忍者ブログ
あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

親分の里へ

先日 旧トラストワン残党で続けられている 『トラストワン ツーリング』に飛び入り参加させてもらってきました。

理由は 故親分こと大原 信一郎氏のお墓参りも兼ねているという情報を 現ツーリング主導役のくっしーから聞いてのこと。

親分の里は 山梨県身延町までは知っていたのですが確実なお墓の場所は知らずにここ2年いましたので気がかりではあったので 良い機会に巡り合わせてくれました。

以前のトラストツーリングと同様のようなメンツ&参加車。
昔と違いはtetsuは先導しないこと(笑)。これだけで半分以上他人事なので気が楽。
しかも今回CRF250Lで参加、しかも林道行くわけでもないので後ろにBOX付きのほぼ通勤同仕様というところもお気楽(笑)。 
ハーレーが主ですが 総勢14台中 tetsu含めオフ車も4台 、朝9時に 中央道石川PA出発というのも伊東二輪ではありえない スロースタートでした(苦笑)。

天気予報的にも曇りベースというのもあってか道中はそれほど混んでなく 甲府南まで高速で行き、後は下道で身延まで。
現地には11時過ぎには到着。
ナカムラ氏とミツヨさんは車で参加でしたが後半は一緒に走っていたので同時到着でした。

昔ながらなご当地 先祖代々のお墓がありそうな雰囲気の場所でしたが お墓の横までは車も入っていける舗装でした。 



親分のお墓は トラスト時代に何度か親分からお墓の周囲状況等聞いてましたが 聞いていた通り 広かった。下から上まで 『大原』でしたので知らないとどのお墓に親分が入っているか分からないかもな感じでした。

親分は一番手前の凛々しく ご立派な黒い墓石のお墓に入っておりました。



車組がお花も持ってきてくれたのと 参加者の中には tetsu同様 親分の大好きだったお酒やら差し入れを持ってきてくれた方々もチラホラいて お墓は御覧の通り華やかに


お線香は結構みな持っていたので 親分のお墓だけではなく ご先祖代々の塔含め 他の墓前にも添えさせていただきました。

『親分 ツーリングがてらで失礼しましたが 帰りも無事を見守っていて!』とお願いして 最後はみんなで元気に写真撮らせていただきました。



『俺にも走らせろ!!』って言ってそうでしたが(笑)。
どうせ あの世で走っているはずなので いいでしょう(笑)。

無事お参りも済んで お昼ご飯は本栖抜けた辺りにある ジビエカレーを主にしているお店か?(くっしーが決めたのでよくわからない(笑))。
みんなで精進落としを兼ねて 大多数がここのお店一番のオススメメニューの 『鹿カレーセット』を注文。


鹿カレーをメインにサイドで 鹿のタタキ、鹿の竜田揚げ、猪の燻製、サラダ、スープも付いた豪華仕様。
どれも美味しかったですよ。

帰りは山名湖畔の道から道志道に入って帰路でしたが トラスト時代の忘年会ツーリングで長年に渡りお世話になった 『轟荘』の看板はまだありましたよ。
色々思い出して懐かしかった~。
ここでは書けないけどね(笑)。

 ひさしぶりの道志道を通りましたが 以前と全く雰囲気が変わってしまっていて 同じ道かと思えるほど栄えてました。
途中親分が良く寄っていた イタリアンレストランのホロホロは健在でしたね。

tetsu達含め数名はフル下道で無事帰ってきました。

久しぶりの気張らないツーリングもいいものでした(笑)。

また行きますよ 親分。


  

 

PR

サイドスタンドボルト 緩み

先日修理やタイヤ交換でお預かりした カワサキ KLX250さん。

サイドスタンドの動きが悪いので潤滑スプレーを吹いておいてあげようと思い オフ車用スタンドで持ち上げて気が付きました。

オフ車ではアルアルのサイドスタンドボルトの緩み。


写真 青四角部分のボルトが緩んで抜けてきてますのが分かります。

オフ車に限らず 大抵のこの辺の構造はこのボルト軸のサイドスタンド側にネジが切ってあり更に貫通させた先にロックナットが装着されているのが通常です。
ただよくあるのはこのロックナットが経年使用で徐々に緩んできて脱落してしまうこと。
これはロードの車両でもたまにあります。

オフ車でも特に今回のKLXのような高車高車はサイドスタンド使用時のライダーの乗り降りでの車体の傾きの動きが多いので  必然的にサイドスタンドに負荷がかかりより緩んできやすくなります。
そのまま気が付かないとこの部分の軸がバカ穴になってしまっていき最悪フレーム側の穴も楕円になってしまっていくので早期対応が望ましいですね。

