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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

こんなバッテリーの壊れ方もあります

先日修理したホンダ ズーマーさん。突然メインキー入れても電源が入らず、キックでもエンジン不始動になったとの修理依頼。確認しても うんともすんとも言いませんね。なにも改造もされてない模様のいたってノーマルな車両でしたので セオリー通りの故障の疑いが強いですが まずは順番に見ます。
一番単純な バッテリー端子緩みはありませんね。テスターで測る限り バッテリー電圧はあります。次にヒューズを疑いますがどれも導通を見る限り 正常です。こうなるとメインキーの接触不良やらどこかカプラの断線?  とも疑いが伸びるのですが、ここで立ち止まり 原点に戻ります。
「バッテリー壊れた?」
そうです MF(メンテナンスフリー)バッテリーの突然死の疑いですね。もう一度 バッテリーの放置電圧を測ってみます。



12.79Vありますので 通常で言えばかなり優秀なバッテリー状態と言えます。


しかし メインキー入れてみますと途端に 2.92Vに落ちました。


これバッテリー内で壊れている典型です。違うバッテリーを接続してみてすんなり電源復活。エンジン始動もセル一発で解決でした。
本当にMFのバッテリーのトラブルは幾度となく色々なパターンで診てきましたので 一般の方が突然その場でこういったトラブルに遭遇すると アセりますよね。電気は見えませんからね。
新品バッテリーに交換して完了です。
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17日の 伊東二輪 林道中 後編



お昼休憩を長めにとって 1時30分過ぎに 午後の部に突入です。ここから 約20km北上して小海辺りにある 「茂来山」(モライサンと読むらしい)周辺の林道に行きます。ここはこの山を撫でるように 数本の林道が入り乱れていて 一部は周回もできるとこでもあります。メインは 茂来林道となります。tetsuは以前に2度ほど走っているのですが それも10数年前。その当時でも道を覚えることは困難でした。全部走破すると 28kmほどあるのでしょうか。支線も多数あるようなので どこまでにしておくかが課題です(笑)。
ここも入口、出口が分かりずらいのですが、帰路が南側に出てくるので 一番 北側の入口から進入としました。目印となる国道からの入口は比較的容易に発見できます。後は 道なりに走っていくと おのずと林道になりました。

↓おぉ なんということか!ゲート通行止めとは!

しばらく進むと予想外の展開に。 ゲート通行止めが.......こういうことも多々あります。
こうなっていては致し方ないので 他のルートを模索します。このゲート通行止めの戻ったところの分岐の舗装路が西側の山の方に向かっているのは確認したのですが その先が完抜きになているのか不明だったのと仮に集落に出れたとしても この辺は道が複雑なので、残りの時間も考えて ここでの冒険はやめて 西側から進入できそうなルートをとることに。(後日 再度検証したらこの先はこの後行く 蟻城林道からの部分に繋がっていた模様)


↓パイプ好きなフジモくん

グーグルマップ上で それらしい目星をつけて いざナビで!。午前中に一度 騙されてましたが今回は 大活躍!! 野生の勘が的中して まさしく 茂来林道に接続する 蟻城林道の入口に導いてくれました。
ここから問題なく 走り抜け 山を正面に右方向への林道を走っていけば間違いないです。途中 変形 4差路の部分に出ました。


↓分岐路で 再度ルート探索中

写真の奥の林道が 7kmほどですがここを起点に周回できる 信濃沢林道です。しかし この時点で 4時過ぎ。この先 最後に峠越えの ガレ林道の川上牧が丘林道を行かなければ帰れませんので ここは残念ながらパスして 残りの部分もパス。一路 川上牧が丘を目指します。
川上牧が丘林道に入ったのは 午後5時過ぎ。陽が長いからまだいいですが 知らない林道なら入らないところです。林道内でなにかトラブルが出て 陽が落ちるなんてことはよろしくありませんので。

川上牧が丘林道は 長野側が9kmほどのガレダートで山梨県側が全線舗装です。最高地点の標高は2,360mであり、車両で通れる林道としては日本最高所なのです なので CRMのような2ストや小排気量車は標高が上がるにつれて かなりのパワーダウンになります。今回 tetsuはここお初の KTM690ですが その排気量の恩恵で約9kmを駆け上がっていきます。
実は午後の部から 連日の寝不足のため 今一体調が優れなかった tetsuでしたが ここはガレ林道ですので 気合集中 一気に登って 果てました(笑) 相模川で鍛錬を積んでいる ササくんCRMが意外と早く到着したのには驚きました。また 新参者の ミヤザくん、経験浅い フジモくんも 思ったほか 早く到着して やはり一日中林道走り回っていると 身体が馴染むの典型でした。


↓ 最後の集中力を使い尽くして 果ててます(笑) 


↓ハイ最後にみんなでパシャリ


ここで今日の林道行程は終了~。後は 舗装路を下るのみですが超睡魔に襲われます。甲府市街地に到達したのは 7時近く。高速も大渋滞しているようなので その辺のファミレスで休憩することに。2時間ほどウダウダできたのでtetsuもかなり調子回復しました。ここからは 国道20号ひたすら走り 帰宅したのは 11時過ぎという。 久しぶりに 「走った!!」と言える一日でしたね。
tetsuの行動距離で ドアtoドアで 総走行距離 542kmの 日帰り 林道中でした。
参加の皆様 お疲れ様でした。 でも フジモくん、ミヤザくん、ササくんの3人は どんどん吸収して 後半になるほど ペースも上がってきていたので やはり経験と鍛錬は大事ですね。
また次の機会にも楽しみましょう!! あ、今回 行けなかった方々も。

