忍者ブログ
あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

701 ENDURO 諸々整備

伊東二輪林道部 部長の 公道用 オフ車、ハスクバーナの 701 ENDUROくん、車検ついでの リヤ周りグリスアップの図。



先日の ゴールデン林道中の後に持ってきました。

701 ENDURO は KTM 690 ENDURO R の兄弟車みたいなものです。
エンジン、足回りは共用ですが フレームワークはどこまで一緒かちょっと不明。外装(シート周りも)も随分と違います。
tetsu所有の KTM 690 ENDURO Rは 2009年の初期型ともあり かなりエンジンフィーリングが粗々しいです。
そこから8年差の 部長の701 ENDUROは かなり乗りやすいと感じます。
いいか悪いかではなく 確実に 電装、機関、サスと進化しているのが分ります。
同じ林道走っても 701の方がtetsuには楽に感じます。
それ以外でも やはりハスクバーナらしい 『ジェントル』な方向性も感じます。
KTMにはジェントルさはないので(笑)。

エンデユーロレーサーも KTM、ハスクバーナ、ガスガスと 同一エンジン、フレーム車でも それぞれ個性、方向性が結構違う雰囲気なので その辺はメーカーの色が出るというところなのか面白いですね。

で、701 ENDUROの リヤリンク周り、スイングアームピボットのグリスアップ依頼でしたが これが結構大変なんですよ~(泣)。

この方達系のフレームは アンダーフレームがないんです。
ないけど 部長号のように大型アルミアンダーガードを装着しているとそれでオフ車スタンドで上げれるのですが スイングアームピボットを抜くのに左右のステップホルダー部を取り外す必要があるのですが その下部に アンダーガードを差し込む部分があるためもれなくガードも取り外しとなってしまいます(困)。
ということで フロントを固定して メインフレーム後部の部分で大型ジャッキで持ち上げての作業です。

で、取り外した スイングアーム、リンク類。


この辺の構造は KTMやハスクのエンデューロレーサーと同等の造りになっており ベアリング類の防水、防塵対策も万全な構造です。
国産車も真似て欲しいところですが......
グリースも予想以上に残っていて、インナーカラーも偏摩耗もなく 状態良好でした。
防水グリスを塗りまくって 再組立てにて完了。
動きは良くなったかな? は部長が分かってくれるかな(笑)。
PR