 激走していきます。それでも 全長 35キロほどあると絶対途中で飽きてきますので テキトーなところで休憩入れます。下界は落ち葉はそこそこありましたが それほど紅葉もしてませんでしたが 標高が上がるにつれて 少しづつ変化してきました。
丁度 緑→黄色→赤と色づきが変わっている展望できる場所で休憩。







ポーズのヨッシーくん&690ED




後から到着、いつでも笑顔の パン屋さん&XR250




休憩後 まだまだあります。その後問題なく 下山して県道に出ました。この先にもう一本 赤倉山林道という 通れそうな林道があるのでそちらも探索してきます。っていうか ヨッシーくんが一か月前にこちらも探索済みで 基本的に通れるようなので レッツゴーです。こちらは流石に 道を間違えず エスコートしてくれました。助かります ヨッシーくん。こういう時に入口が解らず 探していると それだけで時間かかってしまいますのでね.......

赤倉山林道は なかなかトリッキーな部分もあり 栗原川とは打って変わってるので面白いですね。ここも約9キロほど 楽しく走れました。
今回は この林道達を往復する予定です(ここしかないので この際 往復して林道を超満喫するということです)
この時点で 丁度 12時過ぎ。お昼にも丁度良い時間です。ここまで大雨にも降られてないので 大分ラッキーですが、それでも 結構みな泥だらけなので お店に入って食べるのには気が引けます。
コンビニでもよかったのですが どうせなら座って食べたいところで。で現地でスマホ探索したところ 赤倉山林道の出口から7キロほどのところに 川場村の道の駅「田園プラザかわば」があるのを発見!! そこに行ってみることに..... これがまた今回の我々にはうってつけの良いところでしたよ~

後編に続く......
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プライベート林道中 to いわき Part2

林道走っていて物を落としてはいけませんが、K川くんはその昔も お昼用の おにぎりを落とした経緯があります。で、今回も落としました。おにぎり二つにウーロン茶。さらに その後 渡くんも飲み物落としました。林道戻っている最中に K川くんの落とし物は随時発見されましたが(笑) ......







 ここから廃道探索です。っていうか ツーリングマップルでは 「大荒れ、ダート3.2km」としか書いてませんでしたが 大荒れではなくて 一言 「廃道」でしょう......出たところでピクニックタイムです。








午後も元気に走りぬけ 帰路に。


帰りのガススタで見た 判断に困る看板ですが......


PM8時30分 練馬大泉到着! お疲れ様でした~。解散!!


tetsuのメーター上 総走行距離 560km。有意義なプライベート林道中でした。

プライベート林道中 to いわき Part1

水曜日に久しぶりにプライベートで林道中行きました。の様子です。自分本位なので 行きたいところ行きました。10数年ぶりに 福島県いわき方面です。日帰りでも距離もありますので ガッツのある人しか連れていけないのですが 今回は 休みが取れた他3人での計 4人です。tetsuは久しぶりの(今年初)CRMARです。先月納めて K川くんKTM690EDRにその 後輩 渡くん KLX250。なんと彼は まだ免許をとって2か月弱、でもオフ車に乗るために中型免許を取得したのでガッツあります。で、最近成長著しい 厚木在住 ササくん。 写真で雰囲気お楽しみください。











果敢に攻めて コースアウトしました。ま、ライダーも怪我無く バイクもほぼ無傷でしたので。先に進みます!

Part2へ

2017年の伊東二輪 スーパー林道中 2日目 後編

なにが事件というと。


↑写真をご覧ください。赤矢印のところに フタのない 深さ40cmほどの側溝があるのですが それに気が付かず tetsu バイクを停車したところから前に動かした瞬間、足が側溝に落ちて バイクごと左の藪に倒れこんだっていう。
その瞬間は 「え~!マジ~!!」って思いながらどうすることもできなく 倒れこんでいったのを覚えてます。
側溝とバイクの間に人間挟まれ 半分身動きとれないのも困りましたが、なにが一番 ヤバかったって 右足のどこかがマフラーのどこかに接触したまま挟まっていて その部分が熱いのなんの。
690EDRのマフラーは触媒が入っている影響もありますが サイレンサーがもの凄く熱くなります。今回もミヤくんがツーリングネットを外す際に指を火傷しましたし(汗)
「アチー!アチー!」と連呼して フジくん、ミヤくんと焦って 駆け寄ってくれてバイクを引き起こしてもらい事なきを終えましたが.......



