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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

851 "Ready to GO!"



伊東二輪号の DUCATI 851 復活計画ですが その後 諸々ダメな部分の修理含め  各 水、油脂類 全交換、タイヤ交換して 無事 ナンバー登録も完了しました。
その後 夜に 2度ほど 伊東二輪近所を 各部チェック& 車両のクセ他 検証含め 合計 約30kmほど試走してみました。
そこで大きな問題は出なかったので より高いエンジン回転数を使ってのエンジン負荷での実走テストしてきました。



本日 高速運行の試走を約60kmしてきましたが 現状問題なさそうですね。
とはいえ 走行自体はおそらく まともに走るのは 約8年ぶりくらいになる車体でしたのでエンジン回転数は 上限 5000rpmほどを目安に 一定回転~たまに加速負荷をかけるイメージでエンジンを目覚めさせてきました。



まだ 真面目に走らせたうちに入らないですが それでも 第一印象ですが 車体・エンジン含め『楽しい!』の一言です! いや~ 996Rとは違って この子はこの子で ホント 楽しい!!

排気量が851ccなのと4Vというところからか ドカドカ感(ドコドコとも言う)は 900SSとかの空冷2V系の方がある印象ですが エンジン回転のスムースさは 流石 4Vっていう感じです。

走行中(特に加速体勢) 車体が発する イケイケ感も  ドカの元祖 スーパーバイク ならではでした。
tetsuの996Rに通じる 走り感があるのには感心するばかりでした。
やはり スーパーバイクのホモロゲモデルという位置付けもあることからか ある程度スピード出していくと 『オン ザ レール』の安心感で走っていきます。この感覚は ドカの他の スーパーバイク系も同じ印象なので 素晴らしいの一言です。
なんせ この初期型851は 1988年生まれ。
996Rは 2001年生まれ。この時点で13年の幅あります。
エンジンの元は一緒でも車体構成も違うし サスペンション、フレーム含め 違いますし(とは行っても996Rも1994年の916から大幅に変わったのはエンジンが主とも....)
インジェクションを採用は同じでも初期システムからは比べ物にならないくらい大幅に変わっていますからね。
なのに同じ匂いをさせて走るってスゴイと思うのですよ。
スゴイのは 851も996Rも それぞれ 違った意味で「スゴイ」という表現が正しいですね。



勿論 996Rの方が遥かにハッちゃけて走れますが、851は 『元祖』なんだと言わしめるオーラがある走りをしてくれます。
容赦なくエンジン回転数回せれば かなりのポテンシャルで走れそうです。
オールドルーキーみたいです(笑)。
でも やはりおじいちゃんバイクですので無理できないのは事実(汗)。
壊れちゃったら 箇所によりですが修復大変なのでね(泣)。
部品精度や品質等も含め そこは 『ザ1988年のドカ』を忘れてはならないのです(忘れてぶっ飛ばしたいですが(笑))。
どちらも 現代からしたら 851=35年選手、996Rですら 22年選手ですので 十分『旧車』ですから現代バイクに比べたら 走りがどうのではないですが(苦笑)。




851の先代オーナー様も tetsuの勝手な思いからの約束でしたが ここに来て現役に復活した 851を空から見て きっと喜んでくれていると思います(思いたい)。

近々 楽しみにしてくださっている方々 招き お披露目走り したいと思いますのでお楽しみに。
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セロー250 納車

ここ最近 伊東二輪で盛り上がっている(N田さんとtetsuだけでですが(笑))セロー250ネタ。
虎視眈々と 派閥形成で成り上がろうとは思ってませんが(笑)
キャブセローではないですが 新たなユーザーが増えましたよ N田主宰(笑)。

それはさておいておいて(笑)
トラスト時代からのお客様 U杉さんからのご依頼にて 車両お探しから納車整備の図です。

セロー250 DG17J型の 2016、2017年のみのこのカラー指定でお探ししてましたが お時間いただいたおかげで結構程度良い車両をご提供できるようになりました。
本人も満足の一品でした。



