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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

久々に復帰させようかと

3年ほど乗ってませんでした車両。
また最近 大原親分の 『乗れるときに乗れ!』が頭の中で巡って来まして ヤル気がでました(笑)。



近々で久しぶりに復帰させようかと目論み中。

先日 以前から手直ししたかった箇所は修正完了したので あとはタイヤと小整備のみ。
タイヤは851から移植かな(苦笑)。

ま、一部のみなさま そのうち走りますよ(笑)。


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1098S タイヤ交換

先日 林道部員 長谷Gさん ご依頼の ドカの1098S 納車前整備の一環です。


タイヤは新品交換です。
車両仕入れ時 タイヤは 溝は十分あって車検も大丈夫なレベルでしたが 2017年製で 経年経っている事もあり気持ちよく乗るなら交換推奨にて 本人意向で交換となりました。

本人 あまり飛ばさない方と言いつつ tetsuのオススメもあったのと本人の乗って気持ち良さ優先というのもあり ハイグリップタイヤで行くことに。

一般スポーツタイヤより タイヤ代が高額になってしまいますが、乗車時の感動(特にワインディング)は 価格以上はありますので tetsu的には 趣味でバイク乗る人ほど 公道ハイグリップタイヤはお勧めです。
現代のは冷間時グリップ、ウェット性能も昔とは比べ物にならないくらいものすごくいいですから。
因みに たまに勘違いしている方もいますが サーキットがメインで使えるようなタイヤは(ピレリのスーパーコルサとか ミシュラン パワーカップ等)一般公道では今一性能ですので要注意ですよ。

話は元に戻りまして、長谷Gさん 当初 tetsuとのディスカッションの結果 ピレリの ロッソ4コルサ希望でしたが 9月に入り ミシュランのパワーGP2が キャンペーンとなりロッソ4コルサより安く買えるので そちらにスイッチ。ま、どっち入れても 性能自体は同レベルです。
タイヤの方向性の違いで 乗り味が違いますね。ただこれも乗り比べないと解らない。
どっちも長所があるので tetsu的には 好きなメーカー、入れたいメーカー、値段の安さ それぞれで選ぶでいいと思います。


それにしても毎回1098系のリヤホイールのセンターナットは 締め付けが硬いのですが(指定締め付けトルクが高いので)今回はマジで 外れないかと思うくらい締め付けられていた印象。
手持ちの インパクトの最強数打でも 当初ビクともしませんでしたから(汗)。
ま、それでも地道にやって外せましたので 問題なかったですが。

前後新品タイヤは気持ちいいですよ~。
でも もう少し涼しくならないと 運ちゃんは地獄の暑さ、ドカのSBKにはちょっとでも低速走行を強いられると エンジンには 過酷過ぎる暑さなので もう少し季節が変わるまで待ちましょうね。

今だにたまにある.....

ウチのお客様の ヤマハ JOG FI以降の車両です。
ご近所の足で乗られてますが ここ最近 突然エンジンストップして再始動できないことがあるとのこと。ただ しばらく休ませると 再始動してなにごともなく走れるとの情報。

断定できませんが ヤマハの FIのJOG、VINO系に多いのは以前から定期的にこの症状で泣かされるのは 燃料ポンプ故障ですね。

初期モデルなんて 燃料ポンプに二回リコールが入っても 尚他のメーカーよりは壊れますので..... 根本的なにかが弱いのでしょうね.....

お客さんに エンジンストップからの再始動時に 燃料ポンプの音がしているか確認しましたがその時は焦っていたのもあり確認してなかったとのこと。

そのまま検証で乗っておりましたが 先日 伊東二輪よりすぐ近所で同様の状況になり 暑い中 押してこられました。
この時点でtetsu キーオンで確認、やはり燃料ポンプの起動音がしませんでした。
ほぼ断定的です。

一応 ポンプ下部のカプラまで電源来ているか確認、問題ないので 燃料ポンプ交換です。



原付は特に燃料タンクが小さいので 燃料が少なくなってきたときは この暑い時期では ポンプ自体に負荷かかりますよね。
ましてやここ最近の35度を超える暑さで野外 直射日光放置してる場合 燃料タンク内の温度はハンパないでしょうから 尚更 ポンプはガソリンに漬けておきたいイメージです。

大型バイクでも基本 燃料ポンプはインタンク方式ですので 暑い時期は特に燃料は常時 タンク半分以上は入れておくのがいいと思います。

おそらく この暑さで壊れる物も燃料ポンプに限らず きっと昔より多くなってきているはずです。
今年は これ以外でも この夏の猛暑日連続のせいか バイク屋人生では無かったような修理案件が立て続けに来ましたしね.....

