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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

モンスター1000 タイベル危機一髪

先日車検でお預かりした HさんのドカのM1000Sieさん。伊東二輪でご購入頂き2回目の車検でしたが車検to車検でそこそこ距離を乗られる方。一回の出動でも 一週間くらいの旅に出てしまったりする使用状況。に加えて そこそこぶっ飛ばすお方なので 必然的に エンジン各部に影響は出るもので.....

特にドカの場合 タイミングベルトを使用している関係上 この辺りの点検は 定期的に見るに越したことはないですね。特に 今回のような使用状況の車両の場合。更に 空冷は特にと言いましょうか。

納車時に新品交換して納めてから4年。 約20000km弱。本来ならもう少し使えますが それは確認次第なことも多々。

で、当該車両は 即 交換決定となりました。

取り外した ホリゾンタル側(フロントシリンダー側)のタイベルですが......

写真の黄色四角部分。ベルト側面の一部 繊維が破断し始めてました。

近影はこちら。

こういうところから 破断が始まります。

このような危機一髪的な状態は今までも数回診ておりましたので 驚きはしませんね。
因みに tetsuの作業経験で一番驚いたこの手の事例では 900SSで内側のコグ(溝の部分)が10個ほど吹き飛んでしまっていたもの(汗)。このオーナー様は当初 推奨点検距離を逸脱して乗られていて 車検to車検でも交換推奨距離を越えてしまっていたものでした。救いは ぶっ飛ばさない乗り方のオーナー様だったことかと...... まぁ それくらい 定期的には点検、必要なら調整はした方がいいってことなのです。
勿論 経年経っていたら(tetsu的には5年くらい) 距離相応無視で交換推奨ですね。

で、本題に戻りまして 伊東二輪では 900SS系は常時タイベル在庫持ってますが  DS1000系のタイベルは在庫を持ってませんので EUへ発注。コロナ過の中でも 2週間かからずで送ってもらいました。
Hさんは 先日 日頃の足として アドレスV125SLTDを当店にて新たにご購入いただきましたが、それが超気に入ったらしく それでソロキャンプなんかも行っているようです(笑)。
折角 車検をとったM1000くんですので 来年暖かくなったらその時の世情が許す範囲で ドカくんでもいってください!
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RK オフロード用 カラーチェーン

先日 取引先からのRKチェーン新製品のサンプル品を試着させてもらいました。

オフロードレース用チェーンの 520MXUのカラーチェーンバージョンが限定数発売だそうです。
ノーマルは 薄いゴールドですが、今回 「オレンジ」「ブルー」「グリーン」というラインナップだそうです。
オレンジは KTMしかいないかな....グリーンも言わずもがな カワサキか。
ブルーが選択肢多いのかな。ヤマハ、ハスクバーナ、フサベル、TMレーシング、シェルコ と。
サンプルで頂いたのが ブルーでしたので tetsu FE号に装着してみました。


FEは 丁度 一年以上使用していたチェーンでしたので。
性能はそもそもMXUで同じなので 試走インプレもいらないでしょうが、そもそも tetsu左手が復活するまでまだ時間がかかるので しばらく乗れませんがね(涙)。

カッコいいチェーンってロードの場合はまだしも オフ車の場合 キレイなウチはカッコイイですが...... 泥だらけになったら関係ないんですよね(苦笑)。
ま、お洒落は足元からって言いますから(笑)。
カッコつけプラシーボ効果も大事ですしね!
限定数だそうなので ご用命の方はご注文 お早めにです。

TE150i テール周り修理

藤さんの ハスクバーナ TE150i テールランプ修理&フェンダーレス化。随分前のTEによる初河原練習にて 乗り手の体重により予想以上にリヤが沈み込んだことで ノーマルのリヤフェンダーがタイヤに巻き込んでしまったっていう(怖).......
その祭 テールランプが配線の根本からもげてしまい 点灯できなくなってしまいました。それ以外では右のウィンカーレンズ紛失となったくらい(これは この日 K主任が発見して無事回収!)で走行に支障はでなかったのですね。

元々 KTMやハスクは元々装着されているの長いリヤフェンダーを取ってしまうのが吉なのですが、藤さんは 他の部員ほど本格的にエンデューロをやる意向ではないので ナンバー残しの 自走ライダーさんなので 今回も「フェンダー撤去」とはならないのですね。

それにしても この車両、MY2020なので 外装フルモデルチェンジしたもの。ヨシケンくんの2019FEと外装のバラし方が全く違って またも四苦八苦しました(汗)。
リヤのサイドカバー(ゼッケンの部分)は 左右で取り外し方が違うし(謎)。最初 右側の外し方が分からなかったですよ。

そして ヨシケンくんの時と同じ、「もう元には戻したくない」状態になってますね(苦笑)。
とはいえ 配線取り回し~カプラの位置は tetsuの2015~2016年辺りの車両より大分 キレイに収まってましたがね(笑)。
ナンバーはすぐに取り外せるようにしてリヤウィンカーも貼り付け フラシュサーフェイス化したので これで大分 外部破損からは守られるでしょう。
藤さんも来年 ハッピーED辺りに出てみましょう!

モンキー パンク修理

最近ご近所に引っ越してこられたモンキーさん。リヤの空気が抜けてしまうようでチューブ交換依頼です。

久しぶりのノーマルモンキーさんですが ノーマルホイールが合わせホイールなんですよね~。
随分前にも当ブログで書いたような気がしますがまた書いちゃいます。
合わせホイールとは タイヤを左右からサンドイッチのように分割されたホイールで挟んで 貫通ボルトで固定している方式です。古い車両に多かったですが モンキー、ゴリラは近年までこの方式。何気にスプロケット外して インナーハブを先に外さないとなのです。
で、ボルトをただ外していけばホイール分断と思いますが、これがそうは簡単に行かない事の方が 多いです。tetsuの経験上では そちらの方が多数でしたので 作業前から気が重いのです(汗)。難儀する場合 普通の大型車両のタイヤ交換より数倍 労力使いますのでね(泣)。

タイヤ交換等で以前バラしてから時間が経ってないものはまだいいのですが バラしもなく経年長く入っていた物や湿気が多い場所での保管車両の場合は 難儀するパターンになります。
合わせている面が錆びてしまってホイールが剥がれなくなってしまうパターン。
更に怖いのは、タイヤがサビでホイールに固着してしまうパターン(泣)。
tetsuは後者のパターンで外れなくて 最後 サンダーでタイヤ切断しながら取った記憶があります。
なかには 剥がしている最中に ホイールがサビの腐食で崩壊してしまうものもあるくらいなんです.....(怖)。


でしたが 当該車両は後期のモンキーでしたのもあるのと数年前にタイヤも交換しているとのことで難なく外れてくれました。
tetsuは後に作業する方のためを思って(自分かもしれませんしね) この手の合わせホイールは タイヤ交換して戻す時はホイール合わせ面に耐水グリスを塗り込んでおくようにしてます。
無事 チューブ交換して納まりました。今回は メチャ汗かかなくて良かったです。
左手が使えなくて少し難儀しましたがね(苦笑)。