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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

いつのまにかドカ祭り?!

いつもいつも良く来るお客様には 「相変わらずドカばっかりだねぇ~」って言われる伊東二輪ですが 言うほどそんなことはないのですが.....。主力のカブ筆頭にオフ車も原付スクーターもあり どちらかというとドカ率はそれほど多くないのですが とはいえ在庫の900SS、モンスター 計4台だけでも  「あか!!!」が主張し過ぎているのか.....
そんな中 現状の伊東二輪は ドカばかりと言える状況でして....(汗)。


ハイ、ここだけで何台ドカがいるでしょう.......

色とりどりでも 店内見渡せど ドカばかり。車検に修理に売約済み車と 外の展示車両も入れて 計12台いますです.....今ばかしは 「ハイドカ屋です」と言ってしまいそうです(苦笑)。


そんな事考えつつ、常連様の 900SS見慣れた空冷2Vのタイベル調整も今日もするって感じですか(笑)。
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ブレーキオイルも定期的に交換しましょう


27年新車で登録されたヤマハFZ1、走行 4300kmの車両のフロントブレーキオイルの状態です。かなり劣化しております。まだ2年強と思いますが その間の 寒暖差だったり保管環境の湿度だったりとブレーキオイルを劣化させるのは必ずしも 使用環境によるものではない場合もあります。勿論 ハードブレーキばかりをする人はそれ以上に劣化いたしますが。
真っ黒まではいってませんが 「茶色」以上に透明度が落ちているのがわかります。これでもブレーキオイルとしての役目は果たしてはいますが状態としてはかなりよくないですね。このままオイルも交換せずに使い続けていると ブレーキ周りの作動不良の原因にもなり 最終的にブレーキが効かなくなるケースも考えられます。


新品に交換するとこのような透明度です。
使用距離にかかわらず 一年に一度くらい エンジンオイルと同じで ブレーキオイルの交換も 操作系の維持を考えると良いですね。

林道車両の定期整備


今年、伊東二輪 林道部隊で一番走った、ササくんのホンダ CRM250R号。シーズンオフに入りのもありますが チェーン交換等もあり それを兼ねて 林道車両ならではの定期整備も承りました。
舗装路使用の車両と違い林道使用もしていると その走る環境にもよりますが、あらゆる部分の消耗、劣化、作動不良等が起きますので オンロード車両より マメなメンテだったり 定期的部分のグリスアップだったりを必要とします。これを怠って 「ただ乗りっぱなし」では ボロボロになっていき ますね。

当該車両 納車したのは昨年の8月。とはいえ本人がオフロードも走り始めたのは今年になってから。そこからハマりにハマり いつからかは自力で林道探索も行き、夏には北海道の林道も探索しにいくという活発ぶり。そんな使い方ですが 今回のようにしっかりメンテをするところも良いところです。洗車はやっているようですが 今回発覚した、「意外と手を抜いてるな....」というところはもっと頑張って洗車しないと意味ないですが......
今年の9月にリヤリンク周りはオーバーホールしたので そこは今回はスルーします。


見た目で解るチェーン交換他、スロットル周りの分解、清掃、グリスアップや しばらく見てないエアクリーナーの点検、オフ使用だと短命で汚れる 2ストミッションオイル交換他 前後ブレーキ周りの点検、清掃等が主な作業内容です。

チェーンは調整してもすぐに伸びてくるようだと 大分末期です。下手すると 林道一本の割合で 一回調整するという事態にもなりかねません。それくらい サスペンションストロークにより伸ばされているとも言います。

色々見てると発覚することもあります。リヤブレーキキャリパーはピストンのダストシールが噛み込んだまま表に出てきてしまっているのを発見したので後日リヤキャリパーオーバーホールとなります。またCRM(特に林道使用や舗装路をヤンチャに走ってる車両)が最大限要注意なのが フロントスプロケットの ミッションからのカンターシャフト軸のスプラインの摩耗。ここは 歴代 4台ほど ミッション側のスプラインが吹き飛んでしまった車両をやってますので 一番の予防は定期的にフロントスプロケットを新品に交換でしょうか....とはいえ 乗り方にもかなり左右されるのも事実です。CRMシリーズは純正を使っているかぎり スプロケットは長持ちくんです。ちゃんとチェーンメンテしていれば 30000キロくらいまでもってしまう勢いです。で、今回はチェーンは当初から交換予定でしたのでついでにフロントスプロケットの状態も見ておきます。前オーナー、現オーナー共 メチャメチャ激しく乗る方ではなかったので ミッションシャフトのスプライン部はいたって優等生でホッとしました。逆に 歯の方が結構辺摩耗していたので こちらも部品発注 後日新品交換です。