プラグのギャップ

先日エンジン不調という案件でお預かりした ホンダ エイプ100さん。

一年半ほど 放置していたのを久しぶりに始動させてから 低回転時が安定しないことで悩まされていると。

見て見ると 始動性はそれほど悪くないですが アイドリングがおぼつかないのと低回転からの吹け上りもおかしいですね。

オーナー本人が 放置から復帰時に プラグとエアクリーナは新品交換したとのこと。

 放置歴からもキャブレターの汚れ等はまずは疑いますので まずはキャブレターは清掃となります。

キャブのガスケット類が新品来て キャブレター開けましたが 汚れてはいましたが放置歴での汚れというほどではない感じ。放置特有のガソリン劣化跡もなかったですね。
一応 ジェット類は全て外して 清掃、エアブローにて組み込み。

再度エンジン始動させてみると バラす前よりはマシな程度であまり状況が変わらない感じ。

感覚的に低回転でカブっている感じ。
この時にプラグの焼け具合を見て見ようと 外した時に発覚しました.....


プラグギャップがほぼないことに(汗汗)

よく点火できてましたよ......

オーナーさん新品に交換したって言ってましたが確かに新品から間もないプラグの様相でしたが まさかの先端ギャップがほぼないとは.....

おそらくオーナーさんが新品プラグを装着時に一度落とされたのではないかと推測します。
その時に運悪く ギャップが潰れてしまったのでしょう。

当該プラグのギャップを正規な幅に戻して再装着始動させてみましたが 不正爆発を繰り替えしたことで碍子が真っ黒になっていて燃焼を上手く出来ない模様だったので 新品に再度交換。

無事 アイドリングも安定、低回転の吹けも戻りました。

プラグの電極ギャップ、狭すぎも開きすぎもよくないですがどちらかというと開きすぎの方が普通には点火できるでしょう。
今回先端が潰れ切ってなかったのが 原因を分かりづらくする要因でした。
隙間ゼロなら点火できなく始動不能になるのでもう少し早く原因解ったでしょうね。

お客さんが触った箇所でも tetsuの手を出してないところは 疑う事は昔から鉄則なんですというのを思い出した一例でした。

何故にこんなにサビる.....

先日 診た スズキ アドレスV125さん。
アクセル開けていても エンジンの力が出ないという案件でのご相談。

ご来店してエンジン始動させて瞬時に『なんじゃこりゃ?!』って思ったのが 異様なアクセルの重さ。しかも アクセルが全開から3分の一くらいしか開けられない(謎)。


明らかにアクセルのなにかのシステムがおかしいのは確かです。
が、本人はアクセルが重いのは以前からだと主張。

しかしどう考えても アクセルが開かない⇒エンジン回転上がらない⇒スピード出ない=坂道登らない の図式なので 一旦お預かりにてバラして検証することに。


そして原因はすぐに判明。
なんと スロットルコーンが回るハンドル本体部分が恐ろしくサビていたのです(汗汗)。


長年バイク屋やってますが ここまでサビてしまったハンドルも初めて見ました。

当初 アクセルワイヤーがダメかと思いましたが そちらは全然OK。
ということでここを耐水ペーパーである程度キレイにして グリスまみれにして再組み込み。
一応 綺麗に開いて自力で閉じるようになりました。

当該車両は社外グリップ装着されてましたが ウチの他のお客さんのでも社外グリップいますがこんなサビたことはないですので 車両前歴でどこかで水が溜まってしまってこんなにサビてしまったのでしょう。
こんな事もあるのですね~。