↑バイクの後ろからの写真です。一見 側溝があるように見えませんです。これに騙されてました。
これ 側溝の先がただの藪だったからまだ良かったですが 土手だったり崖側だったりしたらそのまま転落でしたので 危なかったです。 林道内では 谷側に停車するのは注意が必要ですが、まさかアスファルトでこんな事になるとは...... こういうところも注意が必要でした。
ケガやバイクの破損もなかったのでカッパを収納して先に行きます。

次の林道は 七ヶ岳林道。昨年ここに侵入した辺りから台風の影響での雨が猛烈になってきて 結局 林道も災害復旧工事のため通行止めで通れなかったところですね。全長 約17kmですが、途中様々な支線もあり一部は 超ガレ廃道のようなところもありそれはそれで楽しいのですが 今回はそこらの支線はパス。本道のみ通れればです。事前の情報で近々で通った人の情報があったので基本的に通れるのだろうと思ってましたが。
入口には「工事中」の看板がありましたが お盆休みもあり休工のようでした。久しぶりにここを走りましたが(10年ぶり) ところどころ路面状況も変わってましたが驚かされたのは 昨年の土砂崩れで流されてしまった部分。




↑写真が流されてしまって復旧工事した箇所ですがこういったところが2~3か所ありました。丸々林道が流されてしまって コンクリートで全く造り直してありました。幅で言っても 50Mほどは丸ごと流されてしまっているのか。まだ周辺はそのままとなっていて流された木々も散乱していて 自然災害の恐ろしさを見ました。結局 七ヶ岳林道は全線通行できました。



七ケ岳を出て本来右に行くのが次の林道への近道だったのですがこちらも災害復旧工事で通行止め。ちょっと遠回りになりますが国道を使い迂回していくことに。時間も丁度12時過ぎでしたので 国道沿いにあった 「会津高原 憩いの家」という 会津高原駅に隣接する施設でお昼としました。ご当地グルメということで tetsuとフジくんは マトン定食(羊定食)を頂きました。やっぱりスタミナつけなければなのでね(笑)。

食後燃料を補給して そこで情報を入手。この先この辺では有数の長い林道が密集している地域にいきますので。「安が森林道」「田代山林道」「川俣桧枝岐林道」と 15km、21km、34kmの林道が待ち構えてます。このうち 安が森林道はまだまだ災害復旧がなされてなく通行不可とのこと。田代山は 観光林道でそこそこ整備もされている林道で ここと 川俣桧枝岐は 3日前に 林道部隊のお客さんの オオくんがこの周辺に来ており 事前情報で通行可というのを知っていたので そちら方面に行くことに。ただし その時のいる場所からして 田代山と川俣桧枝岐を両方楽しむのには 少々ルート的に難があり 他2人との協議の結果 時間と体力が許していたら 川俣桧枝岐を往復してこようという なんとも欲張りな予定で 田代山へ。

ここは福島県から栃木県に抜ける林道ですが 多くの一般車や ロードバイクも通れる林道です。この日も反対側から 普通のワンBOXカーや ビッグスクーターが降りてきました。もちろん オフ車の集団も数台すれ違いました。この林道に入る辺りから雲行きが怪しくなってきて 途中 ポツリポツリ..... すれ違うオフ車軍団や単独の人数台が全員 カッパ装着していたので 栃木側は雨と断定。林道途中の木の下で停車。ここから再度 カッパ装着です。カッパを着ている最中に すでに雨が本格的になってきました。ここで判断は正解でしたね。




峠を超えるところが県境なのですが、霧とも雲の中ともつかない状態です。この時雨はそれほど酷くなかったのですが 田代山林道の出口では 結構な雨が降ってきました。田代山を出て しばらく行くと 川俣桧枝岐の分岐にぶつかります。右に行くと 福島県 桧枝岐町に向かう 23キロほどの区間。左に行くと 栃木県 川俣湖に出る 10キロほどの区間です。この時点で時計は 午後3時30分。




ここでどうするか協議です。フジくんは2日間の林道走行で身体が段々馴染んできたようで まだまだ走りにヤル気。ミヤくんは走る気力はあるようですがどこか魂が抜けたような 心ここにあらずな感じ(笑)。二日間の蓄積疲労か。とはいっても桧枝岐方面往復でも OKとは言っていました。やはりtetsuと約20歳 違いですので底力パワーありますよね(笑)。しかしそんな中 雨足が段々と強くなってきました。やはり ここで欲張るのも禁物と判断。左側に行き 川俣湖方面に行くことに。
これで自然と今回の林道はここで終了となります。
この残り10キロ間で雨も一気に本降りになり 路面も水たまりが多くなり視界も不良に。水たまりも注意していないと エンジン下部くらいまでの深さがあったりするので そんな所で転倒したら泥だらけ必至です(汗)。後続がなるべく離れないよう 細心の注意をしながら林道を抜けてきました。ここは木々に覆い被された林道ですので 薄暗くもあり 路面状況も把握しづらい状況で なかなか最後はアドベンチャー気分でしたね。

無事 抜け出まして。後はひたすら 鬼怒川方面へと向かいます。途中雨が止んできた箇所もあり 休憩できそうな駐車場に。しかしそれもつかの間 雨雲が追いかけてきているのか すぐに雨が降ってきました。路面を見るかぎり さっきまでは降ってなさそうなので ついていませんでしたね。
結局 この後も雨が強くなり 休みたいのにゆっくり休めない状況だったので いっそのこと 高速乗って 佐野SAまで行ってしまおうということで。