やはりな.....という感じだったのがエアクリーナーエレメント。ササくんは 相模川の河川敷の走れる場所まで約10分のところに住んでいますので たまに出勤前に練習行ったりもします。通常の林道走るより 大分 土埃も多い環境ですので エアーエレメントも定期的に見てないと かなり汚れますが......



エアクリーナーBOXの蓋を開けた図......
泥だらけやん!!  予想通りと言えば予想通りでしたが エレメントの劣化も入り 粉砕秒読みでした。いいタイミングで見ましたよ。エレメントは在庫でありましたので 即日交換。




新品との比較。こんなに違うんですよ~。それだけ 埃を遮断してくれてるのね~。
ミッションオイルも今年の8月 北海道に行く前に交換しておりましたが、林道使用の2ストは早めのミッションオイル交換は悪いことはないのでこちらも交換。
その他 出来る範囲は作業を終えて 半日かけて 小リフレッシュ。残りは後日修理しましょう。

やはり 自分の趣向性を楽しませてくれる オートバイ。大事な相棒ですから 定期的に手を入れておくべきだと考えます。

11月12日 秋の伊東二輪ツーリング の模様 後編

足柄PAには8時45分頃に到着。すでに 厚木在住のササくんが996にて予定通り ガソリンスタンドで待ってました。これで今回の参加者集合です。




ここで今回走ったルートを公開。


大雑把ですが 赤い線が高速含め今回のルートです。
御殿場で高速降りて、富士山スカイラインを西に 白糸の滝を目指し、そこから県道71号で河口湖に出て そこで昼食が午前の段取り。
富士山スカイラインはかなりの標高も走りますのでこの時期寒いですが 思ったよりは我慢できる寒さでしたね。sinくんは「寒くて身体が動かない」と言っておりました。あ、KTMのミヤくんなんかは集合場所の港北ですでに防寒対策でカッパを着ていましたけどね(笑)。

午前の道中もなにも問題なく スイスイと進みました。どこに行ってもバイクのツーリンググループが多かった日でした。やはり10月に雨ばかりだった反動なのでしょうか.....


で当初の昼食予定だった『山麓園』に到着.....この外観....雰囲気いいですよね~。
藁ぶき屋根で飛騨の合掌造りな内装の囲炉裏を囲んでの焼き物焼きながらの昼食はなかなかいいものなのですが.....


ん? 昼食予定だった?.......
はい、そうなんです。ここでは食べませんでした。開店11時前に到着 しばらく店前でまってました
が なんと 午後1時30分まで予約で満席ということが発覚!! が~~~ん!!まさかの展開です。
以前に来たときはすんなり入れたのになぁ..... 最近のweb効果なのでしょうか....


しょうがないので即席で近隣の食事処を探します。と、そこで発見したのが山麓園の隣にある数軒の食事処。フクさんが入ったことがある 有名なうどん屋さんがありそこに行こうということになったのですがそこも人が並んでいます。すると クマさんがその右側に隣接する あまり目立たない 韓国?焼肉屋さんに着目。「あそこだめですかね~」と店前を見に行ってみると ランチメニューもあり 内部も思ったより広く 10人全員が入れるので 急遽 昼食はここで決定でした。




大多数の方が 『特別(スペシャル)ランチ』を注文。ハラミが150gの定食ですが テーブルの人数分が一皿で出て来たっていう.....全員若ければ 最後の方に 闘いになりそうですが みな落ち着いた大人(笑)、そんな事もなく 談笑しながら焼いては美味しく食べました。
余談ですが、ここの焼肉ランチは美味しかったですよ。肉の質もよく 肉厚で焼いても柔らかい美味しハラミでした。 ヤマくん奥さんも「次もここでいい!」と言っていましたし(笑)。


