2017年の伊東二輪 スーパー林道中 2日目 後編
↑写真をご覧ください。赤矢印のところに フタのない 深さ40cmほどの側溝があるのですが それに気が付かず tetsu バイクを停車したところから前に動かした瞬間、足が側溝に落ちて バイクごと左の藪に倒れこんだっていう。
その瞬間は 「え~!マジ~!!」って思いながらどうすることもできなく 倒れこんでいったのを覚えてます。
側溝とバイクの間に人間挟まれ 半分身動きとれないのも困りましたが、なにが一番 ヤバかったって 右足のどこかがマフラーのどこかに接触したまま挟まっていて その部分が熱いのなんの。
690EDRのマフラーは触媒が入っている影響もありますが サイレンサーがもの凄く熱くなります。今回もミヤくんがツーリングネットを外す際に指を火傷しましたし(汗)
「アチー!アチー!」と連呼して フジくん、ミヤくんと焦って 駆け寄ってくれてバイクを引き起こしてもらい事なきを終えましたが.......
↑バイクの後ろからの写真です。一見 側溝があるように見えませんです。これに騙されてました。
これ 側溝の先がただの藪だったからまだ良かったですが 土手だったり崖側だったりしたらそのまま転落でしたので 危なかったです。 林道内では 谷側に停車するのは注意が必要ですが、まさかアスファルトでこんな事になるとは...... こういうところも注意が必要でした。
ケガやバイクの破損もなかったのでカッパを収納して先に行きます。
次の林道は 七ヶ岳林道。昨年ここに侵入した辺りから台風の影響での雨が猛烈になってきて 結局 林道も災害復旧工事のため通行止めで通れなかったところですね。全長 約17kmですが、途中様々な支線もあり一部は 超ガレ廃道のようなところもありそれはそれで楽しいのですが 今回はそこらの支線はパス。本道のみ通れればです。事前の情報で近々で通った人の情報があったので基本的に通れるのだろうと思ってましたが。
入口には「工事中」の看板がありましたが お盆休みもあり休工のようでした。久しぶりにここを走りましたが(10年ぶり) ところどころ路面状況も変わってましたが驚かされたのは 昨年の土砂崩れで流されてしまった部分。
↑写真が流されてしまって復旧工事した箇所ですがこういったところが2~3か所ありました。丸々林道が流されてしまって コンクリートで全く造り直してありました。幅で言っても 50Mほどは丸ごと流されてしまっているのか。まだ周辺はそのままとなっていて流された木々も散乱していて 自然災害の恐ろしさを見ました。結局 七ヶ岳林道は全線通行できました。
七ケ岳を出て本来右に行くのが次の林道への近道だったのですがこちらも災害復旧工事で通行止め。ちょっと遠回りになりますが国道を使い迂回していくことに。時間も丁度12時過ぎでしたので 国道沿いにあった 「会津高原 憩いの家」という 会津高原駅に隣接する施設でお昼としました。ご当地グルメということで tetsuとフジくんは マトン定食(羊定食)を頂きました。やっぱりスタミナつけなければなのでね(笑)。
食後燃料を補給して そこで情報を入手。この先この辺では有数の長い林道が密集している地域にいきますので。「安が森林道」「田代山林道」「川俣桧枝岐林道」と 15km、21km、34kmの林道が待ち構えてます。このうち 安が森林道はまだまだ災害復旧がなされてなく通行不可とのこと。田代山は 観光林道でそこそこ整備もされている林道で ここと 川俣桧枝岐は 3日前に 林道部隊のお客さんの オオくんがこの周辺に来ており 事前情報で通行可というのを知っていたので そちら方面に行くことに。ただし その時のいる場所からして 田代山と川俣桧枝岐を両方楽しむのには 少々ルート的に難があり 他2人との協議の結果 時間と体力が許していたら 川俣桧枝岐を往復してこようという なんとも欲張りな予定で 田代山へ。
ここは福島県から栃木県に抜ける林道ですが 多くの一般車や ロードバイクも通れる林道です。この日も反対側から 普通のワンBOXカーや ビッグスクーターが降りてきました。もちろん オフ車の集団も数台すれ違いました。この林道に入る辺りから雲行きが怪しくなってきて 途中 ポツリポツリ..... すれ違うオフ車軍団や単独の人数台が全員 カッパ装着していたので 栃木側は雨と断定。林道途中の木の下で停車。ここから再度 カッパ装着です。カッパを着ている最中に すでに雨が本格的になってきました。ここで判断は正解でしたね。
峠を超えるところが県境なのですが、霧とも雲の中ともつかない状態です。この時雨はそれほど酷くなかったのですが 田代山林道の出口では 結構な雨が降ってきました。田代山を出て しばらく行くと 川俣桧枝岐の分岐にぶつかります。右に行くと 福島県 桧枝岐町に向かう 23キロほどの区間。左に行くと 栃木県 川俣湖に出る 10キロほどの区間です。この時点で時計は 午後3時30分。
ここでどうするか協議です。フジくんは2日間の林道走行で身体が段々馴染んできたようで まだまだ走りにヤル気。ミヤくんは走る気力はあるようですがどこか魂が抜けたような 心ここにあらずな感じ(笑)。二日間の蓄積疲労か。とはいっても桧枝岐方面往復でも OKとは言っていました。やはりtetsuと約20歳 違いですので底力パワーありますよね(笑)。しかしそんな中 雨足が段々と強くなってきました。やはり ここで欲張るのも禁物と判断。左側に行き 川俣湖方面に行くことに。
これで自然と今回の林道はここで終了となります。
この残り10キロ間で雨も一気に本降りになり 路面も水たまりが多くなり視界も不良に。水たまりも注意していないと エンジン下部くらいまでの深さがあったりするので そんな所で転倒したら泥だらけ必至です(汗)。後続がなるべく離れないよう 細心の注意をしながら林道を抜けてきました。ここは木々に覆い被された林道ですので 薄暗くもあり 路面状況も把握しづらい状況で なかなか最後はアドベンチャー気分でしたね。
無事 抜け出まして。後はひたすら 鬼怒川方面へと向かいます。途中雨が止んできた箇所もあり 休憩できそうな駐車場に。しかしそれもつかの間 雨雲が追いかけてきているのか すぐに雨が降ってきました。路面を見るかぎり さっきまでは降ってなさそうなので ついていませんでしたね。
結局 この後も雨が強くなり 休みたいのにゆっくり休めない状況だったので いっそのこと 高速乗って 佐野SAまで行ってしまおうということで。
今市インターから日光宇都宮道路にて帰路に。佐野SAまでは 結構な雨の中 走行となりました。昨年もそうですが こういう雨を走ると 2日間走った泥等が洗い流されそうですが 意外と変わらずなんですね。佐野SAについたのが 午後7時頃。休憩がてらゆっくり夕飯としました。この時点で雨は 止んできて 東京に帰るまでは降られませんでした。が、東京都内に入ってまたまた雨に。防寒、防風の為に カッパを脱いでいませんでしたのでラッキーでした。
家に辿り着いたのは 午後9時30分頃。
2日間の全走行距離 約 880キロ。 ウチ林道区間が 合計 約150km。全員何事もなく無事がなによりでした。今年は雨でも楽しめたので 十分満足スーパー林道中でした。
2人共 楽しく走ってくれたようでなによりでした。また 2日連続で林道を走ってますので身体も馴染んできて 後半は本当に2人とも楽に走れている印象でしたね。お疲れ様でした~。
また機会があったら 泊りでの林道中行きたいのですがね。
という内容でした~。
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