忍者ブログ
あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

999 車検&修理 其の①


常連さんSBK、ドカの999です。伊東二輪では唯一のテルブランチ(デザイナー名)車ですね。しかも珍しい 「イエローボディ」です。大概 イエローと言えば、「749」と連想されてしまうのは先代の748と同じです。
オーナーさんは初バイクの免許を取った際のトラスト時代に初バイクとしてM400(キャブ)を購入いただきました。そこから2年後の大型二輪免許を取得、999のオファーを頂きました。当初から「イエローボディ」希望でしたのでなかなか探し出すまでに時間を要しましたが、結果そのおかげで程度がいい車両をお探しできました。当時走行8000km。車体の状態も良く、リヤサスも999のノーマルはザックス製なのですが、オーリンズに換装されておりました。
それから2回の車検を経て 今回 走行3万キロとなりました車両の車検です。
これまで大物修理はありませんでしたが(と言いながら前回の車検時にシートレールが折れているのを発見してしまうという....勿論 溶接修理しました.)、流石にSBK車両なので ここで一回 そこそこやっておく時期になりました。
今回の主な目的は、車検ベースに他修理が ヘッドカバーガスケット交換(オイルが結構滲んで漏れてます)に伴うヘッド内部の点検、タペット等の計測。クラッチ周りのフル交換(打音が大きいので、一度も交換してないクラッチ一式、アウターバスケットと新品交換へ)。その他 気が付いたところという感じなメニューです。
当該オーナーさんは歴代整備点検も しっかり距離計算だったり、時期判断をしっかりしている方ですし、車両を走らせる目的もちゃんとSBKに適した走らせ方をしてきてますので バラす前のエンジンの感触でも 大変調子もよく、異音もない車両です。こういった車両はエンジン内部も傷んでないと推測できますが.....如何なものでしょう.....
ということで 数回に別けてお伝えします。


で、まずはフル外装を外した図はなかなか見れませんが....こんな感じです。
正面から見たこの感じ.....このまま走っていても超インパクトあっていいかも!って思うのはtetsuだけ?
つづく
PR

ご当地ナンバー (町田偏)

ご当地ナンバーが過熱しすぎじゃぁない?っていう第二弾。「町田市」の物です。


今週納めた50ccさんのナンバーですが、「町田市」のご当地バージョンのナンバーです。「薬師池公園」をイメージングの物ですが.....もう 改造ナンバーでしょう!っていうくらい 「絵」ですよね。でも、今まで見たご当地ナンバーの中では 「これはいいかも」って感じさせる 暖かいナンバーですね。税金が課税されているという証の原付のナンバーの意味。このナンバーを造るのにも、市民の税金が使われているのでしょうが......まぁ、250ccや中型・大型二輪車の品川ナンバーから脱却した「世田谷ナンバー」なんかよりよっぽどいいですけどね(個人的意見ですので.....)
世田谷も「世田谷ナンバー」なんかより、原付のご当地ナンバーに力入れればいいいのにね.....
「サザエさんナンバー」とかが候補かな(笑)

KTM 690 DUKE 納車

本日こんなバイクを納車しました。

KTMの 690DUKE です。お客様のオファーによりお探しした車両です。2013年式、走行4600kmの極上車でした。KTMのパワーパーツ(オプションパーツ)も適度に装着されており お客様も大満足でした。
この車両もエンジンは「LC4」。伊東二輪の「LC4エンジン」テスト車両の690エンデューロRが690での初期のエンジンとなり、それは排気量「654cc」なのですが、今回のDUKEは現行のエンジンとなるリアルな「690cc」エンジンで、プラグもツインプラグ化。コントロールユニットもより綿密なセットが施されており、より乗りやすくしなやかなエンジンの取り扱いになっておりました。しかし、やはりKTMの社風「Ready to Race」の言葉通り 車体やエンジンパフォーマンスは元気そのもので、この個性的な楽しさは 日本車には出せないでしょうね。
2013年式なのでABSは勿論、パワーコントロールは以前から装備されておりますが、その「行きすぎていない」装備がまたtetsu的には、好感持てましたね。
先日納めた、DUCATI ムルティストラーダ1200Sの 「スカイフック」と言われる、車体全体のコントロールデバイスは正直「なにがなんだか......」な感じで もう良く解りませんでしたので(笑)。すごく良くできてはいますよ。流石、現代装備です。しかし......
あんなに色々出来るのも、悩む元になって 結局 無用の長物となりそうでもあるので tetsuは 選べるスイッチも3個くらいでお腹十分ですがね(笑)。

と、相変わらず 4サイクル690cc単気筒とは思えない、軽快な吹け上がりを醸し出す 「存在感ない」LC4エンジンが楽しくも、その独特のエンジンフィーリングでもっていかれる 軽量な車体は久しぶりに楽しいバイクでしたね。オーナーさん、楽しく 安全に乗って下さいね~。

スーパーカブ50納車整備の一環


明日納車予定のカブくんの納車整備中の一コマです。キャブが調子悪いわけではありませんが伊東二輪ではフルオーバーホールでの納車を基本としております。カブの場合、結構汚い内部のキャブでも平気で普通に走ってしまいます。しかしこのOHの本題はそれではありません。キャブ車時代のカブの場合、キャブレターの装着位置の関係上(シリンダーヘッドの真上にある感じ)、走行距離に関係なく 経年使用によりキャブレタの内部パッキン類が硬化してきて、そのうち燃料リークやらエアリークをしてくるようになっていしまいます。

エアリークはまだ稀ですが、燃料リークは確実にしてきます。燃料コックを煩雑に閉めない方(停車中でもいつでも開けっ放し)の方はフロートチャンバ―パッキンがイカれるとその間から燃料がリークするようになってきた時に滲み放題となり、車体周りがガソリン臭くなります。ヒドイ物はそのまま滲んだガソリンがシリンダーヘッドに垂れて、ヘッドが茶色く「ガソリン焼け」してしまっているものも多々見ます。

という予防も兼ねて、伊東二輪から旅立っていくカブくん達はみなキャブのパッキン類は新品交換での納車としております。という一コマでした~。

ご当地ナンバー(川口偏)


約2か月前に購入いただいたスーパーカブ90さん。ご覧のとおり川口ナンバーですが....
最近流行りの「ご当地ナンバー」です。前回納車時に写真撮り忘れたのでご来店を機に一枚。
川口は鉄鋼の街ということから、溶鉱炉をモチーフにしていますが、結構 全体的に「カスタム」感ありますよね。
知らない人が見たら、黄色ナンバーに自分で絵を描いてしまったとか思うかも。
そういえばそれも撮り忘れているのですが、「浜松市」の原付ナンバーのご当地バージョンの「バイク」をモチーフにしたナンバーもなかなかいけてます。