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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

アドレスV100 インシュレータ~リードバルブ交換 其の一

近くの有名酒店 「かごや」さんの方が長らく乗られているV100。仕事で使用中に突然 全開でも 50キロも出なくなったということで入庫。既にその時点でエンジン始動させると 妙に吸気音がウルサイです。十中八九 エアクリーナBOXよりキャブに繋がっている インシュレータに穴が開いています。しかし それにしてもうるさすぎるのが 気になりましたが......



エアBOX外して ビックリ!!(@_@)
あるべきインシュレータが粉砕してありません。かろうじて キャブのベンチュリ外周に残っているのみ。この部分は 経年劣化で必ず切れたり、穴が開いている物がありますので在庫で一個はもっています。

新品と粉砕物の写真。


で、粉砕した破片がキャブ側に吸われている可能性はあります。通常走行時に突然不調となったらしいので。とはいえ エアクリーナが粉砕して吸われてしまうのと同じで 運よく本当にバラバラになって吸われていれば そのまま排気されてしまうので実際 問題はないのですが、大物状態で吸われてしまっていると問題が出ます。

仮組してエンジン始動させて問題はありませんでしたが しばらく走行後 途端にアイドリングができなくなってきました、更に 始動性も悪いです。キャブからの吹き替えしも多いので 吸気側でなにか起こってそうです。キャブは先に一度バラしてますので問題ないはずです。がそれも含めて 再度点検がてら この先まで外してみます。


其の二に続く


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プライベート林道中 to いわき Part2

林道走っていて物を落としてはいけませんが、K川くんはその昔も お昼用の おにぎりを落とした経緯があります。で、今回も落としました。おにぎり二つにウーロン茶。さらに その後 渡くんも飲み物落としました。林道戻っている最中に K川くんの落とし物は随時発見されましたが(笑) ......







 ここから廃道探索です。っていうか ツーリングマップルでは 「大荒れ、ダート3.2km」としか書いてませんでしたが 大荒れではなくて 一言 「廃道」でしょう......出たところでピクニックタイムです。








午後も元気に走りぬけ 帰路に。


帰りのガススタで見た 判断に困る看板ですが......


PM8時30分 練馬大泉到着! お疲れ様でした~。解散!!


tetsuのメーター上 総走行距離 560km。有意義なプライベート林道中でした。

プライベート林道中 to いわき Part1

水曜日に久しぶりにプライベートで林道中行きました。の様子です。自分本位なので 行きたいところ行きました。10数年ぶりに 福島県いわき方面です。日帰りでも距離もありますので ガッツのある人しか連れていけないのですが 今回は 休みが取れた他3人での計 4人です。tetsuは久しぶりの(今年初)CRMARです。先月納めて K川くんKTM690EDRにその 後輩 渡くん KLX250。なんと彼は まだ免許をとって2か月弱、でもオフ車に乗るために中型免許を取得したのでガッツあります。で、最近成長著しい 厚木在住 ササくん。 写真で雰囲気お楽しみください。











果敢に攻めて コースアウトしました。ま、ライダーも怪我無く バイクもほぼ無傷でしたので。先に進みます!

Part2へ

久しぶりに悩まされた999さん......其の三

で、そのカチカチリレーの主は 燃料ポンプリレーでした。この状態のままメインキー入れると メーター動作表示が 本当におかしいです。そのまま見てると メーターが壊れたんじゃない?と思えるほど..... リレーのみを外すと メーター表示自体は正常に戻ることも確認しました。
問題は なぜ今までの起こっていなかった 燃料ポンプリレーの誤動作になっているのか.....
手持ちのテスト用リレーに交換しても同じです。
リレー配管でなにか起こってます。
疑わしいのは 燃料ポンプ本体です。


こうなると お立ち台に乗ってもらうことになります(中、長期戦車両はここに乗ります....)

999は先にも述べたように全体システムを動かすのに ECUとのCAN通信にて動作させてます。全てはECUが命令を下すのですが、その命令に対した 返答が戻ってこないと エラーと判断します。
しかし 現在なっている状況で エラーコードを見に行くと リレーカチカチ状態ですと 「燃料ポンプリレー不良」となり、リレーを外して見てみると 「CAN通信回線不良」というエラーとなり それだけでは故障個所は特定できない現状になります。