当該車両 約10000km走行でしたが 前後タイヤは新車時のタイヤが丁度減り切った状態でしたので前後タイヤも新品交換します。



本人との相談で 最初は OEMと同じ BSのTW301、302に交換。
セロー250はノーマルでリヤはチューブレスですがそのままチューブレスで運行の場合 タイヤ選択肢がかなり限られるというのもありますがTW302はOEMで使われるのもあり チューブレスタイプがあります。
ま、tetsuもCRM250AR時代はこのタイヤ一択で色々な林道行きましたから。っていうか 当時は 魚雷隊長他 初代林道部のメンバーほとんどが装着した良いタイヤでしたし ロングセラータイヤですので間違いないです。
舗装路7割、オフロード3割の比率での性能を目標に造られているタイヤですので舗装路は結構普通に走れる(攻めれる(笑))のと耐久性もあるので いいタイヤでした。
エンデューロタイヤばっかり見ていると たまにこういう普通のトレールタイヤ扱うと なにか安心してしまいますね(笑)。

昨日無事納車されましたが ご本人かなりウキウキだったようです(笑)。
いいことです。
さぁ 今後 U杉さんは セローを手に入れて どんな方向に行くのですかね~(笑)。
「トビラは開かれました!」よ(笑)。
楽しみですな!

伊東二輪 TC同好会

勝手にお題の通り 今名付けました(笑)。
因みにオンロード側のお話しです。

表題は『伊東二輪 筑波サーキット同好会』の略ですよ(笑)。

同好会って言ったって 現存するお客さんではほぼいないですが(笑)。
tetsuも30年 継続して持ち続けていたTCのライセンス 4年前に切らせましたしね。
そもそも最後に走ったのは 2011年ですし.......



伊東二輪には以前から極少数ですが筑波サーキット(略して TC)で 主催者ありで行われる 走行会に定期的に行かれる 人がいます。
現在では tetsu 旧友にて超長期常連さんの asaPくんが年に 2~3回は行ってます。
継続は力なりなので エライと思います。
それより やっぱり 全開で気兼ねなく攻めれるというところに 『サーキット走行のススメ』 はありますし。勿論 好きだから続くのでしょうがね。

筑波サーキットは フルコースの TC2000と ショートコースの TC1000がありますが asaPくんが走るのは TC2000の方。

これらの走行会のたぐいは、TCの会員になって走るのと違って 一回の走行料は高めですが 車種の制限はある程度ありますが車体が基本 公道使用のまま(ナンバー付き)で走れるというのが前提なので ファンライダーとしてはハードルがそれほど高くなくいいと思います。
それこそ いい意味で 大人の遊びですね。
ま、それでも 皮ツナギ(上下分割でもファスナーでつながるものは可)は必須なので 大抵の一般ライダーは持ってませんのでそこは若干ハードル高いかな?
でも レンタルという手もあるので それを上手く活用すればいいのではとも思ったり。

で、先週 asaPくんが今年最後の走行会に 今年6月頃に導入した GSX-R600で初参加でした。
今までは 先の愛車 ドカの 998Sベンボストロム号でしたが tetsuの熱い勧めに乗らされて(?(笑))R600を入手することになったわけで、その主の目的がサーキットで使ってみることでしたので 今回はウキウキだったことでしょう。
いつもは寂しく 一人TC行きでしたが 今回は 走行会見学に興味がある他 お客様、yossyくんとK平くんが同行してきました。
ここまで書いて 「アレ?」って思うかもしれませんが tetsu 今回の走行会には どこにも同行、関与してません(笑)。別用がありまして 行けなかったのですが 本当は同行したかったのですがね。
久しく TCにも出向いてないし たまにはasaPくんの生の走りも見学して やいのと言ってやりたいところです(笑)。

当日は朝は今季一番の冷え込みプラス、都心より更に寒い TCです。



写真は全部 yossyくんからいただきましたが 空も雲一つない キレイな青空で「ザ 快晴!!」で気持ちよさそうですね~。

朝のミーティング風景。

走行会ですので 初心者もいたりしますが基本 毎回 ちゃんと行われます。注意事項等 厳重順守な事も含め しっかり聞くことが大事です。

各自 主催者に割り振られたゼッケンを車体に貼ります。

asaPくん自身のR600にゼッケン貼るの図。

その手前 二台が yossyくん 900SSと K平くん 996 です。
どちらも そのまま一緒に走れそうですよね(笑)。


走行は一枠 15分を 時間別けて 3本。自己申告のタイム別けで 上級と中級以下と分けております。asaPくんは勿論 上級です。
ピット前に一列に並んで 出走待ちしてます。



時間になったのでコースイン!



