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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

休憩時のお供

いつも差し入れいただいてます方々 ありがとうございます。
ここ最近は超絶 忙しくて ブログの更新も 11月は 5回くらいしかなかったのでは?というくらい 一日終わると廃人になりなにもやりたくない状況。
あしたのジョーの「真っ白に燃え尽きたぜ......」が毎日続く感じですか....(泣)
ここ一か月は 休みの日にエンデューロの練習すらやりたくなくなるくらいっていうのが 自分感覚的に よろしくない方向です。
仕事が絶え間なくあるのは ありがたい事なのですが やはり人間 日々余裕がないと趣味への影響も大きいです。

でも こういう差し入れ頂くと 恐縮ながら 嬉しいですね。
あまりにストレスで 休憩時に たらふく食べてしまう事がたまにありますがね(苦笑)。
でもそれで更なるヤル気になるのでいいのです!
と この場を借りて 定期的に感謝の意のネタでした。

頑張るぞ~!
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OTM250 OXC-F 納車

はい、特に 伊東二輪林道部の方々へのニュースです。


林道部で知っている方は多いですが、めでたく Oた先生に車両が納車になりました。
基本 エンデューロレーサーですので 要所のグリスアップ他、Oた先生の体重を受け止めるための部分も交換です。
現在 Oた先生 0.108トンだそうです。なので最低でもリヤサスは強化しないと 「いつでもフルボトム」してしまいますね。
当該車両 ノーマルレートのスプリングでしたので ハード側にします。

と言っても 一レート上ではなく 二レート上にです。 

諸々整備が終わって tetsu試走しましたが 体重 62キロではドカみたいな動きなサスでした(笑)。
でも Oた先生が跨ってみたら しっかり1G出てましたね。

そして納車前に サプライズで 右側タンクに お手製デカールを。ガムテープですが(笑)。

製作者は これまた林道部のアイドル miyazawa くん。
先日 XR230の修理で久しぶりの来店の際にリフト上で作業中の 当該車両の事を聞きつけ 書いていきました(笑)。

「Never Give Up」 Oた先生の代名詞ですね。
108は 現在のマジックナンバーですね(苦笑)。

ということでこの状態で納車となりました。


この時点でこの車両名は「OTM OXC-F250」となりましたよ(笑)。
オータモデル オータクロスカントリーーF って感じでしょうか(笑)。
林道部のみなさん、宜しくお願いいたします!

RZ250R レギュレータ交換

長年のお客様、ワンオーナーRZ250R が出先にて段々とライトが暗くなって来て 最後はウィンカーも点かないとのことで連絡。
陽も落ちてしまってましたので レッカー搬送でご来店。
今年前半にバッテリーは新品交換してましたので おおよそ充電系統の問題かなと思い まずはバッテリー電圧。
額面 2.2Vしかありません。回路的に電気がここまで来てない模様。
違うバッテリーに積み替えて エンジン始動にてテスタ計測でも12.3Vからなんら変わりません。
次にレギュレータの導通チェックしてみます。
ピンポーン、全回路 ダメです。
ここで回路遮断にて電通しておりません。
一応 ステータ側も診ておきますがこちらは問題なさそうでしたので レギュレータ交換します。
1986年のRZRでしたが この辺のレギュレータは問題なく今だ純正新品部品出ますので一安心。
近年 中華コピーの激安物をよく目にしますが 燃えそうなので tetsuは絶対信用しておりません。
ということでヤマハ純正新品交換。

しかし、この頃のヤマハレギュレータは他車種にも多用していたものですが当時は 日本製でも「必ず壊れるレギュレータ」で有名でしたからね(苦笑)。その後 品番変更等で形状を変えずで現在まで来ております。末尾番号が初期は 0だったのが今では 3ですから。変更毎に良くなっているかは不明ですがね.....この車両は 「0」が付いてましたが 新車からのではないはずなので 一度は交換しているか。それでももったほうでしょうね。
余談ですが 1980年代後半から90年代に入っての ヤマハの車両は他のシステムでの充電系も信用ならずで個人的に嫌いでしたね。ビラーゴとかもよくダメだったし.....
ま、それを言ったら ホンダでも一部車種で「CDI不良」になるのもありましたから 時代なのでしょうね。