なので結局ここからは経験と知識と判断力で解き明かしていくようです。ということで 疑わしいのは 燃料ポンプ本体ですね。燃料ポンプ配線を抜くとリレーのカチカチは収まるので(ただし この配線抜くと キーONで最初からFIエラー表示となります)。配線をチェックしてみると 燃料ポンプ内でショートしていると断定。この事により リレーが高速カチカチ状態になっていたのです。一応 検証のため 別のテストできる燃料ポンプ配管を仮組して車体に繋げてみたところ キーONから燃料ポンプも動作しますし、メーター表示も正常です。10回ほど繰り返して100発OKですので ほぼ 燃料ポンプが 当初からの不具合の元凶だったようです。

純正状態で修理すると ポンプベースから丸ごと交換しないといけないのですが そうすると 10数万円はかかってしまいますので 他の部分が使える事もあり イギリス製の社外燃料ポンプ(圧送力同量の物)を使用します。これなら燃料ポンプ代だけで済み 大幅に安くなりますので。
ということで 2週間ほどで部品が来て組み上げます。


タンク外して 下部に見えるのが 999の燃料ポンプユニット。996なんかも同じ感じです。



で、取り外したポンプユニット。


ポンプ交換ついでに 燃料フィルター(これは部品単体で出ます)も交換しておきましょう。
後は バタバタと組み上げて 始動!! 気持ちよくエンジンかかり 90度くらいまで水温あげても問題ありません。最後に試走して 終了。バッテリーはバッテリーで経年劣化が見受けられましたので そちらも新品交換。ついでに 本人さんが気にしていた 左カウルのヒビ割れも悪化しないように細工して 無事全て完了。最初から 一気に燃料ポンプが壊れていてくれれば分かりやすかったのですが 全てが同じように壊れるのではないのが 工業製品です。Yuzawaさま お待たせして申し訳ありませんでした。また元気に乗って行ってくださいね。

久しぶりに悩まされた999さん......其の二

お店から出ていって 300Mほどで 急にエンジンの調子が悪くなり エンストしたと.....とりあえず 申し訳ないですがお店まで自力で押してきてもらう事に...... 「??なにか違う原因がある?」
数分もしないうちに 押して来ました。エンジン始動させてみますと かかりますがなにか 不正爆発というか 1.5気筒な感じで 回転上昇にも引っかかりがありたまに マフラーからアフターファイヤーします。どんどん悪化する感じだったので そのまま入院という事に。
他の作業があったのですぐにには見れませんでしたが、翌日に手があいたので みて診ました。こういう症状はじっくり見れる時間帯でないと落ち着いてみれないので。

まずは もう一度始動させてみます。すんなりかかりました。そこから水温計を見ながら 暖気してみます。水温45度くらいのところまでは普通だったのですが 50度を超える辺りからたまに息つく症状が出ます。そこでアクセルを開けてみましたら 前日に見たのと同じ状態になります。やはり アフターファイヤーもしてきます。やはりなにかが車体側で起こってます。しかも 現状の検証だと厄介な 電気系統のような...... でも 燃料系統でもあるような.....


999はある程度のエラーは本体メーターで診れます。が この段階でみて診ても エラーコードが出ませんでした。完璧になにかが起こって状態のままでないとエラーコードは出ませんので。ということで まずはセオリー通り 配線周りチェックです。999はバッテリーBOXの裏にECU始めレギュレーターや燃料ポンプリレーといった物が集約装備されております。この部分にアクセスするのが少し大変でもあります。バッテリーBOXを手前に浮かして、裏側のヒートプロテクター(アルミの軟板)を小さな木ネジ緩めて外さないと見れません。しかもこの部分.....不用意にバラバラにすると元に収納装着するのが困難になるっていうもの......

  
慎重にバラシつつ 配線の異常やカプラの状態を見てみますが 経年のヤレはありますが 大きなダメージとなっている部分は見受けられませんね。先ほどの検証では水温上昇と関係しているように見えますので そこらのセンサー類の可能性もあります。それらの変動で 燃料噴射量も変化させてますので。伊東二輪テスターを装着させて 見れる範囲の 電装品チェックをしてみますが IGコイル、インジェクター、スロットルポジションセンサー、燃料ポンプと異常はないようです......が それにエラーコードの履歴もない......う=む。

症状的には 燃料を圧送できなくなっている風に見受けられるのですがね.....燃料圧力レギュレータが壊れたかな?というのが この段階での一番の有力故障個所なのですが.......

配線図ともにらめっこして 点火系統と燃料系統の作動概略を見直して やはり 次に見るのは燃料系統周りかな......と考えながら 再チェックした検証のため バッテリーBOX等を仮止め(タイラップでぶら下げた状態)して 再始動検証....... としようとしましたら メインキー入れたと同時に どこかのリレーが「カチカチカチ」と高速で反応するではないですか!! 

「え?なになに?なにが起こってるの~?」 とまたも迷宮に入っていったのです......

其の三に続く.......