まさかのプラグがこんな事になっているとは.....
エンジン始動はすんなりするけどアクセル吹かすと息つきともつかないひっかかりがあります。
オーナー曰く エンジン回転が持続して上昇しないでノッキングのように走る時もあるとのこと。
???原付全般によくある バルブのカーボン噛みの一種のようにも感じますが....
一応外部的に診れるエアクリーナーとプラグを見て見ます。
当該車両 8000km時に中古で販売、現在 16000kmほど。
エアクリーナは相応に汚れてましたがそれほど『酷い』という状態でもないので一応エアブローして戻します。
次にプラグ。
こちらは 新車時からのものとなるので距離的にもどちらにしろ交換でよろしいのでそのつもりで交換します。
たまにプラグの電極ギャップの間にカーボンが引っかかっていて点火できないっていう状態の物も見たことあるのでそれらに期待しましたが 期待を裏切りインジェクション車のプラグではよく見る 「綺麗に焼けたプラグ」でした。勿論 電極のギャップ間は使用距離相応に減って開いてましたが それでもエンジン不調の原因にはなりえない状態です......
と思いながら外したプラグを下に置こうとした時に驚くべき事が!!!
なんとプラグキャップ側の先端部が抜けました.....(汗汗汗)
今までバイク屋人生でこんな事になったプラグ見たことありません。しかも NGK製......
6万キロ使ったプラグでもありません......
ということで不調の原因はコレです。
内部リークで不調だったのでしょうが そもそも よくエンジン始動出来ていた状態です。
っていうかここで抜けていなければ 交換して調子よくなったねくらいしか分かりませんでしたのである意味抜けてくれて良かったです。
見ると完璧にサビて腐食してますので随分と長い間 この状態に近かったはずです。
それ考えるとこれでも走れていたのは 流石の NGKなのかもしれませんね(苦笑)。
工業製品、なにがあるか分からないってことの再認識ネタでした。
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