今回は TC初R600にも関わらず 二本目の走行で 本人的にはまぁまぁなタイムが出たので 車両との親和性は良かったと思えます。
本人も 初乗りでも メチャ楽しかったとの好評だったので。


楽しく走っている(であろう(笑))asaPくん

ま、しかし 3本目にちょっとしたオイタをしてしまいましたがね(トホホ...)

でも K平くんと 主催者クイーンのツーショットを撮ってあげる ライダー asaPくん。



みんなでTC名物の もつ煮込みも食べれてよかったですな。


写真見て tetsuも久しぶりに食べたい!

来年はtetsuも R600を TC2000で走らせたいものです。
その前に 自前の古ツナギが着れるのかにかかってますがね(苦笑)

今回同行した yossyくん、K平くん 共々 見学だけでも超楽しかったと言っていたので良かった良かった。
そのうち 機会があったら 是非 自分達のバイクで走って生でサーキットを攻める感覚を感じて欲しいです。
それらを許容できる車両に折角乗っていることだしね(ニヤリ)。
サーキットの全開からのブレーキング~のコーナリングを知れば より公道は安全運転に徹っせますよ。と tetsuは思いますが。

ストリートファイター848 車検他

ドカのストリートファイター(SF)848さん 車検他修理依頼です。


SF848にしかない 黄色ボディ色ですが tetsuも初めて見ましたが 旧来のドカの黄色とは違った色合いの黄色ですね。落ち着いた ジェントルなイメージがストリートファイターのイメージとは違った感じでなかなかいいです。
848なので 兄貴分の1100より車体も軽いこともありますが 見た目同じでも 随所に848オンリーの箇所も多く その恩恵で 走りも軽快で扱いやすい方向です。

オーナーさまも長年 数種のドカ歴があるので取り扱いも慣れたもの。
今回は 元々購入時に前オーナーの趣味性だったのか解りませんが、サイズ違いのリヤタイヤだったことが不満だったらしく 前後新品タイヤ交換のついでに正規なサイズに戻すこともご依頼受けました。
 
因みに SF848のリヤタイヤは標準 180/60ZR17 とこの手の車種では珍しく 扁平率60扁平なんです。
55扁平と60扁平でも結構運動性に違いが出ますので この設定は大分攻めてますね。


初見の車検なのでタイベルも点検。
車体が約2万キロに到達しそうですが タイベル点検の際に気が付きましたが、おそらくこの部分開けたのは tetsuが最初ではと.....(汗)
製造から約10年となるので 距離でも経年でも 近々交換推奨ですね。

ムルティストラーダ1000DS シフト不良

ドカの ムルティストラーダ1000DSさん、少し前に修理した内容ですが 通勤時に突然 シフトの感触が無くなったとのことでの修理依頼。

ほぼこのパターンは たまにアルアル シフトリターンスプリング折れです。
当ブログでも 何回か取り上げてます。
因みに 世間ではドカのこの部分は『よく壊れる』なんて言っているようですが よくは壊れないです(私の今までの経験上)。『国産に比べれば壊れるかも』が正解でしょう。
だって 国産もたまに壊れますのでね。乗り手の仕様勝手によるものの方が大きいイメージです。

ま、そんな事はさておき.......

レッカー搬送で入庫、シフトの状態を確認してもそれくさいですね。
早速 エンジンオイル抜いて 左エンジンカバー取り外し。
こんな時は空冷は楽でいですよ。すぐ ヤル気が出ます(笑)。
余談ですが 水冷は 同じ作業するにも まず水抜くところからだし カバー外すのにも水冷ホースを外さなきゃでなにかと時間かかるんです(これいつも言ってますがね 苦笑)。
ついでに組み上げ時も水入れなきゃだし.....ブツブツ....(余談で言うな!って?!(笑))

で、黄色丸印の部分にリターンスプリングあります。


この状態で ギリ スプリングが折れきってなく その場にとどまっていることもありますが 今回は折れ切ってました。でも これもいつものごとく 左エンジンカバーの下部に落ちて 滞在しておりましたので 良かったです。



シフトリンケージ外すのに フライホイール脱着が必要ですが これがちと面倒くさい。
恐ろしいトルクで締まってますので。取り付け時も それは 恐ろしいんです(笑)。

で、外した状態のリンケージ一部とスプリング(右)と新品(左)。

因みに これ組む時に 表裏があるんですが 当該車両 何故か表裏 逆に装着されてました(謎)。
新車時~なのか 稼働歴内で 不具合出て 交換されているかは不明ですが、なにはともあれ 新品交換して無事元通りでした。