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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

忘年ツーリングは無事終了しました




昨日 12月10日(日)の伊東二輪 忘年ツーリングは無事終了しました。
3人の方が 急な仕事になり参加できませんでしたが それでも参加いただいた6人で無事 山梨県 上野原のほうとうを食してこれました。
やっぱり 寒い時の ほうとうは美味しかったです。
後日 ツーレポはアップします。
残りも20日ほど。師走に向けて 皆さまも身体に気を付け 安全運転でお願いします。
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S2R タイミングベルト交換


珍しい色の オレンジ/黒のS2Rさんのタイミングベルト交換依頼です。2オーナー目で現在 約4万キロ。2万キロ辺りで前オーナー様が一度タイベルは交換しているとのことなので 定期交換としてはバッチリですね。


バラシてみて 前オーナー様の使用環境も良かったようで 距離の割にタイベルの状態も良かったです。ただし経年での 硬化は始まっていますので やはり距離か期間での交換が望ましいですよね。


ベルト表側には テンションローラベアリングの跡が残ってます。この部分もローラベアリングの状態が悪いと より醜く表面が傷んでいるものが多いですが これは普通程度でしたね。ベアリングも問題なかったので特に交換もいらなかったです。
あとは 定期的にタイベルの調整点検等をしていけばS2Rの800ccエンジンはマイナートラブルも少なく頑丈ですので次の2万キロも問題なく乗れるでしょう。

余談ですが伊東二輪のKTM部のヨッシーくんがこのオレンジの色見て、「KTMよりいいオレンジ色ですよね~」「同じ柿色でもこっちの方が美味しそう」と言っておりましたのが 笑えました(笑)。
いやいや このバイク.....DUCATIですから(笑) KTM関係ないし....(爆)

アドレスV100 スピードメーターケーブル切れ

こちらは現存バリバリのスズキV100です。伊東二輪でもこの一年で V100からV125系列に乗り換えたお客様が7人となりますが、それでも今だ V100派も多くいらっしゃいます。
当該車両はまだ距離も10000キロほどしか走ってない、かなり状態良い方の車両ですが やはり経過年には勝てず V100系では比較的定番修理の スピードメーターケーブル切れです。
「メーターが突然動かなくなった」とのメール。大多数 メーターケーブル切れと断定できます。(たまに メーター側でケーブルの金具が外れているだけってこともありますが。)メーターギア側がいくのはV100は稀ですね。

で、車両がご来店。一目瞭然 「メーターケーブル切れてるね~」と見て取れます。



V100は写真のように ホイールからケーブルが取り出された少し後ろから結構なカーブで車体フレーム側に入っていくのですが その曲がりの部分でほぼ切れます。切れていると 写真のように外側に ひねれてしまう形になってますね。定期グリスアップしていれば まだ長持ちしますが なかなかそこまでの整備をスクーターでする方はいませんので...... 最終的にサビ等でのワイヤーの固着により 切れてますね。

で、下側 ギア側で引き抜いてみますと ピンポーンでした。


メーターギアは空転させてOKなの確認。ケーブル新品交換にて完了です。

アドレス110 新車 納車整備


新車のスズキ アドレス110をお買い上げいただきました納車整備です。今まで乗ってきたV100が 経年による老化で色々不具合も出てきての入れ替えとなります。
リヤBOX等今まで装着してきたものも移植しておりますが、新車の納車整備も車種により色々ですが 基本的に走行状態ではメーカーより配送されてませんので勿論 走行可能状態にするのが目的です。あわせて メーカーさんの最終チェックにより各部 OKとされてますが やはり足回り等のボルト類の締め付け点検はいたします。
更に tetsuの場合、メーカーや車種によって要注意点を設けておりまして その部分は一度ボルト類を外して 再度規定トルクで締め付けております。
大抵のメーカーで制作されている新車の車両の各部ボルト類は オーバートルク気味で締結されていることが多いです。それと 特にスズキ車に昔多かったのは 緩み止めのため強度が強すぎるネジロック剤のおかげで 後に外そうとして 固着して破壊しないと外せなくなる箇所も ありまして......
代表的なのは ブレーキローター取り付けボルト、オフ車等のリヤスプロケット取り付けボルト等 よく泣かされました(泣) 新車から一度も取り外してない物はほぼ確実に普通ではとれませんでした。


今回も110のフロントブレーキディスクはホイールに直付けだったので(V100、125は貫通ボルトなので裏側にナットがあるので問題ないです) この部分は4本ボルト全部取り外し 再度固着防止コンパウンドを塗り再締め付けとなりました。




ネジロック剤が赤でメーカー変えたか 中強度ほどの物に変わったのか(昔はスズキさんは青を使ってましたね)。ついでにキャリパーブラケット取り付けボルトも同様な作業をしておきます。また スクーターのリヤタイヤ交換の際に取り外すマフラーの取り付けボルトもなにも塗られてないことが大多数です。この部分も熱を帯びますので 過大トルクで締め付けられすぎているとエンジン側にカジってしまって後に大変な思いをすることになるのを ホンダさんの一部の車両で体験しておりますので ここも固着防止対策しておきます。
と、意外と 新車も手放しで納車整備するわけではない事例でした。