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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

アドレスV50 ホイールベアリング

スズキ アドレスV50のお客様。

急に 前ブレーキが効かなくなったとのことで修理依頼。
一カ月ほど前に 個人売買で入手したとのこと....
この時点で信用できません。
全部が全部ではないでしょうが、長年の経験上 tetsu個人的な見解です。

この車両、前後ドラムブレーキですが見たところ ワイヤーの動きもしてますし、シューの残量もまだありそうですが 調整をキツ目にしていくと ホイールがひきずりますね。

と前輪を手で触っていて 異常に気が付きました。

ホイールベアリングがダメです。
しかも 感覚的に 2個あるうちの一個は粉砕しているであろう ガタ。
よく走れていたくらいな感じです。

ホイール外して ピンポン。

ブレーキ側のベアリングは写真の通り 内部のボールがほぼ無くなっているくらい粉砕してました(汗)。



反対側も風前の灯的で ギリセーフで修理となり良かったです。


っていうか こうなる前に前輪がブレて真っすぐ走るのも怖かったはずなのですがね.....

新品はこれこの通り 綺麗なボールベアリングが並んでいるのですよ。


これくらいで済んで良かった案件でしたが おそらく 購入時に既にダメだったと推測できます。
個人売買で買うのは 自己責任ですが 物の判断がつかないなら辞めとくのが吉とtetsuは思いますが......

ともあれ ひとまず交換で修理完了できただけ良かったかと。
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CBR250RR

先日 ウチの常連さんご紹介からの ご依頼車。
ホンダ CBR250RR の中古車 納車の図です。



昭和の方々だと CBR250RRと聞くと 1988年~1990年代の レーサーレプリカという言葉がまだ旬な頃の車体を想像してしまうのも無理ありませんが 当該車両は 現代車両の方。

なので直列4気筒ではなく直列2気筒(敢えて直列と言ってます)。
フレームもアルミツインスパーではなく スチールトレリスとなっており 名称だけ引き継いだ 全くの別物であります。


型式で MC51ですね。当該車両は 2019年式ですが現行もさほど外観は変わってません。
この型は エヴァンゲリオン色が強い デザインだとtetsuは個人的に感じております。

あと 個人的な感想ですが 現行 CBR250RRは『脱いだらスゴインです』(笑)。

整備でカウル外した姿がコチラ。



鋼管トレリスフレームがなかなかどうして 美しい形状をしていると思います。
ドカの916系が脱いだ状態同様 こっちも カッコいいかも(笑)。

ま、脱いだ姿が性能を左右するわけではないですがね(笑)

整備性も意外と良くてなかなか良い車両でしたね。

(再度) バイクの盗難には最大限ご注意を!!

先日から更に お客さん 2台 アドレスV125盗まれました。

あまりにも近々で多いので 他所を調べて見たところ 全国的に 車種問わず 盗難案件は増加傾向だそうです。

足立区のHPにこんな内容も

https://www.city.adachi.tokyo.jp/kikikanri/bosai/bohan/20250903_motorcycle.html

今年 大阪方面では4月頃に 合わせて 約120台の ホンダ クロスカブ110が盗難に遭っているそう。
ハンドルロックは勿論、チェーン・U字ロックをしてあっても その場で壊して 盗難されているよう。
盗難の一部始終の映像では チェーンロックを切断する場面まで写っているようなので 相当な手持ちの工具と手口です。

特に 『自宅敷地内』にて盗難に遭うのが圧倒的に多いそうです。
ですので 自宅敷地内だから安心と思わぬことです。

ここ世田谷界隈でも 他でも盗難件数が多いようなので もしかすると 組織的なものが 下っ端にバイト感覚で盗ませている可能性を感じます。

どちらにしろ 引き続き 最大限の防犯対応でお願いいたします。

ハンドルロック、シャッターキーだけでは意味をなさないという事も判明しております。
その場で20分ほどかけてでもロックを外して直結して乗って行く様が防犯カメラに写っていたそうなので.....

面倒な世の中になってしまいました....

