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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

久しぶりの 純トレール車整備

とは言いながら ドカではないものが続き。
久しぶりの『純トレール車』整備もあったりです。
ホンダ XR250 最終モデル。
ここ最近は 伊東二輪林道部 一部メンバーの エンデューロレーサーばかり診て来たので......ちょっとホッとしたり(笑)。

昨年から オフ車に乗られている方で 以前に『正当ハンドル周りカスタム依頼』でも当ブログで紹介しましたね。今回は 購入時のタイヤが減ってきたので よりオフ寄りのタイヤ(と言っても 舗装路走るので 50:50くらい)に交換依頼ついでに、 自分達ではパンク修理もできないとのことで 大人の対策ってことで 前後ハードチューブ化&ビードストッパー 一個づつ入れることに。これで 空気圧も落とせるので林道では安心感は出ますが これらによりちょっと車体が重たくなるのが残念でもありますが。
因みにtetsuは歴代 いざパンク修理の時にビードストッパーが邪魔なのとハードチューブも作業性悪いので CRMでは 前後ノーマルチューブ&ストッパーなしで走ってます。690ENDURO Rの時は流石にビッグトルクを考え リヤだけ ハードチューブ&ビードストッパー 一個増設でやってましたが。正直 空気圧 1.0以下に落とすようなところは行きませんから ストッパーはなくても問題ないでしょうけどね。
っていうか 20年の林道歴で tetsuは フロントのパンクが2回(しかも一回は舗装路)しかないですが、一緒にいった方々のは数回修理しましたがね。


久しぶりの トレールタイヤ、 ミシュラン アナーキーワイルドを手組で組みましたね。最近 レースの方では tetsu含め数人 シンコータイヤの耳が硬いタイヤをリヤに履いているため交換は タイヤチェンジャー使ってましたので。
ミシュランのタイヤは オンもオフも 今一 耳の出が悪いのが たまにキズですが。
ホンダのホイールは元々ビードストッパー用の穴が開いていてゴムのメクラ栓されているので装着は簡単。とはいえ エンデューロレーサーみたいに 「もう一つ着けたい」ってなったら いつものごとく ドリルでリムに穴開けですがね(苦笑)。
それにしても タイヤ交換の際にノーマルチューブを抜いた時にはなんて作業が簡単なんだって改めて思いました。っていうくらい ノーマルチューブのオフ車をやってなかったっていうこと?!
ま、来週 入れ替わりで このお仲間さんのCRF250Lを同じことやりますがね。
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納車整備もあったりね

何気に 中古車捜索依頼も不定期にあり こういう祭りの時にかぎって見つかって、早期納車なので必然的に優先順位が上にきて 納車整備も重なったりするわけでして.....

マジェスティ155Sさん 現行モデル 、こちらも25年来くらいの常連さまからのご依頼にてこの色指定&程度いいものということでした。

通常納車整備なら それほど手間はかからないのですが 今回は 「ETC」「USB電源」「ローダウンリヤサス」と納車整備以外の装着依頼もあり、  これまたETCの配線通すのがスクーター系は外装をある程度外さないといけないので 手間かかります(泣)。しかも一度も外したことない外装って外れないし(泣泣)。
ま、その分 リヤサスは 900SSのを交換するより全然楽でしたがね(SSと同じような横置きの着き方しているので)。

そしてまだまだドカの作業も待っているという.....

今週のドカ達⑤

もう 空冷水冷 異種混合展開に(笑)。

①昨年から診ている 綺麗な900SS FEさん。


チェーン交換依頼です。オーナー希望でゴールドチェーン化です。


SSのFEは ボディ色 シルバーでホイール黒なのでゴールドチェーンがアクセントとなりに合ってますね。写真では 白くしか見えませんが(笑)。


②これまた別の900SSさん。空冷、水冷問わず たまに壊れるオイルプレッシャースイッチ。

オイルプレッシャースイッチ上部からのオイル漏れにてスイッチ交換修理。


新しいものは品番変更にて 2000年以降の形に統一となったようで ちゃんと配線加工してカプラ式の部分まで付いてくる親切さ。これで問題なく 新型オイルプレッシャースイッチになりました。でも 壊れ方は新型も同じなのですがね(苦笑)。