今市インターから日光宇都宮道路にて帰路に。佐野SAまでは 結構な雨の中 走行となりました。昨年もそうですが こういう雨を走ると 2日間走った泥等が洗い流されそうですが 意外と変わらずなんですね。佐野SAについたのが 午後7時頃。休憩がてらゆっくり夕飯としました。この時点で雨は 止んできて 東京に帰るまでは降られませんでした。が、東京都内に入ってまたまた雨に。防寒、防風の為に カッパを脱いでいませんでしたのでラッキーでした。

家に辿り着いたのは 午後9時30分頃。
2日間の全走行距離 約 880キロ。 ウチ林道区間が 合計 約150km。全員何事もなく無事がなによりでした。今年は雨でも楽しめたので 十分満足スーパー林道中でした。
2人共 楽しく走ってくれたようでなによりでした。また 2日連続で林道を走ってますので身体も馴染んできて 後半は本当に2人とも楽に走れている印象でしたね。お疲れ様でした~。
また機会があったら 泊りでの林道中行きたいのですがね。
という内容でした~。

2017年の伊東二輪 スーパー林道中 2日目 前編

翌日14日は朝から雨模様。朝7時頃に起きた時は結構な降り方でしたが、出発するときはそれほどひどくもなかったです。しかし 向かうのが山の方に入っていきますのでカッパフル装備で出動です。

この日も時間と体力が許す限り 知りえる林道を攻め立てて 南下しつつ燃え尽きて帰路に向かう予定です。(笑)。一泊二日だとどうしても走りに贅沢になっちゃうんですよね~。
とはいえ この日走る予定の南会津方面の林道は昨年6月の福島方面の大雨でかなりの箇所が土砂崩れ等で災害復旧の為 通行できないところが多かったのです。とはいえ昨年は二日目が台風直撃だったので昼の時点で退散しましたので それに比べれば ひとまず走れるくらいの雨なんて大したことないです。昨年通れなかったところも通れるといいのですがね.....

一発目の林道は 宿からおよそ 30キロほど走ったところ。会津田島の北側にある山を西に巡る 大窪林道です。国道 400号の旧道から入るので入口自体は解りづらいですが 昨年も走ってますが今年も その入口に立つと 今でも綺麗な入口なのには驚かされます。旧道は荒廃しているのに 入口だけはこんなに立派なのもあまりないのですよ。


ここは22kmほどあり走りごたえがありますが 比較的山中を走り抜けるので景観はあまりありません。路面も それほど荒れてはないのですが 場所により路面状況も変わります。前半及び途中途中 深砂利が敷かれており この日のような濡れた状態では注意が必要ですね。特に入ってすぐの登りは一度止まってしまうと 再発進が難しい路面状況でした。後ろ 二人の懸念もありましたが 「習うより慣れろ」ですから 走ればおのずと体感するでしょう。こういう路面だと 逆に遅いスピードで走る方が難しいので(車体が安定しなくて危ない) 自分のペースで駆け上がって行きました。侵入して 2キロほど行ったところの止まりやすいところで心配で 後ろを待ちますが 案の定 来ません(汗) 



後ろでは ミヤくんが二番手で登頂してましたが 路面の石に跳ね返され 思うような進路がとれずに悪戦苦闘していた模様。しかしまだ体力もある時間ですので(笑) なんとか事なきで登ってきました。その勢いのまま ズンズン走ります。しばらく走ると 路面が穏やかになってきて 細かい石はありますが 比較的フラットな状況になり 直線も多くなるので そこそこ気持ちよく走ることもできます。しかし たまに出現する深砂利にフロントがすくわれる事もしばしばなのでここは注意が必要でした。途中 支線の分岐部で休憩。 

朝からカッパ着ていても この笑顔!! 雨でも楽しい林道です(笑)




この辺りはハチが多数飛んでいて 休憩等で止まる度にハチが周辺をブンブン飛んでおり ミヤくんは恐怖おののいて うかうかと休憩できないようでした..... まぁこちらがなにかしなければなにも起こりませんが うっかりヘルメットの中やグローブの中に入っていたら怖いので休憩そこそこで出発です。雨もこの時点では止んでいましたがまだ山の天気で解りませんので この先の林道抜けるところまでは着ていくことに。



大窪林道の終点は玉川林道という南北に通る10キロほどの林道と接続してます。この辺りに観光名所の「駒止湿原」があり 車の往来もあるのですが 昨年もそうでしたが今年も本来行きたい 南側は今も災害復旧工事の為 通行できませんでした。ので迂回の為 北側の国道401号に抜ける方に行きます。とはいえこちらも 5キロほどの区間を走って行きます。渓流沿いを降りて行き アスファルトに出てすぐが国道401号です。



ここでカッパを脱いでいると 国道側からこちらに曲がってきた オフ車3台と遭遇。新潟の 長岡ナンバーの方々でした。CRM250(初期型)、KLX250、ジェベル250の組み合わせ。なにやら毎年 ここいら辺でキャンプツーリングをしにきていると。この先の状況を説明して この周辺の情報交換もできたので良かったです。新潟の方も 林道ありそうで意外とないので やはりこちら方面に来るのですね。とお互いに 最近の林道探索が厳しいのも嘆きながら 旅の無事を祈りつつ 別れました。

とこのときに 思いもよらない事件が発生!!

二日目後編に続く.....