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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

燃料ポンプが動かなくなったけど.......

常連さまyuzaさんのドカの999さん。先日 自宅でエンジン不始動に陥って レッカー搬送。お話の限りでは「燃料ポンプ動いてない」とのこと。この手のドカは メインキー入れますと 燃料タンク内のポンプ作動音が「ウィーン」ってしますが それが聞こえないとのこと(汗)。

ドカに限らず 国産もそうですが 燃料ポンプはモーターなので 突然死することもあります。が、Yuzaさんの999の燃料ポンプは交換して間もないので あまりそんなことは.....とは言いながら 新品不良ってこともあります。 工業製品ですからね(苦笑)。
昔 新品プラグがダメなんていうのも2度ほど見てますからね、tetsuは。

車両を前にして まずは導通点検。ポンプリレーも働いてますしポンプ手前までの配線には問題ないようです。そうなると その先は燃料タンク内。
試しに テスト用のポンプユニットを繋いでみたら「 動きましたよ~~(泣)。え~~~!これって(汗汗)と悲痛な悲鳴をあげつつも まずは原因究明せねば。


ということでタンク内から取り出した燃料ポンプユニット。916以降のドカSBKのタンク内には形状違えど こんなのが装着されてます。ひとまずユニット内の導通チェックしているとポンプの最終的につながるカプラ部で導通あったりなかったり???。試しに 999の方のポンプのみを取り出し お店のテスト用の方と交換してみてテストしたところ 「ウィーン」と回りました~~~(謎)。ポンプ不良ではない......かと?
そこで 先ほど怪しかったカプラを再度外して刺し直して 999の方にテストポンプ入れてみて同じく作動点検したら 「ウィーン」とこちらも動きました。勿論 元に戻しても動きました。
ということで このカプラ部が怪しいということで 内部平ギボシを交換することに。
以降 数日店内預かりにて作動テスト、始動テストしてましたが問題ありませんでしたので yuzaさんにお戻ししました。これで何事もなければいいのですが。
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こういうのも たまにアルアル

初見の ご近所のヤマハ VINOさん。車体的に 2015年辺りのもので 新車からまだ6千キロ。セルが回らないので バッテリー交換したけどやはり セルでは始動しないということでご来店。
ブレーキランプも点灯するのでスイッチも生きてますので それ以外ですね。

この手の案件は なぜか原付やビッグスクーター系に多いのですがブレーキスイッチ関連も多いのですが、それ以外で 最初に思いつくのは 「スタータスイッチ」でして...... スイッチの接触不良に陥っている車両が80%~90%です。
当該車両も バッテリーは問題なく やはりスタータスイッチを押しても リレーが働かないので そもそもリレーに電源が行ってない可能性が高いので やはりスターターのスイッチ部の接触不良と推測されます。

で、接点潤滑剤等で復帰することも多々ですが 復帰しないもしくは復帰してもすぐに始動できなくなるパターンも少なくありません。この場合 素直にスタータスイッチ交換となります。

今回の車両は接点復活を試みても 全く反応しないので スタータスイッチホルダーをバラしまして 内部にて導通チェック。やはり電源がスイッチ押しても導通しません。別方法で直結して初めて セルでエンジン始動しましたので スタータースイッチ不良決定でした。


で、新品来ましたが スイッチ部分の内部構造がちょっと変わってましたね。ヤマハも 対策してきたのかな? 以前あった燃料ポンプ不良多発の時のように交換してもまたダメ.....なんてことにはならないで欲しいですね。

スーパーカブにはUリングチェーンおススメ


今となっては 「旧スーパーカブ」となった キャブ車時代のスーパーカブさん。まぁ 伊東二輪ではこちらの存在の方が 遥かに主流ですが(笑)。 3年ほど前に当店にて購入いただいた女性オーナーさまで そろそろチェーン&スプロケット周り交換となりご依頼。

定期的にメンテナンスにも来て頂き、オーナーさまも激しい走りは皆無だそうなので それがバイク側にも反映されてまして 当ブログでもよくある手裏剣スプロケにはなってませんでした。
流石に チェーンは偏伸びしてましたが これも ノーマルシールナシチェーンでしたので致し方なし。


伊東二輪では 特にカブ系でチェーン交換のお客様には RKの「MRU」チェーンをお勧めしてます。所謂「Oリング入り」チェーンなんですが そのリングの断面形状が 「Uの字型」でUリングチェーンとも言われています。まぁ 総称して「シールチェーン」です。
価格もノーマルの倍以上しますが 耐久性は3倍以上(定期メンテする前提)ありますので 元とれますので(笑)。
おススメです!

駆動系が新品になると走りもスムースになり一層楽しくなりますね。

縁石には注意して

常連様 ヨシさまのスズキ アドレスV125、すり抜け中に 出っ張った縁石に気が付かず 思いっきりそこに車体左下が接触した模様。
サイドスタンドがブラブラになって ドライブベルトカバーも破損したとのことでご来店。

結構壊れてましたが、サイドスタンド部は運がいいことに フレーム基部は無事。スタンドブラケットの根元のボルトが一本折れて ブラケットごと曲がってグラグラになっている模様。


取り外したスタンド。


そのブラケットと新品との比較。

この分厚い 鋼材が曲がってます。どんだけ激しく当たったのか.....V100ならサイドスタンド取り付け部のフレームが貧弱なのでフレームが逝っていたでしょうね。

そして ベルトカバー側は 表側の樹脂カバー側のみの破損ですんでいました。

V125は 防音効果も兼ねて 通常のアルミカバーの上からもう一個 樹脂カバーが装着されていて その前方部にはベルトカバー内を冷やすために外気を取り入れるダクトがあるのですが その部分と内部フィルター取り付け部が破損しておりました。脱落しないように ヨシさんが自前の針金で止めてきてましたね。流石大工さん(苦笑)。
こちらも 奥のカバー取り付け用の長いボルトが逝ってなくて ラッキーでした。
今回のケースはこれくらいで済んでいるのでホントラッキーですが、場合によっては反対側に転倒なんて事もありえますので みなさんすり抜けする場合はほどほどのスピードで。勿論 安全スピード内ですよ!あ、 すり抜けを提唱しているわけではありまぬので。
あくまで 安全運転範囲内ですよ。

気持ちは 「READY TO RACE」 なんですがね.......

今年のエンデューロレースに向けてtetsu の独り言です。
左手が使えるようになってきて 今年初めからはバイクも乗れるようになってきましたが まだ左手機能としては 怪我前の 60%って感じです。それでも 細々と体力トレーニング(もどき)をしつつ 徐々にエンデューロレース復帰リハビリ中です。



とはいえ この緊急事態宣言の状況で tetsuが参戦予定のレースも延期や開催未定となっておりますが いたしかたない。それに今の状況下では レースで怪我するだけでも恐ろしいですからね(色々な意味で)。「おいおいなにやってんだよ」って言われかねない(笑えない....)

逆にその分 左手首骨折からの約4か月間のブランクを埋めるべく レースまでの間、練習時間がとれると思えば それはそれでいいのかな とポジティブに考えます。
今年も変わらず 愛機ハスクバーナで出走しますが 初のKTMカラーでも参戦するのかな?
気持ちだけはいつでも 「READY TO RACE」なんですがね(笑)。