まだまだ元気な900SS
1992年式のハーフカウル。
当時の日本の ドカ 総代理店 「村山モータース」のステッカーも残しているのもいい感じです。
余談ですが 今となると 村山さんを知っているのもtetsu世代よりちょっと下まででしょうね.....
トラスト時代 2008年に購入いただき 何気に 16年乗っていただいている 小Gさん。
多分 トラスト時代に販売した車両では 最長乗っていただいているはず。
ありがとうございます! バイクも嬉しいはずです!!
先日 定時車検のご依頼でしたが そんな話しになり 「もうそんなになる?!」なんて思ったりしましたのが tetsuも歳とったってことでしょうね(笑)。
2008年に購入時 約1万キロだったのが 今回で 69000km。
なんせ車両としては 32年選手になるので 経年でもヤレはありますが 車体もエンジンもまだまだ元気で絶好調!
この頃の空冷ドカは 新車からの走行距離も早い段階で オイル消費が始まりますが 当該車両もワンツーリングで「アルアル」レベルで減ります。
しかし tetsu経験上ではオイル量さえ注意していれば大丈夫。
ドカの900SSはシリンダーはこの当時で既にメッキシリンダーなので結構頑丈。
当時の考えでしょうが ドカだからなのか、空冷というところのシリンダー熱膨張による変化に対応するための ピストンリングの材質を柔めな方向で考えているのか 兎に角 そこそこ距離乗ってきたらオイルが減るのは当たり前なんです。
tetsuがこの手のエンジン開けたくないわけではないですが 費用的な問題の方が大きいのでその辺を顧慮してのこともあります。
900SSの場合、エンジン開けようと思えば 実はフロントシリンダーは比較的簡単なのですがリヤシリンダーが問題.....
900SSはリヤシリンダーの上部にフレームメンバーが通っているので リヤシリンダーを外すにはエンジン降ろさねばいけないってところが車体としては勇逸 tetsuも許せないところではあります。
L型エンジン&カンチレバーサスでのフレーム構成だからとも言えなくもないですが.....
因みに 似ているようで違う モンスターは エンジン搭載状態でリヤ側も外せます。
この辺は 流石 851フレームからの派生と言える点です。
因みに この個体に限らず 伊東二輪の900SSの方々は ほぼエンジン腰上まだ開けてません。
それくらい ドカのこの頃の空冷エンジンは頑丈だとtetsuは思ってます。
乗り手の走らせ方次第が エンジン寿命の肝となる車両ですが 小Gさんは使い方聞いていても 空冷ドカ向きの走らせ方で 今まで上手に乗ってきてますね。
購入当初~数年は 整備都度で冷や汗な場面に遭遇しましたが、今では笑い話しくらいです。
今回は これまた 900SS(モンスターもですが)アルアルの「汚れないエアクリーナー」を流石に新品に交換します。
新品と比較すると 随分とヤレてますが 何故か国産のような 真っ黒になるものを見たことないです。ですので 大抵 エアブローで済ませてOKなのですが もう何年使っているか分からないのとシーリング効果もある クリーナー端面も弾力がないので 交換しておきました。
まだまだご本人も900SSに飽きてないようなので 乗れる限り乗って行ってください。
サポート出来る限りはさせていただきます!
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