↓ ミヤザくんからの写真。走行中に 挟まってゲットしたものなのか不明ですが.....カワイイですね。

17日の 伊東二輪 林道中 前偏

17日(月)の林道中の模様のアップです。
今週月曜日は世の中 祝日でしたので 短い林道期間をお客様と走るべく 今年 2回目の伊東二輪 林道中を企画しました。
行き先は 長野 韮崎~北方面 小海 辺りまでの山にある林道等。

今回の写真も ほぼ 参加者の フジモ氏より頂きました。感謝です。


朝 6時に 中央道 談合坂集合出発としました。参加者は 7台......のはずだったのは一台 寝坊して 絶対間に合わないので 残念ながら諦めてもらい 6台での道中となりました。 KTM690 3台、スズキDRZ400、ホンダCRM250R、ヤマハ TT250R での道中となります。
今回行く方面は10数年前に一度だけ通ったことがある林道他、初めて行くところもあり 全ての予定がこなせるかは いかにスムーズに入口が探索できるかです...... 要は現代の武器。スマホに頼ります(笑)。


↓ 今回 林道 2回目のミヤザくん依頼で パワーモードをローに変更できるようにしてます。


ということで 韮崎下車で 燃料入れて いざ一発目の 金ヶ岳林道目指します。まずは10キロほどの林道。ここは初めて行くので なかなか入り口が分からないかと思いましたがスマホパワーで 思ったより確実に行けました。事前情報により今日行く方面の林道は最後の最後に通る予定の林道以外は どこも走りやすい路面みたいですので 経験の浅い人にはうってつけでしょう。

↓ 今回参加者中 一番林道経験豊富な ネギさんTT250R とパシャリ。
 

この林道で 支線(枝道)を二本入って行ってみましたが どれも短いですが他の道に抜けているのが確認できました。ここの支線は本線と違って ガレていたりうっそうとした感じで それはそれで雰囲気が変わった趣で面白かったですね。  抜けているとつい その先を探索しに行きたくなるんですがね(どう道が繋がっているかがわかるので)。

↓ 「リヤブレーキがスカスカです!」とオオくん

ここで オオくんKTMにトラブル発生。走行中に知らず知らずのうちに リヤブレーキペダルの上に足を載せっぱなしにしてしまっていたらしく リヤブレーキがフェードからべーパーロックしてしまって踏み込んでもスカスカになってしまったとの事。 とりあえず 少し時間を置いて 冷ましてみます。

↓オオくん号 ブレーキ調整中

すると ひとまずリヤブレーキの感触は戻ってきましたので完全にはエア混入他動作には影響ないようですが べーパーロックしてしまったのは間違いないので 本当はエア抜きをしてみた方がいいのですが場所が場所ですので このまま様子見で行くことに。KTMのリヤブレーキの先端は 踏み込み部分がボルトで取り外せるようになってます。その部分を外して裏がえしにして上に付いていた物を下側につけることで 少しでも踏みっぱなし防止としてみました。 まぁ 本当は乗り手が足の置き場を調整するのですが、万人にポジションが合っているものでもないので。その後も スマホのナビに騙されながらも(笑) 2本目の横尾山林道に。

↓ハイここから横尾山林道ですよ~

ここはこの周辺で悪名高い 「クリスタルライン」の一部から入るのですが 情報なければ行けませんね(苦笑)ここは以前にも来たことありましたが やはり苦労したのを覚えてます。
ここは全行程 21キロですが全体的に走りやすい林道です。ここを出てすぐに 6キロほどの松平林道へ。ここも向こう側が完抜きですが 戻ってきた方が後半のルートには良いので往復 12キロ走りました。ここも楽しい林道でしたね。
とここまでが午前の部。ここから少し北上して 野辺山辺りでお昼です。

↓野辺山ドライブインで昼飯です!

余談ですが JR小海線の野辺山駅は JRの駅で最も標高の高い所にあり(海抜1,345.67m)。JRの線路で最も標高の高い地点も野辺山高原にある(海抜1,375m)そうです。この日もお昼をとった辺りは空気もヒンヤリしていて気持ちよかったですね。お日様は暑かったですがね!!
後編へつづく

ここ最近多い またまたタイヤバースト......

伊東二輪開店当初から ご利用いただいてる 走行 10万キロに到達しようかという ホンダ フュージョンXさん。通勤スペシャルで オーナーさんも悪気がないのは解るのですが......
これ 二度目です.......

 
リヤタイヤ 使いすぎ バーストです。
笑えないけど 笑ってしまったのが 事前の電話で 「なにかリヤタイヤが変な感じです。空気が少ないのか 抜けているかも....」と。 たぶん パンクしてるんではというやりとりの後 乗れるということだったので気をつけてご来店頂くことに......

とまぁ 現車見たら このありさまでした。

もぉ 本当に何回も言いますが...... 危ないですよ 皆さん。走っているのは自分だけではないですからね。とまぁ 意識が少しでも 向上してくれればといつも願いますが。


どうでもいいですが、外したタイヤ....... ホイールごと自立してます(笑)。
どれだけ 直線しか使ってないかが解りますね。車のタイヤのようになってました。