最低限 チェーン・U字ロック を複数装着。
他 防犯グッズ 多用でお願いいたします!

以上 盗難対策情報でした。

MT07 って

ウチの唯一の ヤマハ MT07 初期モデル のお客様。

車検入庫で 今回 前後タイヤ他 色々と整備も入りましたが 日々の通勤車なのでしょうがない。



以前 CB750乗っていて部品が出ずに修理不能になり 乗り換えとなった際、今の MT07を選びましたが CB750以上に乗りやすい車両で本人も当初から 気に入っております。

並列4気筒と2気筒の違いはあるけど それ以上に 車体のコンパクトさや軽さでの日常の取り回しのしやすさが高評価ですね。
これは tetsuも同意見です。

また個人的にですが 必要最低限の装備でまとめられている点。
整備性の良さも輝るものがあります。
初期型は ABSアリ、ナシも選べるのも良かったですね。当該車両はナシです。
自分も選ぶならナシですね。

ここ10年出ている色々な車両では 形云々等を抜きにしたら かなりのオールラウンダーで使用できる車体だと思います。

なんならコンビニくらいいくのも億劫ではないですよ(笑)。
セローの大型版とは言いすぎですが tetsuが所有していたら そんな感じで使えるでしょうね。

程よい個体があったら ウチの大型の代車にしたいくらいですわ(笑)。

という個人的 褒めちぎった MT07のお話でした。

ゼッケン21番を貼りかえる風景

なんのこっちゃな表題でしょうが 一部のマニアな方々はこの写真を見てくれると理解できるでしょう(苦笑)。



何している図かというと.....

先日 ドカの998Sベイリス所有の西Dさんが 約一年越しの重い腰を上げて 自身の車両のテールカウルの 一部剥がれかかっていた ゼッケン『21』を新品デカールに貼り換えました。

2001年の世界スーパーバイク選手権のチャンピオンマシンを記念しての 2002年に世界限定400台で販売された 998Sベイリス レプリカ。
外観デザインは ほぼ当時のワークス車両のよう。
そして チャンピオンライダー トロイ・ベイリス がこの時装着していたゼッケン番号が 『21』というところから このゼッケン番号が新車から貼られているわけなのです。

今見ても カッコイイですよ。

これと ウチのasaP ベンボストロムレプリカ号と並べると 一層 カッコいいですよ(笑)。


 元々 スポンサーロゴ含め 各所がデカール貼り付けとなっている仕様ですが 喜ばしいのが 、新車販売時から 23年経っている今でも この各デカール、DUCATI純正パーツとして発注できるところです!
いや~ スバラシイ!!

これは国産車ではあまり考えられないことですからね~。
23年経っていたら 普通の部品も結構ないのが当たり前な現実なので.....

で、 23年の月日ですし 飾ってある車両ではありませんので 経年の影響でどうしても各部 剥がれてきているのは否めません。
その中で やはり テールカウルのゼッケン21が剥がれかかっているのは 目立つので 一早く貼り換えたいと思うのは当然でした。しかも新品手に入るのだし。

ということで 以前から西Dさんも気にしていた テールカウルのゼッケン21の一部剥がれを新品デカールに貼り換えたく、実は 約一年前に発注してデカールは在庫もありすぐに入荷してました。
こういうデカール貼りは 基本整備とは無関係なので よほど頼まれない限り tetsuはやりません。
不得意なので(苦笑)。それもあってなのか.....
部品代金もすぐにいただきましたが 何故か 『伊東さん、一時預かっていてください』ということでしばし預かっておくのかと思ったら もう一年経ったので 先日オイル交換で来店した際に tetsuから発信。
『西Dさん! いつゼッケン貼りかえるんですか?!』
と言ったら
「あ、そろそろ貼り換えようかと言おうと思ってました」
というお返事だったので その場でやってもらいました(笑)。

若干懸念していたエア噛みもありましたが 全体的には綺麗に貼れて 本人も満足な状況の写真ということでした。

こうなると 他の細かいデカールも貼り換えたくなりますね。