新品交換にて無事修理完了 納車になりました。
因みに 下写真は オーナーさんが自宅 駐輪場で撮った自車RZRだそうです。写真撮るの好きなんです。黒補正を入れてあるそうですが 陰影の影部分がメカっぽくてかっこいいですね(元写真はもっと大きくで見えやすいのです)。
隊長まだまだ元気に乗ってくださいませ!

400SS タイベル点検により

常連さまのドカ 400SSさん。定期オイル交換を怠っていて 通常予定より1500km以上多く走行でのご来店。この頃のドカの空冷2V車は 同時にタイミングベルト周りの点検、調整を行うが吉なのですがそれも予定オーバーでした。

タイミングベルトが緩んでしまっているのを再調整する意図もありますが ベルトにテンションかけているベアリング類の状態の点検も重要なのです。その他 思いもよらぬことが発覚することもありますし(それを見たい訳ではないのですがね.....)


で、その心配通り 当該車両 夏の間の放置により ベアリング表面が サッビサビに錆びてまして(汗)。

室外保管車の場合 その置いてある環境に左右されます。ドカのタイベルカバーは完全密閉&防水してあるわけではないので、やはり 湿度が多い環境下は最大に要注意ですね。
このベアリング状態を放置にて走行するとベルト裏面をこの錆が擦りますので 必然的に劣化が進みます=切れる要因になります=エンジン最悪 終わります......

ということでもれなく新品交換。

この頃のはベアリングのみ交換できるのである意味安くすむのでいいです。2005年辺り~のは アーム一体式になっているものになってくるので高くつくので.....
ということで 他の 古ドカ空冷さん達は定期点検 お忘れなく。

KTM250EXC TPI 修理

KTM250EXC TPI。先月ご依頼の初見のお客様でした。後で分かりましたが このオーナーのお兄さんのバイクは何度か診させていただいていた方です。
MY2020となりますが 公道使用を主に お山遊びやたまのコース遊び使用とのこと。
何気に4000km、125時間使用している状態でした。平均時速 約32kmなので高速多用がなければ そんなものでしょう。
因みにtetsuのFE250は 2600km走行で 126時間使用、平均時速 21kmなので いかにエンデューロレースの平均時速が遅いかが分かります(苦笑)。

で、作業依頼は 謎のオイル漏れとのこと。放置しておくと エンジン下部からオイルが下に垂れている模様。
オイルの形跡を追っていくと 原因判明。
2サイクルオイルタンクの下部からオイルポンプに接続する部分のエルボー型のゴム部品からの漏れでした。どこかに亀裂がある模様。

TPIは 2サイクルエンジンにしてインジェクション車両。元々 ナンバー付く競技車両ですが キャブ車時代のような混合式ではなくてオイルポンプがあります。このオイルポンプも良く知る機械式ではなく電磁式となっており ECUにより綿密にオイルの圧送量を調整しております。
しかし 競技車両ですのでこの辺の部品の推奨交換時間も指定されてまして マニュアルでは「80時間」で交換とのこと。当該車両は 125時間走っているので 今回ここも合わせて交換を推奨です。

で、オイルタンク下部のエルボー部品を外すのに一筋縄ではいかないのですが このような状態までしてどうにか外せます。どうなっているか今一解らない写真ですがね(苦笑)。
シートレース跳ね上げているの図。

外したオイルポンプとエルボー型のゴム部品。

エルボー部品に やはり大きく亀裂が入っております。
装着位置と構造を考えてもエンデューロレースみたいな状況下での使用なら経年で切れますね、これは。


オイルポンプも交換しましたので エア抜き作業。機械式ではないのでこちらもポンプ通電させてのエア抜きしないといけません。

諸々戻して 無事完了でした。