サイドスタンド出した時に、スタンドが地面に接地してから 立てた時妙にサイドスタンド自体の広がりが多いのは要注意ですよ。

街のバイク屋 ですよ

表は 『オフロード車メイン?』



しかし店内覗くと 『ドカ、メイン?』




そして違う方向向くとほぼ新車の スズキ SV650が納車待ちな構図。



そして作業しているのは原付のタイヤ交換。


これが伊東二輪です。

みなさま なんでもそうですが 物事 表向きだけで判断してはいけませんよ(笑)。

701 ENDURO 諸々整備

伊東二輪林道部 部長の 公道用 オフ車、ハスクバーナの 701 ENDUROくん、車検ついでの リヤ周りグリスアップの図。



先日の ゴールデン林道中の後に持ってきました。

701 ENDURO は KTM 690 ENDURO R の兄弟車みたいなものです。
エンジン、足回りは共用ですが フレームワークはどこまで一緒かちょっと不明。外装(シート周りも)も随分と違います。
tetsu所有の KTM 690 ENDURO Rは 2009年の初期型ともあり かなりエンジンフィーリングが粗々しいです。
そこから8年差の 部長の701 ENDUROは かなり乗りやすいと感じます。
いいか悪いかではなく 確実に 電装、機関、サスと進化しているのが分ります。
同じ林道走っても 701の方がtetsuには楽に感じます。
それ以外でも やはりハスクバーナらしい 『ジェントル』な方向性も感じます。
KTMにはジェントルさはないので(笑)。

エンデユーロレーサーも KTM、ハスクバーナ、ガスガスと 同一エンジン、フレーム車でも それぞれ個性、方向性が結構違う雰囲気なので その辺はメーカーの色が出るというところなのか面白いですね。

で、701 ENDUROの リヤリンク周り、スイングアームピボットのグリスアップ依頼でしたが これが結構大変なんですよ~(泣)。

この方達系のフレームは アンダーフレームがないんです。
ないけど 部長号のように大型アルミアンダーガードを装着しているとそれでオフ車スタンドで上げれるのですが スイングアームピボットを抜くのに左右のステップホルダー部を取り外す必要があるのですが その下部に アンダーガードを差し込む部分があるためもれなくガードも取り外しとなってしまいます(困)。
ということで フロントを固定して メインフレーム後部の部分で大型ジャッキで持ち上げての作業です。

で、取り外した スイングアーム、リンク類。


この辺の構造は KTMやハスクのエンデューロレーサーと同等の造りになっており ベアリング類の防水、防塵対策も万全な構造です。
国産車も真似て欲しいところですが......
グリースも予想以上に残っていて、インナーカラーも偏摩耗もなく 状態良好でした。
防水グリスを塗りまくって 再組立てにて完了。
動きは良くなったかな? は部長が分かってくれるかな(笑)。

久しぶりの 『MADE IN JAPAN』

先日 車検でお預かりだった 常連 AsaPくんの スズキ GSX-R600 2016年式。

車両お預かり中に 冷間時 エンジン始動時にたまに スタータスイッチのみ 「カチ、カチ」と言って スタータモータが回せない症状が出ておりました。

何度かチャレンジしているとスタータモータ回って 即始動できるので リレーが壊れかかっているのかな?という推測ですが その手前がダメということもあります。

この場合 単純に 怪しいのは バッテリー端子の緩み →スタータ関連の配線緩み→スタータリレー→スタータモーター という順になります。

バッテリー端子は全く緩みもなく 配線周りも特に異常はなし。
試しに スタータリレー部で 直接リレーを作動させると 寸分せずでスタータモータは回るので ほぼほぼ スタータリレーがダメと推測。
リレーが作動しないときでないと ダメかどうかの判断がつきませんが 今までの経験値と そのまま放置していて突然 うんともすんともという事もあるので 今回は新品交換しておくことに。




で、新品部品が来まして 毎度ながら どこ製品なのか 確認したところ 久しぶりに見ました。

『MADE IN JAPAN』 の文字を!


お~、ちょっと感動です(笑)。
同じ スズキでも ウチでたまに修理案件としてある アドレスV125のスタータリレーは 『MADE IN CHINA』ですので.......

どっちにしたって 工業製品、壊れるものは壊れるので どこ製品かは今では関係ないかもしれませんが 昭和オヤジのtetsuとしては 電装部品やベアリング類は せめて 日本製がいいですよね~ってなっちゃいます。

しかし GSX-R600 は そもそも 国内販売車はない車両。
昔から 全年式 逆輸入車しかないです。
ま、組み立ては 浜松らしいということは聞いてましたが 車両の性質からも この辺の電装が日本製にしておこうということなのかな?

なにはともあれ 大したネタではない内容でした(笑)。