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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

アドレスV125S 駆動系一新

チェーン駆動車の次は ベルト駆動車のご依頼。

当店で販売&長期ご利用の アドレスV12Sさん。
約5千キロ時に販売、現在 53000kmほど使用。

2度目のベルト&ウェイトローラ交換時期ですが 日々の通勤快足&まだまだ乗るので 今回は一発奮起の ドライブ、ドリブン 双方のプーリー周りも全交換。

tetsu的に言わせてもらうと「転ばぬ先の杖」的 内容で 通勤車として重要視している方としては 最善な修理方法だと思います。
個々の使用環境、走り方でもプーリー周りの摩耗は違います。
またドライブ側、ドリブン側も同じように消耗するわけでもないので 実際交換時期の判断は難しいですね。
大体 今まで見ていると プーリーをベルトと同タイミングで交換していないと 車体の走行距離が 多くなってくるほど 別のタイミングでプーリー周りが原因で 修理となります。
結果 ベルト周りにもダメージが加わっていて 短命交換というのも多々ありますので 今回のように いっその事 オール 一新交換もいいとtetsuは思います。
ウチでは 10万キロ超えてる V125が3台いますしどれも元気なので それ考えると 今回のような作業はアリです。

ということで 組み上げる前の新品部品群。

かなりの部品点数なんですよ。
写真中央右の白いバッドに入っているのが小ビニール詰めの小物部品達です。

これで次の5万キロは最低でも プーリー周りは手を出さないでいいですね。
次、約 8万キロ時に ベルト&ウェイトローラだけやっておけば駆動系は大丈夫だと言えますので。
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カブ110 駆動系交換

定期的ご利用いただいている 通勤お仕事使用の ホンダ カブ110さん。
ライトがLEDになった JA44型の110cc。

当店2回目の駆動系フル交換です。


新車時のチェーンはOリング入ってないのと謎の中華製?なのか 伸びが早くに来る傾向。
それでも 428サイズなので 対排気量耐性としては十分すぎる太さとなります(通常 420サイズですので)。
チェーン太くなると 抵抗も増えるし重くもなりますが この辺は ビジネス対応重視って感じでいいです。実際 カブの110は良く走りますので。

伊東二輪で交換の際は RKのOリング入り推奨にて交換しますので格段に距離使えます。
定期的にチェーンの調整もすれば飛躍的に スプロケット類ももちますので。
もちろん 乗りての乗り方、使用環境でも変わりますが。

カブ系の方々、要注意なのが チェーンカバーがチェーンを覆っているからもあるでしょうが チェーンに給油しない方が多すぎます。それで折角の良いチェーンの寿命が格段に落ちることが多いです。

カブ系に限らず、チェーン駆動車の方々も たまのチェーン点検は大事ですよ。

タイヤの摩耗・劣化 等 注意

お店近くで タイヤパンクして持ち込まれた 初見ズーマーさん

後輪見たところ 修理不能な域でのパンクでしたね.......



タイヤの最後の砦ともいう布上のようなもの、所謂 カーカスに穴が空いてましたね(汗)。
タイヤがバーストした状態です。
この状態だと 尖ったものでなくても 何かの衝撃でも一番弱い所に穴が開きます。
転倒に繋がらなくて幸いでした。
これくらいまで使う前に 随分と乗り心地も悪いし、特に雨天時には怖かったと思いますが.....

今までの経験からすると、特に 原付の方々はタイヤの減りへの関心が薄い傾向がありますので 定期的に(出来れば2カ月おきくらい)タイヤの空気圧をチェックしがてらタイヤの溝を確認することです。
伊東二輪では 何かしらの時に 気が付いたら 都度 お客様に気が付いた事をお伝えしてきてます。
当店お客様でなくても この記事 読んで気が付いたら 最寄りのバイク屋さんで定期的に見てもらうが吉ですので。
溝があっても 経年劣化でタイヤ全体にヒビ割れなんていうのも一般の方は気が付かなかったり、そのまま乗れているからOKとしてしまうパターンがあり そういうのも危険度は高いと言えますので。

不慮の事故防止のためにも皆さまご自身での注意もお願いします。

定期的注意喚起でした。

ハイパーモタード796 タイヤ交換

ドカのタイヤ交換が続きます。
こちらは ハイパーモタード796さん。

まだ結構山残っている ピレリの ロッソコルサから BSの S22へ交換依頼。


ロッソコルサの冷感時のグリップのなさに 痛い目数度遭い イヤになってのBSへのスイッチだそうですが 気持ちも分かります。
初代 ロッソコルサは 今じゃ流行りのシリカが入ってない 正に『男のタイヤ』みたいなものなので 冷感時は特に要注意で タイヤが温まるまでは威力を発揮しないタイヤでした。
なので ある程度 玄人且つ ハイペースで走る方向けのタイヤだという印象でした。
その代わり スペックを発揮する状態では 至極の公道タイヤだとも販売当初はtetsuも感じたものです。実際 tetsuは996Rで当時 公道走る時の 御用達タイヤでした。

今回 ハイパーくんの当該タイヤ 2018年製が入ってましたので かれこれ5年以上物なので 経年劣化も入るので どちらにしろ交換時期としては良かったと思います。っていうか これが痛い目遭う要素でもあったかも(汗)。

次のタイヤは S22なので タイヤ暖気も早く 冷感時グリップも良く、無難にオールラウンド走れる気持ちよく楽しいタイヤですね。

996 タイヤ交換

常連さま 大Nさんの ドカの996の前後タイヤ交換依頼です。

今までは ミシュランの パワースーパースポーツEVOでした。 タイヤ業界的に2世代前くらいの 公道ハイグリップタイヤの位置づけですね。
ピレリでいう ロッソコルサくらいです。

で、オーナー ここ2回連続ミシュランだったので 今回は趣向を変えてピレリ履きたいということ。
そうなると 迷わず ロッソ4コルサ ですね。
安定趣向の ミシュラン パワー系から カミソリのようにスパルタンなピレリ ディアブロ系へ。
さて どう感じますかね。
tetsuは 歴代 996Rは ロッソコルサ(スーパーコルサの時もあり)系でしたが 昨年 R600に 公道では久しぶりのミシュランの パワーGP入れてみましたが やはり 如実にそのタイヤ本来の持つ 方向性が違うと感じました。
個人的にはどっちもいいところはあるというのが印象です。


そして 外した リヤタイヤ、あまりにセンター部は減りすぎていて そもそも外径が違いすぎるので 新品入れただけでかなりリヤの車高上がりましたよ!(笑)。
アルアルですが これだけで車体の運動性能が上がったと感じますが、『正常に戻った』が正解ですので(笑)。