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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

沼にハマるとは

最近 『沼にハマる』って言葉ありますよね。

ググるとこんな風に訳されますが。

趣味に熱中・没頭して、もはや抜け出せなくなってしまっている、といった状況を指す言い方。 たいへんな時間あるいは金銭を浪費してしまっているというニュアンスを込めて用いられることが多い。」

なるほど。
では この状況は 「沼にハマった」のですが tetsu的には エンデューロ活動に 「熱中・没頭して」こうなった訳ではないのですがね(苦笑)。




因みに 林道の脇道ではありませんから(笑)。れっきとしたコースの途中ですので。

それにしても こういう時に限って 一人なんですよね.....
寂しかった......(涙)

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スペイシー100 ドライブプーリー崩壊

お店近くでエンジンから異音にて停止後押してこられたホンダ スペイシー100さん。

感覚的にベルト破断の様子で急患にてお預かり。早速 原因をみてみるためバラしてみたら案の定ベルトが切れてドライブ側プーリーに巻き付いてました。

で、ドライブプーリーの締め付けナットを外したらプーリー自体がガタガタ。
センターのボスはしっかりしているので プーリーセンターのメタルが破損した模様。
更にウェイトローラも6個ほぼほぼ粉砕してました(汗)
ですが粉々になったメタルの破片が意外と少なかったので 実は随分前から プーリーメタルが摩耗していて 振動や加速時のもたつきとかあったはずです。
今回はそのガタが大きくて最終的にベルトに負担になって破断したのでしょう。
後で オーナー様に聞いたら 「そういえば」と思い当たるフシもあったとか......


ということで ドライブプーリー周り全交換となりましたが、これくらいで済んでよかったですね~。昔 V100のお客様で 登り全開時にこの部分が木っ端微塵に砕けて その破片が クランクケースぶち破ってしまい 終了してしまった事がありましたのでね...... 
ドライブプーリーも消耗品。ベルト二回交換に一回の割で交換するのが基本推奨(目視でガタがある場合 距離よりもガタ優先で早め交換が◎です)。
皆さまも 気を付けましょう、スクーター駆動系 ネタ 第2段でした。(たまたま続いた)

アドレスV125 駆動系交換

伊東二輪では定番車両の スズキV125さん。トラスト時代のV100多数からの流れで必然的に乗り換えが このV125系に偏っております(苦笑)。ま、tetsu本人が3台乗り継いできているので「お店の方針」とでもいいましょうか(笑)。
冗談はさておき スズキさんのV100もV125もエンジンの耐久性がいいのがいいところです。また 変に凝った造りをしてないところも個人的に好いているところです。水冷でなく空冷ってところも一般人にはいいですよ。やはり原付2種のスクーターくらいまでは空冷で十分とtetsuは思いますが。
整備上 許しがたい構造にしているところもありますが それを目をつむっても いい原付2種です。

 

で、スクーター特有のベルト周りの寿命も2ストのV100に比べて飛躍的によくなりました。ま、ベルト自体の価格も高いので根本的に繊維構造が強いのもあるのでしょうが、それよりもウェイトローラがホント減りません。新品から25000キロ使用で少し偏摩耗しているかな?って感じになるのがV125。
以前のV100は同じ距離使ったら 下手したら粉砕バラバラになってしまいますのでね....


当該車両は 現在4万キロ少し超えたくらい。1万5千キロにて当店で販売時にベルト新品にお渡ししておりました。距離的に交換でしたが やはりベルト内側に黄色信号的ひび割れは入ってました。ウェイトローラは 乗り方も優しいかたなので思ったより偏摩耗してませんでした。
今回はローラ類も新品交換。
この方の場合は 次の交換タイミングで ドライブプーリー、クラッチと交換でしょうかね。
スクーター系の駆動系は 定期的距離、または経年で交換がお勧めです(個人の乗り方にも左右されます)。

別のAPE リンクユニット交換

こちらは別のエイプ100さん。常連さま大工さん号。結構距離乗ってますのですが、以前に別の修理でお預かり時に発覚した「リヤサスリンク不良」の修理です。
修理と言っても リンクブロックまるごと交換です(汗)。
因みにオーナー様は随分前に違和感を感じていたそうですが「見て見ぬフリ」をしてたそうです(笑)。笑ってますが笑えませんよ!! アブナイです......

既に外した状態のリヤサスのリンクブロックですが.......

エイプのリンクブロック周りは金属ベアリングが使用されていない所謂 コストダウン的構造でして古い原付のフロントフォークの内部スライダーと同じ 硬質樹脂がベアリングの代わりしているのですね。当該車両オーナーさまは大工さんでかなり重い荷物も載せて 各現場に行くもので その影響が一番大きかったか。

写真のように内部樹脂がこんな状態になってまして。


で、内部で動いている作動部の金属カラーもこんなに削れてました(汗汗)。

真ん中部分は削れて痩せてますがな.......

よくこんな状態で乗れていたものです。段差乗り上げたら ガチャガチャなはずでしたが.....

こんな状態でしたので 作業前は「シャコタン」状態だったので全部新品交換したら 正常な車高にもどって(当たり前ですが) リンクサスらしい動きにもどりましたとさ(苦笑)。
重量物を載せて走るように設計されていないですが 一応2人乗りはできる仕様です。
とはいえ ある程度走行したエイプはこの部分要注意ですね。

APE100 シート張り替え

ご近所へ通勤に趣味に使用の ホンダ エイプ100さん。シートが硬化して表皮がボロボロになってくる 経年アルアルでのご相談。

本人、当初はシート丸ごと 新品交換希望でしたが ここでもH社さんの悲しい対応で..... 既に廃盤 純正新品は入手不可との回答(涙)。
乗り手が気に入っている車両だけに 高額でもシート新品って即答だったのですが残念です。

ということで 社外のシート表皮のみの張り替えです。


社外のは何故か 頼んでもいないのに 白いピンストライプが入っている仕様でして、これがワンポイントに当該車両には似合ってましたね。
エンジンは丈夫ですから まだまだ乗れることでしょう(H社さん次第でもありますが.....)