午後の出発前に店舗前で集合写真。お昼だけ合流した 林道部隊のヨッシーくんも一緒に。



ここでヤマくん夫妻900SSは別行動にて離脱、後半は 8台でツーリングです。
午後は そこから国道137号を北上、御坂トンネル手前からある 旧道に入り 御坂峠を抜けて また国道に戻ります。御坂峠付近では見ごろの紅葉目当ての車やバイカーが多かったのには驚きましたが 我々は『走りが目的』ですので 淡々と走り去り抜けます(笑)。下りになると コーナー各所で枯葉が粉々になったものが路面上に降り積もっていて 要所要所は気を付けて走らないと 滑ってしまう状況でしたが 皆 難なく走り切り 更に後半へ。
ここから塩山を抜け 国道411号で 奥多摩方面に向かいます。



411号途中丹波山から小菅方面に行き県道18号にて上野原に降りてくるルートへ。台数も少なかったのもありますが どこでも特に大きな渋滞にも合わず スムースに走り切りました。上野原手前のコンビニで休憩。この時点で 午後3時頃。
今回も 問題もなく 明るい時間に帰路に着くことができました。

今回は全行程 約 330キロの快走ルートでした。

tetsuのFZ1 FAZERの初ツーリング検証は 「なかなかいいバイクね♪」って感じでしたね。流石 日本魂で ドカではこんな感覚ない 『楽をさせてもらった』車両でした(笑)。普通使いなら 国内仕様の馬力で十分OKでしょう。バツグンに乗りやすく扱いやすいですからね~。

次回のオンロードのツーリングは 12月10日を予定しています。
寒いので大したところは行けませんが、 またのご参加お待ちしております。

11月12日 秋の伊東二輪ツーリング の模様 前編

 

11月12日に行いました、伊東二輪ツーリングの模様です。
10月29日に予定していたツーリングが台風により中止となったのもあり 期間開けずに開催いたしました。6月以来のオンツーリングとなります。伊東二輪では 基本 7月~9月の期間はオンロード側のツーリングは開催しないことにしていますので(暑すぎるので 人間にもバイクにもよろしくないので)。
今回は 行先がコロコロ変わり参加者の方々にも 不明な情報のままの開催となり申し訳ありませんでした(この後、更に土壇場で変わるっていう事態に.....)。

10月の時より 参加者は 2日ほど前まで 4人しかいなく、しかもその参加者がtetsu含め全員 林道部隊にも参加している人たちだったっていうのには笑っちゃいました(笑)。tetsuとササくんはオンロード用のバイクですがもう二人のKTM勢は林道もオンロードもそれ一台の参戦ですので 余計に変わり映えがないっていう。最後まで参加者が変わらなかったら 「急遽 林道中に変更」となるところでした(笑)。実際 KTMのミヤくんは 伊東二輪のHP上での参加者が増えないことで 「これは林道行くのでは?」と当日まで そのつもりで用意していたっていう(爆)

結果 なんやかんや土壇場で参加表明してくれる方々(多くは 天気の動向にもよるのでしょうが)がいて 総勢 9台(10人)と 形になる台数での開催となりました。
Am8時に 東名高速 港北PAに集合出発です。


当初は桜エビで有名な 静岡 由比の漁港にある「浜のかきあげや」が第一目標でしたが 10月21日の台風でしばらく休業を強いられていましたが 今回のツーリング前には復活しているのを確認。でも 11月5日以降に冬季の漁が開始された影響もあるのか 土日はかなりの混雑ということなので今回はここを却下。で、トラストワン時代に行ったことある 富士市のB級グルメ「つけナポリタン」を食しに行こうと思ってましたが ツーリング一週間前に 行く予定だったお店(以前にも行ったお店)が 現在閉業してしまっているのが発覚!!
これはどうするかと思い、「寒いから ほうとうでも食べる?」って思いながら 寒いから 海の方面に行くのとは打って変わって 結局 河口湖にある 「山麓園」という 囲炉裏を囲んで焼き物他ほうとうが食べられるお店に行くことに.....しかし これにも予想外の展開がありまして.....