③そして車検預かりの998さん、タイヤの溝は残ってましたが なんせ乗るので本人希望で 前後タイヤ交換も。

伊東二輪では珍しい メッツェラー M7RRご指定で。
型落ちですが(現行 M9RR) 見た目のパターンとは裏腹に 結構ハイグリップよりなのですね。
ピレリでいうロッソコルサ辺りに相当するみたいなので 何気に良さげです。
製造国も 「Made in GERMANY」。
独国製造っていうのも好感もてます(安全だという意味とは違いますが)。
でも オーナーさんにも言ってしまいましたが 「パターンがイケてない」です(笑)。
あ、これはtetsu個人的主観なので 突っ込まないようにお願いします。
でも 費用対効果考えると tetsuも次 996Rはこれでもいいかな....なんて思ったり。
いや でも パターンが.....しつこいって?!
安心してください! 自身が満足する走りができれば それでいいんです!走っているときは誰もパターン見えないしね(笑)。

これだけ祭りが続くと ハイテンションになってきました(気持ちいいってことではないです、諦めってヤツですか..... 笑 )。
だけど いい加減 違う形のエンジン見たいような(涙).....


 でも まだまだ続くのです.....

今週のドカ達④

この前の内容の900SS続きがありまして この車両で一番最後に回した作業案件.......「ステムベアリング交換」。

ステアリングステムの上下に入っているベアリングですが よくある段付き消耗している雰囲気。オンロード車は比較的逝きずらい傾向ですが アメリカンやオフロード車は距離相応に顕著に減る傾向だと思います。車体構成が大きく関与しているのでしょうか。
オンロード車はオフロード車(オフ使用)ほどの消耗度ではないですし、保管環境や適度な稼働環境ならロードバイクのステム周りは結構もちます。勿論 エンデューロレース車両のように 一年に一度くらいグリスアップすればもつのでしょうが ロードバイク、特にカウル付き車とか外すものも多いし フロントアップさせておくのも色々と大変だし それに係わる費用もあるのでおいそれとはいきませんね。グリスアップするならそのまま交換推奨ですし......
ドカ系はアンダーフレームもないので結構この作業は 重作業です。ま、国産のSS系も同じことですが(苦笑)


今回は オーナーご本人は気がついてませんでしたが(結構このパターンが多いです) 車両預かり時にtetsuが車体押し引き時にハンドル違和感に気が付いた次第です。



アッパー側もアンダー側もグリス腐り切れ切れのレース段付き状態でしたね。
これくらいになっていると走行時、ライダーが気が付かないうちにかなり腕に力が入ってしまい(スムーズなハンドル操作ができないので)走らせるだけで疲れたはずです。

この辺りの年式は一度交換してない車両はどこかのタイミングでベアリング入れ替え作業をやっておいたほうがいいと思います。

そしてまだまだ祭りは続くのです(泣)

今週のドカ達③

先週やったものではないですが その前の 今月前半 900SS部隊の方ですが。
タイミングベルト、レイシャフトシール交換した車両は クラッチ周りも一式交換でした。

距離的に 3万キロ後半にさしかかるので 距離的には妥当なところでしょう。tetsuが歴代診て来た車両ですので ここまでクラッチも延命できましたが 流石に この頃純正の スチール製 クラッチバスケットですのでガタガタになってきていたので 2002年以降のドカ後年式同様の アルミアウター、アルミクラッチに一式交換です。

新品はいいですよ。オープンクラッチカバーでも「ガチャガチャ」音が皆無になって 歴代皆 オーナーさん達は驚くんです。「これが新車の感触か~」って言って(笑)。
「走りたくない」っていう距離伸ばして 減らしたくないっていう意味で言っているのでしょうが 意味不明です(笑)。
気持ちはわかりますが ガンガンに乗ってあげるのが 動くバイクにとっていいことでしょう。
消耗品は減りますがね....(苦笑)
今回のオーナー様も 納車時に同じく 感動してましたね。
ま、特にドカ系車両は 酷暑の夏と 厳寒な冬は無理に乗る必要はないので(場合によって調子悪くなります) そこで皆さんバランスとってください。
と 伊東二輪のドカ乗りの方々には言ってありますが。