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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

ツーリング内容 一部変更のお知らせ

22日の伊東二輪ツーリングの内容に変更がありますので参加予定の方は目を通してください。

行先を変更します。

富士山一周は、当日 この方面にて大きなイベントがあるという情報を本日入手しましたので 今回こちらの方面に向かうのは止めます。

一応 「奥多摩方面~塩山~その時の場合によるルート」的な ルートに変更いたします。
まだ本日決定したことなので、細かいルートは考えてませんが 台数も多くない予定なのでどうにかなると思います。皆様 ご協力お願いいたします。
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たまには自分のも.....


我が愛機、996Rくん いい加減交換時期を逸していて から2年(汗)。いい加減 タイミングベルト変えますの図+α 全体整備です。レーサー仕様から引退させて早 8年。その時のままのタイミングベルトで来ていましたので......流石に ヤバさ1000倍な感じです。
今週末 22日のツーリングもありますので......
お店閉店後に12時近くまで ここ二日やってますが、まだまだ見るとこありすぎです。トラスト時代に無理させ過ぎました......反省です。その分 十分整備してやって リフレッシュしてやります。

XL230 フロントフォークオイル漏れ


最近よくお立ちよりいただく AZUくんのXL230くん。カブでも林道などに行ってしまう 最近にしては強者な若者ライダーさんで今年 初めに他店ですが入手した車両です。一人で林道に行くのなら、やはり自分でパンク修理くらいはできないと....というのがtetsuの持論です。AZUくん話を聞いたら、カブは一回教えて貰ったことがありできるとのこと。だったので先月XL230の前後タイヤ交換の依頼の際にタイヤの脱着の仕方、チューブの入れ方等を実戦で教えました。その際、左フロントフォークが少しオイル滲んでいるかな~という感じなのを本人が気にしていました。購入時からのようなのと、摺動部のインナーチューブにこの手の車両でお決まりの「点サビ」がありました。まだ軽度なものでしたがいずれダダ漏れになると思われましたが、その時は予算の兼ね合いもありもうしばらく様子見でということにしておりましたが、5月の連休中の使用中に漏れが一段とひどくなってきたとのこと。一度ご来店して診せてもらったら、もうかなりダストシールの周りから漏れております。もうこうなったら即交換ですね。しかも、ドラムブレーキ側なので尚更です。
ダストシールを外したらこんな洪水状態でした......

バラしたついでに、摺動部の点サビも出来るだけ 摺動部をキズつけないように表面の凸凹がなくなるくらいまでは取り除きました。これをやっておかなければ、新品のシールを入れてもすぐに漏れてきてしまいますので。しかしこれもしばらくの延命のようなもので、いずれはインナーチューブ交換or再メッキ補修が望ましいですね。
当該車両に限らず、似たような車両(スズキ グラストラッカー、ホンダ FTR223、ヤマハTW225、カワサキ250TR 等)は販売時にコストを抑える意味もあったのか 全車 フロントフォークのメッキに限らず、他の部分のメッキも弱いです。特にフォークに関しては、動かしてない歴が長いほど確実にメッキ剥離を起こしてきます。また、乗りっぱなしでなにもケア(汚れを拭いてあげたり、なにかワックスを塗るなど)していない車両も顕著ですね。
どんな車両も長く 調子良く乗りたいなら、乗り手さんの適度なケアを心がけるようおススメします。
XLオーナーのAZUくんも これからはなるべくケアをしていくとのことです。まぁ彼のカブも稼働状態からしたら(キャンプなども行くらしい)非常にキレイなので、XLも大丈夫でしょう!元気に林道、キャンプと行って欲しいものです。

Dio いざ八丈島へ!


本日、伊東二輪より八丈島へ旅立っていった Dioくんです。先月中旬にGooBikeのサイトより見積もり依頼から購入していただいた 八丈島の若者の方の元へ。
トラスト時代より近郊以外でも 北は北海道、南は鹿児島まで様々な車両を様々な地域の方に購入いただきましたが、離島は初めてでした。
知らない人も多いかと思いますが、八丈島の大きさは丁度 山手線の内側部分とほぼ同じ面積だそうです。Cランクの活火山とのことで 道もアップダウンやカーブが多い模様ですので、原動機付車両は活躍しそうですね。
「塩害」は避けられないのでしょうが、地元の敏腕整備士さんに託し 元気に乗っていってもらいたいものです。

ムルティストラーダ1000DS あれやこれや 其の2

で、まずはタイミングベルトです。ムルティはそのフレームワーク、シート面の絶妙な位置も考えているのか、タイベルカバーを取り外すのも楽で、タイベル出現までそう時間はいりません。
問題のタイベルですが....一度はなにかされたのだろうか....?でも ゆるゆるです。

いつぞやのM400さんの事を思い出します(怖!)経年のゴム劣化もめだちます。なにより外して「ナニ?」と思ってしまったのが、前後ともタイベルの組み込む方向が逆でしたこと。通常こういったベルト類は方向が決められていない場合、整備上 一般的には表面に書いてある文字を手前に読めるように組むというのがセオリーなのですが.....当該車両はどちらも逆だったのです。「逆だってだいじょうぶだよ!」って言う人もいますが、そういう問題ではないです。以前にDIYな方がやったのでしたら、まだしも 一応はドカを取り扱うショップから出てきておりますので。新車からだとすると、新車納車整備時に見落としということなのでしょうが......こういった時も ユーザー車検が仇となりますね。新品タイベル交換しました。
次に問題の「ウルサイ」クラッチ周り。こちらは入庫時に一度クラッチカバーだけ開けて、内部確認して アウターバスケット、クラッチ一式交換と決定しておりました。

「ウルサイ」音の原因は予想通り、定期的クラッチ整備がなされていないことによる、クラッチアウターバスケットの摩耗部にクラッチプレートが当たる音でした。その部分の隙間があまりに大きくなりすぎて、打音が大きくなっていました。こちらも、一式交換しました。
ついでにその後 エンジン始動確認しているときに、妙なエンジン始動のクセといい、あまりにアイドリング部分~低回転までの安定しなく開けづらいエンジン鼓動が気に入らなかったので、スロットルボディのアイドルバイパススクリューを見てみると なぜかフロントシリンダー側はぼ全閉になっているではありませんか。
タイベルを交換の際、上死点を出すためにクランクをスムーズに回せるために、前後の点火プラグを取り外した際に、フロントバンクとリヤバンクのプラグの焼け具合があまりに違うので不思議だったことが、これで判明です。なぜ、そこまでバイパススクリューを絞っていたのか不明ですが、それで調子いいわけがありません。通常 最低でも 1回転開け~の調整がなされているのですが、排気ガスとの兼ね合いで大体 絞り気味にしてアイドリングも比較的低い回転数でアイドリングさせている車両が多いのですが、それでも 半回転以上は開けてのセットのはずなのですが。
調整し直してからはエンジン始動もスムーズになり、その後のエンジン安定も全然早くなりました。アクセルレスポンスも変な振動がなくなり開けやすくなりました。この部分のセッティングが薄目に出来ると街乗りの車体の場合、スムーズなスロットルオープンができるようになり不必要な車体の過度な動きもなくなり いい感じになります。(あくまでtetsu主観)ちなみに、ドッカンレスポンスが好きな人(キャブで言う、FCRのノーマルみたいなレスポンス)には物足りなさもあると思いますが.....
静かになったDSエンジンに、オーナー様も少し驚いた様子で 「おとなしくなっちゃって....」と言葉をかけておりました(笑)。今度は定期的にタイベル調整とクラッチ整備しましょうね。