参加台数は9台ですが1台 900SSのヤマくん夫妻はタンデム参加です。もう何回も伊東二輪ツーリング参加頂いてますが タンデム側の奥様が大の 峠好きっていう(笑)。運ちゃん旦那 今回も頑張って!!ですので 9台 10人の道中となります。




今回他に 10年ぶりに参加の 保険屋さん クマさん スズキ GSXS1000Fや 長年常連さんでやはり久しぶりに参加の Sinくん BMW S1000R。更に 最近乗り換えで モトグッチの 1200スポルトで参戦の ハシさん。これに ミヤ君、オオ君のKTMオフ勢。いつも写真でお世話になる フクさん CBR1000RR。足柄PAで待ち合わせの ササくん 996。 今回は伊東二輪にしてはドカ勢も少なく 他メーカー色も強い参加車両で面白かったですが ここで tetsuも意外な車両で参加いたしました。

長年 オンロードのツーリングで 愛車 996Rが絶対の車両でしたが 今回 tetsuとしては色々思惑もあり 毛色の違う車両として、ヤマハ FZ1 FAZERで参加してみました。

これで 参加9台中 7メーカーっていうのもある意味スゴイですね。



↑なんの変哲もない ノーマル FZ1 FAZER 伊東二輪号 (あ、センタースタンドは外してしまってますが....)

直列4気筒 1000ccの国産車です。2006年~2014年まで作られており 海外仕様は 150psあるんですが(2005年のR1エンジンがベースなので素性はそんなものでしょう) 2008年以降は国内仕様しか正規には入手できません。伊東二輪号は 2012年の国内仕様なので 94馬力仕様です。R1エンジンと言えど 、40%増やしたクランクマスのおかげで下とかR1より全然乗りやすいですね。なぜこの車両というのは 色々 仕事上の都合も考えてなのが一番です。簡単に言うと 「他の庭も見て触って感じとかなきゃ」っていう感じですね。直列4気筒もお客さまもいらっしゃいますし 仕事では触りますし、試走もしますがいざ  30年間でまともに4気筒乗ったのは 昔 鈴鹿8時間耐久に出た時の カワサキ ZXR750ですので.... 公道走らせたのは 本当に免許取りたての頃に所有していた GSXR400(3型)ですし。それ以外は 全て レーサー含め 2ストもしくは 単気筒のレーサー他以降は ドカとオフ車のみですので。それと 丁度 996Rも色々整備しなければいけない部分もあったのですがいかんせん最近はやっている時間も無く..... という経緯でした。
また こういう経験で 国産の良き点、また ドカ等 外車の良き点を各 再認識するという狙いもあります。世の中でよく議論している やれ「国産エライ」だ「ドカはスゴイだ」 やこれがダメ、あれは面白くない...... そんな事は各個人の見解で置いておくことにして(tetsuには全くそんな事は興味ありません) お客様に違った方向性のお話もできればというものもあります。
やはり 「自分で走らせて知る」が最短な手法だと思いますので。
車体選定理由はいたって簡単。形、メーカー等は度外視で ①国産ということ②スーパースポーツでないこと③アップハンドルであること④そこそこ車重が軽いこと⑤カウル装着のこと⑥エンジン素性がそこそこいいこと⑦インジェクション ってところでしたかね。特に ①~③は tetsu個人的趣向ですとオンロードバイクでの選択肢に入らない部分でもあるのですね。あ、あと 現行モデルで色々装着されているギミック(トラコン、ABS、パワー切り替え等)も今回は特に必要としてないので それもない車両で FZ1に白羽の矢が刺さったってことで(笑) オールラウンドでの使用目的なので かなり合ってると思いますが。
面白かったのは 仕入れて 約1か月 お店の外に展示しておりましたが 誰一人 ウチに来る常連さんで 「あれ~、珍しい車両ありますね~」的に聞いてきた人がいなかったってこと(苦笑)
「いや~、相変わらず ドカばっかりだね~!」とはよく言われるのですが....(その通りなので最近は受け止めてます)4気筒の在庫なんて置いたことないので お客様お預かり車と思っていたのか......(苦笑)
それくらい 存在感ないFAZERくんがちょっと可哀そうでした。ま、伊東二輪号はフルノーマルなしかも真っ白ボディですからね。そんな存在感薄な車両ですが イタリアン2気筒とは違った方向性での「日本の文化」をツーリングという良い機会で検証しますです。

ということで本題に戻り 足柄PAを目指します。

後編に続く